JP2537647B2 - モ―ルドロ―タ用の金型 - Google Patents

モ―ルドロ―タ用の金型

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久幸 佐野
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14467Joining articles or parts of a single article
    • B29C45/14491Injecting material between coaxial articles, e.g. between a core and an outside sleeve for making a roll
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シャフトとそれを取り囲む永久磁石とを合
成樹脂のインサートモールドにより結合一体化するため
の金型に関し、更に詳しくは、上金型のシャフト穴とス
プル部とを連通させて成形時に溶融樹脂の圧力をシャフ
ト上端面に加えてシャフトが浮き上がらないようにした
モールドロータ用の金型に関するものである。
[従来の技術] 小型モータ用のロータの一種として、第2図に示すよ
うに、中心に位置するシャフト10とそれを取り囲むよう
に配置されたリング状の永久磁石12との間に合成樹脂14
を充填して一体化した所謂「モールドロータ」がある。
このようなモールドロータは、金型中心にシャフトを
設置し、金型キャビティ内にリング状永久磁石を装着し
て合成樹脂を射出成形することにより製造される。
従来の金型構造の一例を第3図に示す。実際には下金
型はもっと複雑で、射出成形後の成形体を容易に取り出
せるような構造になっている。何れにしても下金型20の
中心にシャフト穴22が設けられ、調整ピン24が挿入され
ていて、その上にシャフト10が挿入される。下金型20の
キャビティ内周壁にはリング状永久磁石12が装着され、
上金型26で閉じられる。上金型26にはスプル部28が設け
られており、該スプル部28とキャビティ30内部とが連通
するようにランナ32が形成される。上金型26の中心にも
シャフト穴34が設けられる。
このような金型構造においてシャフト10と永久磁石12
との相対位置を一定に保つためにはシャフト10を押さえ
つけておく機構が必要となる。もしそれが無いと成形時
に溶融樹脂の圧力によりシャフトが浮き上がり相対位置
のずれが生じてしまうからである。
従来技術のとしては、同図に示されているように、コ
イルバネ36により弾撥されるプランジャ38をシャフト10
の上端面上方に設けるシャフト押さえ機構があった。コ
イルバネ36の弾撥力によりプランジャ38の先端に下向き
の力を与え、それによってシャフト10が浮き上がらない
ように保持するのである。
[発明が解決しようとする問題点] ところがこのようなバネ式のプランジャによるシャフ
ト押さえ機構は、構造が複雑であるばかりでなく、多数
回にわたる熱サイクルによりバネがクリープ変形しその
ため押さえ力がばらつきシャフト10の相対位置がずれ易
い欠点がある。またプランジャ38の先端部および摺動部
が摩耗し易く、そのため動作が不確実で故障が生じる可
能性が非常に高い。それらのため頻繁にバネの交換や調
整が必要となり、成形機の稼動効率が低下する欠点があ
った。
更には機種変更時、即ちシャフト長さを変更する場合
やシャフト長さは同一でもその位置を変えるような場合
には、シャフトと永久磁石との軸方向の相対位置を設定
し直すため、その都度プランジャを交換したりスプリン
グを調整しなければならず、非常に手間がかかる煩雑な
作業が要求された。
本発明の目的は、上記のような従来技術の欠点を解消
し、シャフトに加わる荷重をほぼ一定に保つことがで
き、動作が確実で調整も不要であり、シャフトと永久磁
石との相対位置精度を高く維持できる構造のモールドロ
ータ用金型を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記のような目的を達成することのできる本発明は、
中心に位置するシャフトとそれを取り囲むように配置さ
れる永久磁石とを保持し、間に合成樹脂を充填して一体
化するための金型において、上金型のシャフト穴が上方
でスプル部と連通し、成形時に溶融樹脂の圧力がシャフ
ト上端面に印加されるようにしたモールドロータ用の金
型である。
[作用] 本発明では上金型のシャフト穴が上方でスプル部と連
通しているため、成形時に溶融樹脂がスプル部を通過し
金型キャビティに流入すると同時にシャフトの上端面に
達し、それに圧力を加えてシャフトを押さえつける。こ
のためシャフトの浮き上がりを防止し、シャフトと永久
磁石との相対位置を正確に保つことができる。
[実施例] 第1図は本発明に係るモールドロータ用の金型の一実
施例を示す説明図である。金型本体の基本的な構成は、
前記第3図に示す従来技術とほぼ同様であるから、対応
