JP2538157Y2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2538157Y2
JP2538157Y2 JP1990030157U JP3015790U JP2538157Y2 JP 2538157 Y2 JP2538157 Y2 JP 2538157Y2 JP 1990030157 U JP1990030157 U JP 1990030157U JP 3015790 U JP3015790 U JP 3015790U JP 2538157 Y2 JP2538157 Y2 JP 2538157Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、原稿の画像形成面を手動で摺動することに
より画像形成面上の画像を読み取るハンディスキャナな
どの画像入力装置や、この画像入力装置から入力された
画像信号を処理する装置などの画像処理装置に関するも
のである。
[従来の技術] 周知のように、パーソナルコンピュータやワードプロ
セッサ、OCR(文字読み取り装置)などの画像処理装置
では、原稿や帳票などに記載された画像を簡易に読み取
って利用するために、主走査方向の1ライン分だけの画
像を読み取るイメージセンサを設けたハンディスキャナ
本体を、原稿とうの画像形成面上で副走査方向に手動で
摺動することにより、画像形成面上に形成された画像を
2次元的に読み取り、読み取り画像をディジタル化して
画像利用装置に入力し得るようにしたハンディスキャナ
が広く利用されつつある。
このようなハンディスキャナにおいて、イメージセン
サから出力される画像信号をディジタル化するのはイメ
ージセンサの後段に設けた信号処理部によって行われて
いるが、この信号処理部におけるディジタル化方法とし
て、次の2つの方法が代表的に知られている。
すなわち、第1の方法は第6図に示すように、イメー
ジセンサ1から出力される画像信号VDをダイオード2を
介してコンデンサ3でサンプルホールドし、そのサンプ
ルホールド信号をバックアップ4を介して分圧器5に入
力し、この分圧器5で画像信号VDの白、黒レベルを判定
するための闘値Vthを得、この闘値Vthとイメージセンサ
1から出力される画像信号VDとを比較器6で比較するこ
とにより、Vth>VDの場合は黒、Vth<VDの場合は白を表
す表2値化画像信号VD0として出力するものである。
この方法によれば、例えば第7図(a)に示すような
画像信号VDが入力されたものと想定すると、コンデンサ
3にはこの画像信号VDのピーク値のエンベロープに追従
したサンプルホールド信号VDe(破線で図示)が得られ
るので、このサンプルホールド信号VDeを分圧器5で例
えば1/2に分圧すれば、画像信号VDのピーク値に追従し
て変化する闘値Vth=1/2・VDeが得られる。
そこで、この闘値Vthと画像信号VDとを比較器6で比較
することにより、第7図(b)に示すような2値化画像
信号VD0が得られる。従って、この方法によれば、原稿
の地色に応じて闘値Vthが自動的に追従するため、原稿
の地色に関係なく原稿画像を白と黒とに明瞭に2値化す
ることができる。
第2の方法は、第9図に示すようにイメージセンサ1
から出力される画像信号VDを複数ビットから成る画像デ
ータVDDに変換するAD変換器(ADC)7と、このADC7から
出力される画像データVDDを記憶するメモリ8と、この
メモリ8の記憶データをアナログ信号に変換してADC7の
基準電圧として出力するDA変換器(DAC)9とを設けて
おき、まず、原稿画像の読み取り開始前に白基準画像を
イメージセンサ1に読み取らせ、その白基準画像の明る
さに対応した画像データVDDをメモリ8に格納し、この
後に原稿画像をイメージセンサ1に読み取らせ、原稿画
像の画像信号VDを、DAC9から出力される白基準画像に対
応したアナログ電圧を基準とした複数ビットから成る画
像データ、すなわち多値の画像データVDDに変換して出
力する方法である。
この方法によれば、画像信号VDが多階調化されて出力
されるため、写真等の中間調を含んだ画像を読み取る場
合に適している。
従来のハンディスキャナは上記2種のディジタル化方
法のいずれか一方を用いて読み取り画像をディジタル化
して出力する構成がとられている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、この種のハンディスキャナを利用する画像
処理装置では、原稿画像や帳票を読み取る場合に限ら
ず、写真等の中間調を含む画像を読み取って所要の処理
を行う場合や、写真等の中間調画像と共に手書き文字等
の画像処理を読み取って所要の処理を行う場合が増加し
つつある。
しかしながら、第6図で示した構成のディジタル化方
法を採用したハンディスキャナでは、原稿に形成された
白,黒の画像は原稿の地色に関係なく明瞭に読み取るこ
とが出きる反面、原稿画像の一部に写真等の中間調画像
が混在している場合、この中間調画像を忠実に読み取る
ことができない。
