JP2907692B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2907692B2 JP19470893A JP19470893A JP2907692B2 JP 2907692 B2 JP2907692 B2 JP 2907692B2 JP 19470893 A JP19470893 A JP 19470893A JP 19470893 A JP19470893 A JP 19470893A JP 2907692 B2 JP2907692 B2 JP 2907692B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印字ヘッドを用紙の
搬送方向に対して直交する方向に往復走査して、用紙に
印字を行うシリアルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】サーマルプリンタ、ワイヤドットプリン
タやインクジェットプリンタ等において、印字ヘッドを
キャリアに搭載し、このキャリアを用紙の搬送方向に対
して直交する方向に走査して、キャリアと共に走査され
る印字ヘッドにより用紙に印字するシリアルプリンタが
知られている。
【0003】さらにこのようなシリアルプリンタの中で
も、印字処理を高速化するため、キャリアの往復走査に
おいて、往時走査による1行印字の後、復時走査に入る
前に用紙を1行分搬送してから、復時走査による1行印
字を行うものが知られている。
【0004】ただし、キャリアの走査機構の精度的な問
題等があり、往時走査と復時走査とで印字のズレが生じ
る虞がある。すると、例えばグラフィック等の行の区切
りがなく連続したイメージを印字する場合には、グラフ
ィックにズレが生じる。また、文字等においても拡大文
字や2行に跨がる文字等の場合に、往時と復時の境界に
おいてズレが生じる。
【0005】このような問題を解決するために、従来、
往時走査と復時走査での印字タイミングをずらして、往
時走査による印字と復時走査による印字でのグラフィッ
クあるいはイメージのズレを補正するものが知られてい
る。
【0006】このズレを補正する方法としては、補正値
に対応するディレイ値(遅延値)により印字ヘッドへの
印字制御信号を遅らせて、印字タイミングを調節して、
印字でのズレを補正する方法が知られている。
【0007】従来、この方法の補正値を決定するために
は、まず、標準の印字タイミングによりテスト印字を行
い、このテスト印字からディレイ値を推定して、それを
補正値として設定し、この設定したディレイ値により再
びテスト印字を行って良否を判定する。この判定で、ズ
レがまだ生じていると判断された場合には、再びディレ
イ値を設定し直してテスト印字を行い、そして最適なデ
ィレイ値が得られるまで以上の作業を繰り返して行うこ
とが必要であった。
【0008】このような方法では、ディレイ値を決定す
る作業が繁雑になり、しかも時間がかかるという問題が
あった。このような問題に対して、実公平3−8448
号公報及び特開昭62−109657号公報に記載され
ているものが提案されている。
【0009】実公平3−8448号公報に記載されてい
るものは、複数の補正値による補正印字例のパターンを
1行(1往復)中に印字したもので、その中から最適な
パターンの補正値を選択して設定すれば良いようになっ
ている。
【0010】また、特開昭62−109657号公報に
記載されているものは、1つのディレイ値について、1
ドット毎あるいは複数ドット毎に往復印字を行って、1
行のテストパターン印字を行い、このテストパターン
を、設定された複数の各ディレイ値について、複数の行
毎に割り当てて、それぞれテストパターンを印字するも
のである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した実公平3−8
448号公報に記載されているものは、複数の補正値に
よる補正印字例のパターンを1行中に印字するため、キ
ャリアによる印字ヘッドの走査が、1行中において常に
一定ならば問題ではないが、例えば走査の両端において
キャリアが駆動機構上の問題で微小振動する等の場合、
1行の両端に印字された補正値の補正印字パターンは、
