JP4758241B2 - ソレノイド - Google Patents

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本発明は可動鉄心を軸方向に駆動するソレノイドに関し、特に弁体が取り付けられた可動鉄心を駆動するソレノイドに関する。
空気圧等の流体圧により作動する流体圧作動機器を制御するために流体圧回路には流体制御弁が装着される。流体制御弁には、流体の流れ方向を切換制御するための方向制御弁、流体の圧力を制御するための圧力制御弁、および流体の流量を制御するための流量制御弁がある。これらの制御弁の弁体には、ポペットタイプの弁体、スプールタイプの弁体またはスライドタイプの弁体があり、弁体を電磁石により駆動するようにした電磁弁がある。
電磁弁はソレノイドとソレノイドに組み込まれるプランジャつまり可動鉄心とを有しており、可動鉄心には弁体が取り付けられる。ソレノイドはコイルが巻き付けられるボビンと、コイルへの通電により発生した磁界を案内する磁路を可動鉄心とにより形成する磁気フレームと、コイルに対して電力を供給するための給電端子とを備えたソレノイド組立体を有しており、可動鉄心はボビンの内側に軸方向に移動自在に組み込まれる(非特許文献1参照)。
新版油空圧便覧(株式会社オーム社1989年2月25日発行)の第473頁
ソレノイド組立体の外側を樹脂材料により被覆するとともにソレノイド組立体を構成する磁気フレームとコイルとの間等のような各部材間の隙間に樹脂材料を充填すると、樹脂モールド体によりソレノイドの耐久性を高めることができる。ソレノイド組立体が組み込まれた樹脂モールド体を成形するには、樹脂成形用の金型のキャビティ内部にソレノイド組立体を配置した状態のもとで、溶融状態の樹脂材料を金型内に注入することにより行われる。これにより、樹脂材料が磁気フレームを覆うとともに磁気フレームとコイルとの間の隙間に樹脂材料が充填されて樹脂モールド体が成形され、ソレノイド組立体は樹脂モールドにより固められた状態となる。
このように、樹脂成形によってソレノイドを製造するには、ソレノイド組立体を金型の所定の位置に配置する必要がある。溶融樹脂の注入時にソレノイド組立体が金型内でずれると、樹脂モールド体の内部でソレノイド組立体が変位した状態になり、樹脂モールド体の被覆部の厚みが部分的に薄くなったり、磁気フレームが被覆部表面に露出してしまうことになったり、給電端子が所定の突出長さとならなくなる場合がある。このようにソレノイド組立体が金型内でずれると、ソレノイド組立体が樹脂モールド体の内部で変位した状態になり、高品質のソレノイドを効率的に製造することができなくなるとともに、製造歩留まりを低下させることになる。
本発明の目的は、高品質のソレノイドの製造を効率的に行い得るようにすることにある。
本発明のソレノイドは、内側に鉄心が組み込まれ外側にコイルが巻き付けられるボビンと、当該ボビンが組み込まれる磁気フレームと、当該磁気フレームを被覆するとともに前記コイルと前記磁気フレームとの間に充填される樹脂モールド体とを有するソレノイドであって、前記樹脂モールド体を成形する金型の内面に当接し前記樹脂モールド体の外面と同一面の露出面を有するスペーサを前記磁気フレームに固定し、ねじ孔を前記露出面に開口させて前記スペーサに形成し、前記樹脂モールド体の成形時に前記樹脂モールド体の内部に埋め込まれる前記スペーサが前記樹脂モールド体の厚みを設定するとともに、ソレノイド使用時に前記ねじ孔にねじ止められるねじ部材により前記スペーサに連結部材を連結することを特徴とする。
本発明のソレノイドは、内側に鉄心が組み込まれ外側にコイルが巻き付けられるボビンと、当該ボビンが組み込まれる磁気フレームと、当該磁気フレームを被覆するとともに前記コイルと前記磁気フレームとの間に充填される樹脂モールド体とを有するソレノイドであって、前記樹脂モールド体を成形する金型の内面に当接し前記樹脂モールド体の外面と同一面の露出面を有するスペーサを前記磁気フレームに固定し、ねじ孔を前記露出面に開口させて前記スペーサに形成し、2つの給電端子が取り付けられるとともにそれぞれの前記給電端子に電気的に接続される配線パターンが設けられたプリント基板を前記磁気フレームに前記スペーサにより固定し、前記コイルの両端部をそれぞれ前記配線パターンを介してそれぞれの前記給電端子に電気的に接続し、前記樹脂モールド体の成形時に前記樹脂モールド体の内部に埋め込まれる前記スペーサが前記樹脂モールド体の厚みと前記給電端子の基端部の埋め込み量を設定するとともに、ソレノイド使用時に前記ねじ孔にねじ止められるねじ部材により前記スペーサに連結部材を連結することを特徴とする。
