JP2535384Y2 - 取付け基板への機器の取付け構造 - Google Patents

取付け基板への機器の取付け構造

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JP2535384Y2
JP2535384Y2 JP1991002106U JP210691U JP2535384Y2 JP 2535384 Y2 JP2535384 Y2 JP 2535384Y2 JP 1991002106 U JP1991002106 U JP 1991002106U JP 210691 U JP210691 U JP 210691U JP 2535384 Y2 JP2535384 Y2 JP 2535384Y2
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啓一 寺町
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽のフランジのよう
な取付け基板に空気吸入口装置やスイッチ等の機器を取
付けるための技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から浴槽のフランジにジェットバス
や泡バス用の空気を取り入れるための空気吸入口装置や
あるいはジェットバス等の操作用のスイッチを取付ける
ことが行われている。図4には取付け基板2である浴槽
1のフランジ2aにジェットバスや泡バス用の空気を取
り入れるための空気吸入口装置4aを取付ける従来例が
示してある。この従来例においては、空気吸入口装置4
aの外郭体5をフランジ2aの孔3に通し、外郭体5の
上端部の外鍔11をフランジ2aの上に当て、ねじ31
により固着していた。外郭体5には操作部10が取り付
けてありこの上方に突出した操作部10を回転操作して
外鍔11と操作部10との間の隙間の大きさを調整して
空気の取り入れ量を調整していた。外郭体5はジェット
バスや泡バス等の回路に接続され、ジェット水中に混入
する空気として供給されたり、泡バスの気泡用の空気と
して供給される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
例においては、空気吸入口装置4aの外郭体5の外鍔1
1が直接露出し、一般的に外鍔11で押圧する部分の収
まりが悪くて外観が悪く、更に、外鍔11を取付けるね
じ31が露出して見苦しいという問題があった。また、
外鍔11の外周とフランジ2aとの間に湯垢等が付着し
て外観を悪くするが、外部に見える部分の掃除がしにく
く、ねじ31を外して掃除すると大変であり、また、ね
じ31を外すと再度ねじ込む際にねじ31がばかになる
という問題がある。
【0004】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、外郭体
の取付け部分を覆ってカバーして外観を良くし、しかも
カバーの交換も簡単にでき、湯垢などがカバーの外周部
と取付け基板との間に付着しても簡単に掃除できる取付
け基板への機器の取付け構造を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の取付け基板への
機器の取付け構造は、取付け基板2に孔3を穿孔し、こ
の孔3を介して空気吸入口装置4aやスイッチ4b等の
機器4の略筒状で外鍔11を有する外殻体5を、外鍔1
1を取付け基板2の上面に当接した状態で取付け、ドー
ナツ状のカバー6の内周部に下方に向けて脚7を垂下
し、外郭体5の外鍔11の上面部をカバー6で覆うと共
に脚7に設けた係止部8を略筒状の外郭体5の内壁に形
成した被係止部9に着脱自在に係止し、係止部8を被係
止部9に係止した状態でカバー6の下面部を外殻体5の
上面部に当接すると共にカバー6の外周部の外周縁片2
1の下端部を取付け基板2の上面に当接し、カバー6の
上方位置において機器4の操作部10を配置して外郭体
5またはカバー6に着脱自在に取付けて成るものであっ
て、このような構成を採用することで、上記した従来例
の問題点を解決して本考案の目的を達成したものであ
る。
【0006】
【作用】しかして、取付け基板2の孔3に取付けた外郭
体5の取付け部分をカバー6で覆うことで、外郭体5の
取付け部分が外部に露出しないようにできた。そして、