この微小振動の影響を受けることになり、各補正値の補
正印字パターンが平等な精度で印字されず、また、1つ
の補正値による補正印字パターンが1走査全範囲でどの
ように印字されるか判らず、必ずしも正確に補正値が選
択できないという問題がある。
【0012】また、特開昭62−109657号公報に
記載されているものは、設定されている全ての補正値に
ついて、テストパターンを複数行に印字するため、補正
値が多数ある場合には、1枚の用紙に全テストパターン
を印字できず、設定できる補正値の数に制限があるとい
う問題があった。
【0013】そこでこの発明は、設定できる補正値の数
を多数有することができ、しかも正確に最適な補正値を
簡単に選択するための補正印字例のパターンを印字する
ことができるシリアルプリンタを提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、印字ヘッド
を用紙の搬送方向に対して直交する方向に往復走査し
て、用紙に印字を行うシリアルプリンタにおいて、複数
の補正値を記憶した不揮発性メモリと、設定された補正
値を記憶する設定補正値記憶手段と、この設定補正値記
憶手段に記憶された補正値の前後の予め設定された個数
の補正値を不揮発性メモリから読取る補正値抽出手段
と、設定補正値記憶手段に記憶された補正値及び補正値
抽出手段により読取られた補正値に基づいて、印字ヘッ
ドの往時走査と復時走査とで印字タイミングをずらす印
字タイミング補正手段と、設定補正値記憶手段に記憶さ
れた補正値及び補正値抽出手段により不揮発性メモリか
ら読取られた予め設定された個数の補正値を1枚の用紙
対して、往時走査、復時走査、往時走査の3走査によ
り形成される各行毎に割り当て、それぞれ印字タイミン
グ補正手段によりずらされた印字タイミングで補正印字
例のパターンを印字する補正パターン印字手段とを設け
たものである。
【0015】
【作用】このような構成の本発明において、補正値抽出
手段により、設定補正値記憶手段に記憶された補正値の
前後の予め設定された個数の補正値が不揮発性メモリか
ら読取られる。
【0016】補正パターン印字手段により、設定補正値
記憶手段に記憶された補正値及び補正値抽出手段により
読取られた予め設定された個数の補正値を1枚の用紙に
対して往時走査、復時走査、往時走査の3走査により形
成される各行毎に割り当て、それぞれ印字タイミング補
正手段によりずらされた印字タイミングで補正印字例の
パターンが印字される。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0018】図1は、この発明を適用したシリアルプリ
ンタの要部回路構成を示すブロック図である。
【0019】1は、制御部本体を構成するCPU(cent
ral processing unit )である。このCPU1が行う処
理のプログラムデータが記憶された不揮発性メモリとし
てのROM(read only memory)2、前記CPU1が処
理を行う時に使用する各種メモリのエリアが形成されて
いると共に選択された補正値が記憶される設定補正値記
憶手段としてのRAM(random access memory)3、エ
ンコーダパルスカウント回路4、タイマ回路5、回線を
介してホストコンピュータと接続されたI/O(input/
output)インターフェイス6は、それぞれシステムバス
7を介して前記CPU1と接続されている。
【0020】また、図示しないキャリアに搭載され、用
紙の搬送方向に対して往復走査して用紙に印字を行う印
字ヘッド8を駆動するヘッド駆動回路9及びI/Oボー
ド10も、それぞれ前記システムバス11を介して前記
CPU1と接続されている。
【0021】前記印字ヘッド8は用紙の搬送方向に沿っ
て多数のドットピンあるいはインク吐出口(図示せず)
が配設されており、その多数のドットピンあるいはイン
ク吐出口が上下2分割されて駆動される。
【0022】前記ROM2には、さらに文字コード等を
イメージデータに変換するキャラクタジェネレータ2a
及び−32〜+32までの補正値が記憶された補正値エ
リア2bが形成されている。
【0023】前記I/Oボード10には、用紙を搬送す
るための紙送りモータ11を駆動する紙送りモータ駆動
回路12、キャリアを往復搬送するためのキャリアモー