本発明のソレノイドにおいては、前記磁気フレームに接触する接触片が設けられたアース端子を前記スペーサにより前記プリント基板に取り付けることを特徴とする。また、本発明においては、前記連結部材は、前記給電端子に電気的に接続される給電ケーブルと、前記アース端子に電気的に接続されるアースケーブルとが取り付けられるとともに、前記ねじ部材が貫通する貫通孔が形成されたコネクタであることを特徴とする。
本発明によれば、ボビンとともにソレノイド組立体を構成する磁気フレームには、金型内面に当接する露出面が形成されたスペーサが設けられているので、ソレノイド組立体に一体に樹脂モールド体を成形するための樹脂成形用の金型にソレノイド組立体を配置して位置決めする際に、スペーサを用いてソレノイド組立体を高精度に金型内に位置決めすることができ、高品質のソレノイドを歩留まり良く効率的に製造するこができる。スペーサの露出面は樹脂モールド体の表面に露出されることになり、スペーサにはねじ孔が形成されているので、ソレノイドに取り付けられる連結部材をねじ孔を利用して取り付けることができる。
本発明によれば、給電端子が取り付けられたプリント基板をスペーサにより磁気フレームに固定することができるので、少ない部品点数により樹脂モールド体の成形時の位置決めと、プリント基板の磁気フレームに対する取付とを行うことができる。さらには、スペーサを利用してアース端子のプリント基板への取付をも行うことができる。
ソレノイドに対しては、給電端子に接続されるコネクタを連結部材として取り付けることができ、その取付をスペーサを利用してスペーサに形成されたねじ孔にねじ部材を締結することにより行うことができる。
ソレノイドに弁体が設けられた固定鉄心を組み付けることにより、ソレノイドを電磁弁の構成部材として使用することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態のソレノイドを有する電磁弁を示す斜視図であり、図2は図1におけるA−A線断面図であり、図3は図2におけるB−B線断面図であり、図4は図2に示されたソレノイドの拡大断面図であり、図5は図4における矢印C方向から見たソレノイドの側面図である。
図1および図2に示す電磁弁10は、流路ブロック11とこれに取り付けられるソレノイド12とを有している。流路ブロック11はほぼ直方体の金属材料により形成されており、図3に示されるように、流路ブロック11には一次側ポート13と二次側ポート14とが長手方向に同軸状に形成されている。一次側ポート13は弁室15の中心部に連通孔16を介して連通され、二次側ポート14は弁室15の外周部に連通孔17を介して連通されている。
図2に示すように、ソレノイド12には固定鉄心18が組み込まれるようになっており、固定鉄心18はその基端部にねじ結合するナット19によりソレノイド12に締結される。固定鉄心18には非磁性であるステンレス製のガイドチューブ18aが固定されており、このガイドチューブ18aの中には軸方向に移動自在に可動鉄心20が固定鉄心18と同軸状に組み込まれるとともに固定鉄心18と可動鉄心20との間には圧縮コイルばね21が組み込まれようになっている。可動鉄心20の先端部には、流路ブロック11に形成された弁座22に接触するポペットタイプの弁体23が取り付けられており、弁体23が弁座22から離れる距離に応じて弁の開度が設定され、一次側ポート13から二次側ポート14に流れる圧縮空気等の流体の圧力や流量が調整され、弁体23が弁座22に接触すると流体の流れが遮断される。
ソレノイド12はソレノイド組立体24と樹脂モールド体25とにより形成されている。図6(A)はソレノイド組立体24の平面図であり、図6(B)はソレノイド組立体24の正面図であり、図6(C)はソレノイド組立体24の側面図である。
