JP2535545B2 - ポリイミドおよびポリイミドよりなる耐熱性接着剤 - Google Patents

ポリイミドおよびポリイミドよりなる耐熱性接着剤

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JP2535545B2 JP62163940A JP16394087A JP2535545B2 JP 2535545 B2 JP2535545 B2 JP 2535545B2 JP 62163940 A JP62163940 A JP 62163940A JP 16394087 A JP16394087 A JP 16394087A JP 2535545 B2 JP2535545 B2 JP 2535545B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なポリイミドに関する。また本発明はそ
のポリイミドよりなる耐熱性接着剤に関する。
〔従来の技術〕 従来から、テトラカルボン酸二無水物とジアミンの反
応により得られるポリイミドは、種々の優れた物性や良
好な耐熱性のために、今後も耐熱性が要求される分野に
広く用いられることが期待されている。
従来開発されたポリイミドには優れた特性を示すもの
が多いが、優れた耐熱性を有するけれども加工性にはと
ぼしいとか、また加工性向上を目的として開発された樹
脂は耐熱性、耐溶剤性に劣るなど性能に一長一短があっ
た。
例えば式(II) で表わされる様な基本骨格からなるポリイミド(デュポ
ン社製;商標Kapton,Vespel)は明瞭なガラス転移温度
を有せず、耐熱性に優れたポリイミドであるが、成形材
料として用いる場合に加工が難しく、焼結成形などの手
法を用いて加工しなければならない。また電気電子部品
の材料として用いる際に寸法安定性、、絶縁性、はんだ
耐熱性に悪影響をおよぼす吸水率が高いという性質があ
る。
また式(III) で表わされる様な基本骨格を有するポリエーテルイミド
(ゼネラル・エレクトリック社製;商標ULTEM)は加工
性の優れた樹脂であるが、ガラス転移温度が217℃と低
く、またメチレンクロリドなどのハロゲン化炭化水素に
可溶で、耐熱性、耐溶剤性の面からは満足のいく樹脂で
はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的はポリイミドが本来有する優れた耐熱性
に加え、優れた加工性を有し、吸水率が低く、透明性が
良好で、しかも耐熱接着性に優れ、多目的用途に使用可
能なポリイミドを得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは前記目的を達成するために鋭意検討した
結果、新規なポリイミドを見出し、またこれらのポリイ
ミドよりなる耐熱性接着剤を見出した。
すなわち、本発明は 式(I) (式中、Rは からなる群から選ばれる4価の基を表わす。) で表される繰り返し単位であり、その前駆体である式
(II) (式中、Rは上記と同じを表わす。)で表される繰り返
し単位であるポリアミド酸の対数粘度(N,N−ジメチル
アセトアミド溶媒、濃度0.5g/100ml溶媒、35℃で測定)
が0.56ないし1.52dl/gであるポリイミド、およびこのポ
リイミドよりなる耐熱性接着剤である。
本発明のポリイミドは、ジアミン成分として式(IV) で表される新規なエーテルジアミン、即ち、ビス〔4−
{4−(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニ
ル〕スルホンを用い、これと1種以上のテトラカルボン
酸二無水物とを重合させて得られるポリアミド酸を、さ
らに脱水環化させて得られる新規なポリイミドである。
本発明のポリイミドは、ビス〔4−{4−(4−アミ
ノフェノキシ)フェノキシ}フェニル〕スルホンをジア
ミン成分として用いることを特徴とし、特に優れた加工
性および耐熱接着性を有する新規なポリイミドである。
ちなみにこのジアミンと類似構造を持つ下記式(V) で表されるエーテルジアミンすなわちビス〔4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン(Georgel,Brod
eら;J.Poly.Sci.,Poly.Chem Edition,12巻575〜587頁
(1974)に記載されている。)とテトラカルボン酸二無
水物とから得られるポリイミドは明瞭なガラス転移温度
を持たず、接着力がほとんどなく加工性に劣る。
本発明のポリイミドは従来のポリイミドと同様な耐熱
性を有していながら、熱可塑性であるため加工性および
耐熱接着性に優れており、本発明のポリイミドの中のあ
るものは、高耐熱性の溶融成形可能なポリイミドであ
る。
さらに本発明のポリイミドは低吸水性であり、透明性
が良好で、前記の優れた加工性と考え合わせると、宇宙
・航空機用基材、電気電子部品用基材として、さらには
耐熱性接着剤として極めて有用なポリイミドである。
なお、本発明のポリイミドは、前記のエーテルジアミ