タ13を駆動するキャリアモータ駆動回路14及び、終
了キー、マイナス(−)キー、プラス(+)キー等が設
けられたキーボード15a等からなるオペレータパネル
15が接続されている。
【0024】前記エンコーダパルスカウント回路4は、
前記タイマ回路5と接続されており、前記キャリアモー
タ13の回転軸に接続されたエンコーダ等からなり、前
記キャリアモータ13の回転によりエンコーダから発生
したエンコーダパルスにより、前記印字ヘッド8(キャ
リア)が走査開始してからのパルス数をカウントし、そ
のカウント値を前記タイマ回路5に出力するようになっ
ている。
【0025】前記タイマ回路5は、前記エンコーダパル
スカウント回路4から出力されたカウント値が、前記C
PU1により設定された補正値(遅延時間)と比較し、
それらが一致した時点で印字開始のタイミングを前記C
PU1又は前記ヘッド駆動回路9に出力するものであ
る。
【0026】従って、前記エンコーダパルスカウント回
路4及び前記タイマ回路5により、印字タイミング補正
手段が構成されている。
【0027】図2に、前記CPU1が行う補正値設定処
理の流れを示す。
【0028】まず、テスト印字に使用する用紙を吸入す
る。
【0029】次に、RAM3に記憶された現在設定され
ている補正値を読取り、この補正値を中心として、補正
値−2,補正値−1,補正値,補正値+1,補正値+2
の5個の補正値を、ROM2に形成された補正値エリア
2bから読取る(補正値抽出手段)。
【0030】この読取られた各補正値について、順番に
タイマ回路5に設定し、それぞれ各補正値により印字タ
イミングをずらして往時走査、復時走査、往時走査の3
走査からなる1段(1行)の調整用パターン(補正印字
例のパターン)を印刷し、5個の全ての補正値により、
上記調整用パターンを5段印刷する(補正パターン印字
手段)。
【0031】この5段の調整用パターンの印刷が終了す
ると、用紙上の上記5段の調整用パターンの下部の余白
に、RAM3に記憶されている現在の補正値を印刷す
る。
【0032】次に、ステップ1(ST1)の処理とし
て、オペレータパネル15のキーボード15aからのキ
ー入力待機状態となり、キーボード15aからキー入力
されると、そのキー入力は、終了キーによるキー入力
か、又はマイナスキーによるキー入力か、又はプラスキ
ーによるキー入力か否かを判断する。
【0033】以上のいずれのキー入力によるものでなけ
れば、再び前述のステップ1の処理に戻るようになって
いる。
【0034】キー入力がプラスキーによるものならば、
現在指定されている補正値(初期値はRAM3に記憶さ
れている現在設定されている補正値)に+1の加算処理
行い、キー入力がマイナスキーによるものならば、現在
指定されている補正値に−1の減算処理を行って補正値
を変更し、再び前述のステップ1の処理に戻るようにな
っている。
【0035】また、キー入力が終了キーによるものなら
ば、現在指定されている補正値を設定された補正値とし
てRAM3に記憶し、5段の調整用パターンを印刷し、
前回設定された補正値の数値を印刷した用紙を排出す
る。
【0036】この用紙の排出が終了すると、この補正値
設定処理を終了するようになっている。
【0037】このような構成の本実施例においては、例
えば図3に示すような5段の調整用パターンが印刷され
る。なお、図3においては、図3の5段の調整用パター
ンの下部の余白に印刷されているように、設定されてい
る補正値は+00である。
【0038】すなわち、現在設定されている補正値とし
て、+00がRAM3に記憶されており、テスト印字を
行うと、このRAM3に記憶されている+00の補正値
が読取られ、この+00の補正値を中心にして、±2の
補正値、すなわち、−02,−01,+00,+01,
+02の5個の補正値がROM2の補正値エリアから読
取られる。
【0039】なお、現在設定されている補正値としてR
AM3に、+07の補正値が記憶されていた場合には、
+05,+06,+07,+08,+09の5個の補正
値がROM2の補正値エリア2bから読取られる。
【0040】5個の補正値がROM2から読取られる
と、読取られた補正値が順番にタイマ回路5にセットさ
れる。