図4および図6に示すように、ソレノイド組立体24は樹脂等の非磁性体材料からなるボビン26を有し、ボビン26は図4に示すように円筒部26aとこの両端部に一体となったフランジ26b,26cとを備え、ボビン26の内側には固定鉄心18と可動鉄心20とが組み込まれる取付孔27が設けられ、ボビン26の外側にはコイル28が巻き付けられている。ボビン26は磁気フレーム29の内部に組み込まれており、磁気フレーム29は鉄製の板材を四辺形に折り曲げ加工することにより、正面壁29a、背面壁29bおよび上下の端壁29c,29dとを有する断面四辺形となっている。ボビン26はそのフランジ26bが端壁29cの内面に接触し、フランジ26cが端壁29dの内面に接触した状態となって磁気フレーム29内に組み込まれる。ボビン26は端壁29c,29dに形成された貫通孔31に嵌合する磁気リング32により磁気フレーム29に固定される。
磁気フレーム29の正面壁29aには、図6に示すように、2つの給電端子33a,33bが固定されたプリント基板34が配置されている。このプリント基板34にはコイル28の両端部28a,28bが接続されるようになっており、プリント基板34には両端部28a,28bをそれぞれの給電端子33a,33bに電気的に接続するための配線パターンが設けられている。プリント基板34の表面にはL字形状に折り曲げられたアース端子35が配置され、このアース端子35には係合片35aが設けられ、この係合片35aは図4に示すように磁気フレーム29に形成された係合孔36に係合し、ねじ止めの際のアース端子35の回転を防止する。
プリント基板34とアース端子35は磁気フレーム29にねじ部材であるスペーサ37により固定されている。図4に示すようにスペーサ37の基端部には磁気フレーム29に形成されたねじ孔に締結される雄ねじ部37aが設けられ、先端の露出面38に開口するねじ孔39がスペーサ37の先端部に形成されている。スペーサ37の露出面38は、図4に示すように、磁気フレーム29の正面壁29aからの突出寸法がLとなっている。
ソレノイド組立体24は、コイル28が巻き付けられたボビン26を磁気フレーム29の内部に組み込むとともに、磁気フレーム29にプリント基板34とアース端子35とをスペーサ37により締結し、さらにコイル28の両端部28a,28bをプリント基板34の配線パターンにハンダ付けすることにより組み立てられる。このようにして、組み立てられたソレノイド組立体24を金型に配置して樹脂モールド体25を成形することにより図4および図5に示すようにソレノイド組立体24と樹脂モールド体25とからなるソレノイド12が製造される。樹脂モールド体25の成形時には金型の内面にスペーサ37の露出面38が当接し、樹脂モールド体25のうち正面壁29aを覆う部分の厚みがスペーサ37により設定される。
この電磁弁10は一次側ポート13から二次側ポート14に流れる空気圧の流量や圧力を弁体23の開度に応じて制御するための比例制御用の電磁弁であり、コイル28に供給される電力を調整することにより弁体23は、弁座22に接触する全閉位置と弁座22に対して所定の距離離れた全開位置との間の任意の位置に制御される。
図7は樹脂モールド体25を成形するための金型40を示す断面図であり、図8は図7におけるD−D線断面図である。
樹脂成形用の金型40は下型41とこれに対して上下方向に接近離反移動自在の上型42とを有し、図8に示すように下型41には図8において左右方向に移動自在に2つのスライド型43、44が配置されている。これらの4つの金型41〜44を突き合わせることによりソレノイド12の外形に対応した凹部つまりキャビティ45が金型40の内部に形成され、キャビティ45を形成する金型内面に対応した形状に樹脂モールド体25の外面が形成される。図7に示すように、下型41にはボビン26の取付孔27に嵌合する柱部46が設けられており、ソレノイド組立体24はキャビティ45内の所定の位置に位置決めされる。位置決めされた状態のもとで、図8に示すように給電端子33a,33bが下型41とスライド型43,44とにより挟み込まれるとともにアース端子35が下型41と上型42とにより挟み込まれ、図7に示すようにスペーサ37の露出面38が下型41の内面に当接する。
