JP2534645Y2 - 移動農機のバンパー - Google Patents

移動農機のバンパー

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JP2534645Y2
JP2534645Y2 JP6427091U JP6427091U JP2534645Y2 JP 2534645 Y2 JP2534645 Y2 JP 2534645Y2 JP 6427091 U JP6427091 U JP 6427091U JP 6427091 U JP6427091 U JP 6427091U JP 2534645 Y2 JP2534645 Y2 JP 2534645Y2
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JP
Japan
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bumper
mud
road
crawler
scattered
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JP6427091U
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JPH057009U (ja
Inventor
足立憲一
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Publication date
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  • Agricultural Machines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンバイン等クローラ
走行装置を備えた移動農機のバンパーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】水田等軟弱な圃場で作業するコンバイン
やハーベスタ等の移動農機は湿田適応性を高めるため一
般にゴム製のラグ付き無端帯(クローラ)からなるクロ
ーラ走行装置を備えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
移動農機は、圃場作業中、クローラやクローラを支持す
る走行フレームや転輪等泥土面に接触する部分には泥土
や圃場に混在するワラ屑や雑草等のきょう雑物が付着し
易く、一旦クローラ等に泥土等が付着すると、泥土の有
する粘性のため次々と付着し塊状となって滞留してしま
い作業中はなかなか落ちないものである。特に湿田等で
はクローラの沈下度合が大きくなるため泥土等の付着が
増大し、機体の足回りが泥まみれとなることが珍しくな
い。刈取等の圃場作業終了後このような状態で機体を路
上走行させると、機体に付着している泥土等が走行時の
振動等でアスファルト路面に点々と飛散させながら走行
することになり飛散泥土で路面を汚してしまう不都合が
ある。コンバイン等の実作業においては、刈取時期が短
期間に集中するうえ、機械及び人手の効率的な活用を図
るため一ヶ所の圃場の刈取作業が終了すると次の圃場へ
と順次機体を移動させながら一日何ヶ所もの圃場で作業
を行なうことが多く、あとで路面上に飛散した泥土等を
掃除しなければならず、そのための作業員を必要となる
ことから、やむを得ずその都度トラックに機体を載せて
圃場から圃場へと移動するのを余儀なくされているのが
実状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案に係る移動農機の
バンパーは、上記のような実状に基づきなされたもので
あって、クローラ操向装置を備えた移動農機において、
機体後部下方にバンパーを上下回動固定自在に装着し、
該バンパーには飛散泥土の掃除機構をバンパーの下方に
突出させた状態で一体的に設け、バンパーを下向き状態
にセットして路上を走行した時には掃除機構が走行面に
沿って移動し機体から路上に飛散した泥土を掃除するよ
うに構成したことを要旨とする。
【0005】
【作用】圃場作業時にはバンパーを上方セット位置に固
定しておく。これにより機体後部を障害物から保護する
バンパー作用とバランスウェイトの作用を行なう。また
機体を圃場から圃場へ移動する際の路上走行(自走)時
には、バンパーを下向きにセットすることにより、クロ
ーラ等機体から路面に飛散した泥土等を路面に沿って移
動する掃除機構により除去しながら走行することができ
る。
【0006】
【実施例】本考案の構成を図面に示された一実施例によ
り説明する。1はコンバインAの機体フレームで、該機
体フレームAの下方に連結された走行フレーム2には、
駆動スプロケット3、従動スプロケット4及び複数の転
輪5を介して左右一対のラグ6a付きゴム製無端帯(ク
ローラ)6が装着されており、これらによりクローラ走
