JP2534915Y2 - パネルの着脱機構 - Google Patents

パネルの着脱機構

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JP2534915Y2
JP2534915Y2 JP6133691U JP6133691U JP2534915Y2 JP 2534915 Y2 JP2534915 Y2 JP 2534915Y2 JP 6133691 U JP6133691 U JP 6133691U JP 6133691 U JP6133691 U JP 6133691U JP 2534915 Y2 JP2534915 Y2 JP 2534915Y2
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detachable panel
panel
detachable
levers
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JP6133691U
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JPH056879U (ja
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浩 大平
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Kenwood KK
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子機器本体から自在
に着脱可能な着脱パネルの着脱機構に係り、特に省スペ
ース機器の車載用電子機器などの着脱パネルの着脱動作
を確実に行うのに好適な着脱パネルの着脱機構に関す
る。
【0002】
【従来技術】従来より、電子機器本体の着脱パネルの格
納部に格納して着脱自在に着脱することができる着脱パ
ネルの着脱機構は図3に示す斜視図のものが多く提供さ
れていた。図において、20は電子機器本体(以下、単に
本体という)であり、例えば本体20の下方部分に着脱自
在の着脱パネル21が格納される格納部20a を有し、この
格納部20a の側面に着脱パネル21を支持する支持部20b
が突出した状態で形成され、着脱パネル21の側面に設け
た嵌合部21a が上記支持部20b に嵌め込まれて着脱パネ
ル21の装着支点を形成している。
【0003】一方、本体20の格納部20a の他側面には着
脱パネル21の着脱のためのロック機構のフック23が形成
され、このフック23は本体20に装備されたロック機構の
EJECTツマミ22をスライドすることによってロック又は
アンロック駆動する。一方、着脱パネル21の他端部には
上記フック23が係止する係止部21b があり、着脱パネル
21が本体20に格納された時、フック23が係止部21b に係
止して着脱パネル21をロックして固定することができ
る。
【0004】着脱パネル21を本体20から離脱する場合、
ロック機構の EJECTツマミ22をスライド操作することに
より、フック23が駆動して着脱パネル21の係止部21b か
ら離脱して着脱パネル21はアンロック状態になり、本体
20の格納部20a 内部に設けた板バネ24の弾性力で着脱パ
ネル21は前面に押し出され、着脱パネル21は本体20から
容易に取り出すことができた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の着脱パネル21の着脱機構は本体20のロック機構の EJE
CTツマミ22を操作してフック23をアンロック状態にする
と、板バネ24によって着脱パネル21は本体20から前方に
飛び出して落下することがあり、着脱パネル21が落下に
よって故障したり又は破損するという欠点があった。
【0006】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、格納部内部に設けた移動板のレバーによって着脱パ
ネルが離脱操作によるアンロック状態になっても離脱動
作位置に誘導された状態で保持されるよう構成したパネ
ルの着脱機構を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案のパネルの着脱
機構は電子機器本体に着脱パネルを格納する格納部を設
け、格納した着脱パネルを固定するロック機構を有し、
このロック機構を操作キーなどでロック解除して自在に
着脱することができるパネルの着脱機構において、上記
格納部の格納口に設けたロック機構のカム部と、この格
納部内部にコイルバネで付勢して着脱パネルを移動させ
る移動板と、この移動板に設けた捩りバネで付勢して着
脱パネルに設けた引掛部に係止して着脱パネルをロック
