JP2536915Y2 - 書写用紙 - Google Patents

書写用紙

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JP2536915Y2
JP2536915Y2 JP1995006344U JP634495U JP2536915Y2 JP 2536915 Y2 JP2536915 Y2 JP 2536915Y2 JP 1995006344 U JP1995006344 U JP 1995006344U JP 634495 U JP634495 U JP 634495U JP 2536915 Y2 JP2536915 Y2 JP 2536915Y2
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writing
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hard
paper
column
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JP1995006344U
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JPH081003U (ja
Inventor
良元 岡田
Original Assignee
全国学校用品株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、小,中学校等におけ
る学習のための書写用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種書写用紙として、毛筆では
書道半紙を、又硬筆の場合は別の硬筆専用の練習用用紙
を使用していた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】小,中学校の新学習
指導要領によると、毛筆及び硬筆等による書写の目的
は、姿勢,用具,筆順に関する事項、点画に関する事
項、字形の整え方に関する事項及び文字の大きさ,配
列,字配りに関する事項等を学習することにある。
【0004】そして、毛筆を使用する書写は、硬筆によ
る書写の能力の基礎を養うこと、換言すれば、毛筆の使
用によって硬筆の書写能力の基礎を養うことにあるが、
この場合毛筆と硬筆を同時に関連させて書かせること、
すなわち硬毛一体指導を行うのが効果的である。
【0005】しかしながら、従来では、毛筆書きのとき
は書道半紙を使用し、また硬筆書きときは別の硬筆用紙
を使用している。もちろん、毛筆書きの時間に硬筆書き
を同時進行させる学習は試みられていたが、用紙の関係
でその学習には大きな支障があり、毛筆と硬筆の関連指
導はやりにくいといった諸問題点があった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本考案は、上記のよう
な従来の問題点を解決するためになされたもので、毛筆
書きと硬筆書きとを関連させて同時に学習できるものを
提供することを目的としたものであり、その要旨は、書
道用半紙サイズより大きい縦長方形の用紙の中央部に書
道半紙サイズの毛筆書写用欄を形成するとゝもに、該毛
筆書写用欄には、左右及び上下に等分する縦罫線及び横
罫線を夫々設け、更に前記毛筆書写用欄の上端には上辺
部の余白部と仕切る仕切線を、左右両側辺部の余白部に
は硬筆一文字サイズの正方形のマスを縦方向に連続して
形成した硬筆書写用欄を、夫々形成したことを特徴とす
る書写用紙にある。
【0007】
【実施例】以下、本考案を、第1図及び第2図に示す実
施例に基いて詳細に説明するに、図中1は縦長方形状の
書写用紙で、毛筆で書いてもにじみが出ず、しかも鉛筆
等の硬筆で書いても破けない再生紙より形成したもので
あり、通常の書道用半紙よりやや大きいサイズに形成さ
れている。
【0008】2は前記書写用紙1の中央部に設けた毛筆
書写用欄で、書道半紙サイズの大きさの面積を備えてお
り、該毛筆書写用欄2には、これを左右及び上下に等分
する点線よりなる縦罫線3a及び横罫線3bが夫々設け
らている。なお、図中3cは前記横罫線3bで上下に等
分された縦罫線3aの上方及び下方を等分する位置に夫
々設けた目印である。
【0009】4A及び4Bは前記書写用紙1の右辺部及
び左辺部の余白部に夫々形成した縦長方形状の硬筆書写
用欄で、前記毛筆書写用欄2の左右にそれぞれ近接して
その1/2長まで延びている。そして、この硬筆書写用
欄4A,4Bは、夫々硬筆一文字サイズの正方形のマス
5a,5bによって仕切られているとゝもに、各マス5
a,5bには更にこれを左右,上下に等分する点線より
なる縦罫線5c,横罫線5dとが夫々設けられている。
【0010】6は前記書写用紙1の下辺部の余白部に設
けた横長の下欄で、該下欄6は矩形状の外枠線7aと、
その中心に引いた点線よりなる横罫線7bとから形成さ
