JP2016034439A - 手洗い器、カウンター、及び、トイレルーム - Google Patents

手洗い器、カウンター、及び、トイレルーム Download PDF

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Abstract

【課題】トイレルームの壁面からの突出量を制限しつつ、水受け部の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制できる手洗い器、カウンター、及び、トイレルームを提供する。
【解決手段】トイレルームに設けられたカウンターに設置される手洗い器であって、水を吐出する吐水孔が設けられた吐水手段と、吐水手段が設置される設置部、及び、水を受ける水受け部、を有する手洗い器本体と、を備え、手洗い器本体の奥行き寸法は200ミリメートル以下であり、水受け部の深さ寸法は100ミリメートル以上であり、水受け部の上面と吐水孔との間の垂直距離は、100ミリメートル以下である。
【選択図】図10

Description

本発明の態様は、手洗い器、カウンター、及び、トイレルームに関する。
近年、手洗い器が設置されたカウンターを備えたトイレルームが普及している。
特許文献1には、比較的狭いトイレルーム内に適用可能な鏡付き手洗い器のトイレ内配置構造が記載されている。この鏡付き手洗い器は、トイレルームの長手方向をなす側壁に配置されている。
特開2007−029544号公報
特許文献1に記載されたように、比較的狭いトイレルームの側壁に鏡付き手洗い器が配置される場合には、使用者のトイレルーム内の移動空間を確保するため、鏡付き手洗い器における側壁からの突出量に制限がある。
しかし、鏡付き手洗い器における側壁からの突出量を制限するためには、鏡付き手洗い器のサイズを小さくする必要がある。このような小さなサイズの鏡付き手洗い器では、使用者が手を洗浄する際に、鏡付き手洗い器の外への水撥ねが発生してしまうといった課題が存在していた。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、トイレルームの壁面からの突出量を制限しつつ、水受け部の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制できる手洗い器、カウンター、及び、トイレルームを提供することを目的とする。
第1の発明は、トイレルームに設けられたカウンターに設置される手洗い器であって、水を吐出する吐水孔が設けられた吐水手段と、前記吐水手段が設置される設置部、及び、前記水を受ける水受け部、を有する手洗い器本体と、を備え、前記手洗い器本体の奥行き寸法は200ミリメートル以下であり、前記水受け部の深さ寸法は100ミリメートル以上であり、前記水受け部の上面と前記吐水孔との間の垂直距離は、100ミリメートル以下であることを特徴とする手洗い器である。
この手洗い器によれば、水受け部の深さ寸法は100ミリメートル以上であり、水受け部の上面と吐水孔との垂直距離は、100ミリメートル以下である。このことより、手洗い器本体の奥行き寸法が狭い手洗い器において、水受け部の上面と吐水孔との垂直距離が小さいため、深さ寸法が大きい水受け部へ、使用者の手を誘導することができる。このため、比較的狭いトイレルーム内において、トイレルームの壁面からの突出量を制限しつつ、水受け部の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制できる。
第2の発明は、第1の発明において、前記水受け部の上面と前記吐水孔との間の距離は、50ミリメートル以上であることを特徴とする手洗い器である。
この手洗い器によれば、水受け部の上面と吐水孔との垂直距離は、50ミリメートル以上である。このため、水道法で定められた必要最低限の吐水孔の高さを維持しつつ、水受け部の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制することができる。
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記水受け部の深さ寸法は200ミリメートル以下であることを特徴とする手洗い器である。
この手洗い器によれば、水受け部の深さ寸法は200ミリメートル以下である。このため、使用者の水受け部の深さ寸法を必要最小限にすることができ、且つ、水受け部の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制することができる。
第4の発明は、第1乃至3の何れか1つの発明において、前記手洗い器本体は、前記トイレルームの壁面又は前記カウンターに接続されるブラケットによって、前記トイレルームの壁面又は前記カウンターに固定されることを特徴とする手洗い器である。
この手洗い器によれば、手洗い器本体は、トイレルームの壁面又はカウンターに接続されるブラケットによって、トイレルームの壁面又はカウンターに固定される。このため、使用者の使いやすい位置に手洗い器本体を固定することができる。