このようにしてソレノイド組立体24が金型40の中に位置決めされた状態のもとで、図7に示すようにランナーのゲート47から溶融状態の樹脂を注入すると、溶融状態の樹脂はコイル28と磁気フレーム29との間の隙間に充填されるとともに磁気フレーム29の外面を所定の肉厚で被覆することになる。ゲート47は磁気フレーム29の背面壁29bに対向して金型40に設けられており、キャビティ45内に注入された溶融状態の樹脂噴流は背面壁29bに当たるので、ソレノイド組立体24にはスペーサ37の露出面38が金型40の内面に押し付けられる方向に溶融樹脂の噴流力が加えられ、露出面38と金型40の内面との間に溶融状態の樹脂が入り込むことが防止される。したがって、樹脂モールド体25を成形した後に、露出面38を露出させるために樹脂モールド体25の一部を除去する工程が不要となる。しかも、正面壁29aを覆う樹脂モールド体25の厚みは、スペーサ37の突出寸法Lに正確に対応した厚みとなる。
樹脂モールド体25の成形が終了した後に、ソレノイド組立体24と樹脂モールド体25とからなるソレノイド12を金型40から取り外すと、図4および図5に示すソレノイド12の製造が終了する。このソレノイド12に固定鉄心18をナットにより締結するとともに固定鉄心18に固定されたガイドチューブ18a内に可動鉄心20を装着した後に、ソレノイド12を流路ブロック11に組み付けることにより、図1〜図3に示す電磁弁10が製造される。ソレノイド12を流路ブロック11に組み付けるには、図2に示すように、ガイドチューブ18aの先端部に嵌合される固定リング48を流路ブロック11との間で挟み込むようにして締結プレート49を図示しないねじ部材により流路ブロック11に固定する。
図1に示すように、ソレノイド12の正面には給電端子33a,33bとアース端子35とが突出しており、これらの端子33a,33b,35には連結部材としてのコネクタ51がゴム製のシール部材52を介して装着されるようになっている。コネクタ51には給電ケーブル53a,53bとアースケーブル54とが設けられ、それぞれの端子33a,33b,35をコネクタ51に設けられた凹部に挿入させると、それぞれの端子33a,33b,35はケーブル53a,53b,54にそれぞれ電気的に接続される。コネクタ51をソレノイド12に締結するために、コネクタ51には貫通孔55が形成され、コネクタ51にはスペーサ37に形成されたねじ孔39にねじ止めされるねじ部材56が貫通孔55を貫通するようになっている。
したがって、スペーサ37は、ソレノイド使用時つまりソレノイド12にコネクタ51を取り付けた状態とする時には、ねじ部材56がねじ孔39にねじ結合されて、連結部材としてのコネクタ51をソレノイド12に取り付けるための部材として機能するとともに、スペーサ37はソレノイド12の樹脂モールド体25の成形時にはソレノイド組立体24を金型40内で位置決めして樹脂モールド体25の厚みを設定する部材として機能する。このように、コネクタ51を取り付けるための部材であるスペーサ37によって樹脂モールド体25の成形精度を高めることができ、高品質のソレノイドを効率的に製造することができる。
さらに、図4に示すように、スペーサ37は雄ねじ部37aを磁気フレーム29にねじ結合することにより、磁気フレーム29に対してプリント基板34とアース端子35とを取り付けるためのねじ部材としての機能を有しており、少ない部品点数によりプリント基板34とアース端子35の取付と、成形時のソレノイド組立体24の金型内での位置決めとを行うことができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。たとえば、図示するソレノイド12は空気圧回路用の比例制御用の電磁弁10に搭載されるが、方向制御弁等の他のタイプの電磁弁にも適用することができるとともに、油圧制御回路用の電磁弁にも適用することができる。電磁弁における弁体のタイプとしては、ポペットタイプ以外にスプールタイプやスライドタイプ等の電磁弁にも本発明を適用することができる。また、本発明のソレノイドは、ソレノイド組立体24と樹脂モールド体25とを有するソレノイドであれば、電磁弁用のソレノイドに限られず、固定鉄心のみを有するソレノイドに対しても本発明を適用することができる。