すなわち、第8図に示すように、前半が白レベルで、
後半が灰レベルの画像を読み取る場合において、単に白
レベルのピーク値の1/2をディジタル化の闘値Vthに設定
したとすると、この闘値Vthのエンベロープが後半部分
で減少するため、同じ灰レベルであってもαで示す第3
四半期付近までは黒、それ以後のβで示す第4四半期付
近までは白と判定されてしまい、中間調を含む原稿画像
を忠実に読み取ることができないという問題がある。
逆に、第9図に示した構成のディジタル化方法を採用
したハンディスキャナでは、写真等の中間調画像を明瞭
に読み取ることができる反面、地色の暗い原稿に記載さ
れた文字等を読み取った場合、白の基準レベルが高いの
で、他の部分を含む全体が黒になり、文字等を判読でき
なく成るという問題がある。またこの方法では白基準画
像の読み取りを予め行わなければ、原稿の読み取り作業
を行うことができ、とりわけ初心者にとってはわずらわ
しいものである。
本考案はこのような事情に鑑みなされたものでその第
1の目的は、文字などの2値画像と写真などの中間調画
像の両方を高い再現性で読み取ることができる画像処理
装置を提供することにある。
また第2の目的は、画像信号をディジタル化する基準値
を自由に設定できるモードを備えながらも、このモード
により基準値を設定しなくても画像の入力が可能な画像
処理装置を得ることにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、まず、読み取り
対象画像からの光を光電変換素子で画像信号に変換し、
この画像信号を、設定された基準値に基づいて、AD変換
器によりディジタル化する画像処理装置において、 前記光電変換素子からの画像信号を受けそのピーク値
に追従した信号を前記基準値として作成する第1の基準
値設定手段と、 前記基準値を手動設定する第2の基準値設定手段であ
って、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器によ
りディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
基準値設定手段と、 2値化モード時には前記第1の基準値設定手段からの
基準信号を前記AD変換器に与え、また多値化モード時に
は前記第2の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを
2値化する比較器に入力し、また多値化モード時には前
記AD変換器からの画像データをそのまま出力させる第2
のスイッチと、 通常は2値化モードの方が多値化モードよりも優先し
て設定されるように構成したモード選択手段とを設ける
(請求項1)。
また、読み取り対象画像からの光を光電変換素子で画
像信号に変換し、この画像信号を、設定された基準値に
基づいて、AD変換器によりディジタル化する画像処理装
置において、 前記基準値を予め設定しておく第1の基準値設定手段
と、 前記基準値の設定作業を行う第2の基準値設定手段で
あって、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器に
よりディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
基準値設定手段と、 前記第1の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1位置と、前記第2の基準値設定手段か
らの基準信号を前記AD変換器に与える第2位置とに切り
換えられる第1のスイッチと、 2値化モード時には前記第1の基準値設定手段からの
基準信号を前記AD変換器に与え、また多値化モード時に
は前記第2の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを
2値化する比較器に入力し、また多値化モード時には前
記AD変換器からの画像データをそのまま出力させる第2
のスイッチと、 通常は2値化モードの方が多値化モードよりも優先し
て設定されるように構成したモード選択手段とを設けて
もよい(請求項2)。
更に、読み取り対象画像からの光を光電変換素子で画
像信号に変換し、この画像信号を、設定された基準値に
基づいて、AD変換器によりディジタル化する画像処理装
置において、 前記光電変換素子からの画像信号を受けそのピーク値
に追従した信号を前記基準値として作成する第1の基準
値設定手段と、 前記基準値の設定作業を行う第2の基準値設定手段で
あって、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器に
よりディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
基準値設定手段と、 前記第1の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1位置と、前記第2の基準値設定手段か
らの基準信号を前記AD変換器に与える第2位置とに切り
