JP2537198Y2 - 液体塗布容器 - Google Patents
液体塗布容器Info
- Publication number
- JP2537198Y2 JP2537198Y2 JP1990119565U JP11956590U JP2537198Y2 JP 2537198 Y2 JP2537198 Y2 JP 2537198Y2 JP 1990119565 U JP1990119565 U JP 1990119565U JP 11956590 U JP11956590 U JP 11956590U JP 2537198 Y2 JP2537198 Y2 JP 2537198Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical portion
- liquid storage
- fitted
- cylinder
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は、小容量かつ簡易な構造とした、薬液等を収納
する液体塗布容器に係る。
する液体塗布容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 この種容器として、容器体の口頸部外面に嵌合させた
取付け周壁の上端に液体塗布膜を張設したものが知られ
ている。
取付け周壁の上端に液体塗布膜を張設したものが知られ
ている。
ところで、従来容器では、収納液体を使用すると、塗
布液体と置換されて外気が容器体内へ流入するため、収
納液体に揮発性成分が含まれている場合は、容器内へ流
入した外気にその揮発性成分が放散し易くなる等の不都
合があった。
布液体と置換されて外気が容器体内へ流入するため、収
納液体に揮発性成分が含まれている場合は、容器内へ流
入した外気にその揮発性成分が放散し易くなる等の不都
合があった。
本案は、容器体底部に装着させた底蓋を上方摺動させ
て容器体内収納液体を注出するよう形成することで、外
気が容器体内へ流入することによる不都合を解消し、ま
た、構造を簡易としかつ組み立てが容易となるよう形成
することで、廉価に作製できるよう設けた。
て容器体内収納液体を注出するよう形成することで、外
気が容器体内へ流入することによる不都合を解消し、ま
た、構造を簡易としかつ組み立てが容易となるよう形成
することで、廉価に作製できるよう設けた。
「課題を解決するための手段」 頂壁6周縁から垂設する下端面開口の液収納筒8の下
半内面に雌螺子15を周設し、かつ頂壁6の中央部に注出
小孔5を突設した容器体1と、 上記収納筒部8の下半内面に上端面閉塞の内筒部9を
嵌合させると共に、該内筒部の下端部外面に付設した突
条18を上記雌螺子15の下端部内に螺合させ、かつ内筒部
9の上端部外面に付設した弾性短筒部7の外面を上記液
収納筒8の中間部内面に水密に嵌合させた可動底蓋2
と、 上記液収納筒8の下半外面に回動可能に外筒部10の内
面を嵌合させ、かつ該外筒部の下端面を閉塞する底壁20
中央部から起立する棒状部11の外面を上記内筒部9の内
面へ嵌合させた回転操作筒3とからなり、 上記内筒部9内面と棒状部11外面のいずれか一方に縦
突条19を、かつ他方に縦溝23を、それぞれ形成して、そ
の縦溝23内へ縦突条19を上方摺動可能に嵌合させた。
半内面に雌螺子15を周設し、かつ頂壁6の中央部に注出
小孔5を突設した容器体1と、 上記収納筒部8の下半内面に上端面閉塞の内筒部9を
嵌合させると共に、該内筒部の下端部外面に付設した突
条18を上記雌螺子15の下端部内に螺合させ、かつ内筒部
9の上端部外面に付設した弾性短筒部7の外面を上記液
収納筒8の中間部内面に水密に嵌合させた可動底蓋2
と、 上記液収納筒8の下半外面に回動可能に外筒部10の内
面を嵌合させ、かつ該外筒部の下端面を閉塞する底壁20
中央部から起立する棒状部11の外面を上記内筒部9の内
面へ嵌合させた回転操作筒3とからなり、 上記内筒部9内面と棒状部11外面のいずれか一方に縦
突条19を、かつ他方に縦溝23を、それぞれ形成して、そ
の縦溝23内へ縦突条19を上方摺動可能に嵌合させた。
「作用」 第1図が示す状態から、キャップ4を取り外し、かつ
回動操作筒3を容器体1に対して所定方向へ回動させる
と、容器体1の雌螺子15に可動底蓋2の突条18を螺合さ
せ、かつ可動底蓋2の縦突条19を回転操作筒3の縦溝23
内へ嵌合させたので、可動底蓋2が螺上昇して収納液体
が加圧され、注出小孔5から注出される。
回動操作筒3を容器体1に対して所定方向へ回動させる
と、容器体1の雌螺子15に可動底蓋2の突条18を螺合さ
せ、かつ可動底蓋2の縦突条19を回転操作筒3の縦溝23
内へ嵌合させたので、可動底蓋2が螺上昇して収納液体
