JPH0546745B2 - - Google Patents
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- JPH0546745B2 JPH0546745B2 JP59229780A JP22978084A JPH0546745B2 JP H0546745 B2 JPH0546745 B2 JP H0546745B2 JP 59229780 A JP59229780 A JP 59229780A JP 22978084 A JP22978084 A JP 22978084A JP H0546745 B2 JPH0546745 B2 JP H0546745B2
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- JP
- Japan
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- dots
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- ink
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 23
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 12
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 30
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- -1 dark Substances 0.000 description 1
- 230000000593 degrading effect Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Duplication Or Marking (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<技術分野>
本発明は、階調記録方法に関するもので、特
に、1色について少くとも3種類の濃度の異るイ
ンクドツトを用いて階調記録を行う方法に関する
ものである。
に、1色について少くとも3種類の濃度の異るイ
ンクドツトを用いて階調記録を行う方法に関する
ものである。
<従来技術>
一般に、インクジエツトプリンタ等のインクド
ツトによる階調画像の記録方法としては、記録ヘ
ツドに印加する電圧またはパルス巾等を変化させ
ることにより記録紙に付着するインクドツトの径
を変えるアナログ変調法、インクドツト径は変化
させずにドツト・マトリクス中に打ち込むドツト
の数を変えることにより階調記録を行なうデジタ
ル変調法、アナログ変調法とデジタル変調法を組
み合わせ、ドツトマトリクス中のドツト数および
ドツト径を変化させるデジタル−アナログ変調法
などが知られている。しかし、いずれの方法にお
いても、インクジエツト記録により記録可能な最
小ドツト径には限界があるため、ハイライト(低
濃度)領域、特に記録紙上にドツトが記録され始
める濃度領域での濃度変化が大きく、その濃度領
域での階調特性を悪化させていた。原稿において
は階調がなめらかに変化している場合でも、実際
に読取られたデータ上では入力センサーをはじめ
とする入力条件のバラつきなどにより、多少のゆ
らぎがあるため、上記のハイライト領域におい
て、ドツトが記録されたりされなかつたりして、
ザラついた印象の画質になつてしまうという欠点
があつた。
ツトによる階調画像の記録方法としては、記録ヘ
ツドに印加する電圧またはパルス巾等を変化させ
ることにより記録紙に付着するインクドツトの径
を変えるアナログ変調法、インクドツト径は変化
させずにドツト・マトリクス中に打ち込むドツト
の数を変えることにより階調記録を行なうデジタ
ル変調法、アナログ変調法とデジタル変調法を組
み合わせ、ドツトマトリクス中のドツト数および
ドツト径を変化させるデジタル−アナログ変調法
などが知られている。しかし、いずれの方法にお
いても、インクジエツト記録により記録可能な最
小ドツト径には限界があるため、ハイライト(低
濃度)領域、特に記録紙上にドツトが記録され始
める濃度領域での濃度変化が大きく、その濃度領
域での階調特性を悪化させていた。原稿において
は階調がなめらかに変化している場合でも、実際
に読取られたデータ上では入力センサーをはじめ
とする入力条件のバラつきなどにより、多少のゆ
らぎがあるため、上記のハイライト領域におい
