JP2548792Y2 - 洗面化粧台の洗面ボール周縁カバー - Google Patents

洗面化粧台の洗面ボール周縁カバー

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JP2548792Y2
JP2548792Y2 JP40180790U JP40180790U JP2548792Y2 JP 2548792 Y2 JP2548792 Y2 JP 2548792Y2 JP 40180790 U JP40180790 U JP 40180790U JP 40180790 U JP40180790 U JP 40180790U JP 2548792 Y2 JP2548792 Y2 JP 2548792Y2
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久治 岸田
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東陶機器株式会社
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗面化粧台の洗面ボー
ル周縁部の化粧仕上げに関し、特に、デザイン上の自由
度を広げた洗面化粧台の洗面ボール周縁部に取付ける洗
面ボール周縁カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】化粧天板に水栓と洗面ボールとを設けた
洗面化粧台が一般に用いられている。図3は従来の洗面
ボール取付け部の断面構造である。この洗面ボールの取
付け構造は、化粧天板12の開口部12aに洗面ボール
13が嵌め込まれ、防水材14が充填されて構成され
る。
【0003】洗面ボールの取付けは、洗面ボールの周縁
部をなすリム部を化粧天板の上側に固定する構造と、化
粧天板の下側に固定する構造その他が有る。これらの構
造から、洗面ボールまわりのデザイン設計においては、
リム部を特徴的に成形した洗面ボールあるいは開口周縁
部を特徴的に成形した化粧天板を用いることによって、
デザインの特徴付けが図られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、陶磁
器、大理石あるいはその類似材で成形される洗面ボール
や化粧天板はその種類が限定されて選択範囲に制約が有
り、おのずと洗面ボールまわりのデザインの種類も限ら
れる。また、既設の洗面化粧台のデザイン変更には対応
できないので洗面化粧台を造り直さざるを得ない。
【0005】上記課題を解決するために、化粧天板に嵌
め込まれた洗面ボールの周縁部を覆う洗面ボール周縁カ
バーであって、この洗面ボール周縁カバーは、略U字形
断面を呈してその一端が化粧天板に載せられ他端が洗面
ボールに当接され、洗面ボール周縁カバーが係止機構を
介して着脱自在に化粧天板側に係止されるように構成し
た。
【0006】
【作用】別体に製作された周縁カバーは係止機構を介し
て洗面ボール周縁部に着脱自在に取付けられる。洗面ボ
ール周縁部は略U字形断面の周縁カバーによって覆わ
れ、その周縁カバーのデザインに仕上げられる。更に別
の周縁カバーに代えれば、洗面ボール周縁部はその周縁
カバーのデザインに仕上げられる。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。図1は本考案に係る洗面ボール周縁カバーの
斜視図、図2は図1のIIーII線断面図である。
【0008】洗面ボール周縁カバー1は、洗面化粧台の
化粧天板2の洗面ボール3の周縁部上面を覆うカバー
で、この例では水栓部4の周囲までを含めて覆う形状と
している。
【0009】上記周縁カバー1の断面構造は、同カバー
1の本体が化粧天板2から立ち上がって洗面ボール3の
リム部3aに及ぶ略U字形断面を呈する。同カバー1
は、その下面に嵌め込み用ばね片のごとき被係止部材5
aを備え、係止される凸部5bを有する。
【0010】化粧天板2の上面に洗面ボール3のリム部
3aによって押さえられる固定側の係止部材5cを立設
し、この係止部材5cは上記被係止部材5aの凸部5b
に係合する凹部5dを有する。この係止部材5cと被係
止部材5aとからなる係止機構5をリム部3aに沿って
適宜設ける。
【0011】この係止機構5によって、上記洗面ボール
周縁カバー1は自在に取り外しができる。また、洗面ボ
ール周縁カバー1はプラスチック等の成形容易な材料を
用いれば、各種のデザインのものを作ることができる。
【0012】本実施例の周縁カバー1は、洗面化粧台の
周囲とイメージを合わせたリベット構造をデザインした
ものである。また、水栓部4は吐水、石鹸液供給、乾燥
を自動感知処理するもので、外観は配管を強調した機械
装置をデザインした例である。
【0013】なお、洗面ボールのリム部が天板の下側に
取付けられる場合も同様に構成することができる。そし
て、上記係止部材は天板やリムに接着して立設する方
法、または、天板やリムの端面そのものを利用する方法
等があり、いずれによっても効果は同様である。
【0014】
【考案の効果】以上に説明したごとく本考案にかかる洗
面ボール周縁カバーを用いることによって、洗面化粧台
の洗面ボール周縁部を着脱自在に覆うことができる。
【0015】この洗面ボール周縁カバーをプラスチック
等の成形容易な材料を用いれば、各種のデザインのもの
を作ることができるので、化粧天板および洗面ボールが
同一でも、洗面ボール周縁部を各種のデザインに仕上げ
ることができる。
【0016】また、デザイン変更の場合には別の周縁カ
バーを取付けることによって、容易に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る洗面ボール周縁カバーの斜視図で
ある。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】従来の洗面ボール取付け部の断面構造である。
【符号の説明】
1 洗面ボール周縁カバー 2 化粧天板 3 洗面ボール 3a 周縁部 5 係止機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧天板に嵌め込まれた洗面ボールの周
    縁部を覆う洗面ボール周縁カバーであって、この洗面ボ
    ール周縁カバーは、略U字形断面を呈してその一端が化
    粧天板に載せられ他端が洗面ボールに当接され、洗面ボ
    ール周縁カバーが係止機構を介して着脱自在に化粧天板
    側に係止されることを特徴とする洗面化粧台の洗面ボー
    ル周縁カバー。
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JPH10262841A (ja) * 1997-03-24 1998-10-06 Matsushita Electric Works Ltd 洗面カウンター
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