JP2535743Y2 - 折れ戸 - Google Patents

折れ戸

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JP2535743Y2
JP2535743Y2 JP1990027494U JP2749490U JP2535743Y2 JP 2535743 Y2 JP2535743 Y2 JP 2535743Y2 JP 1990027494 U JP1990027494 U JP 1990027494U JP 2749490 U JP2749490 U JP 2749490U JP 2535743 Y2 JP2535743 Y2 JP 2535743Y2
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gutter
door
folding door
hinge
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JP1990027494U
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Inventor
貞央 山崎
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木村新株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、2枚の扉体を蝶番により折り畳み展開可能
に連結した折れ戸に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) この種の折れ戸では、扉体が大型で大重量のために大
型の蝶番が使用される場合や、折れ戸が連続平面状に展
開した状態や折り畳み状態で自動係止するクリック機構
付きの蝶番が使用される場合、これら蝶番の垂直支軸の
位置が扉体の裏面から内側へ離れることになる。従っ
て、折れ戸を平面形状Vの字形に折り畳んだとき、両扉
体の内側縁間に比較的幅広い隙間が生じることになるの
で、当該折れ戸を連続平面状に展開させるときに前記両
扉体間の隙間に入り込んでいる手指を両扉体間で挟み付
ける恐れがあり、子供等が近くにいる場合には非常に危
険であった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記のような従来の問題点を解消し得る折れ
戸を提供することを目的とするものであって、その手段
を後述する実施例の参照符号を付して示すと、2枚の扉
体2,3を、その裏面角部どうしを突き合わせた連続平面
状の展開姿勢において当該突き合わせ裏面角部の真後ろ
に位置する垂直支軸14を備えた蝶番4により、折り畳み
可能に連結し、前記蝶番4の垂直支軸14と同心状に湾曲
する湾曲部分12bと取り付け用一側辺12aとを有する樋状
部材12の前記取り付け用一側辺12aを前記両扉体2,3の内
の一方扉体3の裏面に取り付け、他方の扉体2の裏面角
部2aが前記樋状部材12の湾曲部分12bの表面に沿って前
記蝶番4の垂直支軸14の周りに回転し、折り畳み姿勢に
なったとき前記樋状部材12の他側辺12cが他方の扉体2
の裏面角部2aに当接している構成となっている。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を添付の例示図に基づいて説
明する。
第1図及び第2図において、1は2枚の扉体2,3から
成る折れ戸であって、両扉体2,3は、第4図に実線で示
すように、その裏面角部どうしを突き合わせた連続平面
状の展開姿勢において当該突き合わせ裏面角部の真後ろ
に位置する垂直支軸14を備えた蝶番4により、第4図に
仮想線で示すように折り畳み可能に連結されている。
この折れ戸1の裏面両端上部には、前記折れ戸1の後
側に架設された吊下用ガイドレール5に移動可能に係合
する吊下用ローラーユニット6,7が夫々取り付けられ、
前記折れ戸1の裏面両端下部には、折れ戸下部ガイドレ
ール8に係合する振れ止め用ローラーユニット9,10が取
り付けられている。
第3図及び第4図に示すように、一方の扉体3の蝶番
4側の側辺に沿って、扉体裏面11に樋状部材12の取り付
け用一側辺12aが木ねじ13により取り付けられている。
この樋状部材12は、合成樹脂の押し出し成形品であっ
て、前記取り付け用一側辺12aに続く湾曲部分12bは、前
記蝶番4の一対の取り付け板15,16を枢着する垂直支軸1
4と同心状に略180度の範囲で湾曲しており、他側辺12c
は前記取り付け用一側辺12aと平行に若干長さ延出して
いる。また、この樋状部材12は、蝶番4の部分で上下に
分断されているので、独立した各樋状部材12は、左右両
扉体2,3の内の任意の一方に取り付けることができ、全
ての樋状部材12を同一扉体に取り付けなければならない
ことはない。
上記折れ戸1は、第2図に仮想線で示すように平面形
状Vの字形に折り畳んだ状態の折れ戸1を、その扉体2,
3間の連結部(蝶番4の位置)を押して、第1図及び第
2図に実線で示すように連続平面状に展開させることに
より、開口部閉塞状態になる。開口部を開くときは、上