第5の発明は、第1乃至4の何れか1つの発明の手洗い器が設置される前記カウンターであって、前記手洗い器の一部を埋設する開口部が設けられた載置部を有することを特徴とするカウンターである。
このカウンターによれば、手洗い器の一部を埋設する開口部が設けられた載置部を有する。このため、水受け部の深さ寸法の大きさによらず、使用者の使い勝手の良い高さの手洗い器が設置されたカウンターを提供できる。
第6の発明は、第1乃至4の何れか1つの発明の手洗い器が設置される前記カウンターを備えた前記トイレルームであって、前記カウンターは、前記トイレルームの壁面に当接して設置され、奥行き方向における前記吐水手段の中心は、前記設置部において、前記奥行き方向における前記手洗い器本体の中心よりも前記壁面寄りに設置されることを特徴とするトイレルームである。
このトイレルームによれば、カウンターは、トイレルームの壁面に当接して設置され、吐水手段は、設置部において、壁面寄りに設置され、奥行き方向における吐水手段の中心は、設置部において、奥行き方向における手洗い器本体の中心よりも壁面寄りに設置される。このため、カウンターの外への水撥ねが発生してしまうことを抑制することができる。
本発明の態様によれば、トイレルームの壁面からの突出量を制限しつつ、水受け部の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制できる手洗い器、カウンター、及び、トイレルームが提供される。
本発明の一実施形態に係る手洗い器及びカウンターを備えたトイレルームを示す模式的斜視図である。 図1における手洗い器を示す模式的斜視図である。 図2の手洗い器を示す模式的断面図である。 図2の手洗い器を示す模式的断面図である。 図4の手洗い器本体のゴムブッシュ取付孔を示す模式的断面図である。 図2の手洗い器本体を示す模式的断面図である。 図2の手洗い器本体を示す模式的断面図である。 図2の手洗い器本体を示す模式的上面図である。 本発明の別実施形態に係る手洗い器本体を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る手洗い器の使用例を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る手洗い器の寸法設定の実験パラメータの一例を表す表である。 本発明の一実施形態に係る水受け部の上面と吐水孔との垂直距離に関するグラフである。 本発明の一実施形態に係る水受け部の深さ寸法に関するグラフである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(手洗い器6、及び、手洗い器6が載置されたカウンター2について)
図1は、本発明の一実施形態に係る手洗い器及びカウンターを備えたトイレルームを示す模式的斜視図ある。
図2は、図1の手洗い器を示す模式的斜視図である。
図3は、図2の手洗い器を示す模式的断面図である。
図4は、図2の手洗い器を示す模式的断面図である。
なお、図2(a)は、水栓装置、手洗い器本体、及び、カウンターを分解して表した模式的分解図である。図2(b)は、水栓装置、手洗い器本体、及び、カウンターを組み立てて表した模式的組立図である。図3は、図2に表した切断面A1−A1における模式的断面図である。図4は、図2に表した切断面A2−A2における模式的断面図である。
まず、図1〜4を用いて、本発明の一実施形態に係る手洗い器6、及び、手洗い器6が載置されたカウンター2について説明する。
図1に示すように、トイレルーム100は、水洗式の大便器1と、樹脂製のカウンター2と、カウンター2より上方に設けられた鏡4と、カウンター2に載置された手洗い器6と、を備えている。大便器1は陶器製であり、トイレルーム100の床面101に設置されている。この大便器1には、樹脂製の便座(図示せず)と、樹脂製の便蓋8と、が載置されている。カウンター2及び鏡4は、大便器1に対するトイレルーム100の横壁面102に当接して設置されている。なお、トイレルーム100の横壁面102とは、大便器1からみて側方に位置する壁面をいう。カウンター2は、物品を収納できる収納部10と、収納部10の上方に設けられた載置部12と、トイレットペーパー14が設置可能なペーパーホルダー部16と、を有している。載置部12は、床面101に対して水平である。
図2〜4に示すように、手洗い器6は、陶器製の手洗い器本体18と、水を吐水する水栓装置(吐水手段)20と、を有する。手洗い器本体18は、排水孔22が設置された水受け部24と、水栓装置20が設置される設置部25と、を有する。水栓装置20は、内部にシングルレバーカートリッジが設置された、シングルレバー式の湯水混合水栓である。水栓装置20は、水を水栓装置20外へ吐出する吐水孔26が設けられた吐水部27と、設置部25に当接する取付部29と、取付部29の下方に設けられた下端部31と、を有する。下端部31は、ねじ加工されており、フレキシブルホース(図示せず)が接続されている。水栓装置20は、可撓性のフレキシブルホースから流れた給水源からの水を、吐水孔26から水受け部24へ吐出する。水受け部24へ吐出された水は、排水孔22へと流れる。排水孔22へと流れた水は、下水管に接続された排水流路28へと排出される。