れている。なお、図中8は毛筆書写用欄2の上端に設け
た仕切線で、上辺部の余白部と毛筆書写用欄2の上端と
の境界部に形成されている。9は書写用紙1の上辺部の
余白部に穿設した孔で、該孔9は複数枚の書写用紙1を
綴じて整理し、又は掛けるときのために利用するもので
ある。
【0011】そこで、この書写用紙1を使用する場合
は、前記毛筆書写用欄2に、その上端の仕切線8,縦罫
線3a,横罫線3b及び目印3c,硬筆書写用欄4A,
4B等を基準として毛筆書きの学習をし、また、硬筆書
写用欄4A,4Bには、マス5a,5bや縦罫線5c,
横罫線5dを基準として、鉛筆やサインペン等での硬筆
書きの学習をする。
【0012】例えば、毛筆書写用欄2に指導者が毛筆で
書写を指導した後に、それと同じ文字又は同じような組
立方の文字を硬筆書写用欄4A,4Bに多く書かせ、毛
筆による書写と硬筆による書写を同時に関連させて書か
せることにより、硬毛一体指導を行うものである。ま
た、下欄6には指導者の言葉書きや反省書き等を記載し
たり、硬筆による横書きの練習等として利用する。
【0013】なお、書写用紙1の上下及び左右の余白部
を、仕切線8,下欄6,硬筆書写用欄4A,4Bの部分
から切除して毛筆書写用欄2のみを残し、この毛筆書写
用欄2に書写した毛筆書きの作品を作品掛に入れ、展示
することもできる。
【0014】第2図に示すものは、書写用紙1の使用例
で、複数枚の書写用紙1をその上端1aで糊付すること
により綴って冊子10を形成したものであり、11は該
冊子10のカバーである。なお、書写用紙1は一枚毎に
離すことができ、又はそのまま綴じておくこともできる
ように形成されている。
【0015】この冊子6の使用例としては、指導用とし
て1教材に4〜5枚の書写用紙1を使用し、次のように
使用する。すなわち、1枚目は毛筆の初書きとして使用
して手を加えず保管し、2枚目は自己学習用として使用
する。そして、試し書きの毛筆書写と手本とを見比べて
自己反省させ、3枚目は自己学習の反省のあと注意点を
意識させながら書かせ、4〜5枚目は清書させて保管す
る。なお、硬筆書きの学習も上記と同時に行う。その
後、書写用紙1を冊子6に綴じ込むことより、書写時に
文鎮やフエルトの下敷きなどの必要がなく、また綴って
おくことにより学習経過がわかり、学習集積として利用
することができる。
【0016】
【考案の効果】本考案に係る書写用紙は、前記の如く、
書道用半紙サイズより大きい縦長方形の用紙の中央部に
書道半紙サイズの毛筆書写用欄を形成するとゝもに、該
毛筆書写用欄には、左右及び上下に等分する縦罫線及び
横罫線を夫々設け、更に前記毛筆書写用欄の上端には上
辺部の余白部と仕切る仕切線を、左右両側辺部の余白部
には硬筆一文字サイズの正方形のマスを縦方向に連続し
て形成した硬筆書写用欄を、夫々形成した構成であるか
ら、毛筆書きと硬筆書きとを関連させながら同時に学習
することができ、学習効果が著しく向上するとゝもに、
指導もやり易い。また、書写用紙は毛筆書きと硬筆書き
とを同一の用紙で使用できるため、取扱いやすく、準備
や整頓が容易である、といった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る書写用紙の平面図である。
【図2】同書写用紙を綴じた冊子の斜視図である。
【符号の説明】
1 書写用紙 2 毛筆書写用欄 3a 縦罫線 3b 横罫線 3c 目印 4A 硬筆書写用欄 4B 硬筆書写用欄 5a マス 5b マス 5c 縦罫線 5d 横罫線 6 下欄 7a 外枠線 7b 横罫線 8 仕切線 9 孔 10 冊子 11 カバー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書道用半紙サイズより大きい縦長方形の
    用紙の中央部に書道半紙サイズの毛筆書写用欄2を形成
    するとゝもに、該毛筆書写用欄2には、左右及び上下に
    等分する縦罫線3a及び横罫線3bを夫々設け、更に前
    記毛筆書写用欄2の上端には上辺部の余白部と仕切る仕
    切線8を、左右両側辺部の余白部には硬筆一文字サイズ
    の正方形のマス5a,5bを縦方向に連続して形成した
    硬筆書写用欄4A,4Bを、夫々形成したことを特徴と
    する書写用紙。
  2. 【請求項2】 毛筆書写用欄2の下辺部の余白部に横長
    の下欄を形成したことを特徴とする請求項1記載の書写
    用紙。
JP1995006344U 1995-06-01 1995-06-01 書写用紙 Expired - Lifetime JP2536915Y2 (ja)

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JPH081003U JPH081003U (ja) 1996-06-21
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