【0041】まず、−02の補正値がタイマ回路5にセ
ットされ、エンコーダパルスカウント回路4とタイマ回
路5とにより、往時走査による印刷と復時走査による印
刷との印字タイミングが−02に対応してずれて、往時
走査、復時走査、往時走査により、図3の最上段の調整
用パターンが印刷される。なお、この図3の印字例で
は、−02の補正値では往時走査と復時走査ではズレが
生じている。
【0042】図4に、この−02の補正値での左側部分
Aの拡大図を示す。この図4に示すように、上端の約1
/4の部分が往時走査による2分割されたドットピンあ
るいはインク吐出口の下部ヘッド部分による印刷部分で
あり、中央の全体の約1/2の部分が復時走査による全
部のドットピンあるいはインク吐出口を使用したヘッド
全体による印刷部分である。そして、下端の約1/4の
部分が往時走査による2分割されたドットピンあるいは
インク吐出口の上部ヘッド部分による印刷部分である。
【0043】従って、往時走査による印刷の下端と復時
走査による印刷の上端とのズレ及び復時走査による印刷
の下端と往時走査による印字の上端とのズレを確認する
事ができる。すなわち、2分割された上部ヘッド部の印
字と下部ヘッド部の印字の往復走査による相互のズレを
それぞれ確認することができる。
【0044】次に、−01の補正値がタイマ回路4にセ
ットされ、エンコーダパルスカウント回路4とタイマ回
路5とにより、往時走査による印刷と復時走査による印
刷との印字タイミングが−01に対応してずれて、往時
走査、復時走査、往時走査により、図3の上から2段目
の調整用パターンが印刷される。
【0045】同様にして、+00の補正値、+01の補
正値、+02の補正値が順番にタイマ回路4にセットさ
れ、エンコーダパルスカウント回路4とタイマ回路5と
により、往時走査による印刷と復時走査による印刷との
印字タイミングが、+00,+01,+02に対応して
ずれて、往時走査、復時走査、往時走査により、図3の
上から3段目、上から4段目、最下段の調整用パターン
が印刷される。
【0046】そして、さらにこの最下段の調整用パター
ンの下部の余白に、現在の補正値を示す「現在値=+0
0」を印刷して、このテスト印字が終了する。
【0047】オペレータは、この印刷されたものを参照
して、最適な補正値を選択し、オペレータパネル15の
キーボード15aのプラスキー、マイナスキーにより補
正値を変更し、終了キーで決定する。なお、このプラス
キー、マイナスキーによる補正値の変更は、テスト印字
で示された5個の補正値だけではなく、+32〜−32
までのいずれの補正値をも選択することができる。
【0048】この終了キーのキー入力により、指定され
ている補正値が、設定された補正値としてRAM3に記
憶され、通常の印刷時においては、このRAM3に記憶
された補正値が、タイマ回路5にセットされ、往時走査
による印字と復時走査による印字の印字タイミングはR
AM3に記憶された補正値に対応してずれる。
【0049】なお、補正値の数値は、タイマ回路5にセ
ットされ、このタイマ回路5はエンコーダパルスカウン
ト回路4からのカウント値と比較されるので、この補正
値による実際のズレの補正量は、エンコーダの分解能に
依存する。従って、分解能の高いエンコーダを使用すれ
ば、高精度な補正を行うことができる。しかも、補正値
は多数とることができるので、分解能の高いエンコーダ
を使用しても補正できる範囲を広く取ることができる。
【0050】このように本実施例によれば、ROM2に
形成され、多数の補正値を記憶した補正値エリア2b
と、選択設定された補正値を記憶したRAM3と、印字
ヘッド8の往時走査による印字と復時走査による印字と
の印字タイミングをずらすエンコーダパルスカウント回
路4及びタイマ回路5と、補正値を変更するためのオペ
レーションパネル15に設けられたキーボード15aと
を設け、RAM3に記憶された補正値を中心として、補
正値−2、補正値−1、補正値、補正値+1、補正値+
2の5個の補正値を補正値エリア2bから読取り、往時
走査、復時走査、往時走査の3走査により印字される1
段の調整用パターンを、読取った5個の補正値により印
字タイミングをずらして5段印刷し、さらにその下部に
現在設定されている補正値を印刷することにより、テス