ンを原料として用いるポリイミドであるが、このポリイ
ミドの良好な物性を損わない範囲内で他のジアミンを混
合して使用することもできる。
混合して用いることのできるジアミンとしては、例え
ばm−フェニレンジアミン、o−フェニレンジアミン、
p−フェニレンジアミン、m−アミノベンジルアミン、
p−アミノベンジルアミン、ビス(3−アミノフェニ
ル)エーテル、(3−アミノフェニル)(4−アミノフ
ェニル)エーテル、ビス(4−アミノフェニル)エーテ
ル、ビス(3−アミノフェニル)スルフィド、(3−ア
ミノフェニル)(4−アミノフェニル)スルフィド、ビ
ス(4−アミノフェニル)スルフィド、ビス(3−アミ
ノフェニル)スルホキシド、(3−アミノフェニル)
(4−アミノフェニル)スルホキシド、ビス(4−アミ
ノフェニル)スルホキシド、ビス(3−アミノフェニ
ル)スルホン、(3−アミノフェニル)(4−アミノフ
ェニル)スルホン、ビス(4−アミノフェニル)スルホ
ン、3,3′−ジアミノベンゾフェノン、3,4′−ジアミノ
ベンゾフェノン、4,4′−ジアミノベンゾフェノン、ビ
ス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕メタン、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕メタ
ン、1,1−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕エタン、1,1−ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、1,2−ビス〔4−(3−アミノ
フェノキシ)フェニル〕エタン、1,2−ビス〔4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕エタン、2,2−ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
プロパン、2,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕ブタン、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕ブタン、2,2−ビス〔4−(3−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕−1,1,1,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロパン、2,2−ビス〔4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロ
パン、1,3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、
1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビ
ス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4
−アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4′−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)ビフェニル、4,4′−ビス(4−アミ
ノフェノキシ)ビフェニル、ビス〔4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔4−(3−アミ
ノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4
−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホキシド、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホ
キシド、ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕スルホン、ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕スルホン、ビス〔4−(3−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エーテル、ビス〔4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕エーテル、1,4−ビス〔4−(3−
アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼン、1,3−ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼ
ン,4,4′−ビス〔4−(4−アミノ−α,α−ジメチル
ベンジル)フェノキシ〕ベンゾフェノン、ビス〔4−
{4−(4−アミノ−α,α−ジメチルベンジル)フェ