記のように連続平面状に展開して開口部閉塞状態にある
折れ戸1の中間連結部(蝶番4の位置)を手前に引き出
すようにして、折れ戸1を平面形状Vの字形に折り畳め
ば良い。そしてこのように平面形状Vの字形に折り畳ん
だ状態の折れ戸1をガイドレール5,8に沿って横動させ
ることができるのであるが、前記折れ戸1を連続平面状
に展開した状態から折り畳むとき、またはその逆に展開
するとき、樋状部材12が取り付けられていない方の扉体
2の裏面角部2aは、前記樋状部材12の湾曲部分12bの表
面に沿って前記蝶番4の垂直支軸14の周りに回転するこ
とになる。従って、折れ戸1が第2図仮想線で示すよう
に平面形状Vの字形に折り畳まれるときにも、両扉体2,
3の内側辺間には前記樋状部材12の湾曲部分12bが嵌合し
ていて、両扉体2,3間に生じる隙間を閉じている。
なお、第5図に示すように、樋状部材12の取り付け用
一側辺12aと湾曲部分12bとの間の表面側に、扉体の内側
辺に当接する位置決め用突条17を一体に突設しておくと
きは、樋状部材12の取り付け時の位置決めが容易とな
る。また、第5図に示すように取り付け用一側辺12aに
は、取り付け孔18を設けておくことができるが、樋状部
材12は、接着剤や両面粘着テープを利用して扉体裏面11
に取り付けることもできる。
(考案の作用及び効果) 以上のように本考案の折れ戸によれば、当該折れ戸を
平面形状Vの字形に折り畳んだとき、両扉体の内側辺間
に生じる隙間を樋状部材の湾曲部分で閉じることができ
るので、両扉体の内側辺間に手指が入り込むのを未然に
防止することができ、手指を誤って両扉体間で挟み付け
てしまう危険性が全くなくなり、子供等のいる場所でも
安全に取り扱うことができる。
しかも当該折れ戸を構成する2枚の扉体は、その側辺
どうしを突き合わせた連続平面状の展開姿勢において当
該突き合わせ側辺の真後ろに位置する垂直支軸を備えた
蝶番により、折り畳み可能に連結しているので、当該折
れ戸が連続平面状の展開姿勢にあるときは、両扉体間を
通じて前記樋状部材が外から見えることはなく、前記樋
状部材の存在が家具の外観意匠面で支障になることがな
い。
また、扉体の内側に前記樋状部材を取り付けるだけで
構成し得るので、扉体そのものには、従来の一般的なデ
ザインのものを活用することができる。
さらに、前記蝶番の垂直支軸と同心状の円柱状部材を
前記樋状部材に代えて使用するときは、当該円柱状部材
の中心と前記蝶番の垂直支軸の中心とが一致するように
円柱状部材を高精度に取り付けなければ、折れ戸の開閉
時に扉体の裏面角部と前記円柱状部材の周面とが不当に
圧接して円滑な折れ戸開閉が行えなくなったり、逆に扉
体の裏面角部と円柱状部材との間に不当な隙間が生じる
などの問題を伴うが、本考案によれば、中空で且つ一端
がフリーの辺持ち状樋状部材を使用するので、当該樋状
部材の曲率半径が扉体の裏面角部の回転半径より若干大
きめの樋状部材を使用するだけで、当該樋状部材の中心
と前記蝶番の垂直支軸の中心とが多少ずれていても、回
動する扉体の裏面角部を無理なく確実に樋状部材の湾曲
部分に摺接させることができ、前記のような不都合を生
ぜしめないで済む。換言すれば、樋状部材そのものや取
り付け位置に高度の精度が要求されず、実施が容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は折れ戸全体の概略正面図、第2図は同概略平面
図、第3図は本考案一実施例に於ける折れ戸の折り畳み
状態での正面図、第4図は同折れ戸の要部を示す平面
図、第5図は変形例を説明する要部の斜視図である。 1…折れ戸、2,3…扉体、4…蝶番、5…吊下用ガイド
レール、6,7…吊下用ローラーユニット、8…折れ戸下
部ガイドレール、9,10…振れ止め用ローラーユニット、
12…樋状部材、12a…取り付け用一側辺、12b…湾曲部
分。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の扉体を、その側辺どうしを突き合わ
    せた連続平面状の展開姿勢において当該突き合わせ側辺
    の真後ろに位置する垂直支軸を備えた蝶番により、折り
    畳み可能に連結し、湾曲部分と取り付け用一側辺とを有
    する樋状部材の前記取り付け用一側辺を前記両扉体の内
    の一方の裏面に取り付け、他方の扉体の裏面角部が前記
    樋状部材の湾曲部分の表面に沿って前記蝶番の垂直支軸
    の周りに回転し、折り畳み姿勢になったとき前記樋状部
    材の他側辺が他方の扉体の裏面角部に当接しているよう
    に構成した折れ戸。
JP1990027494U 1990-03-16 1990-03-16 折れ戸 Expired - Lifetime JP2535743Y2 (ja)

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JPH03119188U JPH03119188U (ja) 1991-12-09
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