行装置7が構成されている。そして、機体フレーム1の
前部一側(機体進行方向右側)には運転席8が配設さ
れ、その後方には穀粒タンク等からなる籾処理部9が、
該籾処理部9の側方に位置して脱穀部10が夫々搭載さ
れており、機体後部には排稈裁断用のカッタ11及び排
稈排出用のドロッパ12等からなる排稈処理装置13が
配設されている。そして、機体前方には刈刃14、引起
し装置15及び刈取穀稈の揚上搬送装置16等からなる
前処理部17が油圧シリンダ18を介して昇降自在に装
着されている。19はフイードチェン、20は扱胴、2
1は排ワラチェンである。
【0007】22は機体後部下方に上下回動固定自在に
装着されたバンパーで、該バンパー22は機体フレーム
1の後端に支点ボルト23を介して上下回動自在に枢結
された左右一対のアーム24の回動先端側に重錘25を
一体的に固定してなり、ピン26をアーム24に設けた
ピン穴27,28のいずれか及び機体フレーム1に設け
たピン穴1aに差し込むことによりバンパー22を機体
フレーム1と略同じ高さ(上方セット位置)にセットし
た刈取作業姿勢と、走行面に向け下向き(下向きセット
位置)にセットした路上走行姿勢とに切換え得るように
なっている。そして、バンパー22には飛散泥土の掃除
機構29がバンパー22の下方に突出させた状態で一体
的に装着されている。本実施例では、掃除機構29を合
成樹脂又は硬質ゴム等アスファルト等の路面を傷めない
非鉄部材からなる泥土案内用の板体30を機巾の略全巾
にわたって重錘25の前面側にボルト31で固定したも
ので、板体30は機体の左側通行に対応し機体進行方向
に対して左側を後退させた傾斜状に取付けられている。
板体30の代りにブラシ状のものでもよい。また、路面
に飛散した泥土等をすくい上げて機体に回収するように
構成することも可能である。
【0008】上記の構成において、圃場での刈取作業時
にはバンパー22を図1における実線図示のように上方
セット位置に固定しておく。これにより機体後部を障害
物から保護するバンパー作用とバランスウェイトの作用
を行なう。また機体を圃場から圃場へ移動する際の路上
走行時には、ピン26を抜いてバンパー22を仮想線図
示のように下向きに下げ、ピン26を上方のピン穴28
と機体フレーム1側のピン穴1aに差し込む。これによ
り、板体30の下端縁が路面に接触し路面を摺りながら
移動する。このため、クローラ6や走行フレーム2等機
体に付着している泥土等が機体の振動で路面に落下して
も、バンパー22に設けた板体30が路面に対するスク
レーパ作用を果たすので落下泥土等aは板体30の前面
に沿って順次左側に誘導案内され路肩に排出される。こ
のため、クローラ6等から路面に飛散した泥土等aで路
面を汚したり他の車の走行の妨げとなるのが解消され
る。また、板体30は合成樹脂や硬質ゴム等の非鉄部材
で構成されているのでアスファルト等の路面を傷つけた
りすることはない。
【0009】
【考案の効果】本考案は上記のように構成したので、圃
場作業時にはバンパーを上方セット位置に固定すること
により、バンパーとバランスウエイトの役目を果たすこ
とができ、また、機体を圃場から圃場へと移動する際の
路上走行時にはバンパーを下向きにセットすることによ
り、クローラ等から路面に飛散した泥土を掃除しながら
走行させることができ、もって、泥土で汚した路面をあ
とで作業員が掃除して歩く煩わしさから解放されると共
に、飛散泥土による道路汚染を避けるため機体をその都
度トラックに積載して圃場間を移動する等の面倒さをな
くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備したコンバインの側面図である。
【図2】要部の作用を示す平面図である。
【符号の説明】 7 クローラ走行装置 22 バンパー 29 掃除機構 30 板体 a 泥土等

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラ操向装置を備えた移動農機にお
    いて、機体後部下方にバンパーを上下回動固定自在に装
    着し、該バンパーには飛散泥土の掃除機構をバンパーの
    下方に突出させた状態で一体的に設け、バンパーを下向
    き状態にセットして路上を走行した時には掃除機構が走
    行面に沿って移動し機体から路上に飛散した泥土を掃除
    するように構成したことを特徴とする移動農機のバンパ
    ー。
JP6427091U 1991-07-18 1991-07-18 移動農機のバンパー Expired - Lifetime JP2534645Y2 (ja)

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JPH057009U JPH057009U (ja) 1993-02-02
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