換えられる第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを
2値化する比較器に入力し、多値化モード時には前記AD
変換器からの画像データをそのまま出力させる第2のス
イッチと、 通常は、前記第1のスイッチを前記第1位置側としか
つ前記第2のスイッチを前記比較器側にして2値化モー
ドを優先するモード選択手段とを設けてもよい(請求項
3)。
上記請求項1,2又は3記載の画像処理装置において、
前記モード選択手段は、2値化モードを優先して設定
し、特定の命令入力又はスイッチ操作があったときにの
み多値化モードの設定にするように構成するとよい(請
求項4)。
また、上記請求項1,2又は3記載の画像処理装置にお
いて、前記画像処理装置をハンディスキャナとして構成
すると共に、前記モード選択手段には、読み取り対象画
像が写真であるか文字であるかを自動的に判定し、その
判定結果が写真である場合に2値化モードから多値化モ
ードにする文字/写真判定部を含ませた構成とすること
ができる(請求項5)。
[作用] 画像を読み取る場合、通常は、モード選択手段によっ
て、帳票や原稿等の文字画像を読み取るのに適した第1
の2値化モードが選択される。従って、読み取り画像の
ピーク値に追従して設定される基準値によって読み取り
画像信号を2値化され、初めて画像処理装置を扱うもの
であっても、あるレベルの読み取りが行われる。
一方、よりレベルの高い写真等の中間画像を読み取る
場合は、モード設定手段によって第2の多値化モードを
選択する。そして、第2の基準値設定手段により、予め
用意しておいた白基準画像を読み取り、AD変換器の基準
値を設定する。この後、読み取り対象の画像を読み取
る。すると、白基準画像のレベルに応じて設定された基
準値によって読み取り画像信号を多値化する。
[第1の実施例] 以下、本考案の第1の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。
〈構成〉 第1図〜第4図は、本考案にかかわる画像処理装置例
えばハンディスキャナを有する画像入力装置の一実施例
を示すもので、第1図は上面斜視図、第2図は底面斜視
図、第3図は側面透視図、第4図は制御回路のブロック
図である。
第1図に示すハンディスキャナ100は、第2図及び第
3図のように外装が下カバー116と上カバー103とで形成
され、できる限り幅広く画像を入力できると共に、握り
易くかつ操作し易いように、グリップ103Aの幅を狭く
し、頭部103Bの幅を広くしてある。
そして、下カバー116には第3図のように、読み取り
対象画像例えば原稿Pに接触するリブ120と、読み取り
口130(画像読み取り開口窓)と、この読み取り口130を
覆う透明のカバー160と、ローラ111を収納する円弧状の
遮蔽カバー106と、複数のリブ163とが設けられている。
上カバー103には、読み取り口130を通して原稿Pの状
態を見る覗き窓102と、この覗き窓102の後方周縁に形成
された遮光突起124とが設けられている。
覗き窓102は着色(スモーク)された透光性のガラス
やアクリルなどの合成樹脂110で覆われている。そし
て、覗き窓102から覗いた時、例えばローラ111を収納す
る円弧状の遮蔽カバー106の接線前方Aに見える位置を
読み取り基準位置にしてある。
このような形状のハンディスキャナ100は、原稿Pに
接触し、回転軸105を中心に回転するゴムなどにより形
成されたローラ111と、原稿Pに光を照射する光源、例
えば緑色光(赤色光などでもよい)を発するLEDアレイ1
07と、原稿からの光を反射する鏡などの反射板109と、
この反射板109からの光を入力して光を電気信号に変換
する画像入力部117と、読み取り開始ボタン104と、制御
基板127とを備えている。
ローラ111はLEDアレイ107と画像入力部117との間に設
けられ、反射板109と画像入力部117との間の光路Lより
低いと共に、LEDアレイ107と画像入力部117の入口とを
結ぶ直線より高く突出し、原稿面上にピントを結ばせる
と共に、原稿面に接触して、原稿面上の移動に共なって
回転するようになっている。
ローラ111の回転軸105には、第3図のようにギヤ129
が取り付けられ、ギヤ113,115を介してクロック板114を
ローラ111の回転につれて駆動するようになっている。
なお、クロック板114には、同心円周上に等間隔に複数
の穴が設けられ、フォトインタラプタにより回転量を検
出し、手動操作によって原稿上を摺動するハンディスキ
ャナ100の移動量を位置信号として捕らえられるように
なっている。
LEDアレイ107と反射板109は、第3図のように原稿P
に対して、例えば45度傾斜したフレーム108に取り付け
られている。
画像入力部117は、反射板109からの光を集光するレン
ズユニット118と、このレンズユニット118により集光さ
れた光を受光し、電気信号に変換する光電変換素子例え
ばCCD1(イメージセンサ)とを備えている。
