JP2535681B2 - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナ等の
入力装置を用いて信号処理を行う信号処理装置に関する
ものである。
入力装置を用いて信号処理を行う信号処理装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、イメージスキャナの性能の向上と
小型化に伴い、このイメージスキャナがワードプロセサ
やパーソナルコンピュータの画像入力端末として多く使
用されるようになってきている。
小型化に伴い、このイメージスキャナがワードプロセサ
やパーソナルコンピュータの画像入力端末として多く使
用されるようになってきている。
【０００３】この場合、ワードプロセッサやパーソナル
コンピュータには、標準的な入出力インタフェースとし
て、ＲＳ−２３２Ｃのシリアルインタフェースとセント
ロニクス仕様のプリンタ用インタフェース（パラレルイ
ンタフェース）が設けられているが、プリンタ用インタ
フェースは、通常、出力専用に使用されるので、イメー
ジスキャナはＲＳ−２３２Ｃインタフェースに接続され
て使用される。
コンピュータには、標準的な入出力インタフェースとし
て、ＲＳ−２３２Ｃのシリアルインタフェースとセント
ロニクス仕様のプリンタ用インタフェース（パラレルイ
ンタフェース）が設けられているが、プリンタ用インタ
フェースは、通常、出力専用に使用されるので、イメー
ジスキャナはＲＳ−２３２Ｃインタフェースに接続され
て使用される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ＲＳ−２３２
Ｃインタフェースはデータや信号をシリアル形式で入出
力し、かつその伝送速度も数Ｋビット／秒であるため、
高速でデータを入出力することができない。したがっ
て、イメージスキャナからの画像データを高速でパーソ
ナルコンピュータやワードプロセッサに入力し、画像処
理を行うことはできない。したがって、画像処理を高速
に行おうとすると、特別に専用インタフェースを設ける
ことになるが、高価になる上、この特別の専用インタフ
ェースを持たない、あるいは増設できない既存のパーソ
ナルコンピュータ等では高速の画像入力が実現できない
という問題がある。
Ｃインタフェースはデータや信号をシリアル形式で入出
力し、かつその伝送速度も数Ｋビット／秒であるため、
高速でデータを入出力することができない。したがっ
て、イメージスキャナからの画像データを高速でパーソ
ナルコンピュータやワードプロセッサに入力し、画像処
理を行うことはできない。したがって、画像処理を高速
に行おうとすると、特別に専用インタフェースを設ける
ことになるが、高価になる上、この特別の専用インタフ
ェースを持たない、あるいは増設できない既存のパーソ
ナルコンピュータ等では高速の画像入力が実現できない
という問題がある。
【０００５】また、ＲＳ−２３２Ｃインタフェースを使
用する際には、パラレルデータをシリアルデータに変換
する機能を具備させる必要があるため、イメージスキャ
ナ内にパラレル−シリアル変換機能を常備させなければ
ならず、イメージスキャナの構成が複雑で、高価になら
ざるを得ないという問題がある。
用する際には、パラレルデータをシリアルデータに変換
する機能を具備させる必要があるため、イメージスキャ
ナ内にパラレル−シリアル変換機能を常備させなければ
ならず、イメージスキャナの構成が複雑で、高価になら
ざるを得ないという問題がある。
【０００６】本発明の目的は、第１の装置用コネクタを
使用して第２の装置としてのイメージスキャナも制御で
きるようにすること、及び特別に専用のインタフェース
を設けることなく、またパラレル−シリアル変換機能を
設けることなく、高速で画像データ等のデータを伝送す
ることができる信号処理装置を提供することである。
使用して第２の装置としてのイメージスキャナも制御で
きるようにすること、及び特別に専用のインタフェース
を設けることなく、またパラレル−シリアル変換機能を
設けることなく、高速で画像データ等のデータを伝送す
ることができる信号処理装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、第１の装置を接続するため、複数ビットパ
ラレルのデータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７），制御タイミン
グ信号出力端子ＳＴＢ、及び制御信号入力端子ＢＵＳ
Ｙ，ＰＥ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを備えたパラレルイン
タフェース用コネクタ（１２）と、該コネクタに接続さ
れた第１の装置を制御する第１の装置用制御手段とを備