外郭体5の脚7に設けた係止部8を略筒状の外郭体5の
内壁に形成した被係止部9に着脱自在に係止し、カバー
6の上方位置において機器4の操作部10を配置して外
郭体5に着脱自在に取付けることで、カバー6を取り外
すことができ、カバー6の交換やカバー6の外周と取付
け基板2との間に付着した湯垢等の掃除やカバー6の掃
除ができることになる。また、外鍔11を有する外殻体
5を、外鍔11を取付け基板2の上面に当接した状態で
取付け、係止部8を被係止部9に係止した状態でカバー
6の下面部を外殻体5の上面部に当接すると共にカバー
6の外周部の外周縁片21の下端部を取付け基板2の上
面に当接することで、カバー6に外力が作用しても外鍔
11及び取付け基板2の上面で支持できてカバー6が変
形して破損したりせず、また、外周縁片21と取付け基
板2の上面との間に隙間が生じることがなくて、隙間に
汚れが付着して溜まることがなく、また、取付け基板2
の厚みが異なっても、必ずカバー6の下面が外鍔11の
上面に当接し且つ外周縁片21の下端部を取付け基板2
の上面に当接できることになる。
【0007】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1には取付け基板2として浴槽1のフラ
ンジ2aの実施例が示してあり、浴槽1のフランジ2a
の孔3に装着される機器4としていわゆるジェットバス
装置や泡バス装置におけるエアーインテークと称される
空気吸入口装置4aの例が示してある。この空気吸入口
装置4の筒状をした外郭体5は上端外周に外鍔11が突
設してあり、また、外郭体5の外周に雄ねじ部12が設
けてあり、更に、外郭体5の内周の下部に雌ねじ部13
が設けてあり、外郭体5の雌ねじ部13よりも上方位置
の内周部が大径部となっていてこの大径部の内周部の上
部側に被係止部9となる凹溝が設けてある。雌ねじ部1
3には操作軸14の下部に固着したスライダー15の外
周のねじ部16が螺合してあり、このスライダー15に
は通気孔17が設けてある。操作軸14には消音フィル
ター18が被嵌してあり、この消音フィルター18は大
径部の下端の段部19に載置してある。操作軸14の上
端は筒状の外郭体5の上端開口部付近に位置している。
【0008】上記の構成の外郭体5は浴槽のフランジ2
aの孔3に上方から挿入され、下方からナット20を被
嵌して雄ねじ部12に螺合することで外鍔11とナット
20とでフランジ2aを上下から挟持することで取付け
られる。浴槽1のフランジ2aの孔3への外郭体5の取
付け部分の上面部(すなわち外鍔11部分)を覆うカバ
ー6は略ドーナツ状をしており、内周に脚7を垂下して
あり、この脚7の先端に係止部8となる突起が設けてあ
る。カバー6の外周には外周縁片21が垂設してある。
また、カバー6の上面にはOリングはめ込み溝22が設
けてあって、Oリング23がはめ込んである。
【0009】しかして、浴槽1のフランジ2aの孔3へ
の外郭体5の取付け部分の上面部をカバー6で覆うと共
に脚7に設けた係止部8を略筒状の外郭体5の内壁に形
成した被係止部9に着脱自在に係止してある。すなわ
ち、外鍔11を有する外殻体5は図1に示すように、外
鍔11を取付け基板2の上面に当接した状態で取付けら
れ、このようにして取付けられた外殻体5の上面部をカ
バー6で覆って係止部8を被係止部9に係止した状態で
は、カバー6の下面部を外殻体5の上面部に当接すると
共にカバー6の外周部の外周縁片21の下端部を取付け
基板2の上面に当接するものである。
【0010】外郭体5の下端部は図示してないがはジェ
ットバス装置や泡バス装置等の空気取り入れ配管に接続
される。そして、操作部10を回転することでスライダ
ー15が回転して操作部10が上下し、操作部10の下
面とカバー6との間の隙間の大きさを調整して吸入空気
量を調整するものである。また、図1には操作部10を
操作して操作部10の下面がカバー6の上面部に設けた
Oリング23に当たって全閉状態となっている状態を示
している。
【0011】そして、カバー6が破損したり、カバー6
とフランジ2aとの間に湯垢等が付着したりした場合、
操作部10を外した状態でカバー6を取り外すことがで
き、カバー6の交換やカバー6の外周とフランジ2aと
の間に付着した湯垢等の掃除やカバー6の掃除ができ