が加圧され、注出小孔5から注出される。
「実施例」 1は容器体であり、該容器体は、上下両端面開口の筒
体と、頂壁6周縁から短周縁16を垂設した蓋体とで形成
され、その筒体の上部を小外径とし、かつ該小外径部17
の外面に短周壁16を嵌着させることで、頂壁6周縁から
垂設する液収納筒8を形成し、該液収納筒の下部内面に
雌螺子15を周設すると共に、該雌螺子直ぐ上方の筒壁部
分外面に外向きフランジ14を、かつ該外向きフランジ直
ぐ下方の筒壁部分外面に係合突条22を、それぞれ付設
し、また、塗布対象が人体の皮膚である場合には、上記
頂壁6を適度な柔かさに形成する。当該容器体には、薬
液,化粧液等の液体を収容し、かつ収容量は、一回ない
し数回で使い切る程度の量とする。
体と、頂壁6周縁から短周縁16を垂設した蓋体とで形成
され、その筒体の上部を小外径とし、かつ該小外径部17
の外面に短周壁16を嵌着させることで、頂壁6周縁から
垂設する液収納筒8を形成し、該液収納筒の下部内面に
雌螺子15を周設すると共に、該雌螺子直ぐ上方の筒壁部
分外面に外向きフランジ14を、かつ該外向きフランジ直
ぐ下方の筒壁部分外面に係合突条22を、それぞれ付設
し、また、塗布対象が人体の皮膚である場合には、上記
頂壁6を適度な柔かさに形成する。当該容器体には、薬
液,化粧液等の液体を収容し、かつ収容量は、一回ない
し数回で使い切る程度の量とする。
2は可動底蓋であり、該可動底蓋は、上記液収納筒8
の下半内面に上端面閉塞の内筒部9を嵌合させると共
に、該内筒部の下端部外面に付設した突条18を上記雌螺
子15の下端部内に螺合させ、かつ内筒部9の上端部外面
に付設した弾性短筒部7の外面を上記液収納筒8の中間
部内面に水密に嵌合させ、また、内筒部9の内面に縦突
条19を付設している。
の下半内面に上端面閉塞の内筒部9を嵌合させると共
に、該内筒部の下端部外面に付設した突条18を上記雌螺
子15の下端部内に螺合させ、かつ内筒部9の上端部外面
に付設した弾性短筒部7の外面を上記液収納筒8の中間
部内面に水密に嵌合させ、また、内筒部9の内面に縦突
条19を付設している。
3は回転操作筒であり、該回転操作筒は、上記外向き
フランジ14下方の液収納筒8部分外面に回動可能に外筒
部10の内面を嵌合させる共に、該外筒部の上部内面に周
設した凹溝内に既述係合突条22を係合させ、また、その
外筒部10の下端面を閉塞する底壁20の中央部から起立す
る棒状部11の外面を上記内筒部9の内面へ嵌合させ、か
つその棒状部11の外面に縦接した縦溝23内へ上記縦突条
19を上方摺動可能に嵌合させている。
フランジ14下方の液収納筒8部分外面に回動可能に外筒
部10の内面を嵌合させる共に、該外筒部の上部内面に周
設した凹溝内に既述係合突条22を係合させ、また、その
外筒部10の下端面を閉塞する底壁20の中央部から起立す
る棒状部11の外面を上記内筒部9の内面へ嵌合させ、か
つその棒状部11の外面に縦接した縦溝23内へ上記縦突条
19を上方摺動可能に嵌合させている。
上記液収納筒8の上半外面には、筒状キャップ4の周
壁を嵌合させ、かつ既述注出小孔5は、筒状キャップ4
の頂壁下面に付設した棒栓5で閉塞している。
壁を嵌合させ、かつ既述注出小孔5は、筒状キャップ4
の頂壁下面に付設した棒栓5で閉塞している。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、内筒部9の下端部
外面に付設した突条18を液収納筒8の雌螺子15下端部内
に螺合させ、また、内筒部9内面と棒状部11外面のいず
れか一方に縦突条19を、かつ他方に縦溝23を、それぞれ
形成して、その縦溝23内へ縦突条19を上方摺動可能に嵌
合させたから、回動操作筒3を容器体1に対して所定方
向へ回動させることで可動蓋体2を螺上昇させて収納液
体をを加圧し、注出小孔5から注出させることができ、
よって、従来容器のように、注出液体と置換されて外気
が容器内に流入することがないので、収納液体の揮発性
成分が放散し易くなる等の不都合が解消される。
外面に付設した突条18を液収納筒8の雌螺子15下端部内
に螺合させ、また、内筒部9内面と棒状部11外面のいず
れか一方に縦突条19を、かつ他方に縦溝23を、それぞれ
形成して、その縦溝23内へ縦突条19を上方摺動可能に嵌
合させたから、回動操作筒3を容器体1に対して所定方
向へ回動させることで可動蓋体2を螺上昇させて収納液
体をを加圧し、注出小孔5から注出させることができ、
よって、従来容器のように、注出液体と置換されて外気
が容器内に流入することがないので、収納液体の揮発性
成分が放散し易くなる等の不都合が解消される。
また、液収納筒8の下半内面に雌螺子15を周設し、か
つ内筒部9の下端部外面に付設した突条18を液収納筒8
