JP2537004B2 - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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JP2537004B2
JP2537004B2 JP5002256A JP225693A JP2537004B2 JP 2537004 B2 JP2537004 B2 JP 2537004B2 JP 5002256 A JP5002256 A JP 5002256A JP 225693 A JP225693 A JP 225693A JP 2537004 B2 JP2537004 B2 JP 2537004B2
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JP
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locator pin
work
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guide
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伸美 生沼
泰司 山谷
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Amada Metrecs Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワークを位置決めす
るための位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワークを位置決めする位置決め装
置としては、タッチセンサ付ロケータピンが知られてい
る。このタッチセンサ付ロケータピンは上下動自在でか
つ角形状からなるロケータピンで構成されている。しか
も、ロケータピンの内部にはタッチセンサが埋め込まれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のロケータピンは角柱形状に形成されているため、板
状のワークをロケータピンに突き当てたとき面接触とな
る。そのため、ロケータピンの内部に埋め込まれたタッ
チセンサにワークを突き当てながら動かすのに大きな力
が必要で大変であった。
【0004】また、タッチセンサがロケータピンに埋め
込まれているため、故障した場合の修理が困難であっ
た。さらに、タッチセンサの接点部分における構造が複
雑のためゴミなどがはさまり、誤動作することがあっ
て、センサとしての信頼性が低いという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、本発明は、ワークを移動可能に支持するワー
クテーブルの上面に対してロケータピンを出没可能に設
けてなる位置決め装置において、前記ワークテーブルの
下面に絶縁ベースを介して取付けたガイドの穴に円柱形
状のロケータピンを上下動可能に嵌入して設けると共
に、上記ロケータピンを上下動するためのアクチュエー
タを前記ガイドの下部に設け、前記ワークが前記ロケー
タピンに当接したときに、ワーク自体とロケータピン自
体とが導通して当該ロケータピンに接続した信号線に検
出信号を出力する構成としてなるものである。
【0006】
【作用】前記構成により、ワークを位置決めする際、ロ
ケータピンを上昇せしめ、このロケータピンにワークを
突き当てると、ワークを通してロケータピンが導通して
ロケータピン自体がセンサの役目を果たすことになる。
したがって、位置決め装置の構造が簡単となり故障が少
なくなると共に、誤動作が少なくなってセンサとしての
信頼性が向上する。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0008】図1を参照するに、例えばタレットパンチ
プレスやレーザ加工機などの板材加工機のワークテーブ
ル1は図示省略の支持フレームに取付けられており、ワ
ークテーブル1上には複数のフリーベア3が回転自在に
支承されている。このフリーベア3上に導電性の板状の
ワークWが載置され、図1において左右方向並びに紙面
に対して直交する方向へ移動されるものである。
【0009】前記ワークテーブル1にはワークWを位置
決めする位置決め装置5が設けられている。ワークテー
ブル1の下部には位置決め装置5の一部を構成する取付
ベース7が設けられている。この取付けベース7の下部
には複数の絶縁カラー9がピン11、ボルト13によっ
て取付けられている。しかも、絶縁カラー9の下部には
絶縁ベース15を介してガイド17が複数のボルト19
で取付けられている。
【0010】ガイド17の穴17Hには円柱形状の鉄製
からなるロケータピン21が上下動自在に装着されてい
る。またガイド17の下部フランジ17Fには複数の支
持ポスト23を介してシリンダ取付プレート25が複数
のボルト27で取付けられている。
【0011】前記シリンダ取付プレート25の下部に
は、前記ロケータピン21を上下動するためのアクチュ
エータとしてのエアシリンダ29が取付けられている。