手洗い器6は、手洗い器本体18の下方部分が載置部12に設置された開口部30に挿入されるように、載置部12に埋設される。このことより、手洗い器本体18の下方部分を載置部12の上面に載置する場合と比べ、手洗い器本体18が載置部12より上方へ突出する量を低減することができる。よって、高さが高いカウンター2を設置した場合でも、使用者は、手洗い器6を容易に使用することができる。
手洗い器6は、溢れ面32が水平面に対して平行になるように、開口部30に埋設される。なお、本発明の一実施形態における「水平面」とは、重力が働く方向に垂直な面である。このことより、排水孔22又は排水流路28に詰まりが発生した場合でも、手洗い器6の限界容量まで水を蓄えることができ、手洗い器6から水が溢れることを可能な限り抑制できる。
手洗い器本体18の設置部25は、内部が貫通した水栓取付孔34が設置された水平部36と、水平部36と連続して設けられた傾斜部38と、を有する。水平部36は、水平面に対して平行に形成されている。水栓取付孔34は、下端部31が挿入可能とされている。設置部25は、カウンター2を手前側(正面側)からみたとき、手洗い器本体18のうちの右側方部及び左側方部のいずれかに設けられている。例えば、設置部25は、手洗い器本体18の、図1における後方側、即ちトイレルーム100内において横壁面102をみたときの右側、に設けられている。水平部36及び傾斜部38については、後に詳述する。
下端部31は、水栓取付孔34に挿入されている。下端部31が水栓取付孔34に挿入された状態において、下端部31の下方からナット39が取付部29に螺合接続されることで、水栓装置20が手洗い器本体18に固定される。
図3に示すように、水栓装置20は、設置部25において、トイレルーム100の横壁面102寄り、即ち図1における設置部25の奥側に設置される。即ち、図3に表したように、奥行き方向における水栓装置20の中心C1と、横壁面102と当接する手洗い器本体18の奥側端部41と、の間の距離Aは、水栓装置20の中心C1と、奥側端部41とは反対側の端部分である手洗い器本体18の前端部43と、の間の距離Bよりも短い。言い換えれば、奥行き方向における水栓装置20の中心C1は、設置部25において、奥行き方向における手洗い器本体18の中心C2よりも横壁面102寄りに位置する。このことより、使用者が手を洗浄する際に発生する水撥ねは、カウンター2の外へ飛び散りにくくなる。
(手洗い器6の支持方法、及び、カウンター2への固定方法について)
図5は、図4の手洗い器本体のゴムブッシュ取付孔を示す模式的断面図である。
図5(a)は、ねじ66が螺合部50に螺合された状態を表す模式的断面図である。図5(b)は、図5(a)に表した状態と比較して、ねじ66が螺合部50にさらに螺合された状態を表す模式的断面図である。
次に、図4及び5を用いて、本発明の一実施形態に係る手洗い器6の支持方法、及び、カウンター2への固定方法について説明する。
図4及び5に示すように、手洗い器本体18は、載置部12に当接する支持部40を有する。また、手洗い器本体18の下方には、ゴムブッシュ42が挿入されるゴムブッシュ取付孔44が設置されている。なお、本発明の一実施形態においては、2つのゴムブッシュ取付孔44が手洗い器本体18に設置されているが、それに限らず、1つのゴムブッシュ取付孔44が設置されていても良いし、3つ以上のゴムブッシュ取付孔44が設置されていても良い。
図5(a)及び図5(b)に示したように、ゴムブッシュ42は、内部が貫通している貫通孔46が設置されたゴム製のゴムブッシュ本体部48と、金属製の螺合部50と、を有する。螺合部50は、ねじ加工されており、貫通孔46の内側壁面に設けられている。
ゴムブッシュ本体部48は、第1ゴムブッシュ本体部52と、第2ゴムブッシュ本体部54と、第3ゴムブッシュ本体部56と、第4ゴムブッシュ本体部58と、を有する。第2ゴムブッシュ本体部54は、第1ゴムブッシュ本体部52に連続して形成されている。第3ゴムブッシュ本体部56は、第2ゴムブッシュ本体部54に連続して形成されている。第4ゴムブッシュ本体部58は、第3ゴムブッシュ本体部56に連続して形成されている。第1ゴムブッシュ本体部52及び第3ゴムブッシュ本体部56の外径は、ゴムブッシュ取付孔44の内径より大きい。第2ゴムブッシュ本体部54及び第4ゴムブッシュ本体部58の外径は、ゴムブッシュ取付孔44の内径より小さい。螺合部50は、第4ゴムブッシュ本体部58の内部に形成された貫通孔46の内側壁面に設けられている。
トイレルーム100の横壁面102には、金属製のブラケット60が設置されている。このブラケット60は、L字状に形成されたフランジ部62を有している。フランジ部62には、内部が貫通しているねじ挿通孔64が設置されている。
手洗い器6の支持方法、及び、カウンター2への固定方法について説明する。
まず、手洗い器本体18の下方部分を載置部12の開口部30に挿入する。その結果、手洗い器6は、載置部12に埋設される。そして、手洗い器本体18の支持部40は、カウンター2の載置部12の上面に当接する。支持部40が載置部12の上面に当接することによって、手洗い器6の荷重が支持される。