読み取り開始ボタン104は、これを押すことにより、
クロック板115による位置信号が検出されるようにな
り、この位置信号に同期して読み取り口130から入力さ
れた原稿Pからの反射光が反射板109を介して画像入力
部117のCCD1に入力され、原稿P上の画像はCCD1によっ
て光電変換される。
このような構成のハンディスキャナ100は、第4図の
ようにイメージセンサ1で読み取った画像信号VDのディ
ジタル化出力を利用すると共に、読み取り対象画像を2
値化モードで読み取るか多値化モードで読み取るかを選
択するホストプロセッサ(またはホストコンピュータや
ワードプロセッサ)15にインターフェースボードを介し
て接続されるが、その制御回路はサンプルホールド回路
10と、黒レベルサンプリング回路11と、スイッチ16と、
スイッチ(第1のスイッチ)17と、イメージセンサ1か
ら出力される画像信号VDをディジタル化するAD変換器
(ADC)18と、多値化モードにおいて読み取った白基準
画像のデータを記憶しておくメモリ19と、このメモリ19
の記憶データをアナログ信号に変換するDA変換器(DA
C)20と、アンプ21と、電池22と、スイッチ(第2のス
イッチ)23と、2値化モードにおいてAD変換器18から出
力される画像データVDDを2値化する比較器24と、この
比較器24で2値化された画像データを8ビット1組にし
てホストプロセッサ15に入力するためのシフトレジスタ
25とを備えている。
上記サンプルホールド回路10は第1の基準値設定手段
を構成する。また、上記黒レベルサンプリング回路11、
AD変換器18、メモリ19及びDA変換器20は第2の基準値設
定手段を構成する。
サンプルホールド回路10はダイオード2,コンデンサ3,
バッファアンプ4を備え、イメージセンサ1から出力さ
れる画像信号VDのピーク値をサンプルホールドする。
黒レベルサンプリング回路11はスイッチ12,コンデン
サ13およびバッファアンプ14を備え、スイッチ12をオン
することにより、イメージセンサ1の中の複数の受光素
子のうち特定の受光素子から出力されている黒レベルの
画像信号をサンプルホールドする。
スイッチ16は2値化モードおよび多値化モードではA
側に、多値化モードにおける白基準画像の読み取り時は
B側にホストプロセッサ15によって切り換えられる。
スイッチ17は多値化モードの時はA側に、2値化モー
ドの時はB側にホストプロセッサ15によるモード選択手
段によって切り換えられる。
電池22は白基準画像を読み取る時にこの白基準画像の
基準となる白レベルを得るために黒レベルサンプリング
回路11の黒レベルサンプリング値に所定レベルを加算す
る。
スイッチ23はAD変換器18に対して画像信号VDをディジ
タル化するための基準値を与えるもので、2値化モード
の時はA側に、多値化モードの時はB側に、白基準画像
を読み取る時はC側にホストプロセッサ15によるモード
選択手段によって切り換えられる。
〈動作〉 (A)2値化モード 帳票や原稿Pの文字等を読み取る場合は2値化モード
が最適である。この場合には、ホストプロセッサ15にお
いてキーボード等から2値化モードを指令する命令を入
力する(但し、通常は優先的に2値化モードとなってい
る)。すると、ホストプロセッサ15はスイッチ16,23を
A側、スイッチ17をB側に切り換える制御信号を出力す
る。これにより、スイッチ16,23はA側に、スイッチ17
はB側に切り換わる。また、ホストプロセッサ15は比較
器24に対して2値化のための闘値Vthを入力する。
この状態でハンディスキャナ100を読み取り対象の原
稿Pの画像上で摺動すると、イメージセンサ1は原稿画
像からの反射光を1ライン単位で光電変換し、その光電
変換出力を画像信号VDとして出力する。この画像信号VD
はAD変換器18とサンプルホールド回路10に入力される。
サンプルホールド回路10は入力された画像信号VDのピー
ク値をサンプルホールドし、スイッチ23のA側入力端に
入力する。
この時、スイッチ23はA側に切り換えられているた
め、サンプルホールド回路10の出力信号はスイッチ23を
介してAD変換器18の白レベル基準値Vref(白)として出
力される。そこで、AD変換器18はこの白レベル基準値Vr
ef(白)を基準として画像信号VDを複数ビット(例えば
8ビット)から成る画像データVDDに変換する。この画
像データVDDはスイッチ16がA側に、スイッチ17がB側
に切り換えられているため、これらのスイッチ16,17を
介して比較器24に入力される。
すると、比較器24にはホストプロセッサ15から2値化
のための闘値Vthが予め与えられているため、比較器24
はVDD>Vthならば“白”、VDD<Vthならば“黒”の2値
化画像データVDD2を出力する。この2値化画像データVD
D2はシフトレジスタ25に入力され、8ビット分の2値化
画像データVDD2が揃った時点で1組となってホストプロ
セッサ15に読み込まれる。
すなわち、2値化モードでは原稿画像のピーク値に追
