JP2534755B2 - 紙葉類搬送装置の吸着機構 - Google Patents
紙葉類搬送装置の吸着機構Info
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- JP2534755B2 JP2534755B2 JP63146748A JP14674888A JP2534755B2 JP 2534755 B2 JP2534755 B2 JP 2534755B2 JP 63146748 A JP63146748 A JP 63146748A JP 14674888 A JP14674888 A JP 14674888A JP 2534755 B2 JP2534755 B2 JP 2534755B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は紙葉類搬送装置の吸着機構に係り、特に積載
した紙葉類を1枚ずつ確実に吸着して搬送するのに好適
な紙葉類搬送装置の吸着機構に関する。
した紙葉類を1枚ずつ確実に吸着して搬送するのに好適
な紙葉類搬送装置の吸着機構に関する。
(従来の技術) ここで紙葉類とは薄紙、金属又は非金属の薄板および
箔などを総称するが、以下特記しない限り薄紙の例など
で説明する。
箔などを総称するが、以下特記しない限り薄紙の例など
で説明する。
従来薄紙のハンドリング方法としては、第5図に示す
ように真空吸着機を用い、つぎのステップで行なってい
た。まず、同図(a)に示すようにベース9上に載置さ
れた薄紙10の上方に吸着機12を所定の間隔Lをおいて配
置する。つぎに同図(b)に示すように吸着機12をパッ
ド14が薄紙10の最上面と接触するまで下げた後、同図
(c)に示すように吸着板12内の空気圧を減圧して吸着
力Pを発生させ、この吸着力Pにより薄紙10を吸着す
る。吸着された薄紙10は同図(d)に示すように吸着機
12の上昇、移動により目的位置まで搬送される。
ように真空吸着機を用い、つぎのステップで行なってい
た。まず、同図(a)に示すようにベース9上に載置さ
れた薄紙10の上方に吸着機12を所定の間隔Lをおいて配
置する。つぎに同図(b)に示すように吸着機12をパッ
ド14が薄紙10の最上面と接触するまで下げた後、同図
(c)に示すように吸着板12内の空気圧を減圧して吸着
力Pを発生させ、この吸着力Pにより薄紙10を吸着す
る。吸着された薄紙10は同図(d)に示すように吸着機
12の上昇、移動により目的位置まで搬送される。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記従来の薄紙のハンドリング方法では、通
気姓がある薄紙10をベース9上に複数枚重ねて積載して
いる場合、薄紙10を1枚ずつ吸着、搬送しようとする
と、第6図に示すように薄紙10が複数枚同時に吸着され
るという不具合が生じていた。この薄紙10吸着時におけ
る複数枚取りの現象は薄紙の通気姓に起因するものであ
る。薄い金属板等通気姓のない紙葉類は、上記通気姓に
起因する複数枚取りは生じないが、各板間が真空状態に
なって複数枚取りが生ずる場合があった。
気姓がある薄紙10をベース9上に複数枚重ねて積載して
いる場合、薄紙10を1枚ずつ吸着、搬送しようとする
と、第6図に示すように薄紙10が複数枚同時に吸着され
るという不具合が生じていた。この薄紙10吸着時におけ
る複数枚取りの現象は薄紙の通気姓に起因するものであ
る。薄い金属板等通気姓のない紙葉類は、上記通気姓に
起因する複数枚取りは生じないが、各板間が真空状態に
なって複数枚取りが生ずる場合があった。
これを解決する手段として第7図に示すような紙葉類
搬送装置の吸着機構20が提案されている。この従来例は
1対の吸着機22,23の下端1対のパッド24,25が固定され
ており、このパッド24,25の対向する側面と反対側の外
側面24a,25bと下面部24b,25bの間に連通する傾斜面24c,
25cが形成されている。この傾斜面24c,25cには吸着機2
2,23の中空部22a,23aに連通する通気孔24f,25fが形成さ
れている。なお、6はサポート、8は配管である。
搬送装置の吸着機構20が提案されている。この従来例は