て、ドツトが記録されたりされなかつたりして、
ザラついた印象の画質になつてしまうという欠点
があつた。
そこで、従来より階調特性、特にハイライト部
での特性を改善するために同一色について複数の
濃度の異なるインクを用いる手法が提案されてい
る。しかし、例えば濃淡2種類のインクを用いる
方法では、ハイライト部の階調性を良好にするた
めには淡インクは、かなり染料の濃度を低くする
必要があり、濃インクと淡インクとのつなぎ目に
各濃度のインクの色調の違いから生じる疑似輪郭
が生じて画質を劣化させるという欠点があつた。
インクを濃、中、淡の3種類用いて、低濃度域は
低濃度インク、中濃度域は中濃度インク、高濃度
域は高濃度インクでプリントするという出力方法
が考えられる。この方法では階調数が多くとれる
ため階調性は改善されるが、やはり色調の違いに
よる疑似輪郭が生じる。したがつて、これを防ぐ
ためには全濃度領域において色調を統一する手法
が必要である。
での特性を改善するために同一色について複数の
濃度の異なるインクを用いる手法が提案されてい
る。しかし、例えば濃淡2種類のインクを用いる
方法では、ハイライト部の階調性を良好にするた
めには淡インクは、かなり染料の濃度を低くする
必要があり、濃インクと淡インクとのつなぎ目に
各濃度のインクの色調の違いから生じる疑似輪郭
が生じて画質を劣化させるという欠点があつた。
インクを濃、中、淡の3種類用いて、低濃度域は
低濃度インク、中濃度域は中濃度インク、高濃度
域は高濃度インクでプリントするという出力方法
が考えられる。この方法では階調数が多くとれる
ため階調性は改善されるが、やはり色調の違いに
よる疑似輪郭が生じる。したがつて、これを防ぐ
ためには全濃度領域において色調を統一する手法
が必要である。
また、表現できる階調数を多くとるためには
濃、中、淡3種のインクドツトを任意に組合せる
ことが望ましいが、多くのインクを同一場所に重
ね打ちする場合、記録紙がインクを吸収しきれず
にインクのにじみを生じたり、記録紙が波打つた
状態になる。特にインクジエツト記録の場合、複
数個のヘツドは互いに離れて配置されているため
ヘツドと記録紙との距離が一定に保たれず正確な
階調記録が行なえなかつたり、最悪の場合にはヘ
ツドと記録紙とが接触して記録紙を破つてしまつ
たりすることがあつた。
濃、中、淡3種のインクドツトを任意に組合せる
ことが望ましいが、多くのインクを同一場所に重
ね打ちする場合、記録紙がインクを吸収しきれず
にインクのにじみを生じたり、記録紙が波打つた
状態になる。特にインクジエツト記録の場合、複
数個のヘツドは互いに離れて配置されているため
ヘツドと記録紙との距離が一定に保たれず正確な
階調記録が行なえなかつたり、最悪の場合にはヘ
ツドと記録紙とが接触して記録紙を破つてしまつ
たりすることがあつた。
<目的>
本発明は、同一場所に形成される同一色のイン
クドツトの数を最大2とすることにより、上述イ
ンク量の増大による欠点を除去することを目的と
している。さらに、色調の差による疑似輪郭の発
生を防止し、階調性のすぐれた高画質のプリント
を得ることを目的としている。
クドツトの数を最大2とすることにより、上述イ
ンク量の増大による欠点を除去することを目的と
している。さらに、色調の差による疑似輪郭の発
生を防止し、階調性のすぐれた高画質のプリント
を得ることを目的としている。
<実施例の説明>
以下、図面にもとづいて本発明の実施例を詳細
に説明する、なお、以下の実施例ではインクジエ
ツトプリンタを例に説明し、ドツトマトリクス中
に打ち込むインクドツトの数を制御するデジタル
変調法について説明する。
に説明する、なお、以下の実施例ではインクジエ
ツトプリンタを例に説明し、ドツトマトリクス中
に打ち込むインクドツトの数を制御するデジタル
変調法について説明する。
第1図は本発明の実施例のインクジエツトプリ
ンタの構成例を示したものである。
ンタの構成例を示したものである。
図中、キヤリツジ1上に例えば左から順に第1
〜第3のマルチノズルヘツド2−1〜2−3を配
列して設け、濃、中、淡の各濃度のインクをそれ
ぞれ吐出させ、それらの各マルチノズルヘツドに
は、可撓性パイプ3をそれぞれ介してインクタン
ク4から各濃度のインクをそれぞれ供給するとと
もに、多数の導線をそれぞれ配列して埋設した可
撓性絶縁ベルト5−1〜5−3、中継端子板6お
よび総合給電ベルト7を介して駆動信号をそれぞ
れ供給する。かかる構成のキヤリツジ1を2本の
ガイドレール8上に載せて連結した無端ベルト9
をパルスモータ10により駆動してキヤリツジ1
を図中x方向に往復走行させることにより主走査
