JPH09322866A - 手洗鉢の取付構造 - Google Patents

手洗鉢の取付構造

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Publication number
JPH09322866A
JPH09322866A JP16524896A JP16524896A JPH09322866A JP H09322866 A JPH09322866 A JP H09322866A JP 16524896 A JP16524896 A JP 16524896A JP 16524896 A JP16524896 A JP 16524896A JP H09322866 A JPH09322866 A JP H09322866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
hand
washing
bowl
fitting opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16524896A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Miyazaki
耕治 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP16524896A priority Critical patent/JPH09322866A/ja
Publication of JPH09322866A publication Critical patent/JPH09322866A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】カウンターに対して手洗鉢を嵌込状に且つ
脱着可能に取り付けるに際してその脱着性を良好となす
とともに、カウンター上面の飛散水等が嵌込開口に侵入
するのを防止する。 【解決手段】カウンター10の嵌込開口22の縁部に沿
ってゴムパッキン24をカウンター上面に且つカウンタ
ー上面から上向きに突出する状態で環状に固着する。そ
して手洗鉢20を嵌込開口22に下向きに嵌め込んで手
洗鉢20の周縁のフランジ部26をゴムパッキン24上
に載置させる状態に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は手洗鉢の取付構造
に関し、詳しくはシール手段に特徴を有するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】手洗鉢の取付構造として、従来、カウン
ターの嵌込開口に対して手洗鉢をカウンターの上方より
下向きに嵌め込み、手洗鉢周縁のフランジ部をカウンタ
ー上面に載置させる状態に取り付けるようになした取付
構造が用いられている。
【0003】この取付構造においては、通常、手洗鉢の
フランジ部とカウンター上面との間のシール手段とし
て、カウンター上面と手洗鉢周縁のフランジ部との間の
隙間に流動状のシリコンシーリング材を詰め込み、その
後これを硬化させる方法が用いられている。
【0004】しかしながらこの取付構造にあっては手洗
鉢がカウンターに対して固着されてしまい、従って手洗
鉢をカウンターに対して脱着可能とする場合、この取付
構造は採用することができない。
【0005】例えばカウンターの前面に便器を固設する
一方、カウンターの内部に便器洗浄用水を貯える洗浄水
タンクを収納し、そしてカウンター上面に取り付けた手
洗鉢を脱着可能として、その手洗鉢の取り外しによっ
て、洗浄水タンク内部を点検できるようにすることが考
えられているが、このような場合、上記取付構造を採用
すると洗浄水タンクを点検することができなくなる。
【0006】手洗鉢をカウンターに対して脱着可能に取
り付けるための構造として、従来図4に示すものが公知
である(特開平8−4076)。この取付構造は、カウ
ンター200の嵌込開口202の縁部に沿って凹溝20
4を環状に形成し、そしてその凹溝204に、手洗鉢2
10の外周縁部に沿って形成した下向きの鍔状部206
を嵌め込むようにして、手洗用吐水管208付きの手洗
鉢210をカウンター200に対して上方から下向きに
嵌込状に取り付けるようになしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの取付
構造においては、カウンター200上面の飛散水等が凹
溝204内部に入り込みやすく、そしてこの凹溝204
が満水状態になると凹溝204内の水がカウンター20
0の裏面側に回り込んだり、或いはカウンター200が
木製のものであるとき、凹溝204内部の水がカウンタ
ー構成材である木材内部に浸み込む恐れがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明の取付構造は、カウンターに形成した手洗鉢の嵌
込開口に該手洗鉢を嵌込状に且つ脱着可能に取り付ける
ための取付構造であって、前記カウンターの嵌込開口の
縁部に沿って弾性パッキンを該カウンターの上面に且つ
該カウンター上面から上向きに突出する状態で環状に固
着し、前記手洗鉢を該嵌込開口に嵌め込んで該手洗鉢の
周縁のフランジ部を該弾性パッキン上に載置させる状態
に取り付けるようになしたことを特徴とする(請求項
1)。
【0009】本願の別の発明の取付構造は、請求項1に
おいて、前記カウンターの内部に便器洗浄水を貯える洗
浄水タンクが収納されており、前記嵌込開口が該洗浄水
タンクの点検用の点検口を、また前記手洗鉢が点検口蓋
を兼ねていることを特徴とする(請求項2)。
【0010】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の取付構
造は、カウンターの嵌込開口の縁部に沿って弾性パッキ
ンをカウンター上面且つ上向き突出状に環状に固着し、
弾性パッキン上に手洗鉢周縁のフランジ部を載置させる
状態にかかる手洗鉢を取り付けるようになしたもので、
この取付構造によれば、カウンター上面と手洗鉢との間
の隙間が良好にシールされるとともに、その弾性パッキ
ンがカウンター上面に対して段差状をなし、かかる弾性
パッキンが堤防としての働きをなすため、カウンター上
の水が嵌込開口内に侵入するのが良好に防止される。
【0011】また手洗鉢をカウンターの嵌込開口に対し
て脱着する際にも、図4に示す従来の取付構造のように
手洗鉢周縁部の下向きの鍔状部206をカウンター20
0に形成した凹溝204に対して嵌め込んだり、取り出
したりするといった必要がなく、極めて簡単に手洗鉢を
カウンターに対して脱着することができる。
【0012】尚、この取付構造においては、手洗鉢にお
けるフランジ部の外周縁に下向きの鍔部を形成し、その
鍔部の内側に上記弾性パッキンを収容するようになすこ
とができる。このようにすれば弾性パッキンが外部に露
出するのを防止でき、手洗鉢の取付部ないし周辺部分の
美観を良好となすことができる。
【0013】本発明は、カウンターの内部に便器洗浄水
を貯える洗浄水タンクが収納され、上記嵌込開口が洗浄
水タンクの点検口を、また手洗鉢が点検口蓋を兼ねてい
る場合に特に好適に適用することができる(請求項
2)。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において、10は便室内部に設置された
カウンターでその前面に洋風便器12が固設されてお
り、またカウンター10の内部には、便器洗浄水を貯え