ノキシ}フェニル〕スルホンなどが挙げられる。
本発明のポリイミドは次のごとき方法で得られる。
すなわち、まずビス〔4−{4−(4−アミノフェノ
キシ)フェノキシ}フェニル〕スルホンとテトラカルボ
ン酸二無水物とを有機溶媒中で従業させてポリアミド酸
を得る。
この方法で使用されるテトラカルボン酸二無水物は、
式(VI) 〔式中、Rは式(I)の場合と同じを表わす。〕で表わ
されるテトラカルボン酸二無水物である。即ち、使用さ
れるテトラカルボン酸二無水物は、例えば、エチレンテ
トラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテトラカルボ
ン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、3,3′,4,4′
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、2,2′,3,
3′−ベンゾフェノンテトラクルボン酸二無水物、3,
3′,4,4′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,
2′,3,3′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2,2
−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水
物、2,2−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン
二無水物、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)−
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン二無水物、2,2−
ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)−1,1,1,3,3,3−ヘ
キサフルオロプロパン二無水物、ビス(3,4−ジカルボ
キシフェニル)エーテル二無水物、ビス(2,3−ジカル
ボキシフェニル)エーテル二無水物、ビス(3,4−ジカ
ルボキシフェニル)スルホン二無水物、1,1−ビス(2,3
−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、ビス(2,3
−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)メタン二無水物、2,3,6,7−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−ナフ
タレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6−ナフタレ
ンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,4−ベンゼンテト
ラカルボン酸二無水物、3,4,9,10−ペリレンテトラカル
ボン酸二無水物、2,3,6,7−アントラセンテトラカルボ
ン酸二無水物、1,2,7,8−フェナントレンテトラカルボ
ン酸二無水物、ビス{4−(3,4−ジカルボキシフェノ
キシ)フェニル}スルフィド二無水物、3,3′−(p−
フェニレンジオキシ)ジフタル酸二無水物、4,4′−
(p−フェニレンジオキシ)ジフタル酸二無水物、3,
3′−(m−フェニレンジオキシ)ジフタル酸二無水
物、4,4′−(m−フェニレンジオキシ)ジフタル酸二
無水物である。
これら、テトラカルボン酸二無水物は、単独あるいは
2種以上混合して用いられる。
この反応に用いる有機溶媒としては、例えばN,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N
−ジエチルアセトアミノ、N,N−ジメチルメトキシアセ
トアミド、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノン、N−メチルカプロラクタ
ム、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2−メトキシエチ
ル)エーテル、1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エ
タン、ビス{2−(2−メトキシエトキシ)エチル}エ
ーテル、テトラヒドロフラン、1,3−ジオキサン、1,4−
ジオキサン、ピリジン、ピコリン、ジメチルスルホキシ
ド、ジメチルスルホン、テトラメチル尿素、ヘキサメチ
ルホスホルアミド、フェノール、m−クレゾール、p−
クレゾール、p−クロロフェノール、アニソールなどが
挙げられる。また、これらの有機溶媒は単独でも或いは
2種以上混合して用いても差し支えない。
反応温度は通常250℃以下、好ましくは50℃以下であ
る。
反応圧力は特に限定されず、常圧で十分実施できる。
反応時間は、使用する、テトラカルボン酸二無水物、