を行なうとともに、ローラ対13および14を介
して展張した記録用紙12をローラ対14に連結
したパルスモータ15により図中Y方向に送給し
て副走査を行ない、記録用紙12上に各マルチノ
ズルヘツド2−1〜2−3から噴射した各濃度イ
ンクにより画像を記録する。なお、キヤリツジ1
の往復走行路の両端にはストツパ11−1,11
−2を配置して主走査の範囲を確定してある。
〜第3のマルチノズルヘツド2−1〜2−3を配
列して設け、濃、中、淡の各濃度のインクをそれ
ぞれ吐出させ、それらの各マルチノズルヘツドに
は、可撓性パイプ3をそれぞれ介してインクタン
ク4から各濃度のインクをそれぞれ供給するとと
もに、多数の導線をそれぞれ配列して埋設した可
撓性絶縁ベルト5−1〜5−3、中継端子板6お
よび総合給電ベルト7を介して駆動信号をそれぞ
れ供給する。かかる構成のキヤリツジ1を2本の
ガイドレール8上に載せて連結した無端ベルト9
をパルスモータ10により駆動してキヤリツジ1
を図中x方向に往復走行させることにより主走査
を行なうとともに、ローラ対13および14を介
して展張した記録用紙12をローラ対14に連結
したパルスモータ15により図中Y方向に送給し
て副走査を行ない、記録用紙12上に各マルチノ
ズルヘツド2−1〜2−3から噴射した各濃度イ
ンクにより画像を記録する。なお、キヤリツジ1
の往復走行路の両端にはストツパ11−1,11
−2を配置して主走査の範囲を確定してある。
第2図は上述のインクジエツトプリンタの動作
を示すための全体のブロツク図を示したものであ
る。図中、16はフレームメモリであり、図示し
ていない入力装置により入力されデイジタル信号
化された画像データを格納してある。画像データ
は、原稿の濃度に比例した値を持ち、例えば原稿
の最も明るい部分を0、暗い部分を255とする8
ビツトデジタル値とする。フレームメモリ16に
はアドレスコントローラ17が接続してあり、フ
レームメモリ16はアドレスコントローラ17か
ら送出される画素アドレス信号に応じて、指定さ
れたアドレスの画像データを送出する。アドレス
コントローラ17は、タイミングコントローラ2
2から送出されるXパルス、Yパルスの両信号を
受けてマルチノズルヘツド2−1〜2−3で画像
を出力するためのアドレス型式に合致するような
画素アドレス信号を出力する。タイミングコント
ローラ22から送出されるXパルス,Yパルス信
号はそれぞれXカウンタ19、Yカウンタ20に
も供給されている。Xカウンタ19、Yカウンタ
20は後述するドツトマトリクス中のドツトの位
置を指定するXアドレス信号およびYアドレス信
号を出力するカウンタであり、Xパルス、Yパル
スを歩進パルスとし、例えばドツトマトリクスが
3×3ならば3進カウンタに、4×4ならば4進
カウンタに設定されている。ドツトパターンメモ
リ18−1〜18−3は、フレームメモリ16か
らの画像データ、Xカウンタ19からのXアドレ
ス信号、Yカウンタ20からのYアドレス信号を
メモリアドレスとし、1ビツトのドツト信号を出
力するメモリである。メモリの内容については後
述する。ドツトパターンメモリ18−1〜18−
3から出力されたドツト信号A〜Cはスイツチ回
路21およびバツフア23−1〜23−2を経由
してシフトレジスタ24−1〜24−3に供給さ
れる。このスイツチ回路21およびバツフア23
−1〜23−2は第1図に示したインクジエツト
プリンタのヘツドの主走査方向の位置のずれを補
償する為のものである。スイツチ回路21は往動
時及び復動時に各ヘツドから吐出されるドツトの
記録位置を一致させるためのもので、往路印字、
復路印字の切換え時にスイツチ21−1〜21−
4を同時に切換える。バツフア23−1〜23−
2は、例えばシフトレジスタでありタイミングコ
ントローラ22より送出されるシフトパルスに同
期してドツトパターンメモリ18−1〜18−3
から送られたドツト信号を1ビツトずつシフトし
てゆく。バツフア23−1の容量は、ヘツド2−
1,2−2,2−3夫々のノズル数をN、ヘツド
間隔、すなわち、第1図におけるヘツド2−1と
2−2の間隔およびヘツド2−2と2−3の間隔
を共にMドツト相当分とすれば、N×2Mビツト
であり、バツフア23−2の容量はN×Mビツト
である。こうしてヘツド間隔にあるドツトの印字
位置を補正されたドツト信号はシフトレジスタ2
4−1〜24−3に供給される。シフトレジスタ
24−1〜24−3は、マルチノズルヘツド2−
1〜2−3のマルチノズル数、Nビツト分のドツ
ト信号をシフトパルスに同期してシフトし、蓄え
られた信号をプリントデータとしてNビツト分パ