1対の吸着機22,23の下端1対のパッド24,25が固定され
ており、このパッド24,25の対向する側面と反対側の外
側面24a,25bと下面部24b,25bの間に連通する傾斜面24c,
25cが形成されている。この傾斜面24c,25cには吸着機2
2,23の中空部22a,23aに連通する通気孔24f,25fが形成さ
れている。なお、6はサポート、8は配管である。
上記第7図に示す従来例によれば複数枚取りの現象は
大幅に改善されているが、まだ確率的に100%近い成功
率を得るには限らない。また場合によっては未吸着現象
が発生するという問題があった。
大幅に改善されているが、まだ確率的に100%近い成功
率を得るには限らない。また場合によっては未吸着現象
が発生するという問題があった。
本発明の目的は、積載した紙葉類を1枚ずつ確実に吸
着して搬送できるようにした紙葉類搬送装置の吸着機構
を提供することにある。
着して搬送できるようにした紙葉類搬送装置の吸着機構
を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、昇降可能な真
空吸着機と、この真空吸着機の下端に固定され積載され
た紙葉類に対向して配置されるパッドとを備えた紙葉類
搬送装置の吸着機構において、前記紙葉類の対向する1
組の端部近傍に配置される前記パッドの1対の直立側面
部に、前記紙葉類と対向する下面部と段差をもって形成
された段差部と、前記下面部に対して180゜以下の鈍角
でもって傾斜して形成された傾斜部とからなるにげ部を
設け、前記傾斜部に前記真空吸着機に連通する通気孔を
形成したものである。
空吸着機と、この真空吸着機の下端に固定され積載され
た紙葉類に対向して配置されるパッドとを備えた紙葉類
搬送装置の吸着機構において、前記紙葉類の対向する1
組の端部近傍に配置される前記パッドの1対の直立側面
部に、前記紙葉類と対向する下面部と段差をもって形成
された段差部と、前記下面部に対して180゜以下の鈍角
でもって傾斜して形成された傾斜部とからなるにげ部を
設け、前記傾斜部に前記真空吸着機に連通する通気孔を
形成したものである。
(作用) 上述の構成によれば、パッドの下面部を積層されてい
る紙葉類の最上面に近傍させ、真空吸着機を減圧して吸
着力を発生させる。この吸着力により通気孔の介して紙
葉類の対向する1組の端部がにげ部に折り曲げられて吸
着される。そしてパッド側の紙葉類と隣接する紙葉類に
作用する吸着力との差によりパッド側の紙葉類1枚のみ
が確実に吸着され搬送される。
る紙葉類の最上面に近傍させ、真空吸着機を減圧して吸
着力を発生させる。この吸着力により通気孔の介して紙
葉類の対向する1組の端部がにげ部に折り曲げられて吸
着される。そしてパッド側の紙葉類と隣接する紙葉類に
作用する吸着力との差によりパッド側の紙葉類1枚のみ
が確実に吸着され搬送される。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図は紙葉類搬送装置の吸着機構の縦断面説明図、
第2図は第1図に示すものの作用を示す説明図、第3図
におよび第4図は第2図に示すものの詳細な作用を示す
説明図である。
第2図は第1図に示すものの作用を示す説明図、第3図
におよび第4図は第2図に示すものの詳細な作用を示す
説明図である。
紙葉類搬送装置の吸着機構1は1対の真空吸着機2,3
と、1対のパッド4,5とを備えている。吸着機2,3は水平
方向に配置されたサポート6に所定の間隔をおいて鉛直
方向に取付けられており、サポート6は昇降可能な枠体
(図示せず)に支持されている。また吸着機2,3の上端
部には、各中空部2a,3aに連通する配管8が接続されて
いる。パッド4,5はゴム材等摩擦係数の大きい材質で形
成され、吸着機2,3の下端部に固定されている。このパ
ッド4,5の対向する側面の反対側の直立側面部4a,5aに
は、ベース9に積載された薄紙10と対向する下面部4b,5
bと段差をもって形成された段差部4d,5d、下面部4b,5b
に対して180゜以下の鈍角でもって傾斜して形成された
傾斜部4e,5eとからなる断面がくの字形のにげ部4c,5cが
紙面に対して直交して設けられている。また傾斜部4e,5