えた信号処理装置において、信号処理装置に接続すべき
第２の装置としてのイメージスキャナに、ステッピング
モータのモータドライバ（２１）と、キャリッジ内に設
けられた光源（１５）と、読み取りスタートのトリガ信
号と画像の読み込み制御信号（ＤＣＫ）とを受けて動作
するコントロール回路（２０）と、切り替え用の信号
（Ｄ６）を受けて、前記コントロール回路からの画像デ
ータを複数ビットパラレルの形で出力する選択状態の側
から、１ライン読み取り終了信号（ＲＤＹ）及びホーム
ポジション検出信号を出力する選択状態の側に切り替わ
る複数ビットパラレルのデータセレクタ（１４）とを設
け、このイメージスキャナの信号処理装置への接続用コ
ネクタ（１３）に前記第１の装置に対するパラレルイン
タフェース用コネクタと同じ型のものを用い、前記パラ
レルインタフェース用コネクタの前記第１の装置に対す
るデータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７）を、スキャナのステッ
ピングモータの駆動信号用（Ｄ０〜Ｄ３）、スキャナの
光源のオン／オフ用（Ｄ４）、前記スキャナコントロー
ル回路（２０）に対する読み取りスタートのトリガ信号
用（Ｄ５）、及び前記スキャナのデータセレクタ（１
４）に対する入力信号の切り替え用（Ｄ６）として設定
すると共に、前記制御信号入力端子ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，
ＰＥ，ＳＥＬをスキャナの前記データセレクタ（１４）
の出力信号用として設定し、更に制御タイミング信号出
力端子ＳＴＢを読み取った画像データの読み込み制御信
号（ＤＣＫ）用として設定し、前記パラレルインタフェ
ース用コネクタにイメージスキャナを接続して使用する
際、信号処理装置側の前記第１の装置用制御手段をイメ
ージスキャナ専用の読み取り制御手段に切り替える切り
替え手段を設けた。
するために、第１の装置を接続するため、複数ビットパ
ラレルのデータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７），制御タイミン
グ信号出力端子ＳＴＢ、及び制御信号入力端子ＢＵＳ
Ｙ，ＰＥ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを備えたパラレルイン
タフェース用コネクタ（１２）と、該コネクタに接続さ
れた第１の装置を制御する第１の装置用制御手段とを備
えた信号処理装置において、信号処理装置に接続すべき
第２の装置としてのイメージスキャナに、ステッピング
モータのモータドライバ（２１）と、キャリッジ内に設
けられた光源（１５）と、読み取りスタートのトリガ信
号と画像の読み込み制御信号（ＤＣＫ）とを受けて動作
するコントロール回路（２０）と、切り替え用の信号
（Ｄ６）を受けて、前記コントロール回路からの画像デ
ータを複数ビットパラレルの形で出力する選択状態の側
から、１ライン読み取り終了信号（ＲＤＹ）及びホーム
ポジション検出信号を出力する選択状態の側に切り替わ
る複数ビットパラレルのデータセレクタ（１４）とを設
け、このイメージスキャナの信号処理装置への接続用コ
ネクタ（１３）に前記第１の装置に対するパラレルイン
タフェース用コネクタと同じ型のものを用い、前記パラ
レルインタフェース用コネクタの前記第１の装置に対す
るデータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７）を、スキャナのステッ
ピングモータの駆動信号用（Ｄ０〜Ｄ３）、スキャナの
光源のオン／オフ用（Ｄ４）、前記スキャナコントロー
ル回路（２０）に対する読み取りスタートのトリガ信号
用（Ｄ５）、及び前記スキャナのデータセレクタ（１
４）に対する入力信号の切り替え用（Ｄ６）として設定
すると共に、前記制御信号入力端子ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，
ＰＥ，ＳＥＬをスキャナの前記データセレクタ（１４）
の出力信号用として設定し、更に制御タイミング信号出
力端子ＳＴＢを読み取った画像データの読み込み制御信
号（ＤＣＫ）用として設定し、前記パラレルインタフェ
ース用コネクタにイメージスキャナを接続して使用する
際、信号処理装置側の前記第１の装置用制御手段をイメ
ージスキャナ専用の読み取り制御手段に切り替える切り
替え手段を設けた。
【０００８】本発明において、前記第１の装置は、画像
情報を出力するプリンタである形態が好ましい。
情報を出力するプリンタである形態が好ましい。
【０００９】
【作用】パラレルインタフェース用コネクタにおける第
１の装置に対するデータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７）の一部