ラレルに出力する。プリントデータはヘツドドラ
イバー26−1〜26−3に供給され、ワンシヨ
ツトマルチバイブレータ27から供給されるプリ
ントパルス信号に応じてヘツド信号として、マル
チノズルヘツド2−1〜2−3に送出される。プ
リントパルスはシフトパルスを1/N分周器25
により1/Nに分周した信号をトリガとして、ワ
ンシヨツトマルチバイブレータ27により発生さ
れる。そのパルス巾は、マルチノズルヘツド2−
1〜2−3を駆動できるようなパルス巾にあらか
じめ設定しておく。
を示すための全体のブロツク図を示したものであ
る。図中、16はフレームメモリであり、図示し
ていない入力装置により入力されデイジタル信号
化された画像データを格納してある。画像データ
は、原稿の濃度に比例した値を持ち、例えば原稿
の最も明るい部分を0、暗い部分を255とする8
ビツトデジタル値とする。フレームメモリ16に
はアドレスコントローラ17が接続してあり、フ
レームメモリ16はアドレスコントローラ17か
ら送出される画素アドレス信号に応じて、指定さ
れたアドレスの画像データを送出する。アドレス
コントローラ17は、タイミングコントローラ2
2から送出されるXパルス、Yパルスの両信号を
受けてマルチノズルヘツド2−1〜2−3で画像
を出力するためのアドレス型式に合致するような
画素アドレス信号を出力する。タイミングコント
ローラ22から送出されるXパルス,Yパルス信
号はそれぞれXカウンタ19、Yカウンタ20に
も供給されている。Xカウンタ19、Yカウンタ
20は後述するドツトマトリクス中のドツトの位
置を指定するXアドレス信号およびYアドレス信
号を出力するカウンタであり、Xパルス、Yパル
スを歩進パルスとし、例えばドツトマトリクスが
3×3ならば3進カウンタに、4×4ならば4進
カウンタに設定されている。ドツトパターンメモ
リ18−1〜18−3は、フレームメモリ16か
らの画像データ、Xカウンタ19からのXアドレ
ス信号、Yカウンタ20からのYアドレス信号を
メモリアドレスとし、1ビツトのドツト信号を出
力するメモリである。メモリの内容については後
述する。ドツトパターンメモリ18−1〜18−
3から出力されたドツト信号A〜Cはスイツチ回
路21およびバツフア23−1〜23−2を経由
してシフトレジスタ24−1〜24−3に供給さ
れる。このスイツチ回路21およびバツフア23
−1〜23−2は第1図に示したインクジエツト
プリンタのヘツドの主走査方向の位置のずれを補
償する為のものである。スイツチ回路21は往動
時及び復動時に各ヘツドから吐出されるドツトの
記録位置を一致させるためのもので、往路印字、
復路印字の切換え時にスイツチ21−1〜21−
4を同時に切換える。バツフア23−1〜23−
2は、例えばシフトレジスタでありタイミングコ
ントローラ22より送出されるシフトパルスに同
期してドツトパターンメモリ18−1〜18−3
から送られたドツト信号を1ビツトずつシフトし
てゆく。バツフア23−1の容量は、ヘツド2−
1,2−2,2−3夫々のノズル数をN、ヘツド
間隔、すなわち、第1図におけるヘツド2−1と
2−2の間隔およびヘツド2−2と2−3の間隔
を共にMドツト相当分とすれば、N×2Mビツト
であり、バツフア23−2の容量はN×Mビツト
である。こうしてヘツド間隔にあるドツトの印字
位置を補正されたドツト信号はシフトレジスタ2
4−1〜24−3に供給される。シフトレジスタ
24−1〜24−3は、マルチノズルヘツド2−
1〜2−3のマルチノズル数、Nビツト分のドツ
ト信号をシフトパルスに同期してシフトし、蓄え
られた信号をプリントデータとしてNビツト分パ
ラレルに出力する。プリントデータはヘツドドラ
イバー26−1〜26−3に供給され、ワンシヨ
ツトマルチバイブレータ27から供給されるプリ
ントパルス信号に応じてヘツド信号として、マル
チノズルヘツド2−1〜2−3に送出される。プ
リントパルスはシフトパルスを1/N分周器25
により1/Nに分周した信号をトリガとして、ワ
ンシヨツトマルチバイブレータ27により発生さ
れる。そのパルス巾は、マルチノズルヘツド2−
1〜2−3を駆動できるようなパルス巾にあらか
じめ設定しておく。
第3図は上述のインクジエツトプリンタ中のド
ツトパターンメモリ18−1〜18−3に書込ま
れるドツトパターンとXアドレス,Yアドレスと
の関係を説明する図で、一例として2×2のドツ
トマトリクスについて示してある。X方向、Y方
向を図のように定めると、ドツト28−1はXア
ドレス=0、Yアドレス=0で、その値は0、ド
ツト28−2はXアドレス=1、Yアドレス=0
