JP2535102B2 - 地上に設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装置 - Google Patents

地上に設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装置

Info

Publication number
JP2535102B2
JP2535102B2 JP3059986A JP5998691A JP2535102B2 JP 2535102 B2 JP2535102 B2 JP 2535102B2 JP 3059986 A JP3059986 A JP 3059986A JP 5998691 A JP5998691 A JP 5998691A JP 2535102 B2 JP2535102 B2 JP 2535102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
ground
traveling
frame
absolute position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3059986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06204725A (ja
Inventor
信行 松井
勤 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP3059986A priority Critical patent/JP2535102B2/ja
Publication of JPH06204725A publication Critical patent/JPH06204725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2535102B2 publication Critical patent/JP2535102B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地上に設置したアンテナ
の地盤変動に対する絶対位置補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地上に設置したアンテナ、例えば定点観
測用アンテナ、パラボラアンテナ、レーダアンテナ等
は、その設置した絶対位置が変化しないことが要求され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば火山島
などにおいては、地殻変動により、設置した絶対位置が
変化する。その絶対位置は、人工衛生を利用して簡単に
求め得るのは公知であるが、求めた絶対位置に補正する
技術は、確立されていない。
【0004】本発明は、地上に設置したアンテナの地盤
変動に対する絶対位置補正装置を提供することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による補正装置
は、走行手段を備えた枠体と、該枠体の上部に走行方向
に沿って設けられたアンテナ吊込装置と、該枠体の下部
に設けられた床付装置とからなり、前記アンテナ吊込装
置は、アンテナ走行桁と、該走行桁に吊設された走行手
段を備えたアンテナ走行フレームと、該走行フレームに
吊設されアンテナ横行装置を備えた横行フレームと、該
横行フレームに設けられた複数のアンテナ巻上トロリと
からなり、前記床付装置は、掘削、排土機構と、スクリ
ード機構とからなっている。
【0006】上記アンテナ巻上トロリに巻回した吊りワ
イヤは、アンテナを立設したアンテナ基礎に立設された
吊りボルトに着脱自在に連結できるように構成するのが
好ましい。
【0007】
【作用】上記のように構成された補正装置においては、
アンテナのX、Y、Z変位量を公知の方法により測定
し、アンテナを設定位置に戻すためのアンテナ基礎の位
置修正量を求める。そこで、補正装置をセットしてアン
テナ基礎を吊上げる。次いで、補正装置を移動し、床付
装置により地盤を床付レベル出し又は盛土レベル出しを
行うと共に、移動と同期してアンテナ方向を逆方向に移
動する。最後に、アンテナ基礎が略原位置に移動した
ら、走行フレーム、横行フレームの位置を調整してX、
Y方向の変位を修正したのち、アンテナ基礎を修正した
地盤上の設定位置にセットする。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1において、Y方向に長い地盤G上に
は、アンテナAを立設した複数のアンテナ基礎B、B・
・・がセットされている。その地盤Gの両側には、1対
の走行路C、Cがコンクリートにより敷設されている。
この走行路C、C上には、補正装置である全体を符号D
で示す盛替機が設けられている。
【0010】その盛替機Dのフレーム1は、長方体枠状
に形成され、下部の4隅部には、それぞれ走行車輪2が
設けられている。それら車輪2〜2の一方の側(図示左
側)の両輪2、2は、それぞれステアリングシリンダ3
により操向され、他方の側の両輪2、2は、図示しない
モータにより駆動されるようになっている。そして、フ
レーム1の上部には、全体を符号10で示すアンテナ吊
込装置が設けられ、下部には、全体を符号20で示す床
付装置が設けられている。
【0011】アンテナ吊込装置10の一対のアンテナ走
行桁11、11は、フレーム1のY方向中心線に沿って
吊設され、これら走行桁11、11には、図示しない走
行装置を備えたアンテナ走行フレーム12が複数のロー
ラ13により走行自在に吊設されている。そのフレーム
12には、アンテナ横行装置14を備えた横行フレーム
15がX方向に移動自在に設けられ、このフレーム15
の4隅部には、それぞれ同調装置を備えたアンテナ巻上
トロリ16が設けられている。そして、これらトロリ1
6に巻回された吊りワイヤ17の下端は、アンテナ基礎
Bに立設された吊りボルト18に着脱自在に連結されて
いる。
【0012】図2をも参照し床付装置20の掘削スクリ
ュー21は、フレーム1のステアリングシリンダ3側に
設けられ、そのスクリュー21のY方向には、スクリー
ダ22と、排土コンベア23とが設けられている。
【0013】次に修正の態様を説明する。
【0014】先ず、公知の方法により、アンテナAの
X、Y、Z変位量を計測し、アンテナAを設定位置に戻
すためのアンテナ基礎Bの位置修正量を求める。
【0015】次いで、図2に示すように、盛替機Dをセ
ットし、巻上トロリ16を作動して吊りワイヤ17によ
りアンテナ基礎Bを吊上げる。
【0016】次いで、図3及び図4に示すように、盛替
機Dを矢印a方向に移動し、掘削スクリュー21で地盤
Gを掘削し、スクリード22で床付レベル出し、又は、
盛土レベル出しを行い、Z方向の変位を修正した地盤G
1を形成すると共に、盛替機Dの移動に同期して走行フ
レーム12を矢印b方向に移動する。この際、排土機又
は盛土供給機により、排土の搬送又は盛土の供給を行
う。
【0017】最後に図5に示すように、アンテナ基礎B
が略原位置に移動したら盛替機D及び走行フレーム12
を停止し、横行フレーム15、走行フレーム12の位置
を移動してX、Y方向を修正したのち、アンテナ基礎B
を地盤G1上に吊り下ろしてアンテナAを設定位置にセ
ットする。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、地盤の変動によりアンテナの絶対位置が変
位しても、床付又は盛土によりレベルを修正し、アンテ
ナ基礎をX、Y方向に移動して水平変位を修正し、受信
上の支障をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】盛替機セット、アンテナ吊り上げ工程図。
【図3】盛替機床付レベル出し移動工程図。
【図4】アンテナ移動工程図。
【図5】アンテナセット工程図。
【符号の説明】
A・・・ペア受信アンテナ B・・・アンテナ基礎 C・・・走行路 D・・・盛替機 G・・・地盤 1・・・フレーム 2・・・走行車輪 3・・・ステアリングシリンダ 10・・・アンテナ吊込装置 11・・・アンテナ走行桁 12・・・アンテナ走行フレーム 14・・・アンテナ横行装置 15・・・横行フレーム 16・・・アンテナ巻上トロリ 17・・・吊りワイヤ 18・・・吊りボルト 20・・・床付装置 21・・・掘削スクリュー 22・・・スクリーダ 23・・・排土コンベア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行手段を備えた枠体と、該枠体の上部
    に走行方向に沿って設けられたアンテナ吊込装置と、該
    枠体の下部に設けられた床付装置とからなり、前記アン
    テナ吊込装置は、アンテナ走行桁と、該走行桁に吊設さ
    れた走行手段を備えたアンテナ走行フレームと、該走行
    フレームに吊設されアンテナ横行装置を備えた横行フレ
    ームと、該横行フレームに設けられた複数のアンテナ巻
    上トロリとからなり、前記床付装置は、掘削、排土機構
    と、スクリード機構とからなることを特徴とする地上に
    設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装
    置。
JP3059986A 1991-03-25 1991-03-25 地上に設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装置 Expired - Lifetime JP2535102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3059986A JP2535102B2 (ja) 1991-03-25 1991-03-25 地上に設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3059986A JP2535102B2 (ja) 1991-03-25 1991-03-25 地上に設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06204725A JPH06204725A (ja) 1994-07-22
JP2535102B2 true JP2535102B2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=13129003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3059986A Expired - Lifetime JP2535102B2 (ja) 1991-03-25 1991-03-25 地上に設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2535102B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109235204A (zh) * 2018-09-29 2019-01-18 徐工集团工程机械股份有限公司 基于雷达技术的摊铺厚度监测控制系统、摊铺机及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06204725A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201010842Y (zh) 轮胎式可变跨多功能轨道铺设机
PL159594B1 (pl) skrzyzowan i rozjazdów PL PL PL
JP2535102B2 (ja) 地上に設置したアンテナの地盤変動に対する絶対位置補正装置
CN107500142A (zh) 一种提梁机
JPH082874A (ja) 搬送装置
JPH09256323A (ja) 橋桁架設装置
JP2000327261A (ja) 門型クレーン及びこれに用いるバケット並びに地下埋設物の敷設工法
JP2004263449A (ja) Pc床版架設装置及び該装置を用いたpc床版架設方法
JP4193928B2 (ja) 自走式門型クレーンの走行制御システム
JP3139935B2 (ja) パイプ類のハンドリング装置
CN113005904A (zh) 预制梁顶防撞墙同步整体吊装施工工艺
JP3421235B2 (ja) 管敷設方法及び装置
JP3311062B2 (ja) ボックスカルバートの搬送装置
KR20200108770A (ko) 저공두 굴삭기 및 그 조립 공법
JP4236761B2 (ja) 管運搬用門型台車
JP2002030654A (ja) 鉄筋篭運搬建て込み機
JPH06288189A (ja) ポータルカルバートの敷設方法
JP2001098762A (ja) 勾配面のコンクリート均し工法およびその装置
JP3980772B2 (ja) 重量構造物の撤去及び据付方法
JP2581772Y2 (ja) ルーフシールド装置
JP2004244997A (ja) Pc床版敷設機械
JP2582633Y2 (ja) トンネル空間での重量物搬送装置
JPS586249Y2 (ja) 農作業機用レ−ル
JPH09196235A (ja) 鋼管搬送敷設方法および鋼管搬送装置
JP3205420B2 (ja) オープンケーソン工法における掘削機位置検出装置