を、スキャナのデータセレクタ（１４）に対する入力信
号の切り替え用（Ｄ６）として設定し、制御信号入力端
子ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬをスキャナのデータ
セレクタ（１４）の出力信号用として設定したので、デ
ータセレクタ（１４）は、切り替え用の信号（Ｄ６）を
受けないときは、その複数ビットパラレル出力端子に、
コントロール回路からの画像データを複数ビットパラレ
ルの形で出力する。従って、スキャナの画像データが制
御信号入力端子ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを介し
て信号処理装置に伝送される。一方、切り替え用の信号
（Ｄ６）を受けると、データセレクタ（１４）は、その
選択状態が切り替わって、その出力端子に、１ライン読
み取り終了信号（ＲＤＹ）及びホームポジション検出信
号を出力し、両信号が、制御信号入力端子の一部例えば
ＢＵＳＹ，ＰＥを介して信号処理装置に伝送される。こ
のため、特別に専用のインタフェースを設けることな
く、例えばプリンタの出力専用として使用する第１の装
置用コネクタに、第２の装置としてのイメージスキャナ
を接続し、データの入出力や信号の送受を行うことがで
きる。またイメージスキャナ側にパラレル−シリアル変
換機能を設けることなく、高速で画像データ等のデータ
を伝送する事ができる。
１の装置に対するデータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７）の一部
を、スキャナのデータセレクタ（１４）に対する入力信
号の切り替え用（Ｄ６）として設定し、制御信号入力端
子ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬをスキャナのデータ
セレクタ（１４）の出力信号用として設定したので、デ
ータセレクタ（１４）は、切り替え用の信号（Ｄ６）を
受けないときは、その複数ビットパラレル出力端子に、
コントロール回路からの画像データを複数ビットパラレ
ルの形で出力する。従って、スキャナの画像データが制
御信号入力端子ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを介し
て信号処理装置に伝送される。一方、切り替え用の信号
（Ｄ６）を受けると、データセレクタ（１４）は、その
選択状態が切り替わって、その出力端子に、１ライン読
み取り終了信号（ＲＤＹ）及びホームポジション検出信
号を出力し、両信号が、制御信号入力端子の一部例えば
ＢＵＳＹ，ＰＥを介して信号処理装置に伝送される。こ
のため、特別に専用のインタフェースを設けることな
く、例えばプリンタの出力専用として使用する第１の装
置用コネクタに、第２の装置としてのイメージスキャナ
を接続し、データの入出力や信号の送受を行うことがで
きる。またイメージスキャナ側にパラレル−シリアル変
換機能を設けることなく、高速で画像データ等のデータ
を伝送する事ができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を、第２の装置としてイメージ
スキャナを用いた装置に適用した実施例に基づいて詳細
に説明する。 ＜構成＞ 図１は第２の装置であるイメージスキャナ１０の主要部
の構成を示す斜視図である。図において、１は光源，光
学系、センサ等から成るキャリッジであり、スキャナ本
体の両側に平行に設けられた軸２，３上を矢印Ａ，Ｂ方
向に移動可能に支持されている。４はステッピングモー
タであり、このステッピングモータ４の回転軸に取り付
けたプーリ６とキャリッジ１を挟んで設けたプーリ７と
の間に張設したワイヤ８を回転させることにより、キャ
リッジ１を矢印Ａ，Ｂ方向に移動させるようになってい
る。９はホームセンサであり、キャリッジ１がホームポ
ジションにあることを検出する。
スキャナを用いた装置に適用した実施例に基づいて詳細
に説明する。 ＜構成＞ 図１は第２の装置であるイメージスキャナ１０の主要部
の構成を示す斜視図である。図において、１は光源，光
学系、センサ等から成るキャリッジであり、スキャナ本
体の両側に平行に設けられた軸２，３上を矢印Ａ，Ｂ方
向に移動可能に支持されている。４はステッピングモー
タであり、このステッピングモータ４の回転軸に取り付
けたプーリ６とキャリッジ１を挟んで設けたプーリ７と
の間に張設したワイヤ８を回転させることにより、キャ
リッジ１を矢印Ａ，Ｂ方向に移動させるようになってい
る。９はホームセンサであり、キャリッジ１がホームポ
ジションにあることを検出する。
【００１１】図２は、図１のイメージスキャナ１０をパ