eには、吸着機2,3の中空部2a,3aに連通する通気孔4f,5f
が形成されている なお、吸着機2,3は薄紙10の各種のサイズに対応でき
るように、少なくとも一方がサポート6に沿って左右方
向に移動できるように構成されている。
と、1対のパッド4,5とを備えている。吸着機2,3は水平
方向に配置されたサポート6に所定の間隔をおいて鉛直
方向に取付けられており、サポート6は昇降可能な枠体
(図示せず)に支持されている。また吸着機2,3の上端
部には、各中空部2a,3aに連通する配管8が接続されて
いる。パッド4,5はゴム材等摩擦係数の大きい材質で形
成され、吸着機2,3の下端部に固定されている。このパ
ッド4,5の対向する側面の反対側の直立側面部4a,5aに
は、ベース9に積載された薄紙10と対向する下面部4b,5
bと段差をもって形成された段差部4d,5d、下面部4b,5b
に対して180゜以下の鈍角でもって傾斜して形成された
傾斜部4e,5eとからなる断面がくの字形のにげ部4c,5cが
紙面に対して直交して設けられている。また傾斜部4e,5
eには、吸着機2,3の中空部2a,3aに連通する通気孔4f,5f
が形成されている なお、吸着機2,3は薄紙10の各種のサイズに対応でき
るように、少なくとも一方がサポート6に沿って左右方
向に移動できるように構成されている。
つぎに、本発明の実施例の作用を説明する。
まず吸着機2,3を第2図(a)に示すように矢印Aの
方向に下降させる。そして下降中(パッド4,5の下面部4
b,5bが薄紙10の最上面に接触する前)に吸着機2,3内を
減圧して吸着力Pを発生させる。つぎにパッド4,5の下
面部4b,5bが薄紙10の最上面近傍に達すると、第2図
(b)に示すように薄紙10の両端部が吸着力Pにより吸
い上げられパッド部4,5のにげ部4c,5cに沿って折り曲が
って吸着される。
方向に下降させる。そして下降中(パッド4,5の下面部4
b,5bが薄紙10の最上面に接触する前)に吸着機2,3内を
減圧して吸着力Pを発生させる。つぎにパッド4,5の下
面部4b,5bが薄紙10の最上面近傍に達すると、第2図
(b)に示すように薄紙10の両端部が吸着力Pにより吸
い上げられパッド部4,5のにげ部4c,5cに沿って折り曲が
って吸着される。
この場合、1枚のみ薄紙10を吸着する過程を第3図に
おいて片側のパッド4で説明する。吸着機2下降中にお
いては、第3図(a)に示すように吸着力Pが通気孔4f
を通して薄紙10に作用しているが薄紙10を持ち上げるま
でには至らない。この状態からさらに吸着機2が下降
し、第3図(b)に示すようにパッド4の下面部4bが薄
紙10の最上面近傍に達すると、吸着力Pにより薄紙10が
複数枚、例えば2枚持ち上げられる。この2枚のうちパ
ッド4側の薄紙10Aは第3図(c)に示すように、にげ
部4cに沿って折り曲がって吸着される。一方下側の薄紙
10Bは吸着されず上側の薄紙10Aから分離する。この分離
現象は吸着力Pと薄紙10の剛性との関係によって発生す
るものである。すなわち、パッド4側の薄膜10Aは自身
の剛性(折り曲げ力)が吸着力Pに負けて折り曲がりパ
ッド4に吸着される。。一方下側の薄紙10Bにはパッド
4側の薄紙10Aに対する吸着力Pに比べかなり小さい吸
着力しか作用していないため、自身の剛性が吸着力に打
ち勝ってパッド4に吸着されずに分離現象が発生する。
なおこの分離現象を発生するためには、吸着力Pを薄紙
10の剛性、通気姓に適合して設定する必要がある。
おいて片側のパッド4で説明する。吸着機2下降中にお
いては、第3図(a)に示すように吸着力Pが通気孔4f
を通して薄紙10に作用しているが薄紙10を持ち上げるま
でには至らない。この状態からさらに吸着機2が下降
し、第3図(b)に示すようにパッド4の下面部4bが薄
紙10の最上面近傍に達すると、吸着力Pにより薄紙10が
複数枚、例えば2枚持ち上げられる。この2枚のうちパ
ッド4側の薄紙10Aは第3図(c)に示すように、にげ
部4cに沿って折り曲がって吸着される。一方下側の薄紙
10Bは吸着されず上側の薄紙10Aから分離する。この分離
現象は吸着力Pと薄紙10の剛性との関係によって発生す
