JP4010622B2 - 電磁弁 - Google Patents

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JP4010622B2 JP00022998A JP22998A JP4010622B2 JP 4010622 B2 JP4010622 B2 JP 4010622B2 JP 00022998 A JP00022998 A JP 00022998A JP 22998 A JP22998 A JP 22998A JP 4010622 B2 JP4010622 B2 JP 4010622B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は流体流路の開閉や流れの方向などを変える方向制御弁をソレノイドにより作動するようにした電磁弁に関し、特にソレノイドのコイルと電源とを接続する給電制御部を有する電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気圧配管に空気を流したり、流れを停止したり、流れの方向を変えるために切換弁、逆止弁などの方向制御弁が使用されており、これらの方向制御弁のうち電磁石により弁体を作動するようにしたタイプのものは電磁弁と言われる。
【0003】
電磁弁には、電磁石により操作される弁体により直接流れの開閉や方向を変えるタイプの直動式と、電磁石により内部のパイロット弁を駆動してその出力により主弁の弁体を作動することによって流路の方向制御などを行うタイプの間接作動式とがある。
【0004】
切換弁には、空気の入力ポートと出力ポートの2つのポートを有する2ポート弁、供給ポートと出力ポートと排気ポートの3つのポートを有する3ポート弁、供給ポートと2つの出力ポートと排気ポートの4つのポートを有する4ポート弁、さらに、供給ポートに加えて2つずつ出力ポートと排気ポートを有する5ポート弁などがある。
【0005】
このような電磁弁にあっては、通常、弁体を直接あるいは間接的に作動させるためのソレノイドつまり電磁石を有しており、ソレノイドのコイルと電源側の給電端子は給電制御部を介して接続されるようになっている。給電制御部に対する電源側のケーブルの接続方式には、リード線式とターミナル式と差し込みプラグ式とがある。
【0006】
リード線式はソレノイド部と引き出し部とを同時にモールドしたタイプの結線方式であり、給電ケーブルの先端部にはグロメットが取り付けられる。ターミナル式は丸形板端子などの圧着端子が取り付けられるターミナル端子台によるものと、通常DIN端子と言われピンプラグとDINソケットを有するものとがある。差し込みプラグ式は電磁弁側にコネクタピンが内蔵され、これにリード線付きのコネクタを差し込むタイプのものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これらのいずれのケーブルの接続方式にあっても、給電制御部が電磁弁に組み込まれるようになっている。ソレノイドに対して供給される電力としては、直流電源が使用される場合と交流電源が使用される場合とがあり、直流電源が使用される場合であっても、ソレノイドに対して直流電源を直接接続するタイプと、サージ電圧の発生を防止するようにしたタイプとがある。したがって、従来では、それぞれの接続タイプに対応させるとともに、ケーブルの接続方式にも対応させて多種の給電制御部を用意しておく必要があり、部品点数が増大して電磁弁の製造能率を向上させる上でネックとなっていた。
【0008】
本発明の目的は、給電制御部を多種の電磁弁に対して適用し得るようにして部品点数を逓減し、電磁弁の製造能率を向上することにある。
【0009】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0011】
すなわち、本発明の電磁弁は、弁体を作動するソレノイドのコイルと、前記コイルの2つのリード端子と前記コイルに電力を供給する電源側の2つの給電端子とを接続する給電制御部を有する電磁弁であって、一方の前記リード端子が接続される第1出力端子および他方の前記リード端子が接続される第2出力端子と、一方の前記給電端子が接続される第1入力端子および他方の前記給電端子が接続されかつ前記第2出力端子に直接接続される第2入力端子と、前記第1入力端子と前記第1出力端子との間に設けられ、入力端子側から出力端子側に向かう順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第1ダイオード、あるいはジャンパチップが接続される直列接続部と、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