ーソナルコンピュータ１１と接続した場合の回路構成図
であり、イメージスキャナ１０はパーソナルコンピュー
タ１１のセントロニクス（パラレル・インタフェース）
仕様のコネクタ１２に接続されている。
ーソナルコンピュータ１１と接続した場合の回路構成図
であり、イメージスキャナ１０はパーソナルコンピュー
タ１１のセントロニクス（パラレル・インタフェース）
仕様のコネクタ１２に接続されている。
【００１２】このコネクタ１２は、８ビットのデータ出
力端子Ｄ０〜Ｄ７，制御タイミング信号出力端子ＳＴ
Ｂ、制御信号入力端子ＢＵＳＹ，ＰＥ，ＡＣＫ，ＳＥ
Ｌ，ＥＲＲＯＲを備え、イメージスキャナ１０のコネク
タ１３に接続されている。
力端子Ｄ０〜Ｄ７，制御タイミング信号出力端子ＳＴ
Ｂ、制御信号入力端子ＢＵＳＹ，ＰＥ，ＡＣＫ，ＳＥ
Ｌ，ＥＲＲＯＲを備え、イメージスキャナ１０のコネク
タ１３に接続されている。
【００１３】ここで、セントロニクス仕様にあっては、
データ出力端子Ｄ０〜Ｄ７はプリントデータの出力端
子、制御信号入力端子ＢＵＳＹはプリンタ動作中、ＰＥ
は紙無し、ＡＣＫはプリンタデータ受信可、ＳＥＬはプ
リンタオンラインの信号入力端子として使用されるもの
である。しかし、この実施例においては、データ出力端
子Ｄ０〜Ｄ７のうち、Ｄ０〜Ｄ３をステッピングモータ
４の駆動信号用に、Ｄ４を光源のオン／オフ用に、Ｄ５
を読み取りスタートのトリガ信号用に、Ｄ６を入力信号
の切り替え用に、ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを画
像データ伝送用に、ＳＴＢを読み取った画像データの読
み込み制御信号ＤＣＫ用に使用する。
データ出力端子Ｄ０〜Ｄ７はプリントデータの出力端
子、制御信号入力端子ＢＵＳＹはプリンタ動作中、ＰＥ
は紙無し、ＡＣＫはプリンタデータ受信可、ＳＥＬはプ
リンタオンラインの信号入力端子として使用されるもの
である。しかし、この実施例においては、データ出力端
子Ｄ０〜Ｄ７のうち、Ｄ０〜Ｄ３をステッピングモータ
４の駆動信号用に、Ｄ４を光源のオン／オフ用に、Ｄ５
を読み取りスタートのトリガ信号用に、Ｄ６を入力信号
の切り替え用に、ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを画
像データ伝送用に、ＳＴＢを読み取った画像データの読
み込み制御信号ＤＣＫ用に使用する。
【００１４】そして、Ｄ６によってイメージスキャナ１
０内のデータセレクタ１４を切り替え、Ｄ６＝Ｈレベル
の時は、ＢＵＳＹは１ライン読み取り終了信号ＲＤＹ、
ＰＥはホームポジション検出信号としてパーソナルコン
ピュータ１１に入力するように構成し、Ｄ６＝Ｌレベル
の時は、ＢＵＳＹは画像データＳＤ０、ＰＥは画像デー
タＳＤ１としてパーソナルコンピュータ１１に入力する
ように構成している。
０内のデータセレクタ１４を切り替え、Ｄ６＝Ｈレベル
の時は、ＢＵＳＹは１ライン読み取り終了信号ＲＤＹ、
ＰＥはホームポジション検出信号としてパーソナルコン
ピュータ１１に入力するように構成し、Ｄ６＝Ｌレベル
の時は、ＢＵＳＹは画像データＳＤ０、ＰＥは画像デー
タＳＤ１としてパーソナルコンピュータ１１に入力する
ように構成している。
【００１５】この場合、パーソナルコンピュータ１０側
では、標準のプリンタ制御手段（第１の装置用制御手
段）を使用せず、イメージスキャナ１０の読み取り用に
作成された専用の読み取り制御手段（第２の装置用制御
手段）を使用する。この切り替えは、セントロニクス仕
様にあっては、データ出力端子Ｄ０〜Ｄ７はプリントデ
ータの出力端子、制御信号入力端子ＢＵＳＹはプリンタ
動作中、ＰＥは紙無し、ＡＣＫはプリンタデータ受信
可、ＳＥＬはプリンタオンラインの信号入力端子として
使用されているのを、予めイメージスキャナ１０のアプ
リケーションソフトにＤ０〜Ｄ３をステッピングモータ
４の駆動信号用に、Ｄ４を光源のオン／オフ用に、Ｄ５
を読み取りスタートのトリガ信号用に、Ｄ６を入力信号
の切り替え用に、ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを画
像データ伝送用に、ＳＴＢを読み取った画像データの読
み込み制御信号ＤＣＫ用に使用する用に設定するソフト
を組み込んでおき、アプリケーションソフトの起動によ
りプリンタ制御手段から読み取り制御手段に自動的に切
り替わるようになっている。なお、両者をマニュアル切
り替えするようにしても良い。
では、標準のプリンタ制御手段（第１の装置用制御手
段）を使用せず、イメージスキャナ１０の読み取り用に
作成された専用の読み取り制御手段（第２の装置用制御
手段）を使用する。この切り替えは、セントロニクス仕
様にあっては、データ出力端子Ｄ０〜Ｄ７はプリントデ
ータの出力端子、制御信号入力端子ＢＵＳＹはプリンタ