溶剤の種類および反応温度により異なり、通常、下記式
(II)で表されるポリアミド酸の生成が完了するに十分
な時間反応させる。通常4〜24時間で十分である。
このような反応により、下記式(VII)の繰り返し単
位を有するポリアミド酸が生成される。
〔式中、Rは式(I)の場合と同じを表わす。〕 本発明においては、ポリイミドの前駆体であるポリア
ミド酸の対数粘度(N,N−ジメチルアセトアミド溶媒、
濃度0.5g/100ml溶媒、35℃で測定)は0.56ないし1.52dl
/gである。
このポリアミド酸を100〜400℃に加熱脱水するか、ま
たは通常用いられるイミド化剤を用いて化学イミド化す
ることにより下記式(I)の繰り返し単位を有する対応
するポリイミドが得られる。
(式中Rは前記と同じを表わす。) 一般的には低い温度でポリアミド酸を生成させた後
に、さらにこれを熱的または化学的にイミド化すること
が行なわれる。
しかしのこのポリアミド酸の生成と熱イミド化反応を
同時に行ってポリイミドを得ることもできる。すなわち
ビス〔4−{4−(4−アミノフェノキシ)フェノキ
シ}フェニル〕スルホンとテトラカルボン酸二無水物と
を有機溶媒中に懸濁または溶解させた後、加熱下に反応
を行ない、ポリアミド酸の生成と脱水イミド化を同時に
行なわせて上記式(I)の繰り返し単位を有するポリイ
ミドを得ることもできる。
すなわち、従来公知の手法を用いて上記式(I)の繰
り返し単位を有するポリイミドを得ることができる。
本発明のポリイミドは次の如き方法で接着剤として使
用される。
すなわち前記ポリアミド酸を加熱脱水、あるいは化学
的に脱水して例えばフィルム状、または粉状のポリイミ
ドとなし、このフィルムまたは粉末を被接着物の間に挿
入し、1〜1,000kg/cm2の圧力、50〜450℃の温度で圧着
し、100〜450℃の温度でキュアさせると、接着物質を強
固に接着することができる。
この際ポリイミド中にアミド酸部分が一部含有されて
いても何ら差し支えはない。
また別の方法として前記ポリアミド酸を有機溶媒に溶
解した溶液、あるいは有機溶媒中でポリアミド酸を生成
させた反応液そのまゝを用い、貼合わすべき被接着物に
薄い層として被着させ、ついで空気中で所要時間、150
〜450℃、好ましくは220〜300℃に予熱して過剰の溶剤
を除去し、被接着物の表面でポリアミド酸をポリイミド
に転化し、これに別の被着物を重ね、次いで1〜1,000k
g/cm2の圧力、50〜400℃の温度で圧着し、100〜450℃の
温度でキュアさせるのも好適な方法で、被接着物を強固
に接着することができる。
〔実 施 例〕
本発明を実施例、比較例および合成例により具体的に
説明する。
合成例 本発明に用いられるビス〔4−{4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェノキシ}フェニル〕スルホンは次の如く
して得られた。
かきまぜ機、温度計、冷却管を備えた反応容器に(4
−アミノフェニル)4−ヒドロキシフェニル)エーテル
150.9g(0.75モル)、96%水酸化カリウム42.8g(0.73
モル)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン450g、
トルエン45gを装入した。窒素雰囲気下にかきまぜなが
ら昇温し、トルエンの還流状態で反応系内の水分を水分
離器により除去した。
次に内温を100℃以下に下げたのち、ビス(4−クロ
ロフェニル)スルホン102.6g(0.357モル)を1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノン205.2gに溶解した溶液を滴
下し、再び昇温して内温を180〜190℃に保った。同温度
で4時間反応を行って終了した。反応液を冷却後、メチ
ルアルコール500gに排出すると、淡褐色の結晶が析出し
た。
これをろ過、洗浄後、2−メトキシエタノールで再結
晶し、ビス〔4−{4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ノキシ}フェニル〕スルホンの白色結晶を得た。収量18
3g(収率83.0%)、融点212〜214℃。
実施例−1 かきまぜ機、還流冷却器および窒素導入管を備えた反
応容器に、ビス〔4−{4−(4−アミノフェノキシ)
フェノキシ}フェニル〕スルホン6.167g(0.01モル)
と、N,N−ジメチルアセトアミド47.3gを装入し、室温で
窒素雰囲気下に、ピロメリット酸二無水物2.18g(0.01
モル)を溶液温度の上昇に注意しながら分割して加え、
室温で約20時間かきまぜた。かくして得られたポリアミ
ド酸の対数粘度は1.52dl/gであった。
なお、対数粘度はN,N−ジメチルアセトアミドを溶媒
とし、濃度0.5g/100ml溶媒、35℃で測定した値である。
このポリアミド酸溶液の一部を取りガラス板上にキャ
ストした後、100℃、200℃、300℃で各々1時間加熱し
て厚さ約35μmのポリイミドフィルムを得た。このポリ