る洗浄水タンク14が収納されている。16はその洗浄
水タンク14に設けられたボールタップ(図示省略)を
操作するためのハンドルであり、そのハンドル16の操
作によって、洗浄水タンク14内に洗浄用の水が供給さ
れる。
【0015】カウンター10には、また、手洗用の吐水
管18付きの手洗鉢20が脱着可能に設けられている。
本例においてこの手洗鉢20は樹脂製のものである。
【0016】本例においては、ハンドル16を操作して
洗浄水タンク14内部に洗浄用の水を供給するとき、同
時に吐水管18から手洗用の水が手洗鉢20に向けて吐
水される。
【0017】図2及び図3は手洗鉢20の具体的取付構
造を示したものである。これらの図に示しているように
カウンター10には嵌込開口22が設けられており、そ
こに手洗鉢20がカウンター10の上方より下向きに嵌
め込まれている。カウンター10には、その上面に横断
面形状が四角形状のゴムパッキン24が配置されてい
る。ゴムパッキン24は嵌込開口22の縁部に沿って全
周に亘り環状に配置されており、かかるゴムパッキン2
4がカウンター10上面より上向きに突出する状態で、
その下面がカウンター10上面に対し接着剤で接着固定
(固着)されている。即ち本例においては、ゴムパッキ
ン24がカウンター10上面に対して段差状をなすよう
にカウンター10上面に固着されている。
【0018】尚、図2(A)において27は手洗水供給
用のパイプであって、手洗鉢20の取付時にこのパイプ
27が、吐水管18の基端部内側に嵌まり込み、ハンド
ル16の操作時にボールタップからの水を吐水管18へ
と流入案内する。
【0019】手洗鉢20には、縁部に沿って略水平なフ
ランジ部26が設けられており、更にそのフランジ部2
6の外周縁に沿って鍔部28が下向きに立ち下がる状態
で設けられている。
【0020】そして手洗鉢20は、そのフランジ部26
をゴムパッキン24上に載置させる状態でカウンター1
0の嵌込開口22に下向きに嵌め込まれ、カウンター1
0に対して水密状態で取り付けられている。而して取付
状態において、フランジ部26の外周縁の鍔部28はそ
の下端がカウンター10上面に実質上接した状態とな
り、その内側(嵌込開口22側)のゴムパッキン24
が、この鍔部28の内側に収容され、外部から隠蔽され
た状態となる。
【0021】本例の取付構造によれば、カウンター10
上面と手洗鉢20との隙間がゴムパッキン24によって
良好にシールされるとともに、そのゴムパッキン24が
カウンター10上面に対して段差状をなしているため、
カウンター10上面に水が飛散した場合であってもその
ゴムパッキン24が堤防として働くため、カウンター1
0上面の飛散水等が嵌込開口22側に侵入するのが良好
に防止される。
【0022】また本例の取付構造によれば、手洗鉢20
を脱着するに際してただ単に手洗鉢20を嵌込開口22
に嵌め込んでフランジ部26をゴムパッキン24の上に
載せ、或いはこれから取り外すだけで良いため、脱着操
作を極めて簡単に行うことができる。而して手洗鉢20
を取り付けた状態において、手洗鉢20における外周縁
部の鍔部28がゴムパッキン24を内側に収容して隠蔽
するため、手洗鉢20の取付部ないしその周辺の外観が
良好である利点を有する。
【0023】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明はその主旨を逸脱しない範
囲において、種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である手洗鉢の取付構造を含
む便室内部の要部斜視図である。
【図2】図1における手洗鉢の取付構造の拡大断面図で
ある。
【図3】図2の手洗鉢を取り付ける直前の状態を示す図
である。
【図4】従来公知の手洗鉢の取付構造例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 カウンター 14 洗浄水タンク 20 手洗鉢 22 嵌込開口 24 ゴムパッキン 26 フランジ部 28 鍔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンターに形成した手洗鉢の嵌込開口
    に該手洗鉢を嵌込状に且つ脱着可能に取り付けるための
    取付構造であって前記カウンターの嵌込開口の縁部に沿
    って弾性パッキンを該カウンターの上面に且つ該カウン
    ター上面から上向きに突出する状態で環状に固着し、前
    記手洗鉢を該嵌込開口に嵌め込んで該手洗鉢の周縁のフ
    ランジ部を該弾性パッキン上に載置させる状態に取り付
    けるようになしたことを特徴とする手洗鉢の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記カウンターの内
    部に便器洗浄水を貯える洗浄水タンクが収納されてお
    り、前記嵌込開口が該洗浄水タンクの点検用の点検口
    を、また前記手洗鉢が点検口蓋を兼ねていることを特徴
    とする手洗鉢の取付構造。
JP16524896A 1996-06-04 1996-06-04 手洗鉢の取付構造 Pending JPH09322866A (ja)

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JP16524896A JPH09322866A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 手洗鉢の取付構造

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JP16524896A JPH09322866A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 手洗鉢の取付構造

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JPH09322866A true JPH09322866A (ja) 1997-12-16

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JP16524896A Pending JPH09322866A (ja) 1996-06-04 1996-06-04 手洗鉢の取付構造

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JP (1) JPH09322866A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154106A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toto Ltd 洗面カウンタ及び洗面カウンタを備えた洗面設備
JP2016034439A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 Toto株式会社 手洗い器、カウンター、及び、トイレルーム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154106A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toto Ltd 洗面カウンタ及び洗面カウンタを備えた洗面設備
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