動作中、ＰＥは紙無し、ＡＣＫはプリンタデータ受信
可、ＳＥＬはプリンタオンラインの信号入力端子として
使用されているのを、予めイメージスキャナ１０のアプ
リケーションソフトにＤ０〜Ｄ３をステッピングモータ
４の駆動信号用に、Ｄ４を光源のオン／オフ用に、Ｄ５
を読み取りスタートのトリガ信号用に、Ｄ６を入力信号
の切り替え用に、ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを画
像データ伝送用に、ＳＴＢを読み取った画像データの読
み込み制御信号ＤＣＫ用に使用する用に設定するソフト
を組み込んでおき、アプリケーションソフトの起動によ
りプリンタ制御手段から読み取り制御手段に自動的に切
り替わるようになっている。なお、両者をマニュアル切
り替えするようにしても良い。
【００１６】イメージスキャナ１０は、ステッピングモ
ータ４の他に、キャリッジ１内に設けられた光源１５、
イメージセンサ１６、アンプ１７、ＡＤコンバータ１
８、シェーディング補正用のデータを記憶したＲＡＭ１
９，スキャナコントロール回路２０、モータドライバ２
１を備えている。 ＜動作＞ 以下、図３のフローチャートおよび図４のタイムチャー
トに基づいて上記構成に係る動作について説明する。
ータ４の他に、キャリッジ１内に設けられた光源１５、
イメージセンサ１６、アンプ１７、ＡＤコンバータ１
８、シェーディング補正用のデータを記憶したＲＡＭ１
９，スキャナコントロール回路２０、モータドライバ２
１を備えている。 ＜動作＞ 以下、図３のフローチャートおよび図４のタイムチャー
トに基づいて上記構成に係る動作について説明する。
【００１７】まず、端子Ｄ６をＨレベルにしてデータセ
レクタ１４を切り替え、端子ＰＥからホームポジション
検出信号をパーソナルコンピュータ１１側に読み込める
ように設定するとともに、端子Ｄ４をＬレベルにして光
源１５をオフにし、さらに端子ＤをＬレベルにして画像
データ読み取りスタート用のトリガ信号をスタンバイ状
態にする（ステップＳ１）次に、ホームポジション検出
信号がＨレベルかどうかを調べ、Ｈレベルでなければ、
キャリッジ１がホームポジションに位置していないこと
になるので、ホームポジションにもどすべく端子Ｄ０〜
Ｄ３にステッピングモータ４の駆動信号を出力し、キャ
リッジ１をホームポジション側に移動させる（ステップ
Ｓ２，Ｓ３）。このステッピングモータ４の駆動によっ
てキャリッジ１がホームポジションに戻ったならば、端
子Ｄ０〜Ｄ３にステッピングモータ４の駆動信号を再度
出力し、キャリッジ１の移動方向を反転し、読み取り開
始位置まで移動させる（ステップＳ４）。そして、その
後、端子Ｄ４をＨレベルに切り替え、光源１５をオンに
する（ステップＳ５）。
レクタ１４を切り替え、端子ＰＥからホームポジション
検出信号をパーソナルコンピュータ１１側に読み込める
ように設定するとともに、端子Ｄ４をＬレベルにして光
源１５をオフにし、さらに端子ＤをＬレベルにして画像
データ読み取りスタート用のトリガ信号をスタンバイ状
態にする（ステップＳ１）次に、ホームポジション検出
信号がＨレベルかどうかを調べ、Ｈレベルでなければ、
キャリッジ１がホームポジションに位置していないこと
になるので、ホームポジションにもどすべく端子Ｄ０〜
Ｄ３にステッピングモータ４の駆動信号を出力し、キャ
リッジ１をホームポジション側に移動させる（ステップ
Ｓ２，Ｓ３）。このステッピングモータ４の駆動によっ
てキャリッジ１がホームポジションに戻ったならば、端
子Ｄ０〜Ｄ３にステッピングモータ４の駆動信号を再度
出力し、キャリッジ１の移動方向を反転し、読み取り開
始位置まで移動させる（ステップＳ４）。そして、その
後、端子Ｄ４をＨレベルに切り替え、光源１５をオンに
する（ステップＳ５）。
【００１８】さらに、端子Ｄ５にパルス信号を出力し、
スキャナコントロール回路２０に１ライン分の画像の読
み取り要求を行う（ステップＳ６）。
スキャナコントロール回路２０に１ライン分の画像の読
み取り要求を行う（ステップＳ６）。
【００１９】すると、イメージスキャナ１０側では、セ
ンサ１６により画像の読み取りが開始され、その画像読
み取り信号はＡＤコンバータ１８でディジタルデータに
変換されてＲＡＭ１９に一時格納される。この１ライン
分の画像の読み取りが終わると、スキャナコントロール
回路２０は１ライン読み取り終了信号ＲＤＹを出力す
る。この信号ＲＤＹはデータセレクタ１４およびコネク
タ１３を介してパーソナルコンピュータ１１のコネクタ
１２の入力端子ＢＵＳＹに入力される。
ンサ１６により画像の読み取りが開始され、その画像読
み取り信号はＡＤコンバータ１８でディジタルデータに
変換されてＲＡＭ１９に一時格納される。この１ライン
分の画像の読み取りが終わると、スキャナコントロール
