JPH0754363Y2 - カラン装置 - Google Patents

カラン装置

Info

Publication number
JPH0754363Y2
JPH0754363Y2 JP1989145100U JP14510089U JPH0754363Y2 JP H0754363 Y2 JPH0754363 Y2 JP H0754363Y2 JP 1989145100 U JP1989145100 U JP 1989145100U JP 14510089 U JP14510089 U JP 14510089U JP H0754363 Y2 JPH0754363 Y2 JP H0754363Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper pipe
rotation stopper
rotation
water
currant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989145100U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0383270U (ja
Inventor
隆司 西原
明俊 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1989145100U priority Critical patent/JPH0754363Y2/ja
Publication of JPH0383270U publication Critical patent/JPH0383270U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0754363Y2 publication Critical patent/JPH0754363Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、カラン装置に関し、詳しくは通常は低くなさ
れたカランから必要に応じて背の高い容器に給水がで
き、それでいてかかる場合の障害を回避しようとする技
術に係るものである。
[従来の技術] 従来、カランは一定高さ位置に固定されているものであ
った。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このようにカランの高さが一定位置に固定さ
れていると、それ以上に背の高い容器には給水を行い難
く、そこで一定以上にカランの背を高くしておくと外観
が悪くなるという問題があった。そこで、カランの高さ
を変更できるようにすることも考えられるが、高さのみ
を変更するのでは、側脇に置かれた容器に対しては給水
することができなくなる。そして側脇に置かれた容器に
も給水できるようにするのに、カランを回転できるよう
にする場合には、カランが壁等に衝突したり、又、給水
部とカランとを接続するホースを大きく振り、ホースを
閉塞してしまう等という問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、通常は低くなして外観を高め
ながら、必要に応じて背の高い容器に給水ができ、かつ
側脇に置かれた容器にも容易に給水が行え、それでいて
かかる場合の障害を回避することができ、しかも、カラ
ンを備えた筒体の昇降及び回転阻止のための構成を簡素
化し、筒体を抜いてのメンテナンス作業を用におこなえ
るカラン装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のカラン装置は、固定されたホルダー1に回転ス
トッパーパイプ15が垂設され、カラン11を側方に突出さ
せるとともに回転ストッパーパイプ15の内周面に沿うよ
うに円筒状に形成された筒体2に給水部4が連通され、
筒体2が回転ストッパーパイプ15に昇降及び回転自在に
挿通され、回転ストッパーパイプ15には下端に至る上下
に長い切り欠き25が形成され、切り欠き25の両側縁の一
方の縁に当接して筒体2の回転阻止をおこなう当たり24
が回転ストッパーパイプ15に螺合して取り外し自在に取
り付けられて成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、固定されたホルダー1に回転ストッパーパ
イプ15が垂設され、カラン11を側方に突出させるととも
に回転ストッパーパイプ15の内周面に沿うように円筒状
に形成された筒体2に給水部4が連通され、筒体2が回
転ストッパーパイプ15に昇降及び回転自在に挿通され、
回転ストッパーパイプ15には下端に至る上下に長い切り
欠き25が形成され、切り欠き25の両側縁の一方の縁に当
接して筒体2の回転阻止をおこなう当たり24が回転スト
ッパーパイプ15に螺合して取り外し自在に取り付けられ
ることによって、上記目的を達成するようにしたもので
ある。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図のように、例えば流し台のシンク部6の背方の天
板7部分に水栓8と本考案のカラン装置Aとが設けられ
ていて、水栓8からは手動操作にて水道水が給水され、
そしてカラン装置Aからは操作パネル9における所定の
押釦10…の操作にて、電動にてその給水部4から酸性
水、アルカリ水及びミネラル水等がカラン11から給水で
き、その押釦10…の操作停止で止水するようにしてあ
る。給水部4においては出水動作後8時間経過すると自
動的に貯水を排水し、又、使用時間を積算し、積算時間
が3時間に達すると、フィルター等を逆洗し、85時間に
達すると浄水カセットの交換を指示する等してある。こ
のようなカラン装置Aのカラン11は一定高さに高くで
き、又、一定角度範囲内で首振りができるようにしてあ
る。以下その構成を詳述する。
第2図及び第3図のように、天板7の通孔にホルダー1
の細径部が挿入され、細径部のねじ部分に下方からナッ
ト12がワッシャを介して締め付けられてホルダー1が天
板7に固定されている。ホルダー1の下端部には合成樹
脂(ジュラコン)製のストッパー筒13を内部に挿入した
ストッパーホルダー14がねじ込み固定され、このストッ
パーホルダー14には回転ストッパーパイプ15をねじ込み
接続してある。そしてホルダー1、ストッパー筒13及び
回転ストッパーパイプ15にはカラン11を側部に突出させ
