JP2536590B2 - プリンタの印刷方法 - Google Patents

プリンタの印刷方法

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JP2536590B2 JP63122149A JP12214988A JP2536590B2 JP 2536590 B2 JP2536590 B2 JP 2536590B2 JP 63122149 A JP63122149 A JP 63122149A JP 12214988 A JP12214988 A JP 12214988A JP 2536590 B2 JP2536590 B2 JP 2536590B2
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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シリアルドットマトリクス式プリンタの印
刷方式に関するものである。
(従来の技術) 第7図はシリアルドットマトリクス式プリンタの印刷
ヘッド構造を示す図である。同図に示す印刷ヘッドを用
いた印刷方法はドットピンが縦1列に横方向にスペーシ
ング動作を行いながら一斉に印刷していく方法である。
一般的には印刷ヘッドのドットピンが縦2列で千鳥型に
なっていてもまた斜めに配列されていても原理は同じで
ある。
第8図はシリアルドットマトリクス式プリンタの概略
機構を示す図である。第8図において、印刷ヘッド31は
ベルト32に固着され、ベース32の往復運動によりシャフ
ト38に沿って矢印A,B方向に移動する。ベルト32はスペ
ースモータ35の回転軸39とローラ37とに巻掛けにされ、
スペースモータの回転運動を印刷ヘッド31の往復運動に
変える。ラインフィードモータ36はプラテン33を回転さ
せ、プラテン33に巻きつけられた印刷用紙34が矢印C方
向に送られることにより改行動作を行う。
第9図は往方向印刷、復方向印刷による印刷ずれを説
明する図である。右方向への印刷と左方向への印刷つま
り、両方向印刷を行うプリンタの場合には、方向の違い
により、第9図に示すように横方向印刷のずれを生じや
すい。この原因としては第1に第8図において印刷ヘッ
ド31がプラテン33に到達するまでのフライングタイムの
影響によるもの、第2にプリンタ機構部のベルト32のの
び、図示しないギヤ系のバックラッシュ等によるものが
ある。従来、この横方向印刷のズレを防止する対策とし
て、印刷結果を見ながら往印刷を基準に復印刷のずれを
印字タイミングの調整で行っていた。この印字タイミン
グはランダムアクセスメモリ(RAM)に記憶され、バッ
テリにより電源が喪失しても消えないようにされてい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記構成の方法では、印刷をする横方向
の一箇所での印字タイミング調整にすぎないため、例え
ば印刷位置のまん中で調整しても左部又は右部において
は復印刷のずが生じるという問題点があった。この原因
は印刷をする横方向の場所により第8図に示すベルト32
ののび量が異なったり、図示しないギヤ、カム等の偏心
等によるものである。
そこで本発明は、往復印刷がずれるという問題点を除
去し、すべての印刷位置において往復印刷のずれを無く
し、高印刷品位のシリアルドットマトリクス式プリンタ
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、横方向に印刷部を往復運動させて印刷する
ときに発生する往印刷と復印刷との印刷位置ずれを印刷
タイミングを補正して印刷するプリンタの印刷方法にお
いて、以下のステップからなる。
第1のステップは、プリンタ本体の印刷範囲内の横方
向に対して複数の印刷エリアを定める。第2のステップ
は、前記複数の各印刷エリアごとに独立に印刷タイミン
グを補正した補正値をそれぞれの記憶部に格納してお
く。第3のステップは、前記各印刷エリアごとの復印刷
を、前記記憶部に格納しておいた当該印刷エリアについ
ての各印刷タイミングの補正値で補正して印刷する。
(作用) 復印刷における補正すべき印刷エリアが印刷範囲内で
横方向に対して指定される。これらの印刷エリアごとに
独立に印刷タイミングを補正した補正値をそれぞれの記
憶部に格納しておく。この補正値は、往復印刷のずれの
データに基づいて各印刷エリアごとに定められるから、
複数の印刷エリア例えば真ん中、右端によって異なる。
復印刷時には、指定された各印刷エリアごとを、前記記
憶部に格納しておいた当該印刷エリアについての各印刷
タイミングの補正値で補正した印刷が行われる。
したがって前記問題点を除去でき、すべての印刷位置
において往復印刷のずれを無くし高印刷品位のシリアル