るものである。すなわち、パッド4側の薄膜10Aは自身
の剛性(折り曲げ力)が吸着力Pに負けて折り曲がりパ
ッド4に吸着される。。一方下側の薄紙10Bにはパッド
4側の薄紙10Aに対する吸着力Pに比べかなり小さい吸
着力しか作用していないため、自身の剛性が吸着力に打
ち勝ってパッド4に吸着されずに分離現象が発生する。
なおこの分離現象を発生するためには、吸着力Pを薄紙
10の剛性、通気姓に適合して設定する必要がある。
以上のように1枚のみ薄紙10を吸着を吸着したパッド
4,5は下降時の慣性力等により一旦積載された薄紙10を
押圧する。この状態から吸着機2,3を第2図(c)に示
すようにサポート6を介して上昇させると、パッド4,5
に吸着された1枚の薄紙10も同時に上昇する。この後、
枠体を移動させて薄紙10を目的位置に搬送し、離脱させ
る。以後、上記のサイクルを繰り返すことにより薄紙10
を1枚ずつハンドリングすることができる。
4,5は下降時の慣性力等により一旦積載された薄紙10を
押圧する。この状態から吸着機2,3を第2図(c)に示
すようにサポート6を介して上昇させると、パッド4,5
に吸着された1枚の薄紙10も同時に上昇する。この後、
枠体を移動させて薄紙10を目的位置に搬送し、離脱させ
る。以後、上記のサイクルを繰り返すことにより薄紙10
を1枚ずつハンドリングすることができる。
ここで吸着力Pをパッド4,5の下面部4b,5bが薄紙10の
最上面に接触する前に発生させる理由を説明する。
最上面に接触する前に発生させる理由を説明する。
パッド4,5の下面部4b,5bをベース9上に積載した薄紙
10の最上面に接触させ押圧すると、この接触部分の薄紙
10は第4図(a)に示すようにわずかに沈み込む。この
とき薄紙10には沈み込む方向以外にも例えば幅方向に微
妙な変形が発生する。これが吸着する方向に対して剛性
を増す変形、例えば第4図(b)に示すような湾曲状の
変形になると、この状態から吸着動作を行っても剛性に
負けて吸着できない場合がある。この未吸着現象は、押
しつけによる変形が発生する前に、すなわちパッド4,5
の下面部4b,5bが薄紙10の最上面と接触する前に、吸着
力Pを発生させ、最上面の薄紙10を吸い上げておくこと
により防ぐことができる。
10の最上面に接触させ押圧すると、この接触部分の薄紙
10は第4図(a)に示すようにわずかに沈み込む。この
とき薄紙10には沈み込む方向以外にも例えば幅方向に微
妙な変形が発生する。これが吸着する方向に対して剛性
を増す変形、例えば第4図(b)に示すような湾曲状の
変形になると、この状態から吸着動作を行っても剛性に
負けて吸着できない場合がある。この未吸着現象は、押
しつけによる変形が発生する前に、すなわちパッド4,5
の下面部4b,5bが薄紙10の最上面と接触する前に、吸着
力Pを発生させ、最上面の薄紙10を吸い上げておくこと
により防ぐことができる。
なお、にげ部4c,5cの断面はくの字形に限定されるこ
とがなく、段差部4d,5dと傾斜部4e,5eとの接合部を円弧
で接合してもよい。
とがなく、段差部4d,5dと傾斜部4e,5eとの接合部を円弧
で接合してもよい。
第1表は第1図に示す本発明に係る吸着機構と第5図
および第7図に示す従来例に係る吸着機構の吸着成功率
実験結果を示したものである。同表から明らかのように
本発明に係る吸着機構によれば、吸着成功率が非常に高
くなる。
および第7図に示す従来例に係る吸着機構の吸着成功率
実験結果を示したものである。同表から明らかのように
本発明に係る吸着機構によれば、吸着成功率が非常に高
くなる。
[発明の効果] 上述のとおり、本発明によれば紙葉類の紙質に影響さ
れることなく、積層された紙葉類から1枚ずつ確実に吸
着して搬送することができ、安定した紙葉類のハンドリ
ングが得られる。
れることなく、積層された紙葉類から1枚ずつ確実に吸
着して搬送することができ、安定した紙葉類のハンドリ
ングが得られる。
第1図は本発明に係る紙葉類搬送装置の吸着機構の縦断
面説明図、第2図は第1図に示すものの作用を示す説明
図、第3図および第4図は第2図に示すものの詳細な作
用を示す説明図、第5図は従来例に係る紙葉類搬送装置