で、値は1、ドツト28−3はXアドレス=0、
Yアドレス=1で値は0、ドツト28−4はXア
ドレス=1、Yアドレス=1で値は1である。な
お、このX,Yは、第1図のヘツド走査における
X方向、Y方向と同一である必要はない。
ツトパターンメモリ18−1〜18−3に書込ま
れるドツトパターンとXアドレス,Yアドレスと
の関係を説明する図で、一例として2×2のドツ
トマトリクスについて示してある。X方向、Y方
向を図のように定めると、ドツト28−1はXア
ドレス=0、Yアドレス=0で、その値は0、ド
ツト28−2はXアドレス=1、Yアドレス=0
で、値は1、ドツト28−3はXアドレス=0、
Yアドレス=1で値は0、ドツト28−4はXア
ドレス=1、Yアドレス=1で値は1である。な
お、このX,Yは、第1図のヘツド走査における
X方向、Y方向と同一である必要はない。
第4図は、原稿の濃度に比例する画像データを
ドツトパターンと対応づけた時のメモリアドレス
とデータの関係を示す図であり、一例として画像
データの0〜7に対しては29−0〜29−7の
ようにマトリクス中にドツトを1個も打たないパ
ターンが対応づけられており、画像データ8〜1
5に対しては29−8〜29−15のように、1
ドツト打つパターンが対応づけられており、画像
データ16〜に対しては29−16のように2ド
ツト打つパターンが対応づけられている。ドツト
パターンメモリ18−1〜18−3上では、メモ
リアドレスとして画像データ、Xアドレス、Yア
ドレスを用いているので、第4図のように2×2
のドツトパターンをドツトパターンメモリに記憶
する場合には1つの画像データについて4つのメ
モリ・セルが割当てられている。そして、そのメ
モリアドレスに対してドツトを打たない場合には
「0」、ドツトを打つ場合には「1」の1ビツトの
データが格納されている。例えば、画像データの
16に対してはメモリアドレスの64〜67が割当て
られており、Xアドレス=0、Yアドレス=0を
示すメモリアドレスは64であり、データは1、X
アドレス=1、Yアドレス=0を示すメモリアド
レスは65であり、データは1、Xアドレス=0、
Yアドレス=1を示すメモリアドレスは66であり
データは0、Xアドレス=1、Xアドレス=1を
示すメモリアドレスは67であり、データは0とな
つている。
ドツトパターンと対応づけた時のメモリアドレス
とデータの関係を示す図であり、一例として画像
データの0〜7に対しては29−0〜29−7の
ようにマトリクス中にドツトを1個も打たないパ
ターンが対応づけられており、画像データ8〜1
5に対しては29−8〜29−15のように、1
ドツト打つパターンが対応づけられており、画像
データ16〜に対しては29−16のように2ド
ツト打つパターンが対応づけられている。ドツト
パターンメモリ18−1〜18−3上では、メモ
リアドレスとして画像データ、Xアドレス、Yア
ドレスを用いているので、第4図のように2×2
のドツトパターンをドツトパターンメモリに記憶
する場合には1つの画像データについて4つのメ
モリ・セルが割当てられている。そして、そのメ
モリアドレスに対してドツトを打たない場合には
「0」、ドツトを打つ場合には「1」の1ビツトの
データが格納されている。例えば、画像データの
16に対してはメモリアドレスの64〜67が割当て
られており、Xアドレス=0、Yアドレス=0を
示すメモリアドレスは64であり、データは1、X
アドレス=1、Yアドレス=0を示すメモリアド
レスは65であり、データは1、Xアドレス=0、
Yアドレス=1を示すメモリアドレスは66であり
データは0、Xアドレス=1、Xアドレス=1を
示すメモリアドレスは67であり、データは0とな
つている。
さて、上述の構成のインクジエツトプリンタに
より、本発明の方法による画像出力を行なうため
の、画像データとドツトパターンの対応づけを第
5図に示す。第5図は、2×2ドツトマトリク
ス、濃、中、淡の3種類のインクを用いて、32階
調を表現するためのものである。ドツトパターン
の決定法は、まず、淡ドツトのみ、淡ドツトと中
ドツトの組合せ、および中ドツトと濃ドツトの組
合せの各種でパツチを出力し、その光学反射濃度
(O.D.値)を測定する。それらのデータをO.D.値
の順序に並べ、低濃度領域においては淡ドツトお
よび淡ドツトと中ドツトの組合せで表現できる組
合せを選び、高濃度領域では中ドツトと濃ドツト
の組合せで表現できる組合せを選ぶ。次に、それ
らのO.D.値が画像データと直線関係になるよう
に、すなわち、入力装置により読取られた原稿の
