JP2537213B2 - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JP2537213B2
JP2537213B2 JP61242997A JP24299786A JP2537213B2 JP 2537213 B2 JP2537213 B2 JP 2537213B2 JP 61242997 A JP61242997 A JP 61242997A JP 24299786 A JP24299786 A JP 24299786A JP 2537213 B2 JP2537213 B2 JP 2537213B2
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valve
internal combustion
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intake
throttle
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繁夫 玉木
徳男 小菅
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の吸気装置に係り、特に単点式の燃
料噴射弁を使用する内燃機関の吸気装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の内燃機関の吸気系には、内燃機関のスロットル
チャンバに、吸入空気を流量制御する絞リ弁付き主吸気
通路のほかに、絞リ弁をバイパスして減速運転時に内燃
機関の吸気負圧により開く減速弁付きの補助空気通路を
設けて、内燃機関の減速運転時の吸入空気量を補い減速
運転時の運転性を確保する技術が知られている。
第2図にこの減速弁付き補助空気通路とSPI(単位燃
料噴射)方式とを組み合わせた従来例を示す。
第2図に示すように、内燃機関のスロットルチャンバ
22に、吸入空気を流量制御する絞リ弁23付き主吸気通路
10と絞リ弁23をバイパスして減速運転時に内燃機関の吸
気負圧により開く減速弁26付きの補助空気通路24とが設
けてある。この減速弁26は、補助空気通路24の入口側開
口に設けたオリフィス25を閉じる方向にリターンスプリ
ング27により付勢され、減速運転時には、内燃機関の吸
気負圧がかかることでスプリング27のばね力に抗して開
き、補助空気通路24に空気を流し、その補助空気流量に
応じた燃料を噴射弁21から供給することで減速運転時の
運転性を確保するようにしてある。
スロットルチャンバ22の上流には、単点式の燃料噴射
弁21を有するインジェクションチャンバ20がアッパチャ
ンバ28を介してスロットルチャンバ22と共に縦型に配置
されている。単点式燃料噴射弁21は、内燃機関の各気筒
共通の燃料噴射弁となる。
なお、その他にも、単点式燃料噴射弁方式の吸気系に
は、例えば特開昭55−156239号公報に開示されるよう
に、バイパス通路の中間部に内燃機関の減速,始動・暖
機状態に応じて開度を制御する空気制御弁を配置したも
のがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記した減速弁付き補助空気通路と単点燃
料噴射方式とを組み合わせたものについては、補助空気
通路24の上部開口側がアッパチャンバ28とスロットルチ
ャンバ22の間に位置するために、減速以外の運転時にス
ロットルチャンバ22の上部にある燃料噴射弁21から噴射
される燃料粒子の一部が内燃機関のオーバラップによる
吹き返しにより閉弁状態にある減速弁26設置付近の補助
空気入口付近に溜り(符号Aで示す部分)、この溜り燃
料が、減速運転時、すなわち減速弁26の開弁時に補助空
気通路24を通る空気と一緒に内燃機関に吸入されるた
め、空燃比が過濃化して、エンジンの運転性能と排気性
能を低下させることが懸念されていた。
なお、本現象は、補助空気通路24の入口を燃料噴射弁
21の噴射口よりも上流に位置させても、内燃機関のオー
バラップによる吹き返しによりバイパス通路24側に燃料
粒子が逆流し同様の不具合が生じる。
本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目的は、この
種減速弁付き補助空気通路を備えた吸気装置において、
単点式燃料噴射弁を採用した場合であっても、減速弁付
き補助空気通路に噴射燃料の吹き返しによる燃料溜りが
生じるの防止して、良好な減速運転を保証する内燃機関
の吸気装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、次のように構
成する。なお、以下に述べる構成要素に付した符号は、
第1図に示す実施例の符号を便宜上引用したものであ
る。
すなわち、本発明は、内燃機関のスロットルチャンバ
22に、吸入空気を流量制御する絞リ弁23付き主吸気通路
10と絞リ弁23をバイパスして減速運転時に内燃機関の吸
気負圧により開く減速弁26付きの補助空気通路24とを設
け、前記スロットルチャンバ22の上流に単点式の燃料噴
射弁21を有するインジェクションチャンバ20を配置して
成る内燃機関の吸気装置において、 前記スロットルチャンバ22には、前記絞り弁23をバイ