に設けられ、順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第2ダイオードが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定されるコイル側並列接続部と、前記第1入力端子と前記第2入力端子との間に設けられ、抵抗値が電圧によって非直線的に変化するバリスタが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定される電源側並列接続部とを、前記給電制御部を形成するプリント配線基板に設け、直流電源を直接前記コイルに供給する直接給電タイプと、直流電源と前記コイルとを前記2つのダイオードを介して接続してサージ電圧の発生を防止するサージ防止タイプと、交流電源を整流して前記コイルに供給する整流タイプとのいずれの給電制御に対しても前記プリント配線基板を共用し得るようにしたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の電磁弁は、弁体を作動するソレノイドのコイルと、前記コイルの2つのリード端子と前記コイルに電力を供給する電源側の2つの給電端子とを接続する給電制御部を有する電磁弁であって、一方の前記リード端子が接続される第1出力端子および他方の前記リード端子が接続される第2出力端子と、それぞれ一方の前記給電端子が選択的に接続される第1入力端子および前記第1出力端子に直接接続される補助入力端子と、他方の前記給電端子が接続されかつ前記第2出力端子に直接接続される第2入力端子と、前記第1入力端子と前記第1出力端子との間に設けられ、入力端子側から出力端子側に向かう順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第1ダイオードが接続される直列接続部と、前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に設けられ、順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第2ダイオードが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定されるコイル側並列接続部と、前記第1入力端子と前記第2入力端子との間に設けられ、抵抗値が電圧によって非直線的に変化するバリスタが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定される電源側並列接続部とを、前記給電制御部を形成するプリント配線基板に設け、直流電源を直接前記コイルに直接供給する直接給電タイプと、直流電源と前記コイルとを前記2つのダイオードを介して接続してサージ電圧の発生を防止するサージ防止タイプと、交流電源を整流して前記コイルに供給する整流タイプとのいずれの給電制御に対しても前記プリント配線基板を共用し得るようにしたことを特徴とする。
【0013】
本発明にあっては、同種のプリント配線基板を3種類の給電制御に対して共用することができるので、少ない部品点数により多種類のタイプの電磁弁を製造することができ、電磁弁の製造能率を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施の形態である電磁弁を示す断面図であり、図2(A)は図1の外観形状を示す平面図であり、図2(B)は同図(A)の正面図である。
【0016】
図示するように、この電磁弁10aは弁ブロック11とソレノイド組立体12とを有している。弁ブロック11はアルミニウム合金あるいは樹脂により形成されたほぼ直方体形状となっており、この中には貫通孔14が形成されている。弁ブロック11の一端部には貫通孔14内に嵌合される筒部15aを有するカバー15が取り付けられ、貫通孔14の一端部は閉塞されるようになっている。
【0017】
弁ブロック11には貫通孔14と筒部15aとにより弁体収容孔16が形成されている。図示する電磁弁は3ポート電磁弁であり、外部から圧縮空気が供給される供給ポート17と、ここに供給された空気を空気圧機器に流出させるための出力ポート18と、空気圧機器から排出される空気を外部に案内するための排気ポート19とがそれぞれ弁体収容孔16に連通させて形成されている。排気ポート19は筒部15aに形成された複数の孔15bを介して弁体収容孔16内に連通されている。
【0018】