次に、手洗い器本体18のゴムブッシュ取付孔44に、ゴムブッシュ42を挿入する。ゴムブッシュ42は、第4ゴムブッシュ本体部58から、ゴムブッシュ取付孔44に挿入される。第3ゴムブッシュ本体部56の外径は、ゴムブッシュ取付孔44の内径より大きいため、ゴムブッシュ42をゴムブッシュ取付孔44に挿入する際には、第3ゴムブッシュ本体部56とゴムブッシュ取付孔44とが衝突する。これに対して、第3ゴムブッシュ本体部56はゴム製であるため、作業者等は、ゴムブッシュ42に、ゴムブッシュ42をゴムブッシュ取付孔44へ挿入する方向へ、力を掛けることで、ゴムブッシュ取付孔44と第1ゴムブッシュ本体部52とが当接するまで、ゴムブッシュ42をゴムブッシュ取付孔44に挿入することができる。
次に、フランジ部62のねじ挿通孔64へ、金属製のねじ66を挿入する。ねじ挿通孔64を挿通したねじ66は、ゴムブッシュ本体部48の貫通孔46に挿入される。貫通孔46に挿入されたねじ66は、螺合部50に螺合される。
図5(a)に示すように、ねじ66が螺合部50に螺合されるにつれ、第3ゴムブッシュ本体部56には、下方、即ちブラケット60へ近づく方向へ力が働く。その結果、図5(b)に示すように、第3ゴムブッシュ本体部56は、ゴムブッシュ取付孔44に衝突し、押し潰されるように変形する。このことにより、手洗い器本体18には、ブラケット60へ近づく方向へ力が働く。よって、支持部40は、カウンター2の載置部12の上面に強い力で当接される。従って、手洗い器6はカウンター2へ固定される。
図4に示すように、トイレルーム100の横壁面102には、金属製のアングル68が設置されている。このアングル68の上端部70は、カウンター2の載置部12を下方から支持する。このことにより、横壁面102によって、カウンター2の載置部12の荷重を支持することができる。
(手洗い器本体18について)
図6は、図2の手洗い器本体を示す模式的断面図である。
図7は、図2の手洗い器本体を示す模式的断面図である。
図8は、図2の手洗い器本体を示す模式的上面図である。
図9は、本発明の別実施形態に係る手洗い器本体を示す模式的上面図である。
なお、図6(a)は、図2(a)に表した切断面A3−A3における模式的断面図である。図7は、図2(a)に表した切断面A4−A4における模式的断面図である。図6(b)は、図6(a)に表した領域A11を拡大した模式的拡大図である。
図6〜9を用いて、本発明の一実施形態に係る手洗い器本体18についてさらに説明する。
図6(a)に示すように、水平部36の上面36aは、傾斜部38の上面38aより、上方に向かって突出している。即ち、水平部36の上面36aは、設置部25の上面から凸設されている。言い換えれば、水平部36の上面36aは、傾斜部38の上面38aよりも上方に位置している。また、水平部36の下面36bは、傾斜部38の下面38bより、上方に向かって陥没している。即ち、水平部36の下面36bは、設置部25の下面から凹設されている。言い換えれば、水平部36の下面36bは、傾斜部38の下面38bよりも上方に位置している。このことより、水栓装置20をナット39を用いて水平部36に取り付ける際に、水平部36の上面36aの凸形状、及び、水平部36の下面36bの凹形状が、水栓装置20の取付位置の目印となる。よって、水平部36の上面36aの凸形状、及び、水平部36の下面36bの凹形状によって、水栓装置20を手洗い器本体18に、容易に取り付けることができる。
水平部36及び傾斜部38の厚さは、均一である。即ち、水平部36の肉厚(厚さ)Cは、傾斜部38の肉厚(厚さ)Dと同じである。このことにより、陶器である手洗い器本体18を焼成して生産する際に、手洗い器本体18に罅や割れが発生してしまうことを防ぐことができる。なお、本発明の一実施形態において、水平部36の肉厚Cは、傾斜部38の肉厚Dと同じであるが、それに限らず、水平部36の肉厚Cと、傾斜部38の肉厚Dと、の差分が、例えば5ミリメートル(mm)以内であれば良い。
図6(b)に示すように、水平部36は、傾斜部38と滑らかに連続して形成されている。なお、本発明の一実施形態における「滑らか」とは、表面にバリなどの突起が無い状態を指す。このことより、水平部36と傾斜部38との接続部分の清掃性が向上する。
図7に示すように、傾斜部38は、水平部36に対して、θの角度で、水受け部24へ向かって傾斜している。このθの大きさは、例えば1.5〜2度である。このことより、傾斜部38にかかった水滴などを、重力によって、水受け部24へ流すことができる。よって、傾斜部38において水溜まりが生ずることを抑制することができる。
図8に示すように、水平部36の上面36aは、上方からみて、取付部29の周囲を覆い、且つ、取付部29から手洗い器本体18の端部72まで延出するように形成されている。このことにより、水平部36の上面36aにおいて、上方からみて、取付部29から端部72までの間に窪みが存在しない。よって、手洗い器本体18の清掃性が向上する。
図9は、本発明の別実施形態に係る手洗い器本体を示す模式的上面図である。