の雌螺子15下端部内に螺合させたから、容器組み立ての
際、突条18上方の内筒部9部分を液収納筒8内へ差し込
み、かつ該状態から可動底蓋2を容器体1に対して所定
方向へ僅かに回動させることで、突条18を雌螺子15下端
部内に螺合させることができ、よって、可動底蓋2を容
器体1へ簡単に取付けできるので、容器の組み立てが容
易で廉価に作製できる。
つ内筒部9の下端部外面に付設した突条18を液収納筒8
の雌螺子15下端部内に螺合させたから、容器組み立ての
際、突条18上方の内筒部9部分を液収納筒8内へ差し込
み、かつ該状態から可動底蓋2を容器体1に対して所定
方向へ僅かに回動させることで、突条18を雌螺子15下端
部内に螺合させることができ、よって、可動底蓋2を容
器体1へ簡単に取付けできるので、容器の組み立てが容
易で廉価に作製できる。
第1図は、本案容器の一実施例の半断面図、第2図は、
同実施例の分解斜視図である。 1……容器体、2……可動底蓋、3……回転操作筒
同実施例の分解斜視図である。 1……容器体、2……可動底蓋、3……回転操作筒
Claims (1)
- 【請求項1】頂壁6周縁から垂設する下端面開口の液収
納筒8の下半内面に雌螺子15を周設し、かつ頂壁6の中
央部に注出小孔5を穿設した容器体1と、 上記収納筒部8の下半内面に上端面閉塞の内筒部9を嵌
合させると共に、該内筒部の下端部外面に付設した突条
18を上記雌螺子15の下端部内に螺合させ、かつ内筒部9
の上端部外面に付設した弾性短筒部7の外面を上記液収
納筒8の中間部内面に水密に嵌合させた可動底蓋2と、 上記液収納筒8の下半外面に回動可能に外筒部10の内面
を嵌合させ、かつ該外筒部の下端面を閉塞する底壁20中
央部から起立する棒状部11の外面を上記内筒部9の内面
へ嵌合させた回転操作筒3とからなり、 上記内筒部9内面と棒状部11外面のいずれか一方に縦突
条19を、かつ他方に縦溝23を、それぞれ形成して、その
縦溝23内へ縦突条19を上方摺動可能に嵌合させたことを
特徴とする液体塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990119565U JP2537198Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 液体塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990119565U JP2537198Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 液体塗布容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0474681U JPH0474681U (ja) | 1992-06-30 |
JP2537198Y2 true JP2537198Y2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=31867513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990119565U Expired - Lifetime JP2537198Y2 (ja) | 1990-11-14 | 1990-11-14 | 液体塗布容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537198Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5146932B2 (ja) * | 2007-11-30 | 2013-02-20 | 株式会社吉野工業所 | 繰り出し容器 |
JP5152762B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-02-27 | 株式会社吉野工業所 | 液状内容物吐出容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01121514U (ja) * | 1987-10-19 | 1989-08-17 | ||
JPH0752062Y2 (ja) * | 1989-02-08 | 1995-11-29 | 株式会社吉野工業所 | 押出容器 |
-
1990
- 1990-11-14 JP JP1990119565U patent/JP2537198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0474681U (ja) | 1992-06-30 |
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