弁体収容孔16内には主弁軸20が軸方向に摺動自在に装着されており、この主弁軸20の中央部分には、供給ポート17と出力ポート18とを連通させるとともに出力ポート18と排気ポート19との連通を遮断する位置と、図1に示すように供給ポート17と出力ポート18との連通を遮断するとともに出力ポート18と排気ポート19とを連通させる位置とに切換制御する弁体21が設けられている。この弁体21はポペットタイプとなっているが、スプールタイプの主弁を設けるようにしても良く、3ポートに限られることなく、5ポートにしても良い。
【0019】
主弁軸20の両端部には弁体収容孔16の内周面に摺動接触するピストン部22,23が設けられており、弁体収容孔16と外部とがシールされている。カバー15と主弁軸20との間には、圧縮コイルばね24が組み込まれており、主弁軸20には常に供給ポート17を閉じる方向のばね力が付勢されている。このカバー15は金属製でも樹脂製でも良い。
【0020】
ソレノイド組立体12は全体的に樹脂成形部27により封止されており、円筒部28aの両端にフランジ部28b,28cが設けられたボビン28を有し、円筒部28aの外側にはコイル29が巻き付けられている。ボビン28は図1に示されるように四辺形の枠状となった磁性体製の磁気フレーム31の中に組み込まれるようになっている。
【0021】
ボビン28の中には弁ブロック側に固定コア32が組み込まれ、この固定コア32の反対側には可動コア33が軸方向に摺動自在に装着されている。可動コア33はコア本体34とこの先端から突出するとともに固定コア32に形成された貫通孔を貫通して主弁軸20の端面に当接する作動ロッド35とを有し、作動ロッド35にはコア本体34内に組み込まれた圧縮コイルばね36により主弁軸20に向かうばね力が付勢されている。このばね36を収容する収容孔は端板37により閉塞されている。なお、ソレノイド組立体12の端面には、手動操作用のキャップ38が設けられたカバー39が取り付けられるようになっている。
【0022】
このように構成されるソレノイド組立体12には端子台40が取り付けられるようになっており、その端子台40を示すと図3の通りである。
【0023】
図3に示すように、端子台40は全体的にほぼ四辺形となっており、切り欠き部41が形成され、この切り欠き部41には閉塞体42が止め付けられるようになっている。閉塞体42には、ボビン28の一方のフランジ部28bから突出してコイル29の両端に電気的に接続された2本のリード端子29a,29bが挿入される貫通孔42a,42bが形成されている。
【0024】
端子台40には図3に示すように位置決め用の筒体40aが設けられ、この周囲には3本の端子爪43a〜43cが取り付けられており、1本の端子爪43cはアース用となっており、他の2本の端子爪43a,43bは信号入力用となっている。なお、アース用の端子爪43cは磁気フレーム31に係合している。
【0025】
端子台40には、図1に示すようにプリント配線基板47が止め付けられようになっており、この基板47はカバー48により覆われ、カバー48から突出した端子爪43a〜43cには、図2に示されるように、電源に接続される差し込み式のコネクタ49が装着されるようになっている。
【0026】
このように形成された電磁弁10aは、図2に示すように、弁ブロック11に固定される金具50によって所定の位置に取り付けられることになる。
【0027】
図4は本発明の他の実施の形態である電磁弁10bを示す断面図であり、この電磁弁10bにおける弁ブロック11の構造は前記電磁弁10aと同様であるが、ソレノイド組立体12におけるリード線つまり給電ケーブルの結線方式は、前述した電磁弁10aにおける結線方式がDIN端子あるいはターミナル式とも言われるタイプであるのに対して、図4に示す場合にはソレノイド組立体12の樹脂成形部27によりプリント基板47をも封止するようにしたタイプのリード線式である。この場合のプリント基板47には予め給電ケーブル45a,45bのグロメット44が取り付けられており、それぞれの給電ケーブル45a,45bがプリトン基板47の所定の部位に接続された状態でグロメット44は樹脂により封止される。
【0028】
図1に示された電磁弁10aに用いられるプリント配線基板47を示すと図5(A)の通りであり、この基板47には端子台40に設けられた円筒部40aが入り込む円形孔47aと、2つのリード端子29a,29bが入り込むリード孔と、それぞれの端子爪43a〜43cが入り込む長方形の3つの端子孔とが形成されている。
【0029】
図5(A)に示すように、基板47の表面には、コイル29の一方のリード端子29aが接続される第1出力端子51aと、他方のリード端子29bが接続される第2出力端子51bとが設けられている。さらに、端子爪43aにより形成される一方の給電端子が接続される第1入力端子52aと、端子爪43bにより形成される他方の給電端子が接続される第2入力端子52bとが基板47の表面に設けられ、第2入力端子52bは第2出力端子51bに導通部53aにより直接接続されている。