回路２０は１ライン読み取り終了信号ＲＤＹを出力す
る。この信号ＲＤＹはデータセレクタ１４およびコネク
タ１３を介してパーソナルコンピュータ１１のコネクタ
１２の入力端子ＢＵＳＹに入力される。
【００２０】そこで、パーソナルコンピュータ１１は端
子ＢＵＳＹから入力された信号がＨレベルとなって１ラ
インの読み取りが終了したかどうかを調べ（ステップＳ
７）、終了していたならば、端子Ｄ６をＬレベルにし、
画像の読み取りデータＳＤ０〜ＳＤ３がそれぞれ端子Ｂ
ＵＳＹ，ＰＥ，ＡＣＫ，ＳＥＬの各入力端子から読み込
めるように、データセレクタ１４を切り替える（ステッ
プＳ８）。そして、これらの端子から画像の読み取りデ
ータを読み込むために、端子ＳＴＢから画像の読み込み
制御信号ＤＣＫを出力する（ステップＳ１０）。
子ＢＵＳＹから入力された信号がＨレベルとなって１ラ
インの読み取りが終了したかどうかを調べ（ステップＳ
７）、終了していたならば、端子Ｄ６をＬレベルにし、
画像の読み取りデータＳＤ０〜ＳＤ３がそれぞれ端子Ｂ
ＵＳＹ，ＰＥ，ＡＣＫ，ＳＥＬの各入力端子から読み込
めるように、データセレクタ１４を切り替える（ステッ
プＳ８）。そして、これらの端子から画像の読み取りデ
ータを読み込むために、端子ＳＴＢから画像の読み込み
制御信号ＤＣＫを出力する（ステップＳ１０）。
【００２１】これにより、データセレクタ１４、コネク
タ１３、コネクタ１２を介してパーソナルコンピュータ
１１に画像データが４ビットパラレルに読み込まれる。
タ１３、コネクタ１２を介してパーソナルコンピュータ
１１に画像データが４ビットパラレルに読み込まれる。
【００２２】このステップＳ９〜Ｓ１１の処理を繰り返
すことにより、１ライン分の画像データを読み込んだな
らば、端子Ｄ０〜Ｄ３にステッピングモータ４の駆動信
号を出力し、キャリッジ１を副走査方向に１ライン移動
させる（ステップＳ１２）。
すことにより、１ライン分の画像データを読み込んだな
らば、端子Ｄ０〜Ｄ３にステッピングモータ４の駆動信
号を出力し、キャリッジ１を副走査方向に１ライン移動
させる（ステップＳ１２）。
【００２３】この後、端子Ｄ６をＨレベルに切り換え、
キャリッジ１がホームポジションに達していないかどう
かを調べ（ステップＳ１３）、達していなければ、ホー
ムポジションに達するまで上記動作を繰り返し、１画面
分のが像を読み取る。この結果、ホームポジションに達
したならば、読み取りを終了し、端子Ｄ４をＬレベルに
して光源１５をオフにし（ステップＳ１５）、画像読み
取り動作を終了する。図４にこのような読み取り動作を
行った場合の各端子の入出力信号を示している。
キャリッジ１がホームポジションに達していないかどう
かを調べ（ステップＳ１３）、達していなければ、ホー
ムポジションに達するまで上記動作を繰り返し、１画面
分のが像を読み取る。この結果、ホームポジションに達
したならば、読み取りを終了し、端子Ｄ４をＬレベルに
して光源１５をオフにし（ステップＳ１５）、画像読み
取り動作を終了する。図４にこのような読み取り動作を
行った場合の各端子の入出力信号を示している。
【００２４】このように、プリンタ専用のコネクタ１２
にイメージスキャナ１０を接続し、コネクタ１２に接続
されたプリンタを制御するプリンタ制御手段の他に、コ
ネクタ１２にイメージスキャナ１０が接続されている
時、イメージスキャナ１０からの信号を入力端子から入
力すると共に、イメージスキャナ１０への信号を出力端
子に供給してイメージスキャナ１０を制御する読み取り
制御手段を設けたので、プリンタ専用のコネクタ１２を
使用してプリンタ以外のイメージスキャナ１０も制御で
きる。
にイメージスキャナ１０を接続し、コネクタ１２に接続
されたプリンタを制御するプリンタ制御手段の他に、コ
ネクタ１２にイメージスキャナ１０が接続されている
時、イメージスキャナ１０からの信号を入力端子から入
力すると共に、イメージスキャナ１０への信号を出力端
子に供給してイメージスキャナ１０を制御する読み取り
制御手段を設けたので、プリンタ専用のコネクタ１２を
使用してプリンタ以外のイメージスキャナ１０も制御で
きる。
【００２５】また、通常はプリンタへの出力専用に用い
られているハラレルインタフェース用のコネクタ１２の
端子を、イメージスキャナ１０の制御および画像データ
の伝送用に使用することにより、ＲＳ−２３２Ｃシリア
ルインタフェースを用いる事なく、イメージスキャナ１
０をパーソナルコンピュータ１１に接続し、高速で画像
データを入力することができる。しかも、特別に専用の
インタフェースを設ける必要がないため、標準的な構成
のパーソナルコンピュータやワードプロセッサに簡単に
接続して使用することができ、イメージスキャナ１０側
においてもパラレル−シリアル変換機能を設ける必要が