図9に示すように、水平部36の上面36aは、上方からみた取付部29の形状と、同じ形状に形成されている。このことにより、水平部36の面積を最小限にすることができ、手洗い器本体18の上面の、清掃性が向上する。
(手洗い器6の寸法について)
図10は、本発明の一実施形態に係る手洗い器の使用例を示す模式図である。
なお、図10は、図2(b)に表した切断面A1−A1における模式的断面図である。
図10を用いて、本発明の一実施形態に係る手洗い器6の寸法について説明する。
図10に示すように、本発明の一実施形態に係る手洗い器本体18の奥行き寸法Eは、例えば200mm以下である。水受け部24の上面と吐水孔26の最下端との間の垂直距離Fは、例えば50mm以上、100mm以下である。なお、「水受け部24の上面」は、手洗い器本体18の溢れ面32と同義である。水受け部24の深さ寸法Gは、例えば100mm以上、200mm以下である。このような寸法設定の手洗い器6においては、使用者は、手を洗浄する際に、自然と、水受け部24の内部へ手を一定量挿入することになる。その結果、水受け部24の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制できる。
(手洗い器6の寸法設定方法について)
図11は、本発明の一実施形態に係る手洗い器の寸法設定の実験パラメータの一例を表す表である。
図12は、本発明の一実施形態に係る水受け部の上面と吐水孔との間の垂直距離に関するグラフである。
図13は、本発明の一実施形態に係る水受け部の深さ寸法に関するグラフである。
図12(a)および図12(b)に表したグラフ図の横軸は、吐水孔高さ(水受け部24の上面と吐水孔26の最下端との間の垂直距離F)を表す。図12(a)に表したグラフ図の縦軸は、満足度を表す。図12(b)に表したグラフ図の縦軸は、水はね量(ミリグラム:mg)を表す。
図13(a)および図13(b)に表したグラフ図の横軸は、深さ寸法(水受け部24の深さ寸法G)を表す。図13(a)に表したグラフ図の縦軸は、満足度を表す。図13(b)に表したグラフ図の縦軸は、水受け部の上面に対する手洗い位置の高さを表す。
図11〜13を用いて、本発明の一実施形態に係る手洗い器6の寸法設定方法について説明する。
図11は、実験計画法という統計学の考えに基づいて設定された、手洗い器の寸法設定の実験パラメータの一例を表す表である。図11に示すように、これら実験パラメータの標本数は、18個である。水受け部の幅とは、図8及び9に示す水受け部24の、長手方向の長さのことである。図11に記載された「吐水奥行き」とは、水栓装置20と、水栓装置20が設置された設置部25と反対側の水受け部24の部分と、の間の水平距離のことである。図11に記載された「吐水角度」とは、水栓装置20から吐出された水の、垂直方向に対する吐水角度のことである。図11に記載された「横壁高さ」とは、吐水孔26の垂直下における手洗い器本体18の高さと、水栓装置20が設置された設置部25と反対側の水受け部24の部分の高さと、の間の差分のことである。図11に記載された「吐水孔前出」とは、吐水孔26が水受け部24へ突出している、水平距離のことである。
本実施形態の手洗い器6において、水受け部24の上面と吐水孔26の最下端との間の垂直距離F、及び、水受け部24の深さ寸法Gは、図11に記載された実験パラメータに基づいて算出された実験データによって、設定される。具体的には、この実験データによって、「使用者の手の洗浄具合の満足度」、「水受け部24の外への水撥ねの量」、及び「水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さ」を調べる。そして、これら3つの値によって、手洗い器6の寸法を決定する。
使用者の手の洗浄具合の満足度に関する実験データの算出方法について、説明する。
図11に記載された実験パラメータに基づいて、使用者に手を洗浄してもらう。手を洗浄する使用者は、実験で使用する手洗い器6を見て、「見た目の洗いやすさ」を、5段階で評価する。また、手を洗浄した使用者は、「手洗いの快適性」及び「手の動かしやすさ」を、それぞれ5段階で評価する。これら「見た目の洗いやすさ」、「手洗いの快適性」、及び「手の動かしやすさ」の評価値の平均値を算出し、使用者の手の洗浄具合の満足度を、5段階の値で算出する。
水受け部24の外への水撥ねの量に関する実験データの算出方法について、説明する。
水受け部24の周りを囲むように、不織布を設置する。この際、設置する不織布の重量を予め測定しておく。
水受け部24の周りに不織布を設置した状態において、図11に記載された実験パラメータに基づいて、使用者に手を洗浄してもらう。このときの、水栓装置20から吐出される水の速さは、3L/分である。この際、使用者は、手を、約250回/分の速さで、約11秒間、擦る。また、この際、手の挿入角度は、水平に対して約23度である。なお、使用者の手の第3指長は、約86mmである。