パスして常時開口するオリフィス30付きの副バイパス通
路29を前記減速弁26付きの補助空気通路24と隣接した状
態で並べて設けたことを特徴とする。
〔作用〕
内燃機関の運転時に絞り弁23の開度制御により吸入空
気量が制御されると、それに見合う量の燃料が燃料噴射
弁21から噴射されるが、この場合、絞り弁23の開弁時に
は、減速弁26が補助空気通路24を閉じた状態にある。
この状態で内燃機関のオーバラップによって噴射燃料
に吹き返しが生じ、この吹き返し燃料粒子が減速弁26付
補助空気通路24の入口付近に流れても、この燃料粒子が
常に空気の流動状態にある副バイパス通路29側に吸引さ
れ、この副バイパス通路29を通して吹き返し燃料粒子を
絞り弁23下流に戻すので、減速弁25付近の補助空気通路
24の入口部に燃料溜りが発生するのを防止する。
したがって、減速運転時に絞り弁23を閉じその時に生
じる絞り弁23下流に生じる吸気負圧によって、減速弁26
が補助空気通路24を開いても、従来のように溜り燃料が
補助空気通路24を通して流れるといった事態をなくし、
減速時の空燃比の過濃化を防ぎ、運転性,排気性能の低
下を防止する。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図の本実施例と第2図の従来例との異なる点は、
スロットルチャンバ22に、絞り弁23をバイパスして常時
開口するオリフィス30付きの副バイパス通路29を減速弁
26付きの補助空気通路24と隣接した状態で並べて設けた
点にある。
ここで、副バイパス通路29は、あらゆる運転条件下に
おいても常に絞り弁23の上流と下流とを連通させたもの
である。オリフィス30の口径は約1〜2mm程度であり、
微少量の空気が流れるようにしてあり、空気流量精度に
ほとんど影響がないように設定してある。
本実施例によれば、内燃機関の運転時に絞り弁23の開
度制御により吸入空気量が制御されると、それに見合う
量の燃料噴射弁21から供給される。この場合、絞り弁23
の開弁時には、絞り弁23下流が大気圧或いはほヾ大気圧
状態にあるので、リターンスプリング29の力を受けて減
速弁26が補助空気通路24を閉じた状態にある。
この状態で内燃機関のオーバラップによって噴射燃料
に吹き返しが生じ、この吹き返し燃料粒子が減速弁26付
補助空気通路24の入口付近に流れても、この燃料粒子が
常に空気の流動状態にある副バイパス通路29側に吸引さ
れ、副バイパス通路29を介して絞り弁23下流に戻される
ので、減速弁26付近の補助空気通路24の入口部に燃料溜
りが発生するのを防止する。
したがって、減速運転時に絞り弁23を閉じその時に生
じる絞り弁23下流に生じる吸気負圧によって、減速弁26
がリターンスプリング27のばね力に抗して補助空気通路
24を開いても、従来のように溜り燃料が補助空気通路24
を通して流れるといった事態をなくし、減速時の空燃比
の過濃化を防ぎ、運転性,排気性能の低下を防止する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、減速弁付き補助空気通
路を備えた吸気装置において、単点式燃料噴射弁を採用
した場合であっても、減速弁付き補助空気通路に噴射燃
料の吹き返しによる燃料溜りが生じるの防止して、良好
な減速運転を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部縦断面図、第2図
は従来の単点式燃料噴射弁方式の吸気装置の一例を示す
縦断面図である。 10……主吸気通路、21……燃料噴射弁、22……スロット
ルチャンバ、23……絞り弁、24……補助空気通路、26…
…減速弁、29……副バイパス通路、30……オリフィス。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関のスロットルチャンバ(22)に、
    吸入空気を流量制御する絞リ弁(23)付き主吸気通路
    (10)と絞リ弁(23)をバイパスして減速運転時に内燃
    機関の吸気負圧により開く減速弁(26)付きの補助空気
    通路(24)とが設けてあり、前記スロットルチャンバ
    (22)の上流に単点式の燃料噴射弁(21)を有するイン
    ジェクションチャンバ(20)が配置してある内燃機関の
    吸気装置において、 前記スロットルチャンバ(22)には、前記絞り弁(23)
    をバイパスして常時開口するオリフィス(30)付きの副
    バイパス通路(29)が前記減速弁(26)付きの補助空気
    通路(24)と隣接した状態で並べて設けてあることを特
    徴とする内燃機関の吸気装置。
JP61242997A 1986-10-15 1986-10-15 内燃機関の吸気装置 Expired - Lifetime JP2537213B2 (ja)

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JP2500169Y2 (ja) * 1988-08-04 1996-06-05 富士ゼロックス株式会社 サ―マル記録ヘッド駆動装置

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