ないので、構成を簡素化し、かつ安価に構成することが
できる。 ＜変形例＞ パーソナルコンピュータやワードプロセッサには、外部
フロッピディスク装置への入出力端子を設けたものがあ
るので、この入出力端子を第１の装置用コネクタとして
用いることができる。
られているハラレルインタフェース用のコネクタ１２の
端子を、イメージスキャナ１０の制御および画像データ
の伝送用に使用することにより、ＲＳ−２３２Ｃシリア
ルインタフェースを用いる事なく、イメージスキャナ１
０をパーソナルコンピュータ１１に接続し、高速で画像
データを入力することができる。しかも、特別に専用の
インタフェースを設ける必要がないため、標準的な構成
のパーソナルコンピュータやワードプロセッサに簡単に
接続して使用することができ、イメージスキャナ１０側
においてもパラレル−シリアル変換機能を設ける必要が
ないので、構成を簡素化し、かつ安価に構成することが
できる。 ＜変形例＞ パーソナルコンピュータやワードプロセッサには、外部
フロッピディスク装置への入出力端子を設けたものがあ
るので、この入出力端子を第１の装置用コネクタとして
用いることができる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、イメージ
スキャナの信号処理装置への接続用コネクタ（１３）に
第１の装置に対するパラレルインタフェース用コネクタ
と同じ型のものを用い、該パラレルインタフェース用コ
ネクタの前記第１の装置に対するデータ出力端子（Ｄ０
〜Ｄ７）を、スキャナのステッピングモータの駆動信号
用（Ｄ０〜Ｄ３）、スキャナの光源のオン／オフ用（Ｄ
４）、前記スキャナコントロール回路に対する読み取り
スタートのトリガ信号用（Ｄ５）、及び前記スキャナの
データセレクタに対する入力信号の切り替え用（Ｄ６）
として設定すると共に、前記制御信号入力端子ＢＵＳ
Ｙ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬをスキャナの前記データセレ
クタ（１４）の出力信号用として設定し、更に制御タイ
ミング信号出力端子ＳＴＢを読み取った画像データの読
み込み制御信号（ＤＣＫ）用として設定し、前記パラレ
ルインタフェース用コネクタにイメージスキャナを接続
して使用する際、信号処理装置側の第１の装置用制御手
段をイメージスキャナ専用の読み取り制御手段に切り替
える切り替え手段を設けたので、第１の装置用コネクタ
を使用して、第１の装置以外の第２の装置としてイメー
ジスキャナを接続し且つ制御することができる。
スキャナの信号処理装置への接続用コネクタ（１３）に
第１の装置に対するパラレルインタフェース用コネクタ
と同じ型のものを用い、該パラレルインタフェース用コ
ネクタの前記第１の装置に対するデータ出力端子（Ｄ０
〜Ｄ７）を、スキャナのステッピングモータの駆動信号
用（Ｄ０〜Ｄ３）、スキャナの光源のオン／オフ用（Ｄ
４）、前記スキャナコントロール回路に対する読み取り
スタートのトリガ信号用（Ｄ５）、及び前記スキャナの
データセレクタに対する入力信号の切り替え用（Ｄ６）
として設定すると共に、前記制御信号入力端子ＢＵＳ
Ｙ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬをスキャナの前記データセレ
クタ（１４）の出力信号用として設定し、更に制御タイ
ミング信号出力端子ＳＴＢを読み取った画像データの読
み込み制御信号（ＤＣＫ）用として設定し、前記パラレ
ルインタフェース用コネクタにイメージスキャナを接続
して使用する際、信号処理装置側の第１の装置用制御手
段をイメージスキャナ専用の読み取り制御手段に切り替
える切り替え手段を設けたので、第１の装置用コネクタ
を使用して、第１の装置以外の第２の装置としてイメー
ジスキャナを接続し且つ制御することができる。
【００２７】しかも、特別に専用のインタフェースを設
けることなく、また第２の装置としてのイメージスキャ
ナにパラレルーシリアル変換機能を設けることなく、高
速で画像データ等のデータを伝送する事ができる信号処
理装置を得ることができる。
けることなく、また第２の装置としてのイメージスキャ
ナにパラレルーシリアル変換機能を設けることなく、高
速で画像データ等のデータを伝送する事ができる信号処
理装置を得ることができる。
【図１】この発明を適用した装置に使用するイメージス
キャナの主要部の構成を示す斜視図である。
キャナの主要部の構成を示す斜視図である。
【図２】この発明を適用した装置の実施例を示す全体構
成図である。
成図である。
【図３】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図４】実施例の動作を説明するためのタイムチャート