O.D.値と直線関係にある画像データとプリント
のO.D.値を直線関係にすることにより原稿の階
調とプリントの階調を合致させるようにドツトパ
ターンと画像データを対応づける。第5図におい
ては、画像データには等間隔に8毎にドツトパタ
ーンが対応づけられているが、これは、上記の階
調補正によつて等間隔でなくなることもあり得
る。こうして決定されたドツトパターンを、濃、
中、淡それぞれをドツトパターンメモリ18−1
〜18−3に書込むことにより第5図に示したよ
うなドツトパターンによる階調画像の記録が可能
になる。
より、本発明の方法による画像出力を行なうため
の、画像データとドツトパターンの対応づけを第
5図に示す。第5図は、2×2ドツトマトリク
ス、濃、中、淡の3種類のインクを用いて、32階
調を表現するためのものである。ドツトパターン
の決定法は、まず、淡ドツトのみ、淡ドツトと中
ドツトの組合せ、および中ドツトと濃ドツトの組
合せの各種でパツチを出力し、その光学反射濃度
(O.D.値)を測定する。それらのデータをO.D.値
の順序に並べ、低濃度領域においては淡ドツトお
よび淡ドツトと中ドツトの組合せで表現できる組
合せを選び、高濃度領域では中ドツトと濃ドツト
の組合せで表現できる組合せを選ぶ。次に、それ
らのO.D.値が画像データと直線関係になるよう
に、すなわち、入力装置により読取られた原稿の
O.D.値と直線関係にある画像データとプリント
のO.D.値を直線関係にすることにより原稿の階
調とプリントの階調を合致させるようにドツトパ
ターンと画像データを対応づける。第5図におい
ては、画像データには等間隔に8毎にドツトパタ
ーンが対応づけられているが、これは、上記の階
調補正によつて等間隔でなくなることもあり得
る。こうして決定されたドツトパターンを、濃、
中、淡それぞれをドツトパターンメモリ18−1
〜18−3に書込むことにより第5図に示したよ
うなドツトパターンによる階調画像の記録が可能
になる。
上記の実施例はドツトマトリクス中のドツト数
を制御するデジタル変調法について述べたが、こ
れはアナログ変調法、デジタル−アナログ変調法
でも実現できる。
を制御するデジタル変調法について述べたが、こ
れはアナログ変調法、デジタル−アナログ変調法
でも実現できる。
また、カラープリンタにも拡張可能である。特
にカラープリンタの場合は、メモリ量が少なくて
すむため、本発明の効果は大きい。本実施例にお
いてはインクジエツトプリンタを例に説明したが
インクドツトを用いるタイプのプリンタにはすべ
て適用可能である。
にカラープリンタの場合は、メモリ量が少なくて
すむため、本発明の効果は大きい。本実施例にお
いてはインクジエツトプリンタを例に説明したが
インクドツトを用いるタイプのプリンタにはすべ
て適用可能である。
<効果>
以上説明したように、同一色について同一場所
に重ねられるインクドツトを最大2としているの
で同一箇所に形成されるインクドツト数が少いの
でインクのにじみが記録紙の波打ち現象を防止で
きる。
に重ねられるインクドツトを最大2としているの
で同一箇所に形成されるインクドツト数が少いの
でインクのにじみが記録紙の波打ち現象を防止で
きる。
更に疑似輪郭のない階調性の良好なプリントが
得られる。
得られる。
第1図はインクジエツトプリンタの概略構成を
示す斜視図、第2図はインクジエツトプリンタの
ブロツク図、第3図はドツトパターンとXアドレ
ス、Yアドレスの関係を示す図、第4図はドツト
パターンメモリアドレス、データの関係の一例を
示す図、第5図は本実施例のドツトパターン構成
を示す図である。 1……キヤリツジ、2−1〜2−3……マルチ
ノズルヘツド、3……可撓性パイプ、4……イン
クタンク、5−1〜5−3……可撓性絶縁ベル
ト、6……中継端子板、7……総合給電ベルト、
8……ガイドレール、9……無端ベルト、10,
15……パルスモータ、11−1〜11−2……
ストツパ、12……記録用紙、13,14……ロ
ーラ対、16……フレームメモリ、17……アド
レス・コントローラ、18−1〜18−3……ド
ツトパターンメモリ、19,20……カウンタ、
21……スイツチ回路、22……タイミング・コ
ントローラ、23−1〜23−2……バツフア、
24−1〜24−3……シフトレジスタ、25…
…分周器、26−1〜26−3……ヘツドドライ
バ、27……ワンシヨツト・マルチバイブレー
タ。
示す斜視図、第2図はインクジエツトプリンタの
ブロツク図、第3図はドツトパターンとXアドレ
ス、Yアドレスの関係を示す図、第4図はドツト
パターンメモリアドレス、データの関係の一例を
示す図、第5図は本実施例のドツトパターン構成