【0030】
基板47の表面には第1入力端子52aに導通された第1の直列接続部54aが設けられ、これに隙間を介して第2の直列接続部54bが設けられており、この第2の直列接続部54bは表面側の導通部55aとこれに電気的に接続され、基板47の背面側に設けられた導通部55bを介して第1出力端子51aに電気的に接続されている。第1と第2の直列接続部54a,54bにより、第1入力端子52aと第1出力端子51aとの間に設けられる直列接続部54が構成される。
【0031】
この直列接続部54にジャンパチップRを接続すると、図5(B1)の通りであり、その場合には図5(B2)に示すように、直流電源Eを抵抗値0のジャンパ抵抗つまりジャンパチップRを介してコイル29に直接接続した直接給電タイプの給電制御回路となる。
【0032】
第1出力端子51aには導通部55a,55bを介して電気的に接続される第1のコイル側並列接続部56aが基板47の表面に設けられ、導通部53aおよびこれに電気的に接続された導通部53bを介して第2出力端子51bに接続される第2のコイル側並列接続部56bが基板47の表面に、第1のコイル側並列接続部56aに対して所定の隙間を隔てて設けられている。これらの第1と第2のコイル側並列接続部56a,56bにより、コイル側並列接続部56が構成される。
【0033】
入力端子側から出力端子側に向かう順方向の流れを許容し、かつ逆方向の流れを阻止する第1ダイオードD1を直列接続部54に接続し、順方向の流れを許容し、かつ逆方向の流れを阻止する第2ダイオードD2をコイル側並列接続部56に接続すると、図5(C1)の通りである。その場合には図5(C2)に示すように、直流電源Eとコイル29との間に2つのダイオードD1,D2を接続してサージ電圧の発生を防止するサージ防止タイプの給電制御回路となる。コイル29に対する電流の供給を停止したときに逆起電力が発生しても、その電流は第2ダイオードD2によって、コイル29に流れることが防止されることから、電波の発生が防止されることになる。なお、コイル側並列接続部56は、図5(B1)に示す場合には非接続の状態に設定される。
【0034】
第1入力端子52aに電気的に接続される第1の電源側並列接続部57aが基板47の表面に設けられ、第2入力端子52bに電気的に接続される第2の電源側並列接続部57bが基板47の表面に、第1の電源側並列接続部57aに対して所定の間隔を隔てて設けられている。これらの第1と第2の電源側並列接続部57a,57bにより、電源側並列接続部57が形成されている。
【0035】
入力端子側から出力端子側に向かう順方向の流れを許容し、かつ逆方向の流れを阻止する第1ダイオードD1を直列接続部54に接続し、順方向の流れを許容し、かつ逆方向の流れを阻止する第2ダイオードD2をコイル側並列接続部56に接続し、さらに抵抗値が電圧によって非直線的に変化するバリスタVを電源側並列接続部57に接続すると、図5(D1)の通りであり、その場合には、図5(D2)に示すように、交流電源Fを整流してコイル29に供給する整流タイプの給電制御回路となる。このように2つのダイオードD1,D2を接続すると、交流電流のプラス電位がコイル29に供給されてマイナス電位がコイル29に供給されることなく、半波整流されてコイル29に電流が供給される。また、逆電力による電流がコイル29に流れることも防止される。なお、電源側並列接続部57は、図5(B1)および(C1)に示す場合には非接続の状態に設定される。
【0036】
このように、同一の構造の基板47を用いて、図5(B1)に示すように、ジャンパチップRを接続すると、直流電源Eを直接コイル29に供給する直接給電タイプとなる。そして、直流電源Eとコイル29との間に2つのダイオードD1,D2を接続すると、サージ電圧の発生を防止するサージ防止タイプとなる。また、2つのダイオードD1,D2とバリスタVとを交流電源Fとコイル29との間に接続すると、交流電源を半波整流してコイル29に電力を供給する整流タイプとなる。
【0037】
図6(A)は、図1に示される電磁弁10aに用いられる本発明の他の実施の形態としてのプリント配線基板47を示す図であり、図5(A)に示したプリント配線基板47と同様の機能を有する部位には同一の符号が付されている。図6(A)に示した場合にも、図5(A)に示した基板47と同様に、図6(B1),(B2)に示すようにジャンパチップRを接続することにより直流給電タイプとなり、図6(C1),(C2)に示すように2つのダイオードD1,D2を接続することによりサージ防止タイプとなり、図6(D1),(D2)に示すように2つのダイオードD1,D2とバリスタVを接続することにより整流タイプとなる。