である。
である。
１ キャリッジ ２，３ 軸 ４ ステッピングモータ ９ ホームセンサ １０ イメージスキャナ １１ パーソナルコンピュータ １２ コネクタ １３ コネクタ ２０ スキャナコントロール回路
Claims (2)
- 【請求項１】 第１の装置を接続するため、複数ビット
パラレルのデータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７），制御タイミ
ング信号出力端子ＳＴＢ、及び制御信号入力端子ＢＵＳ
Ｙ，ＰＥ，ＡＣＫ，ＰＥ，ＳＥＬを備えたパラレルイン
タフェース用コネクタ（１２）と、該コネクタに接続さ
れた第１の装置を制御する第１の装置用制御手段とを備
えた信号処理装置において、 信号処理装置に接続すべき第２の装置としてのイメージ
スキャナに、ステッピングモータのモータドライバ（２
１）と、キャリッジ内に設けられた光源（１５）と、読
み取りスタートのトリガ信号と画像の読み込み制御信号
（ＤＣＫ）とを受けて動作するコントロール回路（２
０）と、切り替え用の信号（Ｄ６）を受けて、前記コン
トロール回路からの画像データを複数ビットパラレルの
形で出力する選択状態の側から、１ライン読み取り終了
信号（ＲＤＹ）及びホームポジション検出信号を出力す
る選択状態の側に切り替わる複数ビットパラレルのデー
タセレクタ（１４）とを設け、 このイメージスキャナの信号処理装置への接続用コネク
タ（１３）に前記第１の装置に対するパラレルインタフ
ェース用コネクタと同じ型のものを用い、前記パラレル
インタフェース用コネクタの前記第１の装置に対するデ
ータ出力端子（Ｄ０〜Ｄ７）を、スキャナのステッピン
グモータの駆動信号用（Ｄ０〜Ｄ３）、スキャナの光源
のオン／オフ用（Ｄ４）、前記スキャナコントロール回
路（２０）に対する読み取りスタートのトリガ信号用
（Ｄ５）、及び前記スキャナのデータセレクタ（１４）
に対する入力信号の切り替え用（Ｄ６）として設定する
と共に、前記制御信号入力端子ＢＵＳＹ，ＡＣＫ，Ｐ
Ｅ，ＳＥＬをスキャナの前記データセレクタ（１４）の
出力信号用として設定し、更に制御タイミング信号出力
端子ＳＴＢを読み取った画像データの読み込み制御信号
（ＤＣＫ）用として設定し、 前記パラレルインタフェース用コネクタにイメージスキ
ャナを接続して使用する際、信号処理装置側の前記第１
の装置用制御手段をイメージスキャナ専用の読 み取り制
御手段に切り替える切り替え手段を設けたことを特徴と
する信号処理装置。 - 【請求項２】 前記第１の装置が画像情報を出力するプ
リンタであることを特徴とする請求項１記載の信号処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3181926A JP2535681B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3181926A JP2535681B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056238A JPH056238A (ja) | 1993-01-14 |
| JP2535681B2 true JP2535681B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=16109319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3181926A Expired - Fee Related JP2535681B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2535681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3340523B2 (ja) * | 1993-07-30 | 2002-11-05 | ニスカ株式会社 | イメージスキャナ及びインタフェースシステム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58139228A (ja) * | 1982-02-10 | 1983-08-18 | Nec Corp | 周辺装置インタ−フエイス制御方式 |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP3181926A patent/JP2535681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH056238A (ja) | 1993-01-14 |
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