を示す図である。 1……キヤリツジ、2−1〜2−3……マルチ
ノズルヘツド、3……可撓性パイプ、4……イン
クタンク、5−1〜5−3……可撓性絶縁ベル
ト、6……中継端子板、7……総合給電ベルト、
8……ガイドレール、9……無端ベルト、10,
15……パルスモータ、11−1〜11−2……
ストツパ、12……記録用紙、13,14……ロ
ーラ対、16……フレームメモリ、17……アド
レス・コントローラ、18−1〜18−3……ド
ツトパターンメモリ、19,20……カウンタ、
21……スイツチ回路、22……タイミング・コ
ントローラ、23−1〜23−2……バツフア、
24−1〜24−3……シフトレジスタ、25…
…分周器、26−1〜26−3……ヘツドドライ
バ、27……ワンシヨツト・マルチバイブレー
タ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 同一色について少くとも3種類の濃度の異な
るドツト形成手段を用い、入力濃度情報に応じて
複数のセルから構成されるドツトマトリクス内に
ドツトを形成して階調記録を行なう階調記録方法
であつて、 低濃度のドツトのみを用いて前記ドツトマトリ
クス内にドツトを形成する場合と、低濃度のドツ
トを中濃度のドツトを組み合わせて前記ドツトマ
トリクス内にドツトを形成する場合と、中濃度の
ドツトと高濃度のドツトを組み合わせて前記ドツ
トマトリクス内にドツトを形成する場合とを組み
合わせ、前記ドツトマトリクス内の同一のセルに
重ねて形成する濃度の異なるドツトの数を最大2
とすることを特徴とする階調記録方法。 2 前記ドツト形成手段がインクジエツトヘツド
である特許請求の範囲第1項に記載の階調記録方
法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59229780A JPS61108255A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 階調記録方法 |
US06/790,209 US4686538A (en) | 1984-10-31 | 1985-10-22 | Tone recording method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59229780A JPS61108255A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 階調記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108255A JPS61108255A (ja) | 1986-05-26 |
JPH0546745B2 true JPH0546745B2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=16897554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59229780A Granted JPS61108255A (ja) | 1984-10-31 | 1984-10-31 | 階調記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61108255A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4795949A (en) * | 1988-04-08 | 1989-01-03 | Rca Licensing Corporation | Deflection current correction circuit |
US7237872B1 (en) | 1995-05-02 | 2007-07-03 | Fujifilm Dimatrix, Inc. | High resolution multicolor ink jet printer |
JP4539017B2 (ja) * | 2003-02-19 | 2010-09-08 | セイコーエプソン株式会社 | インクセット及び記録装置 |
-
1984
- 1984-10-31 JP JP59229780A patent/JPS61108255A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61108255A (ja) | 1986-05-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |