JP2536025Y2 - チップ部品型コネクタ - Google Patents

チップ部品型コネクタ

Info

Publication number
JP2536025Y2
JP2536025Y2 JP1989135497U JP13549789U JP2536025Y2 JP 2536025 Y2 JP2536025 Y2 JP 2536025Y2 JP 1989135497 U JP1989135497 U JP 1989135497U JP 13549789 U JP13549789 U JP 13549789U JP 2536025 Y2 JP2536025 Y2 JP 2536025Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
connector body
substrate
chip component
component type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989135497U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0374472U (ja
Inventor
敏計 成瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP1989135497U priority Critical patent/JP2536025Y2/ja
Publication of JPH0374472U publication Critical patent/JPH0374472U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2536025Y2 publication Critical patent/JP2536025Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばビデオデッキやビデオカメラ等の
電子機器に用いて好適なチップ部品型コネクタに関す
る。
〔考案の概要〕
この考案は、樹脂成形されたコネクタ本体の一側部に
設けた複数の電極が基板上に半田付け接続された状態で
搭載され、電極が設けられた側と隣り合うコネクタ本体
の底部両側部に金属部材を設け、この金属部材を基板の
パターンに半田付け固定することによって、コネクタ本
体への接続部品の挿抜時における基板に対する結合強度
を向上し、かつリフロー炉その他の加熱工程時における
コネクタ本体の落下強度を向上するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えばビデオデッキやビデオカメラ等の電子機
器で使用されるチップ部品型コネクタとして第4図に示
すものがあり、第4図Aはその断面図、第4図Bはその
平面図である。第4図において(1)は樹脂成形された
ハウジングとしてのコネクタ本体、(2)は一側がコネ
クタ本体(1)の内側に挿入口よりレセプタクルが差し
込まれるように突出し、他側が中央部で折れ曲がり、コ
ネクタ本体(1)の底部に沿って外部に突出して基板に
半田付けできるようになされている電極としてのリード
ピンで、ここではリードピン(2)は4個の場合を示し
ている。このリードピン(2)はいわゆるシングル・イ
ン・ライン状に並んで配置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、第4図の如き構成の従来のコネクタの場
合、基板とコネクタの結合はリードピン(2)の半田付
けのみに依存しており、この結果、第4図Bに示すよう
にa方向から接続部品が挿入・抜出の力をリードピン
(2)のみで受けているため、リードピン(2)が実装
した基板から引き剥がしの力を受け易い。従って、部品
及び基板の破損を招く欠点があった。
また、第5図に示すように基板(3)のB面にコネク
タ(4)をリフロー炉に通して半田付け実装した後、さ
らにA面をリフロー炉その他の加熱工程等を通したと
き、コネクタ(4)の反対側が非結合状態であるため矢
印b方向のように自重によって落下を始め、最終的にコ
ネクタ(4)全体が落下してしまうといった欠点があっ
た。
この考案は斯かる点に鑑みてなされたもので、上述の
欠点を一掃し得るチップ部品型コネクタを提供するもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係わるチップ部品型コネクタは、樹脂成形
されたコネクタ本体(1)の一側部に基板(3)のパタ
ーンに半田付け接続される複数の電極(2)を備え、電
極が設けられたその一側部と隣り合うコネクタ本体
(1)の底部側面側の全体に基板(3)のパターンに半
田付けされる金属部材(5)を設けたものである。
〔作用〕
コネクタ本体(1)の複数の電極(2)が基板(3)
のパターンに電気的に半田付け接続されると共に、コネ
クタ本体(1)の底部の金属部材(5)が基板(3)の
パターンに半田付け固定される。これにより、コネクタ
本体(1)と基板(3)とは電極(2)と金属部材
(5)との双方で強固に結合されることになり、コネク
タ本体(1)の端子への接続部品の挿抜作用における耐
挿抜強度が向上し、コネクタ本体(1)及び基板(3)
の破損を防止することができる。また、コネクタ本体
(1)が基板(3)に搭載された状態でリフロー炉等を
通した時のコネクタ本体(1)の落下の防止や特に電極
(2)が半田付けされる隣りのパターンへの位置ずれを
防止することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図及び第2図に基づ
いて説明する。
第1図はチップ部品型コネクタの斜視図、第2図はこ
のコネクタを基板に搭載した側面図であり、第4図で説
明した従来例の構成と同一部分には同じ符号を付して説
明する。
符号(1)が樹脂成形されたハウジングとしてのコネ
クタ本体であり、(2)がこのコネクタ本体(1)の一
側部で底面側から並行に突出形成された電極としての複
数のリードピンである。各リードピン(2)にはこれと
一体に折り曲げられてコネクタ本体(1)側に水平に延
出され、図示しない接続部品(レセプタクル)が挿抜さ
れる端子(2a)を有する。
そして、コネクタ本体(1)には、リードピン(2)
が設けられた一側部と隣り合う両側部分の底面(1a)に
その全長に亘って帯状の金属部材(5),(5)が取り
付けられている。
このように構成したチップ部品型コネクタは基板
(3)上に搭載される。すなわち、各リードピン(2)
は第3図に示すように基板(3)に形成したパターンの
ランド部(6)に半田付けにより電気的に結合される。
また、金属部材(5),(5)は基板(3)に形成した
図示しないパターンに半田付け固定される。
かくして、基板(3)上に搭載されたチップ部品型コ
ネクタは、基板(3)に対してリードピン(2)による
半田付けと、金属部材(5),(5)による半田付けが
されることになるため、端子(2a)への接続部品の挿抜
操作を受けても基板(3)からコネクタが引き剥がされ
ることもなく耐挿抜強度が向上し、コネクタ及び基板
(3)の破損を防止することができる。
また、基板(3)にコネクタを搭載後にリフロー炉そ
の他の加熱工程等を通したときに、基板(3)からコネ
クタが剥がれ落ちにくくなり結合強度も向上する。特
に、金属部材(5),(5)はリードピン(2)が設け
られたコネクタ本体(1)の一側部と隣り合う両側部分
の底面(1a)に設けられているため、リフロー炉時にコ
ネクタ本体(1)が金属部材(5),(5)と直交する
方向への位置を防止することができ、これによって、リ
ードピン(2)が隣りのランド部(6)に接近しすぎた
り、あるいは電気的に接触して回路トラブルを及ぼすこ
とを未然に回避することができる。
〔考案の効果〕
上述したようにこの考案によれば、樹脂成形されたコ
ネクタ本体の一側部に基板のパターンに半田付け接続さ
れる複数の電極を備え、電極が設けられたその一側部と
隣り合うコネクタ本体の底部側面側の全体に基板のパタ
ーンに半田付けされる金属部材を設けたことによって、
コネクタの耐挿抜強度を向上し、コネクタ及び基板の破
損を防止することができる。また、リフロー炉その他の
加熱工程等を通したときのコネクタの落下も防止でき、
かつリードピンが隣りのランド部に接近しすぎたり、あ
るいは電気的に接触して回路トラブルを及ぼすことを未
然に回避することができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すチップ部品型コネク
タの斜視図、第2図はコネクタの基板への搭載状態の側
面図、第3図は同じく平面図、第4図は従来例のチップ
部品型コネクタの断面図及び平面図、第5図は課題を説
明するための図である。 (1)はコネクタ本体、(2)はリードピン、(2a)は
端子、(3)は基板、(5)は金属部材、(6)はラン
ド部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂成形されたコネクタ本体に接続部品が
    挿抜される端子を有し、この端子と電気的に一体化され
    基板のパターンに半田付け接続される複数の電極を上記
    コネクタ本体の一側部に設け、 上記電極が設けられたその一側部と隣り合う上記コネク
    タ本体の底部側面側の全体に上記基板のパターンに半田
    付けされる金属部材を設け、 上記コネクタ本体の加熱工程時において、上記基板に対
    する上記コネクタ本体の位置ずれの防止及び上記接続部
    品の挿抜作用による上記コネクタ本体の耐挿抜強度を向
    上したことを特徴とするチップ部品型コネクタ。
JP1989135497U 1989-11-22 1989-11-22 チップ部品型コネクタ Expired - Lifetime JP2536025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989135497U JP2536025Y2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 チップ部品型コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989135497U JP2536025Y2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 チップ部品型コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0374472U JPH0374472U (ja) 1991-07-26
JP2536025Y2 true JP2536025Y2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=31682764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989135497U Expired - Lifetime JP2536025Y2 (ja) 1989-11-22 1989-11-22 チップ部品型コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2536025Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010035652A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Yoshino:Kk 加熱調理容器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH051912Y2 (ja) * 1987-12-29 1993-01-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0374472U (ja) 1991-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4682829A (en) Surface mount socket for dual in-line package
JP2555593Y2 (ja) 表面実装型コネクタ
EP0668636B1 (en) Printed circuit board with electrical adaptor pin and manufacturing thereof.
EP3676912B1 (en) Usb-c plug with surface mount contact points
JPH05502341A (ja) 部分のウェーブソルダリングおよび圧入に適応するプリント回路基板の製造方法
JP2949441B2 (ja) 端子接続装置
US5653617A (en) Smart card connector
US5152702A (en) Through board connector having a removable solder mask
JP2536025Y2 (ja) チップ部品型コネクタ
US6045371A (en) Connector for electrical connection of circuit boards and such a method for electrical connection of circuit boards using such a connector
JP2000277885A (ja) 電気コネクタおよびその製造方法
JP2531600Y2 (ja) 基板接続用コネクタ
JP2752038B2 (ja) Bga−pga変換装置
JP2641912B2 (ja) 格子配列形半導体素子パッケージ
JPH0110942Y2 (ja)
JP2535680Y2 (ja) 電子冷却素子接続装置
JPH0563100U (ja) シールドケース付電子部品
JPH051908Y2 (ja)
JPH0755013Y2 (ja) 混成集積回路装置の実装構造
JPS6244554Y2 (ja)
JPH06333655A (ja) Ic用ソケット
KR200197864Y1 (ko) 컨넥터 고정용 솔더패드
JPH0353589A (ja) 電子部品の表面実装方法
JPH01236592A (ja) コネクタの実装方法
JP2000311757A (ja) コンタクトの製造方法及びコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term