の吸着機構の作用を示す説明図、第6図は第5図に示す
ものの異なる作用を示す説明図、第7図は他の従来例に
係る紙葉類搬送装置の吸着機構の縦断面説明図である。 1……紙葉類搬送装置の吸着機構 2,3……真空吸着機 4,5……パッド 4a,5a……直立側面部 4b,5b……下面部 4c,5c……にげ部 4d,5d……段差部 4e,5e……傾斜部 4f,5f……通気孔 10……紙葉類の一例である薄紙
面説明図、第2図は第1図に示すものの作用を示す説明
図、第3図および第4図は第2図に示すものの詳細な作
用を示す説明図、第5図は従来例に係る紙葉類搬送装置
の吸着機構の作用を示す説明図、第6図は第5図に示す
ものの異なる作用を示す説明図、第7図は他の従来例に
係る紙葉類搬送装置の吸着機構の縦断面説明図である。 1……紙葉類搬送装置の吸着機構 2,3……真空吸着機 4,5……パッド 4a,5a……直立側面部 4b,5b……下面部 4c,5c……にげ部 4d,5d……段差部 4e,5e……傾斜部 4f,5f……通気孔 10……紙葉類の一例である薄紙
Claims (1)
- 【請求項1】昇降可能な真空吸着機と、この真空吸着機
の下端に固定され積載された紙葉類に対向して配置され
るパッドとを備えた紙葉類搬送装置の吸着機構におい
て、前記紙葉類の対向する1組の端部近傍に配置される
前記パッドの1対の直立側面部に、前記紙葉類と対向す
る下面部と段差をもって形成された段差部と、前記下面
部に対して180゜以下の鈍角でもって傾斜して形成され
た傾斜部とからなるにげ部を設け、前記傾斜部に前記真
空吸着機に連通する通気孔を形成したことを特徴とする
紙葉類搬送装置の吸着機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146748A JP2534755B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 紙葉類搬送装置の吸着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63146748A JP2534755B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 紙葉類搬送装置の吸着機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01317928A JPH01317928A (ja) | 1989-12-22 |
JP2534755B2 true JP2534755B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=15414703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63146748A Expired - Lifetime JP2534755B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 紙葉類搬送装置の吸着機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534755B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5313784B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2013-10-09 | 不二精機株式会社 | おにぎり用の包装フィルムの製造装置 |
CN106629154B (zh) * | 2016-10-26 | 2019-03-01 | 蔡江波 | 一种纸张真空吸附分离处理方法 |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP63146748A patent/JP2534755B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01317928A (ja) | 1989-12-22 |
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