イミドフィルムの引張り強さは14.2kg/mm2、引張り伸び
率は19.6%であった。(測定方法はともにASTM D−882
に拠る。)またこのポリイミドフィルムのガラス転移温
度は290℃(DSC法で測定。)、空気中での5%重量減少
温度は540℃(DTA−TGで測定。)であった。さらに、こ
のポリイミドフィルムを130℃に予備加熱した冷間圧延
鋼板(JIS G3141、spcc/SD、25×100×1.6mm。)間に挿
入し、350℃、20kg/cm2で5分間加圧圧着させた。この
ものの室温での引張り剪断接着強さは230kg/cm2であっ
た。これをさらに250℃の高温下で測定したところ200kg
/cm2であった。(測定方法はJIS K−6848および6850に
拠る。) また、このフィルムを23.5℃で24時間水に浸せきした
際の吸水率は1.03%であった。(測定方法はASTM D−57
0−63に拠る。)また、このフィルムはメチレンクロリ
ド、クロロホルム、トリクロロエチレン、1,1,2,2−テ
トラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素およびアセ
トンには全く不溶であった。
比較例−1 実施例−1と同様な反応装置に、ビス〔4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕スルホン4.32g(0.01モ
ル)と、N,N−ジメチルアセトアミド36.8gを装入し、室
温で窒素雰囲気下に、ピロメリット酸二無水物2.18g
(0.01モル)を溶液温度の上昇に注意しながら分割して
加え、室温で約20時間かきまぜた。かくして得られたポ
リアミド酸の対数粘度は1.60dl/gであった。
このポリアミド酸溶液の一部を取り、ガラス板上にキ
ャストした後、100℃、200℃、300℃で各々1時間加熱
して厚さ約35μmのポリイミドフィルムを得た。このポ
リイミドフィルムのガラス転移温度は326℃で、空気中
での5%重量減少温度は525℃であった。さらにこのポ
リイミドフィルムを130℃に予備加熱した冷間圧延鋼板
間に挿入し、350℃、20kg/cm2に5分間加圧圧着させ
た。このものの室温での引張り剪断接着強さは80kg/cm2
であった。
また得られたポリイミドフィルムの吸水率は2.3%で
あった。
実施例−2 実施例−1と同様な反応装置に、ビス〔4−{4−
(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニル〕スル
ホン61.67g(0.1モル)と、N,N−ジメチルアセトアミド
466.8gを装入し、室温で窒素雰囲気下に、ピロメリット
酸二無水物20.7g(0.095モル)を溶液温度の上昇に注意
しながら加え、室温で約20時間かきまぜた。かくして得
られたポリアミド酸の対数粘度は0.56dl/gであった。こ
のポリアミド酸溶液にN,N−ジメチルアセトアミド275g
を加え、かきまぜながら窒素雰囲気下に40.4g(0.4モ
ル)のトリエチルアミンおよび61.2g(0.6モル)の無水
酢酸を滴下した。
滴下終了後、約2時間で黄色のポリイミド粉が析出し
はじめるがさらに20時間かきまぜた後、ろ別し、ポリイ
ミド粉を得た。このポリイミド粉をメタノールで洗浄し
た後、180℃で5時間減圧乾燥して77.2g(収率98%)の
ポリイミド粉を得た。
このポリイミド粉のガラス転移温度は285℃、融点は4
20℃(DSC法により測定。)、空気中での5%重量減少
温度は542℃であった。
またこのポリイミド粉の赤外吸収スペクトル図を第1
図に示す。このスペクトル図では、イミドの特性吸収帯
である1780cm-1付近と1720cm-1付近およびエーテル結合
の特性吸収帯である1240cm-1付近、またスルホン結合の
特性吸収帯である1330cm-1と1150cm-1付近の吸収が顕著
に認められた。
またこのポリイミド粉を440℃、300kg/cm2で30分間圧
縮成形して得た圧縮成形物のノッチ付アイゾット強度は
19kg・cm/cm(測定法はASTM D−256に拠る。)、熱変形
温度(18.6kg荷重)は265℃(測定法はASTM D−648に拠
る。)であった。
また本実施例で得られたポリイミド粉末の溶融粘度を
高化式フローテスター(島津製作所製CFT−500)を使用
し100kgの荷重および直径0.1cm、長さ1cmのオリフィス
を用い440℃で測定したところ、7.0×103ポイズであっ
た。ここに得られたストランドは淡黄色透明で可撓性に
富んだものであった。
実施例−3 実施例−1と同様な反応装置に、ビス〔4−{4−
(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニル〕スル
ホン12.334g(0.02モル)と、N,N−ジメチルアセトアミ
ド105.7gを装入し、室温で窒素雰囲気下に3,3′,4,4′
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物6.311g(0.