する複数のレバーと、この複数のレバーの少なくとも1
個のレバーに設けた係止部と、この係止部に係止する突
出部を備えたロック解除部材と、上記格納した着脱パネ
ルを離脱するための上記ロック解除部材を駆動するEJ
ECTキーとを備え、EJECTキーを操作することに
よりロック解除部材の突出部がレバーの係止部から離脱
し、移動板に当接した着脱パネルがコイルバネによって
電子機器本体の前面に押し出され上記ロック機構のカム
部で複数レバーが着脱パネルの引掛部から離脱すること
ができ、着脱パネルを電子機器本体から取り出すことが
できるよう構成したものである。
【0008】
【作用】この考案によれば、本体の着脱パネル格納部内
部にコイルバネで付勢して着脱パネルに当接して着脱パ
ネルを移動させることができる移動板を設け、着脱パネ
ルが格納された状態ではコイルバネは圧縮されて移動板
を本体前面に押し出すよう作用している。
【0009】この移動板の両端部には複数のレバーを備
え、この複数のレバーは着脱パネルに設けた引掛部に捩
りバネの弾力によって付勢されて係止し、着脱パネルを
移動板にロックすることができる。また、上記複数のレ
バーの、例えば左端部に設けた第1のレバーは上記着脱
パネルを係止し、右端部に設けた第2のレバーは着脱パ
ネルを係止すると同時にロック機構のロック解除部材の
突出部が係止する係止部を備え、この係止部にロック解
除部材の突出部が係止して移動板に当接した着脱パネル
を格納部内部にロックして格納することができる。
【0010】格納部内部にロックされた着脱パネルを取
り出す場合、 EJECTキーを押圧すると、この EJECTキー
先端が当接するロック解除部材の傾斜部によってロック
解除部材が回転し、ロック解除部材の突出部が第2のレ
バーの係止部から離脱し、着脱パネルは第1及び第2の
レバーで係止したまま移動板のコイルバネによって本体
前面に押し出される。
【0011】着脱パネルの引掛部に係止した第1及び第
2のレバーが格納部内部にある時、上記第1及び第2の
レバーの係止状態を離脱するよう駆動しても上記レバー
が本体の壁面に当たって離脱することができないが、前
記のように着脱パネルが本体前面に飛び出した状態では
本体の格納部挿入口に設けたロック機構のカム部によっ
て容易に第1及び第2のレバーの係止状態を離脱するこ
とができる。
【0012】この様に、着脱パネルは EJECTキー操作に
よってロック解除部材の突出部をレバーの係止部から解
除して離脱動作位置に着脱パネルを移動させ保持するこ
とができ、この離脱動作位置にある着脱パネルを本体か
ら容易に離脱して取り出すことができる。
【0013】
【実施例】この考案に係る着脱パネルの着脱機構の実施
例を図1及び図2に基づき説明する。図1は着脱パネル
が本体の格納部に格納された状態を示す断面図、図2は
着脱パネルが離脱動作位置に誘導されて保持された状態
を示す部分拡大断面図である。
【0014】図において、1は電子機器の本体、2は着
脱パネルであり、3は本体1に設けた着脱パネル2を格
納する格納部で、この格納部3内部にコイルバネ5で付
勢された移動板4を設け、着脱パネル2が格納部3に格
納された状態では上記コイルバネ5は圧縮した状態にあ
り、この圧縮したコイルバネ5によって移動板4は本体
1前面方向に押し出されるよう作用している。
【0015】この移動板4に着脱パネル2を当接してロ
ックする複数のレバーを移動板4の取付部4aに取り付
け、例えば、図のように第1及び第2のレバー7,8 が着
脱パネル2に設けた引掛部2aに係止して着脱パネル2を
ロックすることができる。また、この第1及び第2のレ
バー7,8 は上記取付部4aを中心にして回動することがで
き、この取付部4aに捩りバネ6を設け、この捩りバネ6
によって、上記第1及び第2のレバー7,8 は常時着脱パ
ネル2の引掛部2aに係止するよう作用し着脱パネル2を
ロックしている。
【0016】また、この第1及び第2のレバー7,8 を引
掛部2aに係止した状態から離脱させようとした場合、第
1及び第2のレバー7,8 は上記取付部4aを支点として回
動させることが必要になるが、図のように格納部3の壁
面1bによって第1及び第2のレバー7,8 は回動すること
ができず、格納部3に格納した状態の着脱パネル2は第
1及び第2のレバー7,8 によるロック状態を離脱するこ
とは不可能である。
【0017】更に、上記移動板4に当接した着脱パネル
2のロック機構は、上記第1及び第2のレバー7,8 の少
なくとも1個、例えば第2のレバー8に設けた係止部8a
にロック解除部材9の突出部9bが係止し、前記コイルバ
ネ5で付勢した移動板4と着脱パネル2を格納部3内部
にロックして格納することができる。
【0018】この様に構成したパネルの着脱機構におい
