JP2536751Y2 - センター金具 - Google Patents

センター金具

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JP2536751Y2
JP2536751Y2 JP4960892U JP4960892U JP2536751Y2 JP 2536751 Y2 JP2536751 Y2 JP 2536751Y2 JP 4960892 U JP4960892 U JP 4960892U JP 4960892 U JP4960892 U JP 4960892U JP 2536751 Y2 JP2536751 Y2 JP 2536751Y2
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JP
Japan
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center
net
ring
cylindrical body
coat
Prior art date
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JP4960892U
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English (en)
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JPH069672U (ja
Inventor
紘十郎 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH069672U publication Critical patent/JPH069672U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、硬式テニスのネット中
央に取り付けられるセンターベルトをコートに固定する
センター金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、硬式テニスに使用されるネット
の中央にはセンターベルトが取り付けられており、この
センターベルトの下端をコートに埋設されたセンター金
具に係留することによりネットをコートに固定し、ネッ
トの下部を定位置に保持するとともに、その高さを適正
に維持している。
【0003】ところで、このようにネットのセンターベ
ルトをコートに係留するセンター金具は、これまで種々
提案されている。例えば、図4に示すセンター金具11
は、センターベルトに設けられたフックと係留可能なリ
ング部11aを一端に、他端にアンカー部11bをそれ
ぞれ形成し、リング部11aをコート上に露出して埋設
したものであり、図5に示すセンター金具12は、アン
カー13aを設けた筒体13の皿13bにリング部14
aを形成したアイボルト14を昇降自在に螺合したもの
であり、また、図6に示すセンター金具15は、アンカ
ー16aを設けた筒体16の皿16bにフック17を昇
降自在に遊嵌したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すセンター金具11では、常時コート上にリング部1
1aが突出していることから、コートを整備する際邪魔
になる他、コートを他目的に使用することができない欠
点がある。また、図5および図6に示すセンター金具1
2,15では、ネット使用時のみ、リング部14aやフ
ック17を引き上げてコート上に突出させることがで
き、コートの整備時や他目的に使用する際などに邪魔に
なることはないが、図5のセンター金具12において
は、リング部14aを把握して回動操作しなければなら
ないため、リング部14aは一定の大きさに形成されて
おり、その分収納深さが必要となる。そして、リング部
14aを収納位置と使用位置との間を昇降させるために
は、何回も回転させなければならず、作業性が悪いとい
う問題がある。
【0005】一方、図6の示すセンター金具15におい
ては、雨あるいは風などによって筒体16の内部に排水
口を通して砂が溜まりやすく、時間の経過とともにフッ
ク17の引き上げや収納に支障を生じるものである。こ
の際、センター金具15の筒体16から砂を除去するこ
とは極めて困難であり、このため、センター金具15を
コートから取り出して砂を除去することになるが、通常
センター金具15はコンクリートやアスファルトなどで
固められているため、時間的にも金銭的にも大きな損失
となる。
【0006】本考案は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、砂が堆積しても影響なく使用位置および収
納位置に簡単に操作することのできるセンター金具を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、排水口を形成
した皿部材を内部上方に固定するとともにアンカーを設
けた筒体と、この筒体の上部に取り付けられてセンター
ベルトのフックと係留可能な係合部材から構成され、こ
の係合部材は、皿部材の上方に位置して筒体に固定され
たロッド部材と、このロッド部材に回動自在に軸支され
たアーム部材と、このアーム部材に回動自在に軸支され
たリング部材からなり、係合部材は、ネットの不使用
時、屈曲して筒体の内部上方に収納され、ネットの使用
時、リング部材の引き上げにより伸長させて少なくとも
