JP3428601B2 - 路面清掃車の掃上装置 - Google Patents

路面清掃車の掃上装置

Info

Publication number
JP3428601B2
JP3428601B2 JP22587994A JP22587994A JP3428601B2 JP 3428601 B2 JP3428601 B2 JP 3428601B2 JP 22587994 A JP22587994 A JP 22587994A JP 22587994 A JP22587994 A JP 22587994A JP 3428601 B2 JP3428601 B2 JP 3428601B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sweeping brush
slide member
sweeping
brush
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22587994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0860630A (ja
Inventor
治之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP22587994A priority Critical patent/JP3428601B2/ja
Publication of JPH0860630A publication Critical patent/JPH0860630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3428601B2 publication Critical patent/JP3428601B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、清掃作業中に掃上ブ
ラシで掃き上げられず掃上ブラシに付着した塵埃が掃上
ブラシの後方に飛散することを防止する路面清掃車の掃
上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の路面清掃車の掃上装置として、本
出願人により実公昭60−29461号公報に開示され
たものがあり、これは、接地自在な掃上ブラシと、この
掃上げブラシの側方に配設されたダートシューとを備
え、掃上げブラシの後方を覆う可撓性の防塵フラップを
車体に吊設し、この防塵フラップの下部に、掃上ブラシ
に接触させる案内板を備えた枠体を取付け、この枠体の
左右の腕部に等ピッチ間隔で複数の取付孔を形成し、ま
た、ダートシューの側板とピン連結した左右の連結腕に
連結孔を形成し、複数の取付孔のうち適宜のものと連結
孔を対応させ、両孔にボルトを締め付けて、枠体の腕部
とダートシューの連結腕とを位置調整自在に連結して構
成され、掃上ブラシで掃き上げられずに掃上ブラシに付
着して掃き上げ方向(前方)と逆方向(後方)に運ばれ
た塵埃を防塵フラップで受け止め、その後、この塵埃は
掃上ブラシの下部周面に当接する案内板と掃上ブラシ間
に送り込まれ、再び、掃上ブラシによって前方へ掃き上
げられるようにしたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記掃上装置
の長期使用により掃上ブラシが摩耗してその外径が小さ
くなると、案内板が掃上ブラシ周面から離れてしまい、
後方に運ばれた塵埃を案内板により回収できなくなって
しまう。従って、掃上ブラシが摩耗すると、腕部と連結
腕を連結するボルトを緩めて、案内板の先端が外径の小
さくなった掃上ブラシ周面に当接するように、腕部と連
結腕との相対的な取付位置を調整する必要があり、この
ように一対の腕部と連結腕とを操作する位置調整作業は
作業性が悪いといった問題があった。また、取付孔及び
連結孔からボルトを完全に抜き取って、腕部と連結腕と
の位置調整を行い、その後、腕部の複数の取付孔のうち
適宜の取付孔に連結腕の連結孔を対応させ、再び両孔に
ボルトを締め付け、腕部と連結腕とを連結するようにし
ており、このような案内板の位置調整作業が煩雑である
といった問題があった。また、腕部と連結腕との位置調
整は、腕部に形成した複数の取付孔のピッチによって決
定されるため、掃上ブラシの外形変化に対応してきめ細
かな位置調整ができないといった問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため請求
項1では、枠体の左右端部に前方に伸びる腕部を設け、
この腕部の先端部をスライド部材に枢着し、このスライ
ド部材をダートシューの側板に前後方向に位置調整自在
に取付けたことを特徴とし、請求項2では、腕部の先端
部を、前後方向に伸びる長孔を形成したスライド部材に
枢着し、このスライド部材の長孔を介してダートシュー
の側板に締着具を締め付け、スライド部材をダートシュ
ーの側板に前後方向に位置調整自在に締着したことを特
徴とする。
【0005】
【作用】請求項1では、掃上ブラシが摩耗してその外径
が小さくなると、案内板が外径の小さくなった掃上ブラ