ドットマトリクス式プリンタを提供することができる。
(実施例) 第1図は本発明の1実施例の主要部を示すブロック図
である。
プリンタの印刷のタイミングをタイムチャートを示す
第4図において、位置に対応したセンサー出力による印
刷タイミングに合せて往印刷が行われる。他方、復印刷
時は、1つ前の印刷タイミングからt0遅らせて印刷ヘッ
ド31をドライブしている。第8図の印刷ヘッド31からプ
ラテン33までのフライング時間を考慮しても、往復印刷
のずれがないようにするため、複数の印刷位置でt0を補
正できるようにする。
第1図において、入力スイッチアセンブリ1は往復印
刷のずれの補正を行うための入力手段である。補正値設
定回路7はt01メモリ81〜t0nメモリ8nに往復印刷のずれ
を補正した補正値を設定する手段である。t01メモリ81
〜t0nメモリ8nは、補正すべき複数の位置の数、すなわ
ちこれにより区切られる印刷エリアの数だけ設けられ、
上述の補正値の記憶手段である。記憶手段としてRAMを
用いてもよい。この場合バッテリ回路10は、電源喪失時
のためのt0nメモリ8nの電源である。復印刷補正回路11
は復印刷時にt01メモリ81〜t0nメモリ8nから補正値を読
み出し、印刷データの印刷をこの補正値だけ遅らせる手
段である。印刷モード検出回路12は、復印刷補正回路11
へ往印刷モードか、復印刷モードかの情報を与える手段
である。印刷ドライブ回路13は第7図、第8図の印刷ヘ
ッド31を駆動する手段である。
まず、入力スイッチアセンブリから詳細に説明する。
第1図において入力スイッチアセンブリ1は、往復印刷
のずれの補正を行うための入力手段で通常操作スイッチ
などで行い、補正値モードと通常印刷モードを切替える
設定/印刷モードスイッチ2と、複数の印刷位置のうち
で、補正したい位置を選択する補正スイッチ3と補正値
を設定する補正値入力スイッチ4とずれの方向を設定す
る方向スイッチ5と設定値を設定、書き込む設定オンス
イッチ6とから構成される。
第4図に示す通り復印刷時の印刷タイミングからの遅
れ時t0の補正値は復印刷時のずれが往印刷と比較してな
くなるように決定される。補正値を設定するには設定/
印刷モードスイッチ2により設定モードにしスペース方
向の印刷位置のうち、どの位置を設定するかを選択す
る。補正位置スイッチ3により、例えば3つに分けて第
1番目(左位置)を選択し、その位置を方向スイッチ5
と補正値入力スイッチ4の押下により、補正値設定回路
7を介して、t01メモリ81へ補正値が格納される。通常
印刷結果を見ながら、ずれが左・右どちらかを決定し、
プリンタの横方向、最少ピッチ単位ごとに、補正値入力
スイッチ4を押下し押下するごとに、+1の補正値が加
算され、データメモリへ格納される。
第2図は補正値設定回路ブロック図である。補正値設
定回路はt01メモリ81〜t0nメモリ8nに往復印刷のずれの
補正値を設定する手段で、方向検出回路15とカウンタ16
とAND回路17と補正値位置設定回路17とAND回路191〜19n
とからなる。
補正位置設定回路18はAND回路191〜19n一方の入力端
に接続されている。方向検出回路15はカウンタ16に接続
されている。カウンタ16と設定オンスイッチ6とがAND
回路17の各入力端に接続される。AND回路17の出力端はA
ND回路191〜19n他方の入力端にそれぞれ接続される。AN
D回路191〜19nの出力端はそれぞれt01メモリ81〜t0n
モリ8nに接続される。次に補正値設定回路の動作を説明
する。補正位置スイッチ3により補正位置が入力される
と、補正位置設定回路18はt01メモリ81〜t0nメモリ8n
補正位置を記憶するためAND回路191〜19nの中から対応
するゲートを開く信号を送出する。他方、方向スイッチ
5によりずれの方向が設定されると、方向検出回路15は
左右の方向を検出し、これをラッチする。補正値入力ス
イッチ4の押下ごとに往復印刷のずれ分に相当するプリ
ンタ横方向における最少ピッチの回数分のパルスが方向
検出回路15を介してカウンタ16に入力される。補正値入
力スイッチ4の押下ごとに表示器に補正値を表示するよ
うにしてもよい。カウンタ16において補正値が往復印刷
のずれに相当する値に設定されると設定オンスイッチ6
の押下により、AND回路17が開となる。これによりカウ
ンタ16の内容が、t01メモリ81〜t0nメモリ8nにおいて補
正位置設定回路18で設定されたメモリへ格納される。
第3図は復印刷補正回路ブロック図である。復印刷補
正回路11はt01メモリ81〜t0nメモリ8nから補正値を読み
出し、印刷データの印刷をこの補正値だけ遅らせる手段
で、印刷モードラッチ回路20と印刷位置検出回路21とAN
D回路221〜22nとt0印字タイミング回路25とからなる。
印刷モードラッチ回路20と印刷位置検出回路21とt01