本発明の一実施の形態のソレノイドを有する電磁弁を示す斜視図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 図2に示されたソレノイドの拡大断面図である。 図4における矢印C方向から見たソレノイドの側面図である。 (A)はソレノイド組立体の平面図であり、(B)はソレノイド組立体の正面図であり、(C)はソレノイド組立体の側面図である。 樹脂モールド体を成形するための金型を示す断面図である。 図7におけるD−D線断面図である。
符号の説明
10 電磁弁
11 流路ブロック
12 ソレノイド
13 一次側ポート
14 二次側ポート
15 弁室
16,17 連通孔
18 固定鉄心
18a ガイドチューブ
20 可動鉄心
21 圧縮コイルばね
22 弁座
23 弁体
24 ソレノイド組立体
25 樹脂モールド体
26 ボビン
27 取付孔
28 コイル
29 磁気フレーム
31 貫通孔
32 磁気リング
33a,33b 給電端子
34 プリント基板
35 アース端子
36 係合孔
37 スペーサ
38 露出面
40 金型
45 キャビティ
47 ランナー
51 コネクタ(連結部材)
53a,53b 給電ケーブル
54 アースケーブル

Claims (4)

  1. 内側に鉄心が組み込まれ外側にコイルが巻き付けられるボビンと、当該ボビンが組み込まれる磁気フレームと、当該磁気フレームを被覆するとともに前記コイルと前記磁気フレームとの間に充填される樹脂モールド体とを有するソレノイドであって、
    前記樹脂モールド体を成形する金型の内面に当接し前記樹脂モールド体の外面と同一面の露出面を有するスペーサを前記磁気フレームに固定し、
    ねじ孔を前記露出面に開口させて前記スペーサに形成し、
    前記樹脂モールド体の成形時に前記樹脂モールド体の内部に埋め込まれる前記スペーサが前記樹脂モールド体の厚みを設定するとともに、ソレノイド使用時に前記ねじ孔にねじ止められるねじ部材により前記スペーサに連結部材を連結することを特徴とするソレノイド。
  2. 内側に鉄心が組み込まれ外側にコイルが巻き付けられるボビンと、当該ボビンが組み込まれる磁気フレームと、当該磁気フレームを被覆するとともに前記コイルと前記磁気フレームとの間に充填される樹脂モールド体とを有するソレノイドであって、
    前記樹脂モールド体を成形する金型の内面に当接し前記樹脂モールド体の外面と同一面の露出面を有するスペーサを前記磁気フレームに固定し、
    ねじ孔を前記露出面に開口させて前記スペーサに形成し、
    2つの給電端子が取り付けられるとともにそれぞれの前記給電端子に電気的に接続される配線パターンが設けられたプリント基板を前記磁気フレームに前記スペーサにより固定し、前記コイルの両端部をそれぞれ前記配線パターンを介してそれぞれの前記給電端子に電気的に接続し、
    前記樹脂モールド体の成形時に前記樹脂モールド体の内部に埋め込まれる前記スペーサが前記樹脂モールド体の厚みと前記給電端子の基端部の埋め込み量を設定するとともに、ソレノイド使用時に前記ねじ孔にねじ止められるねじ部材により前記スペーサに連結部材を連結することを特徴とするソレノイド。
  3. 請求項2記載のソレノイドにおいて、前記磁気フレームに接触する接触片が設けられたアース端子を前記スペーサにより前記プリント基板に取り付けることを特徴とするソレノイド。
  4. 請求項3記載のソレノイドにおいて、前記連結部材は、前記給電端子に電気的に接続される給電ケーブルと、前記アース端子に電気的に接続されるアースケーブルとが取り付けられるとともに、前記ねじ部材が貫通する貫通孔が形成されたコネクタであることを特徴とするソレノイド。
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