【0038】
図7(A)は、図4に示される電磁弁10bに使用される本発明のさらに他の実施の形態であるプリント配線基板47を示す図であり、図5(A)に示したプリント配線基板47と同様の機能を有する部位には同一の符号が付されている。この場合には、一方の給電ケーブル45aが基板47に形成された貫通穴47bを介して表面側から背面側に回り込んでその先端が給電端子として接続される第1入力端子52aと、補助入力端子52aaとがプリント配線基板47に形成され、さらに、他方の給電ケーブル45bが貫通孔47cを介して同様に背面側に回り込んでその先端が給電端子として接続される第2入力端子52bがプリント配線基板47に形成されている。
【0039】
この場合には、図7(A)に示すように、給電ケーブル45aを補助入力端子52aaに接続し、他方の給電ケーブル45bを第2入力端子52bに接続すると、前述したジャンパチップRを使用することなく、直流電源Eを直接コイル29に接続するようにした直流給電タイプとなる。第2入力端子52bに接続されるようになっている。
【0040】
また、図7(C1),(C2)に示すように2つのダイオードD1,D2を接続することによりサージ防止タイプとなり、図7(D1),(D2)に示すように2つのダイオードD1,D2とバリスタVを接続することにより整流タイプとなる。
【0041】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0042】
たとえば、図示する電磁弁は直動式の電磁弁を示すが、間接作動式の電磁弁に対して本発明を適用することも可能であり、電磁弁のポート数も図示する場合に限定されるものではない。
【0043】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0044】
(1).電磁弁に組み込まれてソレノイドコイルと電源部とに接続され、プリント配線基板により形成される給電制御部を単一のプリント配線基板により、複数のタイプに適用することができる。
【0045】
(2).これにより、電磁弁の部品点数を逓減して電磁弁の製造能率を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である電磁弁を示す断面図である。
【図2】(A)は図1に示された電磁弁の外観を示す正面図であり、(B)は同図(A)の平面図である。
【図3】(A)は図1に示された端子台を示す斜視図であり、(B)は同図(A)の断面図であり、(C)は同図(B)の平面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態である電磁弁を示す断面図である。
【図5】(A)は図1に示されたプリント配線基板を示す平面図であり、(B1)は同図(A)に示されたプリント配線基板を直接給電タイプとした場合を示す平面図であり、(B2)は同図(B1)の回路図であり、(C1)は同図(A)に示されたプリント配線基板をサージ防止タイプとした場合を示す平面図であり、(C2)は同図(C1)の回路図であり、(D1)は同図(A)に示されたプリント配線基板を整流タイプとした場合を示す平面図であり、(D2)は同図(D1)の回路図である。
【図6】(A)は図1に示されたプリント配線基板の他の実施の形態を示す平面図であり、(B1)は同図(A)に示されたプリント配線基板を直接給電タイプとした場合を示す平面図であり、(B2)は同図(B1)の回路図であり、(C1)は同図(A)に示されたプリント配線基板をサージ防止タイプとした場合を示す平面図であり、(C2)は同図(C1)の回路図であり、(D1)は同図(A)に示されたプリント配線基板を整流タイプとした場合を示す平面図であり、(D2)は同図(D1)の回路図である。
【図7】(A)は図4に示されたプリント配線基板を示す平面図であり、(B1)は同図(A)に示されたプリント配線基板を直接給電タイプとした場合を示す平面図であり、(B2)は同図(B1)の回路図であり、(C1)は同図(A)に示されたプリント配線基板をサージ防止タイプとした場合を示す平面図であり、(C2)は同図(C1)の回路図であり、(D1)は同図(A)に示されたプリント配線基板を整流タイプとした場合を示す平面図であり、(D2)は同図(D1)の回路図である。
【符号の説明】
10a,10b 電磁弁
11 弁ブロック
12 ソレノイド組立体
14 貫通孔
15 カバー
16 弁体収容孔
17 供給ポート
18 出力ポート
19 排気ポート
20 主弁軸
21 弁体
22,23 ピストン部
24 圧縮コイルばね
27 樹脂成形部
28 ボビン
29 コイル
29a,29b リード端子