従する白レベル基準値Vref(白)を基準として画像信号
VDが8ビットの画像信号VDDに変換され、さらにこの画
像データVDDが比較器24によって2値化される。従っ
て、原稿Pの地色に応じて基準値Vref(白)が追従する
ため、原稿Pの地色に関係なく帳票等の画像を明瞭に読
み取ることができる。
(B)多値化モード 写真等の中間調画像を読み取る場合は多値化モードが
最適である。この場合には、モード選択手段として働く
ホストプロセッサ15においてキーボード等から多値化モ
ードを指令する命令を入力する。すると、ホストプロセ
ッサ15は、まず白基準画像を読み取らせるべくスイッチ
23をC側に、スイッチ16をB側に切り換える制御信号を
出力する。これにより、スイッチ23がC側に、スイッチ
16がB側に切り換わる。また、ホストプロセッサ15は黒
レベルサンプリング回路11のスイッチ12をオンさせる。
この状態でハンディスキャナ100を白基準画像の上に
置くと、イメージセンサ1は白基準画像の明るさに対応
したレベルの画像信号VDをAD変換器18に入力する。一
方、イメージセンサ1の特定の受光素子からは黒レベル
の画像信号が出力されるので、黒レベルサンプリング回
路11はこの黒レベルの画像信号をサンプルホールドし、
そのサンプルホールド信号を電池22のマイナス側電極に
加える。すると、電池22のプラス側電極には白基準画像
の基準となる白レベルの信号が得られる。この白レベル
の信号はスイッチ23を介してAD変換器18の白レベル基準
値Vref(白)としてAD変換器18に入力される。そこで、
AD変換器18はこの白レベル基準値Vref(白)を基準とし
て白基準画像の画像信号VDを8ビットの画像データVDD
に変換する。この白基準画像のデータVDDはメモリ19に
記憶される。
このようにして白基準画像の読み取りが終了したなら
ば、ホストプロセッサ15はスイッチ23を第2位置B側
に、スイッチ16および17をA側に切り換える。この状態
で読み取り対象の中間調画像の上で装置本体を摺動する
と、イメージセンサ1はその中間調画像の明るさに対応
したレベルの画像信号VDを1ライン単位で出力する。こ
の画像信号VDはAD変換器18に入力される。
この時、スイッチ23は第2位置B側に切り換えられて
いるため、AD変換器18の白レベル基準値Vref(白)とし
ては、メモリ19に格納された白基準画像のデータをDA変
換器20でアナログ値に変換した信号が入力されている。
このため、AD変換器18は白基準画像の明るさを基準とし
てイメージセンサ1から出力される画像信号VDを8ビッ
トの画像データVDDに変換する。この画像データVDDはス
イッチ16,17がそれぞれA側に切り換えられているた
め、これらのスイッチ16,17を通じてホストプロセッサ1
5にそのまま転送される。
すなわち、多値化モードでは白基準画像の明るさを基
準として画像信号VDが多値化されるので、写真等のよう
に灰色部分を多く含む中間調画像を明瞭に読み取ること
ができる。
この場合、スイッチ23を第1位置A側に切り換えてお
けば、読み取り対象画像の白レベルのピーク値に追従し
て白レベル基準値Vref(白)が設定されるため、全体が
暗い中間調画像である時にはスイッチ23を第1位置A側
に切り換えることにより、明るい感じの中間調画像のデ
ータVDDを得ることができる。
また、通常は2値化モードが優先して設定され、かつ
スイッチ17がA側に切り換えられている状態に設定し、
多値化モードの専用の動作状態はそのための特定の命令
が入力された時、あるいは特定のスイッチ操作が行われ
た時のみ設定するように構成しているので、汚れのない
適正な白基準画像がない時、あるいは白基準画像を読み
取る作業が面倒な時など、白基準画像が与えられない条
件でもある程度の明瞭さで中間調画像を読み取ることが
できる。また、文字等の2値画像についても多値化した
形で読み取ることができる。
〈実施例の効果〉 以上のことから明らかなように、本実施例によれば、
帳票等の文字画像および写真等の中間調画像の両方を明
瞭に読み取ることができる。従って、帳票,写真等の各
種の画像を混然一体で読み取って処理するシステムにお
いては極めて有用なものとなる。
[第2の実施例] 第5図は本考案の第2の実施例を示すブロック図であ
り、読み取り対象画像が写真であるか、文字であるかを
自動的に判定する文字/写真判定部26をモード選択手段
として新たに設け、この判定部26の判定結果によって2
値化モード及び多値化モードを自動的に選択するように
したものである。すなわち、図において、第4図と同一
部分は同一記号で表しているが、スイッチ23に代えてマ
ルチプレクサ23Aが設けられ、このマルチプレクサ23Aが
文字/写真判定部26の判定結果によってもA側,B側,C側
の入力の1つを選択し、さらにスイッチ17もA側,B側の
入力の1つを選択するように構成されている。
ここで、文字か写真かは、各画素の画像信号VDの微分
値によって容易に判定することができる。
従って、この実施例によれば、モードをその都度選択