する部分には同一符号を付し、それらについての詳細な
説明は省略する。
下金型20の中心にはシャフト穴22が形成され、それに
所定長さの調整ピン24が挿入されていて、その上にシャ
フト10が挿入される。金型キャビティ30の内周壁にはリ
ング状の永久磁石12が装着される。下金型20の上に上金
型26が組み合わせられる。上金型26にはスプル部28と、
該スプル部28と金型キャビティ30とを連通するランナ32
が設けられている。
さて本発明が従来技術と顕著に相違する点はシャフト
10の押さえ機構である。この部分は極めて単純な構成で
あり、スプル部28と上金型のシャフト穴34上部とが連通
するように樹脂通路40が設けられている。
これらのシャフト穴34および樹脂通路40は、何れもシ
ャフトの設置位置やシャフト長さの調整範囲内でシャフ
トと干渉しないような形状とし、しかも成形後にそれら
の内部に入り込んだ樹脂を容易に除去できるような形状
とする。
このように構成した金型による成形動作は次のように
なる。調整ピン24上にシャフト10を挿入し、金型キャビ
ティ30内に永久磁石12を装着した状態で下金型20と上金
型26とが閉じられる。実際には多数個取りされる場合が
多く、このような金型キャビティが多数並設された構造
となる。
射出成形機から送られてくる溶融樹脂はスプル部28お
よびランナ32を通り金型キャビティ30内に充填される。
この時シャフト10に浮力が加わり上方へ移動しようとす
る。しかし本発明では、溶融樹脂の一部はスプル部28お
よび樹脂通路40を通ってシャフト10の上端面に達し、射
出圧力がシャフト10の上端面に加わる。この圧力によっ
て前記浮力に抗してシャフト10を押さえつけ、永久磁石
12に対して正確に位置決めし、その状態でモールドされ
てシャフト10と永久磁石12とを結合一体化することがで
きる。
以上本発明の好ましい一実施例について詳述したが、
本発明はこのような構成のみに限定されるものではな
い。前述したように実際には下金型の構造は成形後に成
形品を容易に取り出せるように複数の部材を組み合わせ
た複雑な構造をなしている。本発明はリング状永久磁石
とシャフトとの結合の他、セグメント型永久磁石とシャ
フトとの結合の場合にも適用できるし、また永久磁石は
焼結磁石のみならずボンド磁石であってもよい。溶融樹
脂はシャフトと磁石との間の空間を完全に充填する場合
は無論のこと、適当なリブを持つように部分的に充填す
る場合でも同様に適用できる。
[発明の効果] 本発明は上記のように上金型のシャフト穴がその上部
でスプル部と連通し、成形時に溶融樹脂の圧力がシャフ
ト上端面に印加されるように構成したモールドロータ用
金型であるから、溶融樹脂の圧力によってシャフトを押
さえつけることができ、シャフトと永久磁石との間で相
対位置のずれが生じるのを防止できる。
また本発明では極めて簡単な金型構造でシャフトを押
さえることができるため、動作が極めて確実でまた耐久
性に富み、しかも押さえ荷重を一定に保つための部品の
交換や各種調整等が不要となり、メンテナンスが極めて
容易で成形機の稼動効率を著しく高めることができる効
果がある。特に機種変更時、即ちシャフト長さの変更時
やシャフト位置の変更時等であっても、何ら調整が要ら
ず、多品種少量生産のような場合は極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るモールドロータ用の金型の一実施
例を示す説明図、第2図はモールドロータの一例を示す
斜視図、第3図は従来の金型の一例を示す説明図であ
る。 10……シャフト、12……永久磁石、14……合成樹脂、20
……下金型、22……シャフト穴、26……上金型、28……
スプル部、30……金型キャビティ、34……シャフト穴、
40……樹脂通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 文男 東京都港区新橋5丁目36番11号 富士電 気化学株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−122421(JP,A) 特開 昭62−257820(JP,A) 特開 昭53−96060(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心に位置するシャフトとそれを取り囲む
    ように配置される永久磁石とを保持し、間に合成樹脂を
    充填して一体化するための金型において、上金型のシャ
    フト穴が上方でスプル部と連通し、成形時に溶融樹脂の
    圧力がシャフト上端面に印加されるようにしたことを特
    徴とするモールドロータ用の金型。
JP30257187A 1987-11-30 1987-11-30 モ―ルドロ―タ用の金型 Expired - Fee Related JP2537647B2 (ja)

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