使用者の手の洗浄後、水受け部24の周りに設置した不織布の重量を測定する。使用者の手の洗浄前の不織布の重量と洗浄後の不織布の重量との差分から、水受け部24の外への水撥ねの量を算出する。このように、図11に記載された実験パラメータに基づいて、水受け部24の外への水撥ね量を算出する動作を3回ずつ行い、水撥ね量の平均値を算出する。この水撥ね量の平均値を、測定時の実験パラメータにおける、水受け部24の外への水撥ね量とする。
水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さに関する実験データの算出方法について、説明する。なお、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さとは、水受け部24の上面から、使用者の手のひらにある中指の付け根の位置P(図10参照)までの、垂直高さである。
図11に記載された実験パラメータに基づいて、使用者に手を洗浄してもらう。手を洗浄している様子を、20枚/秒で3秒間、連続撮影する。撮影した写真に画像処理を行い、得られたそれぞれの画像から、水受け部24の上面から、使用者の手のひらにある中指の付け根の位置P(図10参照)までの、垂直高さ、即ち、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さをそれぞれ算出する。画像毎にそれぞれ算出された水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さの平均値を算出し、測定時の実験パラメータにおける、水受け部24に対する手洗い位置の高さとする。
図12(a)に表したグラフ図の横軸は、水受け部24の上面と吐水孔26の最下端との間の垂直距離F、即ち吐水孔26の高さである。図12(a)に表したグラフ図の縦軸は、使用者の手の洗浄具合の満足度である。なお、使用者の手の洗浄具合の満足度については、満足度「5」が「非常に洗いやすい」、満足度「4」が「洗いやすい」、満足度「3」が「普通程度の洗いやすさである」、満足度「2」が「洗いにくい」、満足度「1」が「非常に洗いにくい」である。
図12(a)のグラフ上の、吐水孔26の高さが50mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号1、5、9、12、14、及び16での、使用者の手の洗浄具合の満足度の、平均値を表す。図12(a)のグラフ上の、吐水孔26の高さが100mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号2、6、7、10、15、及び17での、使用者の手の洗浄具合の満足度の、平均値を表す。図12(a)のグラフ上の、吐水孔26の高さが150mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号3、4、8、11、13、及び18での、使用者の手の洗浄具合の満足度の、平均値を表す。
図12(a)のグラフが示すように、吐水孔26の高さが高いほど、使用者は、手が洗いやすいと感じる。吐水孔26の高さが50mm以上であれば、使用者の手の洗浄具合の満足度は、ほぼ「3」である。即ち、吐水孔26の高さが50mm以上になると、使用者は、手の洗浄動作において、ほぼ普通程度の洗いやすさであると感じるようになる。
図12(b)に表したグラフ図の横軸は、水受け部24の上面と吐水孔26の最下端との間の距離、即ち吐水孔26の高さである。図12(b)に表したグラフ図の縦軸は、水受け部24の外への水撥ねの量である。
図12(b)のグラフ上の、吐水孔26の高さが50mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号1、5、9、12、14、及び16での、水受け部24の外への水撥ねの量の、平均値を表す。図12(b)のグラフ上の、吐水孔26の高さが100mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号2、6、7、10、15、及び17での、水受け部24の外への水撥ねの量の、平均値を表す。図12(b)のグラフ上の、吐水孔26の高さが150mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号3、4、8、11、13、及び18での、水受け部24の外への水撥ねの量の、平均値を表す。
図12(b)のグラフが示すように、吐水孔26の高さが高いほど、水受け部24の外への水撥ねの量が増加する。吐水孔26の高さが100mm以下であれば、水受け部24の外への水撥ねの量は、吐水孔26の高さが150mmであるときの水受け部24の外への水撥ねの量に比べ、半分以下となる。即ち、吐水孔26の高さが100mm以下となれば、水受け部24の外への水撥ねの量は、大幅に減少する。
また、吐水孔26の高さ、即ち水受け部24の上面と吐水孔26の最下端との間の垂直距離Fは、水道法により、50mm以上に定められている。
以上のことより、水受け部24の上面と吐水孔26の最下端との間の垂直距離Fは、50mm以上、且つ、100mm以下であることが好ましい。