る。図2、図3には機器4がスイッチ4bの場合の例が
示してある。この実施例においては、外郭体5はフラン
ジ2aの孔3に挿入されて平座金26を介してナット2
0を螺合して取付けてあり、浴槽1のフランジ2aの孔
3への外郭体5の取付け部分の上面部(すなわち外鍔1
1部分)を覆うカバー6には筒体30が固着してあり、
この筒体30に操作部10の下部に設けた移動軸10a
が上下移動自在に取付けてあり、図示を省略している
が、スイッチ機構を上記操作部10の上下操作により操
作するようになっている。図2は操作部10を上昇した
状態が示してあり、図3は操作部10が下降した状態が
示してある。
【0012】なお、上記実施例では取付け基板2として
浴槽1のフランジ2aの例を示したが、他のものであっ
てもよいのは勿論である。
【0013】
【考案の効果】本考案にあっては、叙述のように取付け
基板に孔を穿孔し、この孔を介して空気吸入口装置やス
イッチ等の機器の略筒状で外鍔を有する外殻体を、外鍔
を取付け基板の上面に当接した状態で取付け、ドーナツ
状のカバーの内周部に下方に向けて脚を垂下し、外郭体
の外鍔の上面部をカバーで覆うと共に脚に設けた係止部
を略筒状の外郭体の内壁に形成した被係止部に着脱自在
に係止し、係止部を被係止部に係止した状態でカバーの
下面部を外殻体の上面部に当接すると共にカバーの外周
部の外周縁片の下端部を取付け基板の上面に当接し、
バーの上方位置において機器の操作部を配置して外郭体
またはカバーに着脱自在に取付けてあるので、カバーに
より外郭体の取付け部分が外部に露出しないようにでき
て外観がよくなり、また、カバーを取り外すことがで
き、カバーの交換やカバーの外周と取付け基板との間に
付着した湯垢等の掃除やカバーの掃除ができるものであ
り、更に、また、外鍔を有する外殻体を、外鍔を取付け
基板の上面に当接した状態で取付け、係止部を被係止部
に係止した状態でカバーの下面部を外殻体の上面部に当
接すると共にカバーの外周部の外周縁片の下端部を取付
け基板の上面に当接することで、カバーに外力が作用し
ても外鍔及び取付け基板の上面で支持できてカバーが変
形して破損したりせず、また、外周縁片と取付け基板の
上面との間に隙間が生じることがなくて、隙間に汚れが
付着して溜まることがなく、また、取付け基板の厚みが
異なっても、必ずカバーの下面が外鍔の上面に当接し且
つ外周縁片の下端部を取付け基板の上面に当接できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】同上の他の実施例の操作部を引き上げた状態の
断面図である。
【図3】同上の操作部を引き下げた状態の断面図であ
る。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
2 取付け基板 3 孔 4 機器 4a 空気吸入口装置 4b スイッチ 5 外郭体 6 カバー 7 脚 8 係止部 9 被係止部 10 操作部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け基板に孔を穿孔し、この孔を介し
    て空気吸入口装置やスイッチ等の機器の略筒状で外鍔を
    有する外殻体を、外鍔を取付け基板の上面に当接した状
    態で取付け、ドーナツ状のカバーの内周部に下方に向け
    て脚を垂下し、外郭体の外鍔の上面部をカバーで覆うと
    共に脚に設けた係止部を略筒状の外郭体の内壁に形成し
    た被係止部に着脱自在に係止し、係止部を被係止部に係
    止した状態でカバーの下面部を外殻体の上面部に当接す
    ると共にカバーの外周部の外周縁片の下端部を取付け基
    板の上面に当接し、カバーの上方位置において機器の操
    作部を配置して外郭体またはカバーに着脱自在に取付け
    て成る取付け基板への機器の取付け構造。
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JPS5948630U (ja) * 1982-09-27 1984-03-31 東陶機器株式会社 泡バス装置
JPH039722Y2 (ja) * 1988-10-28 1991-03-11

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