することなく読み取り対象画像に最適なモードで読み取
りを行うことができ、写真の時にはスイッチ17がA側
に、文字の時にはB側に切り換えられるため、読み取り
範囲に文字と写真が混在している画像については単に多
値化モードで読み取った場合よりもホストプロセッサ15
に転送するデータ量が少なくなり、ホストプロセッサ15
での処理が簡単になるという利点がある。
[変形例] 以上この考案の2つの実施例について説明したが、こ
の考案は前記実施例に限定されるものではなく、例えば
次のような変形が可能である。
(1)第1の基準値設定手段は予め基準値をメモリに記
憶しておき、この基準値によりディジタル化するもので
も良い。
(2)第1の基準値設定手段は、単一の基準値またはデ
ィザマトリクスによる複数の基準値を設定するものであ
っても良い。
(3)第2の基準値設定手段は、基準値を記憶する記憶
手段の記憶内容を変更するものでも良い。
(4)前記実施例では2つのモードを設けたが、3つ以
上のモードを設け、いずれかを選択するようにしても良
い。
(5)第4図及び第5図の制御回路は、ハンディスキャ
ナ100に設けられていても良いし、インターフェースボ
ードに設けられていても良い。また、それぞれに分散し
て設けられていても良い。
[考案の効果] (1)読み取り対象画像からの光を光電変換素子で画像
信号に変換し、この画像信号を設定された基準値に基づ
いて、AD変換器によりディジタル化する画像処理装置に
おいて、 前記光電変換素子からの画像信号を受けそのピーク値
に追従した信号を前記基準値として作成する第1の基準
値設定手段と、 前記基準値を手動設定する第2の基準値設定手段であ
って、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器によ
りディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
基準値設定手段と、 2値化モード時には前記第1の基準値設定手段からの
基準信号を前記AD変換器に与え、また多値化モード時に
は前記第2の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを
2値化する比較器に入力し、また多値化モード時には前
記AD変換器からの画像データをそのまま出力させる第2
のスイッチと、 通常は2値化モードの方が多値化モードよりも優先し
て設定されるように構成したモード選択手段とを設けた
ので、 第1の2値化モードにおいては操作する人が基準値を
設定することなく画像を読み取ることができる。従って
第2の多値化モードの基準値を設定しなくても第1の2
値化モードで画像の入力を行うことができ、初めて操作
する人でも画像の読み取りを行うことができる。また、
第2の多値化モードが設けられているため、読み取り対
象画像の状態に応じた基準値を第2の基準値設定手段で
設定することにより、読み取り対象画像に最適なディジ
タル化が行える。
(2)読み取り対象画像からの光を光電変換素子で画像
信号に変換し、この画像信号を、設定された基準値に基
づいて、AD変換器によりディジタル化する画像処理装置
において、 前記基準値を予め設定しておく第1の基準値設定手段
と、 前記基準値の設定作業を行う第2の基準値設定手段で
あって、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器に
よりディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
基準値設定手段と、 前記第1の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1位置と、前記第2の基準値設定手段か
らの基準信号を前記AD変換器に与える第2位置とに切り
換えられる第1のスイッチと、 2値化モード時には前記第1の基準値設定手段からの
基準信号を前記AD変換器に与え、また多値化モード時に
は前記第2の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを
2値化する比較器に入力し、また多値化モード時には前
記AD変換器からの画像データをそのまま出力させる第2
のスイッチと、 通常は2値化モードの方が多値化モードよりも優先し
て設定されるように構成したモード選択手段とを設けた
ので、 上記(1)の場合と同様に、第2の多値化モードの基
準値を設定しなくても第1の2値化モードで画像の入力
を行うことができ、初めて操作する人でも画像の読み取
りを行うことができる。また、第2の多値化モードが設
けられているため、読み取り対象画像の状態に応じた基
準値を第2の基準値設定手段で設定することにより、読
み取り対象画像に最適なディジタル化が行える。
(3)読み取り対象画像からの光を光電変換素子で画像
信号に変換し、この画像信号を設定された基準値に基づ
いて、AD変換器によりディジタル化する画像処理装置に
おいて、 前記光電変換素子からの画像信号を受けそのピーク値