図13(a)に表したグラフ図の横軸は、水受け部24の深さ寸法Gである。図13(a)に表したグラフ図の縦軸は、縦軸を使用者の手の洗浄具合の満足度である。なお、使用者の手の洗浄具合の満足度については、先程と同様に、満足度「5」が「非常に洗いやすい」、満足度「4」が「洗いやすい」、満足度「3」が「普通程度の洗いやすさである」、満足度「2」が「洗いにくい」、満足度「1」が「非常に洗いにくい」である。
図13(a)のグラフ上の、水受け部24の深さ寸法が70mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号1、4、7、10、13、及び16での、使用者の手の洗浄具合の満足度の、平均値を表す。図13(a)のグラフ上の、水受け部24の深さ寸法が100mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号2、5、8、11、14、及び17での、使用者の手の洗浄具合の満足度の、平均値を表す。図13(a)のグラフ上の、水受け部24の深さ寸法が130mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号3、6、9、12、15、及び18での、使用者の手の洗浄具合の満足度の、平均値を表す。
図13(a)のグラフが示すように、水受け部24の深さ寸法Gが大きいほど、使用者は、手が洗いやすいと感じる。水受け部24の深さ寸法Gが70mm以上であれば、使用者の手の洗浄具合の満足度は、「3」以上である。即ち、水受け部24の深さ寸法Gが70mm以上になると、使用者は、手の洗浄動作において、普通以上の洗いやすさであると感じるようになる。
図13(b)に表したグラフ図の横軸は、水受け部24の深さ寸法Gである。図13(b)に表したグラフ図の縦軸は、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さである。水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さが正の値である場合には、位置Pは、水受け部24の上面より上方に存在している。水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さが負の値である場合には、位置Pは、水受け部24の上面より下方に存在している。
図13(b)のグラフ上の、水受け部24の深さ寸法が70mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号1、4、7、10、13、及び16での、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さの、平均値を表す。図13(b)のグラフ上の、水受け部24の深さ寸法が100mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号2、5、8、11、14、及び17での、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さの、平均値を表す。図13(b)のグラフ上の、水受け部24の深さ寸法が130mmにおける点の縦座標は、上述した実験パラメータにおける標本番号3、6、9、12、15、及び18での、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さの、平均値を表す。
図13(b)のグラフが示すように、水受け部24の深さ寸法が大きいほど、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さが減少する。水受け部24の深さ寸法が100mm以上であれば、水受け部24の上面に対する手洗い位置の高さがほぼゼロ以下となる。即ち、水受け部24の深さ寸法が100mm以上となれば、使用者の手の一部は、水受け部24の内部に挿入される。使用者の手の一部が水受け部24の内部に挿入されると、水受け部24の外への水撥ねの量が減少することは、自明である。
また、一般的に女性より手の大きい男性のパーセンタイル値によると、7歳から99歳までの日本人男性の手長は、95%が200mm以下である。なお、「手長」の定義は、手首屈曲線(手のひらに最も近いしわ)から、中指の指尖点までの直線距離である。よって、水受け部24の深さ寸法は、200mm以上の大きさは必要はない。
以上のことより、水受け部24の深さ寸法は、100mm以上、且つ、200mm以下であることが好ましい。
以上のことより、本実施形態の手洗い器6によれば、手洗い器本体18の奥行き寸法が狭い手洗い器6において、水受け部24の上面と吐水孔26との垂直距離が小さいため、深さ寸法が大きい水受け部24へ、使用者の手を誘導することができる。このため、比較的狭いトイレルーム100内において、トイレルーム100の横壁面102からの突出量を制限しつつ、水受け部24の外への水撥ねが発生してしまうことを抑制できる。
(変形例について)
以上、本発明の一実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。
本発明の一実施形態において、手洗い器6は、トイレルーム100の横壁面102に当接して設置されたカウンター2に載置されるが、それに限らず、トイレルーム100の横壁面102に直接設置されても良い。また、大便器2の後ろ壁面に直接設置されても良い。