て連結した筒体2が挿通され、筒体2が主としてストッ
パー筒13に対して摩擦力にてスライド自在にかつ回転自
在に保持され、カラン11を昇降自在にかつ回転自在にし
てある。
カラン11の吐出口部と給水部4とは2本のフレキシブル
ホース16,16にて融通をもって連結され、カラン11の昇
降の動きを充分に吸収し、カラン11の昇降を円滑に行え
るようにしてある。第3図(a)(f)においてフレキ
シブルホース16,16の押さえ構造を示していて、カラン1
1の略水平部における凹所17に収納した2本のフレキシ
ブルホース16,16を押さえ板18にて押さえている。
合成樹脂製のストッパー筒13の下縁部には内方にストッ
パーリング部19が突出され、そして筒体2の下端部には
環状凹所20が形成され、しかして環状凹所20にストッパ
ーリング19が圧入されて、カラン11の上昇位置を保持す
ることができるようにしてある。そしてカラン11を下降
させた場合に、カラン11の基部がホルダー1に当接して
カラン11の下降位置を位置決めするようにしてある。そ
してカラン11のどのような昇降位置においてもカラン11
は一定回転範囲以上は回転しないようにしてある。この
当たり24によって筒体2が上方に抜けるのを確実に阻止
している。
即ち、筒体2の下端部の通孔21に挿通されたボルト22に
ナット23を螺合して、当たり24を取付けてある。回転ス
トッパーパイプ15には第3図(e)に示すように略180
°以上にわたる切り欠き25が下端に至るまで上下に長く
形成されている。しかしてカラン11とともに回転する筒
体2の当たり24が切り欠き25の端部に当たることで、筒
体2のそれ以上の回転を阻止して、カラン11の回転範囲
を規制してある。このようにカラン11の回転範囲を一定
以上にならないようにする構成を回転阻止手段5と総称
するがその構成は種々設計変更可能である。そして、ボ
ルト22からナット23を外してボルト22を筒体2から抜く
ことで、筒体2を上方に抜き出し、その点検及び部品交
換等を行うことができるようにしてある。かかる場合、
フレキシブルホース16の下端は給水部4からその連結が
外されているのである。
このように、通常はカラン11を低くして外観を高めなが
ら、必要に応じて筒体2を持ち上げることで、カラン11
の高さを高くし、背の高いポットのような容器にも楽に
給水が行えるのである。しかも筒体2をホルダー1に対
して一定範囲内で回転させることで、側脇に置かれた容
器にも給水を行えるのである。そしてその回転範囲は一
定範囲を越えるのを回転阻止手段5にて阻止されて、カ
ラン11が壁等に当たったり、又、カラン11と給水部4と
の連結用の例えばフレキシブルホース16を一定以上に振
るようなことがなく、これを閉塞するような支障を生じ
るのを抑制するものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、固定されたホルダーに回転スト
ッパーパイプが垂設され、カランを側方に突出させると
ともに回転ストッパーパイプの内周面に沿うように円筒
状に形成された筒体に給水部が連通され、筒体が回転ス
トッパーパイプに昇降及び回転自在に挿通され、回転ス
トッパーパイプには下端に至る上下に長い切り欠きが形
成され、切り欠きの両側縁の一方の縁に当接して筒体の
回転阻止を図る当たりが回転ストッパーパイプに螺合し
て取り外し自在に取り付けられているから、回転ストッ
パーパイプの内周面に沿うように円筒状に形成された筒
体は、回転ストッパーパイプの内周面にガイドされなが
ら昇降或は回転操作されるため、傾いたりぐらついたり
し難くスムーズに操作され、このような昇降ガイドと回
転規制をおこなう構成を簡素化でき、しかも、筒体に直
接当たりが螺合されていて、当たりの構成も簡素化で
き、当たりを取り外して筒体を上方に抜き出す作業を容
易迅速におこなえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図(a)
(b)は同上のカランの持ち上げ状態、押し下げ状態の
側断面図、第3図(a)(b)(c)(d)(e)は同
上の一部破断した詳細断面図、カラン部分の正面図、カ
ラン部分の破断平面図、筒体の上昇時の部分断面図、水
平断面図、第3図(f)は第3図(a)のB−B線断面
図であり、1はホルダー、3は筒体、4は給水部、5は
回転阻止手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭64−14266(JP,U) 実開 平1−147057(JP,U) 実開 平3−46569(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定されたホルダーに回転ストッパーパイ
    プが垂設され、カランを側方に突出させるとともに回転
    ストッパーパイプの内周面に沿うように円筒状に形成さ
    れた筒体に給水部が連通され、筒体が回転ストッパーパ
    イプに昇降及び回転自在に挿通され、回転ストッパーパ
    イプには下端に至る上下に長い切り欠きが形成され、切
    り欠きの両側縁の一方の縁に当接して筒体の回転阻止を
    おこなう当たりが回転ストッパーパイプに螺合して取り
    外し自在に取り付けられて成るカラン装置。
JP1989145100U 1989-12-15 1989-12-15 カラン装置 Expired - Lifetime JPH0754363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989145100U JPH0754363Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 カラン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989145100U JPH0754363Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 カラン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0383270U JPH0383270U (ja) 1991-08-23
JPH0754363Y2 true JPH0754363Y2 (ja) 1995-12-18