モリ81〜t0nメモリ8nとはそれぞれAND回路221〜22nの各
入力端に接続されている。AND回路221〜22nの各出力端
はt0印字タイミング25回路に接続されている。次に復印
刷補正回路の動作を説明する。設定/印刷モードスイッ
チ2が印刷モードスイッチに選択されると、印刷モード
ラッチ回路20は印刷モードにラッチされる。印刷位置検
出回路21は印刷データの入力により印刷中の位置を検出
して、次の印刷位置を出力する。このため、AND回路221
〜22nのゲートが1個づつ開き、これに対応してt01メモ
リ81〜t0nメモリ8nの内容が順にt0印字タイミング発生
回路25へ送り出される。従って補正値t01〜t0n遅れたタ
イミングで復印刷が行われ、往印刷のずれを防ぐことが
できる。
次に第1図を用いて、本実施例の動作を説明する。
設定/印刷モードスイッチ2が設定モードの場合に
は、補正値が補正位置スイッチ3と補正値入力スイッチ
4と方向スイッチ5によって補正値設定回路7に設定さ
れ、設定オンスイッチ6によってt01メモリ81〜t0nメモ
リ8nへ記憶される。設定モードの場合には印刷動作は行
われない。設定/印刷モードスイッチ2が印刷モードの
場合には、印刷モード検出回路12で復印刷モードか又は
往印刷モードかの判定に基づいて復印刷モードの場合に
は、復印刷補正回路11を介してt01メモリ81〜t0nメモリ
8nから読み出したt01〜t0nの補正分遅れたタイミングで
印刷ドライブ13を駆動し印刷する。往印刷モードの場合
は補正なしでそのまま印刷される。
以上、本実施例によれば次のような効果がある。従来
方法による左端1点補正による印刷結果を示した第5図
から明らかなように、左端には復方向印刷のずれがない
ように印刷タイミングが補正されるがまん中、右端に復
方向印刷のずれが生じている。他方、本発明に係る3点
補正による印刷結果を示した第6図から明らかなように
プリンタ本体の印刷範囲における左端のみならず、まん
中、右端において復印刷によるずれがなく、すなわち、
まん中、右端における印刷タイミングの補正が有効であ
る。
なお、別々にデータメモリを持たず位置に対応して1
つのテーブルで行ってもよい。さらに印刷中における調
整も可能である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、復印刷時の複数の位置ご
とに印刷タイミングから実際の印刷までの遅れ時間を補
正することができるようにし、そのときの補正された印
刷タイミングで印刷する印刷エリアは、プリント本体に
対して定まることから、印刷用紙のサイズや配置の状態
がいかなる状態であろうとも、補正をするエリアが変わ
ることのない位置で印刷タイミングを補正して印刷がで
き、そのため個々のプリンタ内での機械的ばらつきが発
生する所定の位置での印刷位置のずれを解消でき、印刷
範囲のすべての位置で高品質の印刷が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の主要部を示すブロック図、
第2図は補正値設定回路ブロック図、第3図は復印刷補
正回路ブロック図、第4図はシリアルドットマトリクス
式プリンタの印字タイミングを示すタイムチャート、第
5図は従来方法による左端1点補正による印刷結果を示
した図、第6図は本発明に係る3点補正による印刷結果
を示した図、第7図はシリアルドットマトリクス式プリ
ンタの印刷ヘッド構造を示す図、第8図はシリアルドッ
トマトリクス式プリンタの概略機構を示す図、第9図は
往方向、復方向印刷による印刷ずれを説明する図であ
る。 1:入力スイッチアセンブリ、2:設定/印刷モードスイッ
チ、3:補正位置スイッチ、4:補正値入力スイッチ、5:方
向スイッチ、6:設定オンスイッチ、7:補正値設定回路、
81〜8n:t01メモリ〜t0nメモリ、10:バッテリ回路、11:
復印刷補正回路、12:印刷モード検出回路、13:印刷ドラ
イブ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に印刷部を往復運動させて印刷する
    ときに発生する往印刷と復印刷との印刷位置ずれを印刷
    タイミングを補正して印刷するプリンタの印刷方法にお
    いて、 プリンタ本体の印刷範囲内の横方向に対して複数の印刷
    エリアを定め、 前記複数の各印刷エリアごとに独立に印刷タイミングを
    補正した補正値をそれぞれの記憶部に格納しておき、 前記各印刷エリアごとの復印刷を、前記記憶部に格納し
    ておいた当該印刷エリアについての各印刷タイミングの
    補正値で補正して印刷することを特徴とするプリンタの
    印刷方法。
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