本発明の一実施形態において、カウンター2は、収納部10を有する、いわゆる「キャビネット型」であった。しかし、本発明はそれに限らず、カウンター10は、収納部10を有していなくとも良い。また、カウンター10は、ペーパーホルダー部16を有していなくとも良い。
本発明の一実施形態において、設置部25は、手洗い器本体18の、図2における前方側、即ちトイレルーム100内において横壁面102をみたときの右側、に設けられている。しかし、本発明はそれに限らず、設置部25を、手洗い器本体18の、図2における前方側、即ちトイレルーム100内において横壁面102をみたときの左側、に設けても良い。
本発明の一実施形態において、「水平面」は、重力が働く方向に垂直な面である、と定義したが、それに限らず、トイレルーム100の床面101に平行な面である、と定義しても良い。
本発明の一実施形態において、ブラケット60は、トイレルーム100の横壁面102に設置されているが、それに限らず、カウンター2に設置されていても良い。
本発明の一実施形態において、アングル68は、トイレルーム100の横壁面102に設置されているが、それに限らず、カウンター2に設置されていても良い。
本発明の一実施形態において、「滑らか」は、表面にバリなどが無い状態、と定義したが、それに限らず、例えば1mm当たりの角度変化の大きさが5度である状態、と定義しても良い。
本発明の一実施形態において、傾斜部38は、水平部36に対して、例えば1.5〜2度の角度で、水受け部24へ向かって傾斜している。しかし、本発明はそれに限らず、水平面に対して、0度より大きな角度で傾斜していれば良い。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、手洗い器6などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや手洗い器6の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 大便器、 2 カウンター、 4 鏡、 6 手洗い器、 8 便蓋、 10 収納部、 12 載置部、 14 トイレットペーパー、 16 ペーパーホルダー部、 18 手洗い器本体、 20 水栓装置(吐水手段)、 22 排水孔、 24 水受け部、 25 設置部、 26 吐水孔、 27 吐水部、 28 排水流路、 29 取付部、 30 開口部、 31 下端部、 32 溢れ面、 34 水栓取付孔、 36 水平部、 36a 上面、 38 傾斜部、 38a 上面、 39 ナット、 40 支持部、 41 奥側端部、 42 ゴムブッシュ、 43 手前側端部、 44 ゴムブッシュ取付孔、 46 貫通孔、 48 ゴムブッシュ本体部、 50 螺合部、 52 第1ゴムブッシュ本体部、 54 第2ゴムブッシュ本体部、 56 第3ゴムブッシュ本体部、 58 第4ゴムブッシュ本体部、 60 ブラケット、 62 フランジ部、 64 挿通孔、 68 アングル、 70 上端部、 72 端部、 100 トイレルーム、 101 床面、 102 横壁面

Claims (6)

  1. トイレルームに設けられたカウンターに設置される手洗い器であって、
    水を吐出する吐水孔が設けられた吐水手段と、
    前記吐水手段が設置される設置部、及び、前記水を受ける水受け部、を有する手洗い器本体と、
    を備え、
    前記手洗い器本体の奥行き寸法は、200ミリメートル以下であり、
    前記水受け部の深さ寸法は、100ミリメートル以上であり、
    前記水受け部の上面と前記吐水孔との間の垂直距離は、100ミリメートル以下であることを特徴とする手洗い器。
  2. 前記水受け部の上面と前記吐水孔との間の距離は、50ミリメートル以上であることを特徴とする請求項1に記載の手洗い器。
  3. 前記水受け部の深さ寸法は、200ミリメートル以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の手洗い器。
  4. 前記手洗い器本体は、前記トイレルームの壁面又は前記カウンターに接続されるブラケットによって、前記トイレルームの壁面又は前記カウンターに固定されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の手洗い器。
  5. 請求項1乃至4の何れか1つに記載の手洗い器が設置される前記カウンターであって、
    前記手洗い器の一部を埋設する開口部が設けられた載置部を有することを特徴とするカウンター。
  6. 請求項1乃至4の何れか1つに記載の手洗い器が設置される前記カウンターを備えた前記トイレルームであって、
    前記カウンターは、前記トイレルームの壁面に当接して設置され、
    奥行き方向における前記吐水手段の中心は、前記設置部において、前記奥行き方向における前記手洗い器本体の中心よりも前記壁面寄りに設置されることを特徴とするトイレルーム。
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