に追従した信号を前記基準値として作成する第1の基準
値設定手段と、 前記基準値の設定作業を行う第2の基準値設定手段で
あって、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器に
よりディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
基準値設定手段と、 前記第1の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変
換器に与える第1位置と、前記第2の基準値設定手段か
らの基準信号を前記AD変換器に与える第2位置とに切り
換えられる第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを
2値化する比較器に入力し、多値化モード時には前記AD
変換器からの画像データをそのまま出力させる第2のス
イッチと、 通常は、前記第1のスイッチを前記第1位置側としか
つ前記第2のスイッチを前記比較器側にして2値化モー
ドを優先するモード選択手段とを設けたので、 上記(1)の場合と同様に、第2の多値化モードの基
準値を設定しなくても第1の2値化モードで画像の入力
を行うことができ、初めて操作する人でも画像の読み取
りを行うことができる。また、第2の多値化モードが設
けられているため、読み取り対象画像の状態に応じた基
準値を第2の基準値設定手段で設定することにより、読
み取り対象画像に最適なディジタル化が行える。
また、第2の多値化モードにおいて第1のスイッチを
第1位置側に切り換えると、読み取り対象画像の白レベ
ルのピーク値に追従して白レベル基準値Vref(白)が設
定されるため、全体が暗い中間調画像である時には第1
のスイッチを第1位置側に切り換えることにより、明る
い感じの中間調画像のデータを得ることができる。
(4)また、前記画像処理装置をハンディスキャナとし
て構成すると共に、前記モード選択手段は、読み取り対
象画像が写真であるか文字であるかを自動的に判定し、
その判定結果が写真である場合に2値化モードから多値
化モードにする文字/写真判定部を含ませたので、モー
ドをその都度選択することなく読み取り対象画像に最適
なモードで読み取りを行うことができ、読み取り範囲に
文字と写真が混在している画像について、単に多値化モ
ードで読み取った場合よりもホストプロセッサに転送す
るデータ量が少なくなり、ホストプロセッサでの処理が
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案に関連するハンディスキャナの
構造を示す図、第4図は本考案に関連する制御回路の第
1の実施例を示すブロック図、第5図は本考案に関連す
る制御回路の第2の実施例を示すブロック図である。第
6図は従来のハンディスキャナにおける画像信号のディ
ジタル化方法の一例を示す回路図、第7図および第8図
は第6図の回路の動作を説明するための波形図、第9図
は従来における他のディジタル化方法を示す回路図であ
る。 1……イメージセンサ 10……サンプルホールド回路(第1の基準値設定手段) 15……ホストプロセッサ(モード選択手段) 16……スイッチ 17……スイッチ(第2のスイッチ) 23……スイッチ(第1のスイッチ) 18……AD変換器 19……メモリ(第2の基準値設定手段) 20……DA変換器(第2の基準値設定手段) 22……電池 23A……マルチプレクサ(第1のスイッチ) 24……比較器 25……シフトレジスタ 26……文字/写真判定部(モード選択手段) 100……ハンディスキャナ

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み取り対象画像からの光を光電変換素子
    で画像信号に変換し、この画像信号を、設定された基準
    値に基づいて、AD変換器によりディジタル化する画像処
    理装置において、 前記光電変換素子からの画像信号を受けてそのピーク値
    に追従した信号を前記基準値として作成する第1の基準
    値設定手段と、 前記基準値を手動設定する第2の基準値設定手段であっ
    て、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器により
    ディジタル化して得られるデータを記憶するメモリと、
    該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号として前
    記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の基準
    値設定手段と、 2値化モード時には前記第1の基準値設定手段からの基
    準信号を前記AD変換器に与え、また多値化モード時には
    前記第2の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変換