0196モル)を溶液温度の上昇に注意しながら加え、室温
で約20時間かきまぜた。かくして得られたポリアミド酸
の対数粘度は1.10dl/gであった。
このポリアミド酸溶液の一部を取り、ガラス板上にキ
ャストした後、100℃、20℃、300℃で各々1時間加熱し
て厚さ約35μmのポリイミドフィルムを得た。このポリ
イミドフィルムの引張り強さは12.7kg/mm2、引張り伸び
率は8.8%であった。このポリイミドフィルムのガラス
転移温度は242℃、空気中での5%重量減少温度は535℃
であった。またこのポリイミドフィルムの吸水率は0.98
%であった。
さらにこのポリイミドフィルムを130℃に予備加熱し
た冷間圧延鋼板間に挿入し、320℃、24kg/cm2で5分間
加圧圧着させた。このものの室温での引張り剪断接着強
さは260kg/cm2であった。これをさらに220℃の高温下で
測定したところ180kg/cm2であった。また、上記ポリア
ミド酸溶液を冷間圧延鋼板上に塗布し、100℃で1時
間、220℃で1時間乾燥加熱した後別の鋼板を重ねて320
℃、20kg/cm2で5分間加圧圧着させた。このものの室温
での引張り剪断接着強さは265kg/cm2であった。
また、上記ポリアミド酸溶液50gにN,N−ジメチルアセ
トアミド25gを加え、かきまぜながら窒素雰囲気下に、
室温で3.23g(0.032モル)のトリエチルアミンおよび4.
89g(0.048モル)の無水酢酸を滴下したところ、滴下終
了後約3時間で黄色のポリイミド粉が析出しはじめた。
析出後、約20時間かきまぜをつづけた後ろ別し、メタノ
ールで洗浄した後、180℃で5時間減圧乾燥して7.03g
(収率97.5%)のポリイミド粉を得た。
このポリイミド粉の赤外吸収スペクトル図を第2図に
示す。このスペクトル図では、イミドの特性吸収帯であ
る1780cm-1付近と1720cm-1付近およびエーテル結合の特
性吸収帯である1240cm-1付近、またスルホン結合の特性
吸収帯である1330cm-1と1150cm-1付近の吸収が顕著に認
められた。
このポリイミド粉を冷間圧延鋼板間に挿入し、320
℃、20kg/cm2で5分間加圧圧着させた。このものの室温
での引張り剪断接着強さは260kg/cm2であった。
実施例−4 実施例−1と同様な反応装置に、ビス〔4−{4−
(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニル〕スル
ホン6.167g(0.01モル)と、N,N−ジメチルアセトアミ
ド52.5gを装入し、室温で窒素雰囲気下にビス(3,4−ジ
カルボキシフェニル)エーテル二無水物3.10g(0.01モ
ル)を溶液温度の上昇に注意しながら加え、室温で約20
時間かきまぜた。かくして得られたポリアミド酸の対数
粘度は1.45dl/gであった。
このポリアミド酸溶液の一部を取りガラス板上にキャ
ストした後、100℃、200℃、300℃で各々1時間加熱し
て厚さ約35μmのポリイミドフィルムを得た。このポリ
イミドフィルムの引張り強さは13.5kg/mm2、引張り伸び
率は14.0%であった。
このポリイミドフィルムのガラス転移温度は235℃、
空気中での5%重量減少温度は525℃であった。またこ
のポリイミドフィルムの吸水率は0.92%であった。
またこのポリイミドフィルムの光線透過率は88%、ヘ
イズは0.52%であった。(測定方法は共にASTM D−1003
に拠る。) さらにこのポリイミドフィルムを130℃に予備加熱し
た冷間圧延鋼板間に挿入し、320℃、20kg/cm2で5分間
加熱圧着させた。このものの室温での引張り剪断接着強
さは275kg/cm2であった。
実施例−5 実施例−1と同様な反応装置に、ビス〔4−{4−
(4−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニル〕スル
ホン6.167g(0.01モル)と、N,N−ジメチルアセトアミ