ト印字では現在設定されている補正値の前後+2〜−2
の間の5個の補正値について調整用パターンを印字し、
一方設定される補正値は、キーボード15aのプラスキ
ー及びマイナスキーのキー入力により補正値エリア2a
に記憶されている補正値の範囲で任意に設定することが
できるので、ROM2に形成された補正値エリア2aに
は、多数の補正値を記憶(登録)させておくことができ
る。
【0051】従って、経年変化によりキャリアの走査を
行う駆動機構が劣化したとしても、現在設定されている
補正値の周辺の補正値で補正できる可能性が高いので、
1回のテスト印字により最適な補正値を決定することが
できる。またエンコーダの分解能が高ければ補正量を精
密に設定することができ、しかも補正値を多数記憶させ
ておくことができるので、補正量の範囲を広くとること
ができ、正確に最適な補正値を簡単に選択するための調
整用パターンを印刷することができる。
【0052】さらに、この実施例においては、1つの補
正値により、往時走査、復時走査、往時走査の3走査に
より1段の調整用パターンを印字するため、往時走査に
よる印字の下端と復時走査による印字の上端とのズレだ
けではなく、復時走査による印字の下端と往時走査によ
る印字の上端とのズレをも一緒に確認できるという効果
を得ることができる。
【0053】なお、この実施例においては、RAM3に
記憶された補正値を中心にして、補正値−2、補正値−
1、補正値、補正値+1、補正値+2の5個の補正値に
ついて5段の調整用パターンを印字するようになってい
たが、この発明はこれに限定されるものではなく、7
段、8段、9段等でも良く、また、現在設定されている
補正値を完全に中心にする必要はなく、例えば補正値−
1、補正値、補正値+1、補正値+2、補正値+3の5
個の補正値により5段の調整用パターンを印刷するもの
でも良いものである。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
設定できる補正値の数を多数有することができ、しかも
正確に最適な補正値を簡単に選択するための補正印字パ
ターンを印字することができるシリアルプリンタを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部回路構成を示すブロ
ック図。
【図2】同実施例の補正値設定処理の流れを示す図。
【図3】同実施例の調整用パターンの印刷例を示す図。
【図4】図3におけるAの部分を示す拡大図。
【符号の説明】
1…CPU、2b…補正値エリア、3…RAM、4…エ
ンコーダパルスカウント回路、5…タイマ回路、8…印
字ヘッド、9…ヘッド駆動回路、13…キャリアモー
タ、15a…キーボード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/51 B41J 19/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを用紙の搬送方向に対して直
    交する方向に往復走査して、前記用紙に印字を行うシリ
    アルプリンタにおいて、複数の補正値を記憶した不揮発
    性メモリと、設定された補正値を記憶する設定補正値記
    憶手段と、この設定補正値記憶手段に記憶された補正値
    の前後の予め設定された個数の補正値を前記不揮発性メ
    モリから読取る補正値抽出手段と、前記設定補正値記憶
    手段に記憶された補正値及び前記補正値抽出手段により
    読取られた補正値に基づいて、前記印字ヘッドの往時走
    査と復時走査とで印字タイミングをずらす印字タイミン
    グ補正手段と、前記設定補正値記憶手段に記憶された補
    正値及び前記補正値抽出手段により前記不揮発性メモリ
    から読取られた予め設定された個数の補正値を1枚の用
    紙に対して、往時走査、復時走査、往時走査の3走査に
    より形成される各行毎に割り当て、それぞれ前記印字タ
    イミング補正手段によりずらされた印字タイミングで補
    正印字例のパターンを印字する補正パターン印字手段と
    を設けたことを特徴とするシリアルプリンタ。
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