て、着脱パネル2を本体1から離脱する場合、本体1の
EJECTキー10を押圧操作すると、 EJECTキー10先端がロ
ック解除部材9の傾斜部9cに当接してロック解除部材9
は支点9aを中心に矢印A方向に回転する。即ち、第2の
レバー8の係止部8aに係止していたロック解除部材9の
突出部9bは、上記係止状態が外れて第2のレバー8のロ
ックは解除され、移動板4と移動板4に当接した着脱パ
ネル2はコイルバネ5によって本体1の前面に押し出さ
れる。
【0019】着脱パネル2が移動板4に当接したまま本
体1の前面に押し出されるが、移動板4の第1及び第2
のレバー7,8 は捩りバネ6で着脱パネル2の引掛部2aに
係止したまま着脱パネル2を離脱動作位置に移動する。
このため着脱パネル2は本体1の前面に飛び出しても落
下すること無く保持される。
【0020】着脱パネル2が離脱動作位置に保持された
状態では上記第1及び第2のレバー7,8 は格納部3の挿
入口に設けたロック機構のカム部1aによって、第1及び
第2のレバー7,8 は着脱パネル2の引掛部2aに係止した
ロック状態を容易に離脱してアンロック状態にして着脱
パネル2を取り出すことができる。
【0021】
【考案の効果】この考案に係る着脱パネルの着脱機構は
前述のように、コイルバネで付勢した移動板のレバーに
よって着脱パネルがロックされ、更に、このレバーがロ
ック解除部材に係止して格納部内にロックされているの
で、ロック解除部材9がロック解除して着脱パネルが本
体前面に飛び出しても着脱パネルは離脱動作位置で保持
されて落下することが無く、落下による着脱パネルの故
障や破損を防止することができるという効果がある。
【0022】また、本体の格納部内に設けた移動板とレ
バーによって着脱パネルをロックすして保持するので小
型部品のみで実現でき、省スペース化が要求される車載
用電子機器などの着脱機構を達成することができ、外観
デザイン上も優れた着脱機構を構築することができると
いう効果もある。
【0023】しかも、構造が簡単であって、また、安価
に構成することができるため実施も容易であるなどの優
れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のパネルの着脱機構の実施例を示し、
本体の格納部に着脱パネルが格納された状態を示す断面
図である。
【図2】図1の着脱パネルが離脱動作位置に保持された
状態を示す部分拡大断面図である。
【図3】従来例を示したパネルの着脱機構の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電子機器本体 1a 本体の格納部挿入口に設けたカム部 1b 本体の格納部壁面 2 着脱パネル 2a 着脱パネルの引掛部 3 格納部 4 移動板 5 コイルバネ 6 捩りバネ 7 第1のレバー 8 第2のレバー 8a 第2のレバーの係止部 9 ロック解除部材 9a ロック解除部材の支点 9b ロック解除部材の突出部 10 EJECTキー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器本体に着脱パネルを格納する格
    納部を設け、格納した着脱パネルを固定するロック機構
    を有し、このロック機構を操作キーなどでロック解除し
    て自在に着脱することができるパネルの着脱機構におい
    て、 上記格納部の格納口に設けたロック機構のカム部と、こ
    の格納部内部にコイルバネで付勢して着脱パネルを移動
    させる移動板と、この移動板に設けた捩りバネで付勢し
    て着脱パネルに設けた引掛部に係止して着脱パネルをロ
    ックする複数のレバーと、この複数のレバーの少なくと
    も1個のレバーに設けた係止部と、この係止部に係止す
    る突出部を備えたロック解除部材と、上記格納した着脱
    パネルを離脱するための上記ロック解除部材を駆動する
    EJECTキーとを備え、EJECTキーを操作するこ
    とによりロック解除部材の突出部がレバーの係止部から
    離脱し、移動板に当接した着脱パネルがコイルバネによ
    って電子機器本体の前面に押し出され上記ロック機構の
    カム部で複数レバーが着脱パネルの引掛部から離脱する
    ことができ、着脱パネルを電子機器本体から取り出すこ
    とができるよう構成したことを特徴とするパネルの着脱
    機構。
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JPH056879U JPH056879U (ja) 1993-01-29
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