リング部材の一部をコート上に突出させることを特徴と
するものである。
【0008】
【作用】ネットを使用する際は、係合部材のリング部材
を持ち上げてコート上に引き出し、センターベルトのフ
ックをリング部材に係留すればよい。一方、ネットの使
用が終了すれば、センターベルトのフックをリング部材
から離脱させることにより、係合部材は屈曲し、コート
上に突出することなく筒体の内部上方空間に収納され
る。
【0009】この結果、筒体内部への砂の浸入に関係な
く係合部材を簡単に操作して筒体内に収納し、あるい
は、コート上に突出させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1には本考案のセンター金具1が記載さ
れており、このセンター金具1は、外周面下部から半径
方向に突出する2本のアンカー4を設けるとともに、複
数個の排水口5a(図2参照)が形成された皿部材5を
上方内部に固定した筒体2と、この筒体2の上部に取り
付けられた係合部材3から構成されている。
【0012】この係合部材3は、筒体2の上部に水平方
向に固定されたロッド部材6と、このロッド部材6に一
端部を回動自在に軸支されたアーム部材7と、このアー
ム部材7の他端部にロッド部材6と平行な軸線回りに、
かつ、アーム部材7を両側から挾持して回動自在に軸支
されたリング部材8からなり、係合部材3は、通常屈曲
して筒体2の、皿部材5上方の内部空間に収納されてい
る。すなわち、アーム部材7は、その自重によりロッド
部材6回りに回動して傾倒し、その他端部が皿部材5に
当接しており、また、リング部材8は、この傾倒したア
ーム部材7の他端部回りに回動し、その一部がロッド部
材6に当接して傾斜し、全体としてコート上に突出する
ことなく屈曲状態に保持されている(図2参照)。そし
て、係合部材3を収納している際、筒体2の上部開口を
蓋体(図示せず)で覆うことにより、コートを他目的に
使用することが可能となる。
【0013】なお、リング部材8がロッド部材6に当接
して傾斜している状態において、センターベルトBのフ
ックHを係留させることもできる。
【0014】一方、ネットを使用する場合は、リング部
材8を持ち上げてコート上に引き出すことにより、アー
ム部材7およびリング部材8の各長さの和に略相当する
長さに伸長させることができる。そして、コート上に引
き出されたリング部材8(図3参照)に、図1に示すよ
うに、センターベルトBのフックHを係留させることに
より、センターベルトBをコートに固定することができ
る。
【0015】なお、皿部材3の上方に砂が入り込んで溜
まっても容易に取り出すことができる他、排水口5aを
通して筒体2の内底部に砂が入り込んで堆積しても、係
合部材3の収納および引き出しに影響することはない。
【0016】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、センター
ベルトのフックと係留可能な係合部材を、皿部材の上方
に位置して筒体に固定されたロッド部材と、このロッド
部材に回動自在に軸支されたアーム部材と、このアーム
部材に回動自在に軸支されたリング部材から構成したこ
とにより、通常屈曲してコート上に突出することなく筒
体の内部上方空間に収納され、また、リング部材の引き
出しにより伸長してリング部材をコート上に突出させる
ことができ、ネットの不使用時および使用時、筒体内部
への砂の浸入に関係なく係合部材を簡単に操作して筒体
内に収納し、あるいは、コート上に引き出すことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のセンター金具を示す斜視図である。
【図2】本考案のセンター金具の格納状態を示す断面図
である。
【図3】本考案のセンター金具の使用状態を示す断面図
である。
【図4】従来のセンター金具を示す断面図である。
【図5】従来の他のセンター金具を示す断面図である。
【図6】従来の別のセンター金具を示す断面図である。
【符号の説明】
1 センター金具 2 筒体 3 係合部材 4 アンカー 5 皿部材 6 ロッド部材 7 アーム部材 8 リング部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水口を形成した皿部材を内部上方に固
    定するとともにアンカーを設けた筒体と、この筒体の上
    部に取り付けられてセンターベルトのフックと係留可能
    な係合部材から構成され、この係合部材は、皿部材の上
    方に位置して筒体に固定されたロッド部材と、このロッ
    ド部材に回動自在に軸支されたアーム部材と、このアー
    ム部材に回動自在に軸支されたリング部材からなり、係
    合部材は、ネットの不使用時、屈曲して筒体の内部上方
    に収納され、ネットの使用時、リング部材の引き上げに
    より伸長させて少なくともリング部材の一部をコート上
    に突出させることを特徴とするセンター金具。
JP4960892U 1992-07-15 1992-07-15 センター金具 Expired - Lifetime JP2536751Y2 (ja)

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JPH069672U JPH069672U (ja) 1994-02-08
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