    器に与える第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを2
    値化する比較器に入力し、また多値化モード時には前記
    AD変換器からの画像データをそのまま出力させる第2の
    スイッチと、 通常は2値化モードの方が多値化モードよりも優先して
    設定されるように構成したモード選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】読み取り対象画像からの光を光電変換素子
    で画像信号に変換し、この画像信号を、設定された基準
    値に基づいて、AD変換器によりディジタル化する画像処
    理装置において、 前記基準値を予め設定しておく第1の基準値設定手段
    と、 前記基準値の設定作業を行う第2の基準値設定手段であ
    って、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器によ
    りディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
    と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
    て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
    基準値設定手段と、 前記第1の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変換
    器に与える第1位置と、前記第2の基準値設定手段から
    の基準信号を前記AD変換器に与える第2位置とに切り換
    えられる第1のスイッチと、 2値化モード時には前記第1の基準値設定手段からの基
    準信号を前記AD変換器に与え、また多値化モード時には
    前記第2の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変換
    器に与える第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを2
    値化する比較器に入力し、また多値化モード時には前記
    AD変換器からの画像データをそのまま出力させる第2の
    スイッチと、 通常は2値化モードの方が多値化モードよりも優先して
    設定されるように構成したモード選択手段とを備えたこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】読み取り対象画像からの光を光電変換素子
    で画像信号に変換し、この画像信号を、設定された基準
    値に基づいて、AD変換器によりディジタル化する画像処
    理装置において、 前記光電変換素子からの画像信号を受けそのピーク値に
    追従した信号を前記基準値として作成する第1の基準値
    設定手段と、 前記基準値の設定作業を行う第2の基準値設定手段であ
    って、白基準画像を読み取った信号を前記AD変換器によ
    りディジタル化して得られるデータを記憶するメモリ
    と、該メモリの記憶データをDA変換し前記基準信号とし
    て前記AD変換器へ付与するDA変換器とを具備する第2の
    基準値設定手段と、 前記第1の基準値設定手段からの基準信号を前記AD変換
    器に与える第1位置と、前記第2の基準値設定手段から
    の基準信号を前記AD変換器に与える第2位置とに切り換
    えられる第1のスイッチと、 2値化モード時には前記AD変換器からの画像データを2
    値化する比較器に入力し、多値化モード時には前記AD変
    換器からの画像データをそのまま出力させる第2のスイ
    ッチと、 通常は、前記第1のスイッチを前記第1位置側としかつ
    前記第2のスイッチを前記比較器側にして2値化モード
    を優先するモード選択手段とを備えたことを特徴とする
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】前記モード選択手段は、2値化モードを優
    先して設定し、特定の命令入力又はスイッチ操作があっ
    たときにのみ多値化モードの設定にすることを特徴とす
    る請求項1,2又は3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記画像処理装置をハンディスキャナとし
    て構成すると共に、前記モード選択手段には、読み取り
    対象画像が写真であるか文字であるかを自動的に判定
    し、その判定結果が写真である場合に2値化モードから
    多値化モードにする文字/写真判定部を含ませたことを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の画像処理装置。
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