31 磁気フレーム
32 固定コア
33 可動コア
34 コア本体
35 作動ロッド
36 圧縮コイルばね
37 端板
38 カバー
39 キャップ
40 端子台
41 切り欠き部
42 閉塞体
43a〜43c 端子爪
44 グロメット
45a,45b 給電ケーブル
47 基板(プリント配線基板)
48 カバー
49 コネクタ
51a 第1出力端子
51b 第2出力端子
52a 第1入力端子
52aa 補助入力端子
52b 第2入力端子
53a,53b 導通部
54 直列接続部
54a 第1直列接続部
54b 第2直列接続部
55a,55b 導通部
56 コイル側並列接続部
56a 第1コイル側並列接続部
56b 第2コイル側並列接続部
57 電源側並列接続部
57a 第1電源側並列接続部
57b 第2電源側並列接続部

Claims (2)

  1. 弁体を作動するソレノイドのコイルと、前記コイルの2つのリード端子と前記コイルに電力を供給する電源側の2つの給電端子とを接続する給電制御部を有する電磁弁であって、
    一方の前記リード端子が接続される第1出力端子および他方の前記リード端子が接続される第2出力端子と、
    一方の前記給電端子が接続される第1入力端子および他方の前記給電端子が接続されかつ前記第2出力端子に直接接続される第2入力端子と、
    前記第1入力端子と前記第1出力端子との間に設けられ、入力端子側から出力端子側に向かう順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第1ダイオード、あるいはジャンパチップが接続される直列接続部と、
    前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に設けられ、順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第2ダイオードが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定されるコイル側並列接続部と、
    前記第1入力端子と前記第2入力端子との間に設けられ、抵抗値が電圧によって非直線的に変化するバリスタが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定される電源側並列接続部とを、
    前記給電制御部を形成するプリント配線基板に設け、
    直流電源を直接前記コイルに前記ジャンパチップを介して供給する直接給電タイプと、直流電源と前記コイルとを前記2つのダイオードを介して接続してサージ電圧の発生を防止するサージ防止タイプと、交流電源を整流して前記コイルに供給する整流タイプとのいずれの給電制御に対しても前記プリント配線基板を共用し得るようにしたことを特徴とする電磁弁。
  2. 弁体を作動するソレノイドのコイルと、前記コイルの2つのリード端子と前記コイルに電力を供給する電源側の2つの給電端子とを接続する給電制御部を有する電磁弁であって、
    一方の前記リード端子が接続される第1出力端子および他方の前記リード端子が接続される第2出力端子と、
    それぞれ一方の前記給電端子が選択的に接続される第1入力端子および前記第1出力端子に直接接続される補助入力端子と、
    他方の前記給電端子が接続されかつ前記第2出力端子に直接接続される第2入力端子と、
    前記第1入力端子と前記第1出力端子との間に設けられ、入力端子側から出力端子側に向かう順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第1ダイオードが接続される直列接続部と、
    前記第1出力端子と前記第2出力端子との間に設けられ、順方向の流れを許容しかつ逆方向の流れを阻止する第2ダイオードが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定されるコイル側並列接続部と、
    前記第1入力端子と前記第2入力端子との間に設けられ、抵抗値が電圧によって非直線的に変化するバリスタが接続されるか、あるいは非接続の状態に設定される電源側並列接続部とを、
    前記給電制御部を形成するプリント配線基板に設け、
    直流電源を直接前記コイルに直接供給する直接給電タイプと、直流電源と前記コイルとを前記2つのダイオードを介して接続してサージ電圧の発生を防止するサージ防止タイプと、交流電源を整流して前記コイルに供給する整流タイプとのいずれの給電制御に対しても前記プリント配線基板を共用し得るようにしたことを特徴とする電磁弁。
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