JP6046401B2 - 洗面台 - Google Patents

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Description

本発明は、車椅子等に着座した状態で使用可能な洗面台に関する。
従来、洗面ボールの下方に、着座した使用者の脚が進入可能な脚進入空間を設け、車椅子等に着座した状態で使用可能な洗面台が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような洗面台では、洗面ボールの上面は、着座した使用者の肘を支持できる高さに配置する必要がある。また、洗面ボールの下面は、着座した状態の使用者の脚が進入できる高さに配置する必要がある。そのため、脚進入空間を設けた洗面台においては、洗面ボールの上面の高さ及び底部の下面の高さが制限されることにより、洗面ボールの深さが比較的浅くなってしまう。
特開2001−32344号公報
ところで、洗面台は、洗面や手洗いを行う場合に使用される他、洗髪を行う場合にも使用される。しかしながら、以上のように、洗面ボールの深さを浅く構成すると、洗面台において洗髪を行う場合に洗面ボールに十分に頭を入れられず、洗髪中に洗面ボールから水がはねてしまう。
従って、本発明は、車椅子等に着座した使用者がより使用しやすい洗面台を提供することを目的とする。
本発明は、床面から所定の高さに配置される洗面ボールと、該洗面ボールの下方に形成され着座した使用者の脚を進入可能な脚進入空間と、を備える洗面台であって、前記洗面ボールは、該洗面ボールの手前側から奥側に向かって下り傾斜すると共に、下方に向かって凸となるように湾曲した傾斜部と、平面視において該洗面ボールの手前側の端部が手前側に向かって凸となるように湾曲した手前側湾曲部と、を備えると共に、手前側の端部の前記床面からの高さが750mm〜850mmであり、該手前側の端部から奥側に200mmの位置の前記床面からの高さが650mm以上であり、かつ、前記手前側の端部から奥側に200mmの位置の高さが該手前側の端部の高さよりも100mm以上低い洗面台に関する。
また、前記洗面ボールは、前記傾斜部の奥側に設けられ、該傾斜部の奥側の端部よりも深さの深い深底部を更に備えることが好ましい。
また、前記傾斜部は、前記洗面ボールの手前側の端部から奥側に200mmの範囲に亘って形成されることが好ましい。
本発明によれば、車椅子等に着座した使用者がより使用しやすい洗面台を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る洗面台を示す斜視図である。 第1実施形態の洗面台の平面図である。 図2のX−X線断面図である。 図2のY−Y線断面図である。 第1実施形態の洗面台の使用状態を示す側面図であり、車椅子に着座した使用者が洗面台に向かい合った状態を示す図である。 第1実施形態の洗面台の使用状態を示す側面図であり、車椅子に着座した使用者が水栓に手を伸ばした状態を示す図である。 第1実施形態の洗面台の使用状態を示す側面図であり、車椅子に着座した使用者が洗髪を行っている状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る洗面台を示す断面図であり、図3に対応する図である。
以下、本発明の洗面台の好ましい各実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1実施形態に係る洗面台1つき、図1〜図4を参照しながら説明する。
第1実施形態の洗面台1は、洗面所等の壁面に取り付けられて固定される。この洗面台1は、図1及び図2に示すように、洗面ボール10と、この洗面ボール10と一体的に形成される洗面カウンター20と、水栓30と、洗面ボール10の下方に形成された脚進入空間40と、を備える。
洗面ボール10は、図1及び図2に示すように、壁面に平行な方向である左右方向に長い平面視略楕円形状の椀状に形成される。この洗面ボール10は、図2〜図4に示すように、傾斜部11と、手前側湾曲部12と、排水口13と、を備える。
傾斜部11は、洗面ボール10の手前側に形成される。この傾斜部11は、図3に示すように、洗面ボール10の手前側から奥側に向かって下り傾斜すると共に、下方に向かって凸となるように湾曲した形状を有している。
第1実施形態では、傾斜部11は、少なくとも洗面ボール10の手前側の端部から奥側に200mmの範囲に亘って形成される。
手前側湾曲部12は、図2に示すように、平面視において洗面ボール10の手前側の端部が手前側に向かって凸となるように湾曲した形状を有している。
排水口13は、洗面ボール10の左右方向の中央部における奥側寄りに配置される。この排水口13には、排水管14(図1及び図3参照)が接続される。
第1実施形態では、洗面ボール10の奥行き方向の長さL1は、400mm〜500mm、左右方向の長さL2は、450mm〜500mmである。
洗面カウンター20は、洗面台1の設置箇所における壁面に取り付けられ、洗面ボール10を床面Gから所定の高さの位置に保持する。洗面カウンター20の手前側は、図4に示すように、洗面ボール10の上面と同じ高さとなっており、洗面カウンター20の奥側は、図3に示すように、洗面ボール10の上面よりも一段高くなっている。
第1実施形態では、洗面カウンター20及び洗面ボール10は、合成樹脂部材により一体成形されて構成される。
水栓30は、水が吐出される蛇口31と、この蛇口31からの吐水量を調整するレバー32と、を備える。
蛇口31は、洗面カウンター20における洗面ボール10の奥側に配置される。この蛇口31は、ホース部と、このホース部の先端に取り付けられた吐水部と、を備える(いずれも図示せず)。
レバー32は、蛇口31とは別体で構成されており、洗面カウンター20における洗面ボール10の右側に配置される。
以上の水栓30は、レバー32を操作することにより、蛇口31からの水の吐出を調節できる。また、蛇口31は、吐水部を把持してホース部を洗面カウンター20から引き出し可能に構成されている。