ド51.4gを装入し、室温で窒素雰囲気下に3,3′,4,4′−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物2.91g(0.0099モ
ル)を溶液温度の上昇に注意しながら加え、室温で約20
時間かきまぜた。かくして得られたポリアミド酸の対数
粘度は1.10dl/gであった。
このポリアミド酸溶液の一部を取りガラス板上にキャ
ストした後、100℃、200℃、300℃で各々1時間加熱し
て厚さ約35μmのポリイミドフィルムを得た。このポリ
イミドフィルムの引張り強さは14.5kg/mm2、引張り伸び
率は16.0%であった。このポリイミドフィルムのガラス
転移温度は261℃、空気中での5%重量減少温度は532℃
であった。またこのポリイミドフィルムの吸水率は0.90
%であった。
またこのポリイミドフィルムの光線透過率は87%、ヘ
イズは0.36%であった。
さらにこのポリイミドフィルムを130℃に予備加熱し
た冷間圧延鋼板間に挿入し、320℃、20kg/cm2で5分間
加熱圧着させた。このものの室温での引張り剪断接着強
さは245kg/cm2であった。
実施例−6 実施例1と同様な反応装置に、ビス〔4−{4−(4
−アミノフェノキシ)フェノキシ}フェニル〕スルホン
6.167g(0.01モル)と、N,N−ジメチルアセトアミド57.
5gを装入し、室温で窒素雰囲気下に4,4′−(p−フェ
ニレンジオシ)ジフタル酸二無水物3.98g(0.0099モ
ル)を溶液温度の上昇に注意しながら加え、室温で約20
時間かきまぜた。かくして得られたポリアミド酸の対数
粘度は1.15dl/gであった。
このポリアミド酸溶液の一部を取り、ガラス板上にキ
ャストした後100℃、200℃、300℃で各々1時間加熱し
た厚さ約35μmのポリイミドフィルムを得た。このポリ
イミドフィルムの引張り強さは14.9kg/mm2、引張り伸び
率は18.5%、ガラス転移温度は219℃、空気中での5%
重量減少温度は535℃で、吸水率は0.83%であった。
またこのポリイミドフィルムの光線透過率は89%、ヘ
イズは0.32%であった。
さらに、このポリイミドフィルムを130℃に予備加熱
した冷間圧延鋼板間に挿入し、320℃、20kg/cm2で5分
間加熱圧着させた。このものの室温での引張り剪断接着
強さは295kg/cm2であった。
〔発明の効果〕
本発明はポリイミドが本来有する優れた耐熱性に加
え、優れた加工性を有し、吸水率が低く、しかも耐溶剤
性、耐熱接着性に優れた全く新規なポリイミドを提供す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のポリイミド粉末の赤外吸
収スペクトル図の一例である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(I) (式中、Rは からなる群から選ばれる4価の基を表わす。)で表され
    る繰り返し単位であり、その前駆体である式(II) (式中、Rは上記と同じを表わす。)で表される繰り返
    し単位であるポリアミド酸の対数粘度(N,N−ジメチル
    アセトアミド溶媒、濃度0.5g/100ml溶媒、35℃で測定)
    が0.56ないし1.52dl/gであるポリイミド。
  2. 【請求項2】式(I) (式中、Rは からなる群から選ばれる4価の基を表わす。)で表され
    る繰り返し単位であり、その前駆体である式(II) (式中、Rは上記と同じを表わす。)で表される繰り返
    し単位であるポリアミド酸の対数粘度(N,N−ジメチル
    アセトアミド溶媒、濃度0.5g/100ml溶媒、35℃で測定)
    が0.56ないし1.52dl/gであるポリイミドよりなる耐熱性
    接着剤。
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