Family

ID=31691757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989145100U Expired - Lifetime JPH0754363Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 カラン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0754363Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4230653B2 (ja) * 2000-10-31 2009-02-25 株式会社Inax ホース収納水栓
JP6859673B2 (ja) 2016-11-16 2021-04-14 Toto株式会社 水栓

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07531Y2 (ja) * 1987-07-13 1995-01-11 株式会社喜多村合金製作所 洗面台用シャワ−ヘッドに於ける過回動防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0383270U (ja) 1991-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3979096A (en) Mounting arrangement for hand-held shower head
US5234169A (en) Removable sprinkler nozzle
EP0051982B1 (en) Bidet apparatus for use in connection with a conventional flush toilet
US4766621A (en) Fisherman's portable sink
WO1996028620A1 (en) Bidet apparatus for toilets
US5230290A (en) Flush-mounted crank
US3469603A (en) Fold-up tub spout
JPH0754363Y2 (ja) カラン装置
US4561633A (en) Valve for animal watering tanks
CA2260344C (en) A device to selectively change the height of a coffee carafe
CN108463150B (zh) 具有自动清洁装置的马桶座圈
JP4980696B2 (ja) ナット保持工具
CN217923920U (zh) 排水装置及台盆
JP2554995Y2 (ja) シングルレバー式混合水栓
CN205578455U (zh) 安全便捷式活节螺栓
JP3558326B2 (ja) 機器の脚構造
KR101073538B1 (ko) 레버 조절식 절수 수도꼭지
JPH0630264U (ja) 吐水設備
JP2581679Y2 (ja) 洗浄水タンクにおける手洗吐水管の接続構造
JPH04810Y2 (ja)
CN210043938U (zh) 一种洗地车的水箱翻转支撑装置
JPH10152871A (ja) 洗面化粧台のシャワー装置
JPH0247932Y2 (ja)
JPH0433027Y2 (ja)
JPH0714459Y2 (ja) 簡易水洗便器