脚進入空間40は、洗面ボール10及び洗面カウンター20の下方に形成される。この脚進入空間40は、車椅子等に着座した状態の使用者の脚が進入可能な高さに形成される。
より具体的には、第1実施形態の洗面台1では、図3に示すように、洗面ボール10の手前側の端部の上面の床面Gからの高さH1は、750mm〜850mmとなっている。また、洗面ボール10の手前側の端部から奥側に200mmの位置の下面の床面Gからの高さH2は、650mm以上となっている。更に、洗面ボール10の手前側の端部から奥側に200mmの位置の高さH2は、洗面ボール10の手前側の端部の高さH1よりも100mm以上、より好ましくは130mm以上低く構成されている。即ち、洗面ボール10における手前側の端部から奥側に200mmの位置の深さH3は、100mm以上、より好ましくは130mm以上となっている。
次に、第1実施形態の洗面台1を使用する様子につき、図5〜図7を参照しながら説明する。
車椅子に着座した使用者が洗面台1を使用する場合には、図5に示すように、使用者は、洗面台1に向かい合う。ここで、一般的に、車椅子の手すりの高さは、床面Gから650mm程度に設計されている。そのため、車椅子に着座した状態の使用者の脚の位置は、650mmよりも若干低い位置に位置することとなる。
そこで、第1実施形態では、洗面ボール10の手前側の端部から奥側に200mmの位置の下面の床面Gからの高さH2を650mm以上とした。これにより、使用者は、少なくとも、洗面ボール10の手前側の端部から奥側に200mmの位置までは、脚を容易に進入させられる。また、図6に示すように、洗面台1を使用する場合に、使用者の手は、着座した状態の脚の位置よりも200mm〜300mm程度前方まで無理をすることなく届く。これにより、第1実施形態の洗面台1によれば、車椅子に着座した使用者の手が無理をなく水栓30に届く位置まで、使用者が洗面台1に容易に近づけるので、車椅子等に着座した使用者による洗面台1の使用のしやすさを向上できる。
また、洗面ボール10を、手前側湾曲部12を含んで構成した。これにより、車椅子に着座した使用者が水栓30に向かって手を伸ばした場合に、必要に応じて、使用者の腕(ひじ)を洗面ボール10の上面で好適に支持させられる。また、洗面ボール10の左右両側を奥側にへこんだ形状とできるので、洗面台1を使用する使用者を介助者が介助する場合に、介助者がより水栓に近い位置に立つことができる。
また、着座した状態で洗面台1において洗髪を行う場合、図7に示すように、使用者の頭の位置は、使用者の膝が入る位置の近傍に位置する。そこで、第1実施形態では、洗髪時に使用者の顔が対面する位置に位置する傾斜部11を、下方に向かって凸に湾曲させた。これにより、洗面ボール10の下方に脚進入空間40を形成する必要性から、深さに制限のある洗面ボール10を備えた洗面台であっても、洗面ボール10に頭を十分にいれられる。よって、洗髪を行った場合に、水をはねにくくできるので、車椅子等に着座した使用者による洗面台1の使用のしやすさをより向上できる。
次に、本発明の第2実施形態に係る洗面台1について、図8を参照しながら説明する。尚、第2実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
第2実施形態の洗面台1は、洗面ボール10が深底部15を更に備える点で第1実施形態と相違する。
より具体的には、深底部15は、洗面ボール10における傾斜部11の奥側に設けられ、傾斜部11の奥側の端部よりも深さが深く構成される。第2実施形態では、深底部15は、略水平面となるように形成され、深底部15の床面Gからの高さH4は、500mm〜600mmとなっている。また、洗面ボール10における手前側の端部から深底部15までの深さH5は、150mm以上となっている。
第2実施形態の洗面台1によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する他、以下の様な効果を奏する。
洗面ボール10を、傾斜部11の奥側に配置した深底部15を含んで構成した。これにより、使用者の脚が進入しない位置において、洗面ボール10の深さを深く構成できるので、使用者の脚の進入を制限することなく洗面ボール10からの水はねをより低減できる。
以上、本発明の洗面台の好ましい各実施形態について説明したが、本発明は、上述した各実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態では、洗面ボール10及び洗面カウンター20を一体成形により構成したが、これに限らない。即ち、洗面ボールと洗面カウンターとを別々に成形した後、これらを組み合わせて洗面台を構成してもよい。
1 洗面台
10 洗面ボール
11 傾斜部
12 手前側湾曲部
15 深底部
20 洗面カウンター
40 脚進入空間

Claims (1)

  1. 床面から所定の高さに配置される洗面ボールと、該洗面ボールの下方に形成され着座した使用者の脚を進入可能な脚進入空間と、を備える洗面台であって、
    前記洗面ボールは、
    該洗面ボールの手前側の端部から奥側に200mmの範囲に亘って下り傾斜すると共に、下方に向かって凸となるように湾曲した傾斜部と、
    平面視において該洗面ボールの前記手前側の端部が手前側に向かって凸となるように湾曲した手前側湾曲部と、
    前記傾斜部の奥側の端部から奥側に形成され、前記傾斜部よりも深く形成される深底部と、を備え、
    前記手前側の端部の前記床面からの高さが750mm〜850mmであり、かつ、該手前側の端部から奥側に200mmの位置の前記床面からの高さが650mm以上であり、かつ、前記手前側の端部の前記床面からの高さと、前記手前側の端部から奥側に200mmの前記位置の高さとの差が100mm以上である洗面台。
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