このエアシリンダ29に装着されたピストンロッド31
の先端部にはフローティングジョイント33が設けられ
ている。このフローティングジョイント33にはロッド
35を介して前記ロケータピン21が設けられている。
前記ピストンロッド31の下端には信号線37の一端が
接続されていると共に、信号線37の他端は図示省略の
位置決め検出器に接続されている。
【0012】上記構成により、ワークWを位置決めする
際には、エアシリンダ29を作動せしめてピストンロッ
ド31を上昇させることにより、フローティングジョイ
ント33、ロッド35を介してロケータピン21が図1
に示されているように、ワークテーブル1の上面より突
出して停止される。
【0013】ロケータピン21を図1に示したごとく突
出した状態でワークWの端面がロケータピン21に突き
当たると、ワークWとロケータピン21とが導通し、ロ
ッド35,フローティングジョイント33,ピストンロ
ッド31および信号線37を経て図示省略の位置決め検
出器でワークWが位置決めされたことを検出することが
できる。
【0014】而して、ロケータピン21自体がセンサの
役目を果すようになっており、しかもロケータピン21
を接点として絶縁カラ9、絶縁ベース15で絶縁するよ
うにしてあるから、位置決め装置5の構造が従来のもの
に比べて簡単になると共に故障することが少なくなる。
また、ゴミなどがはさまっても誤動作することが少なく
なってセンサとしての信頼性を向上せしめることができ
る。
【0015】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【0016】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本発明は、ワーク(W)を移動可能
に支持するワークテーブル(1)の上面に対してロケー
タピン(21)を出没可能に設けてなる位置決め装置に
おいて、前記ワークテーブル(1)の下面に絶縁ベース
(15)を介して取付けたガイド(17)の穴(17
H)に円柱形状のロケータピン(21)を上下動可能に
嵌入して設けると共に、上記ロケータピン(21)を上
下動するためのアクチュエータ(29)を前記ガイド
(17)の下部に設け、前記ワーク(W)が前記ロケー
タピン(21)に当接したときに、ワーク自体とロケー
タピン自体とが導通して当該ロケータピンに接続した信
号線(37)に検出信号を出力する構成としてなるもの
である。
【0017】上記構成より明らかなように、本発明にお
いては、ロケータピン21は円柱形状であり、このロケ
ータピン21を上下動可能に支持したガイド17は絶縁
ベース15を介してワークテーブル1の下面に取付けて
あるから、ロケータピン21とワークテーブル1は絶縁
された状態にある。そして、ワークテーブル1上のワー
クWがロケータピン21に当接したときに、ワーク自体
とロケータピン21自体とが導通して信号線37に検出
信号を出力する構成である。
【0018】すなわち、ロケータピン21が円柱形状で
あるから、ワークWとロケータピン21との接触は線接
触となるものであり、ワークWが接触した状態において
のロケータピン21の没入が容易であると共に、ワーク
Wとロケータピン21との当接検知は、ワークWとロケ
ータピン21とが共に導通することによって検知できる
ので、ロケータピン21の部分にタッチセンサ等が不要
であり、構成が簡単になると共に、ロケータピン21に
対するワークWの当接部に故障を生じるようなことがな
いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す位置決め装置の正面
図である。
【符号の説明】
5 位置決め装置 7 取付ベース 9 絶縁カラー 15 絶縁ベース 17 ガイド 21 ロケータピン 25 シリンダ取付プレート 29 エアシリンダ 31 ピストンロッド 33 フローティングジョイント 35 ロッド 37 信号線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク(W)を移動可能に支持するワー
    クテーブル(1)の上面に対してロケータピン(21)
    を出没可能に設けてなる位置決め装置において、前記ワ
    ークテーブル(1)の下面に絶縁ベース(15)を介し
    て取付けたガイド(17)の穴(17H)に円柱形状の
    ロケータピン(21)を上下動可能に嵌入して設けると
    共に、上記ロケータピン(21)を上下動するためのア
    クチュエータ(29)を前記ガイド(17)の下部に設
    け、前記ワーク(W)が前記ロケータピン(21)に当
    接したときに、ワーク自体とロケータピン自体とが導通
    して当該ロケータピンに接続した信号線(37)に検出
    信号を出力する構成としてなることを特徴とする位置決
    め装置。
JP5002256A 1993-01-11 1993-01-11 位置決め装置 Expired - Fee Related JP2537004B2 (ja)

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