シ周面に当接するように、スライド部材を側板に沿って
スライドさせ、その当接位置でスライド部材をダートシ
ューの側板に位置決めし取り付ける。また、請求項2で
は、掃上ブラシが摩耗してその外径が小さくなると、締
着具を緩めて、案内板が外径の小さくなった掃上ブラシ
周面に当接するように、スライド部材を側板に沿ってス
ライドさせ、再び締着具を締め付けてスライド部材をダ
ートシューの側板に位置決め締着する。
【0006】
【実施例】次に、図面において実施例について説明す
る。図1に示すように、車体1の後部の両側に取付けた
左右の取付板2には左右の支持アーム3,3の一端が揺
動自在に夫々枢着されている。これらの左右の支持アー
ム3,3の他端には支持部4が形成され、左右の支持部
4,4間には掃上ブラシ5が回転自在に支持されてい
る。この掃上ブラシ5は、その一側の軸端に一方の支持
部4に固定した油圧モータ6が接続され、図示の矢印方
向に高速回転するようになっている。また、一方の支持
アーム3の中間部には、その一端を油圧シリンダ(図示
しない)のピストンロッド先端に連結したチェーン7の
他端が連結され、油圧シリンダの作用により左右の支持
アーム3,3は上下に揺動され、掃上ブラシ5は路面に
接地する清掃位置A(図1に実線で示す)と路面から離
反した格納位置B(図1に仮想線で示す)との間を移動
するようになっている。
【0007】11は、前記のように接地自在な掃上ブラ
シ5の前方に配備した塵埃回収用のコンベアである。こ
のコンベア11は、掃上ブラシ5に掃き上げられた路面
上の塵埃を周回する押上板12によって上方へ運び車体
1の上部に設けたホッパー等の収容部内(図示せず)に
投入して回収するようになっている。また、13は、コ
ンベア11と掃上ブラシ5との両側方に配備した接地自
在なダートシューである。このダートシュー13には、
コンベア11と掃上ブラシ5との間の隙間部を遮蔽する
側板14が取付けられている。また、ダートシュー13
と側板14は、チェーン15を介して左右の支持アーム
3,3に夫々連結され、さらに、側板14はコンベア1
1の側板と揺動リンク16を介して連結されている。従
って、清掃作業時にはダートシュー13は掃上ブラシ5
と共に路面に接地した清掃位置Aに位置され、また、回
送時には路面から離反した格納位置Bに保持されるよう
になっている。また、車体1後部のバンパ18には、掃
上ブラシ5の軸方向長さより僅かに大きな左右方向幅を
有するゴム板等の湾曲可能な可撓性の防塵フラップ19
が吊着され、この防塵フラップ19によって掃上ブラシ
5の後方は覆われている。この防塵フラップ19の下端
部には、左右両端に腕部26を有し、図3に示すよう
に、全体としてコ字状に形成された枠体21が取付けら
れ、この枠体21の上面にはゴム板等の可撓性の案内板
22が取付けられている。尚、枠体21及び案内板22
の左右方向幅も防塵フラップ19と同様にして、掃上ブ
ラシ5の軸方向長さより僅かに長く設定されている。
【0008】枠体21の左右両端部において前方に伸び
る腕部26の先端部はダートシュー13の側板14と左
右方向に対向している。また、腕部26の先端部は、略
三角形状のスライド部材31の上部に固定された支持軸
32に回転自在に支持されている。このスライド部材3
1には前後方向に伸びる長孔33が形成され、スライド
部材31は、ダートシュー13の側板14と一体の中間
部材36に当て付けられている。このスライド部材13
の長孔33を介して、ダートシュー13の側板14及び
中間部材36にボルト34(締着具として示す)が螺着
され、ダートシュー13の側板14にスライド部材13
が前後方向に位置調整自在に締着されている。
【0009】次に、以上のように構成された路面清掃車
の作用について説明する。先ず、図1に示すように、掃
上ブラシ5が新品のときには、掃上ブラシ5とダートシ
ュー13とを路面に接地させて、その掃上ブラシ5を矢
印方向に高速回転させながら前進走行すると、車体1前
部の図示しないガッターブラシが路面上に散在している
塵埃類を車体1中央部に掃き集め、さらに、その掃き集
めた塵埃類を車体1後部の掃上ブラシ5が周回中のコン
ベア11に向かって掃き上げる。その結果、掃き上げら
れた塵埃類の大半は周回中のコンベア11に移され、押
上板12によって上方に運ばれ車体1上部に設けた図示
しない収容部内へ投入されて回収される。一方、この掃
き上げによって塵埃類(特に砂塵)の一部が掃上ブラシ
5に付着して、掃上ブラシ5の後方に運ばれるととも
に、掃上ブラシ5部で舞い上がった砂塵も高速回転する
掃上ブラシ5の外周で発生する随伴気流に乗って同様に
後方に運ばれ、図示しない後板及び防塵フラップ19で
受け止められ掃上ブラシ5周面の下部後方に接触した案
内板22と掃上ブラシ5間に送り込まれ、再び高速回転
する掃上ブラシ5によって前方に掃き上げられる。ま
た、図2に仮想線で示すように、上記のような清掃作業
を続けて掃上ブラシ5が摩耗してその外径が小さくなる
と、作業者がボルト34を緩めてスライド部材31を前
方にスライドさせる。すると、スライド部材31に枢着
された枠体21の腕部26とともに案内板22が前方に
移動し、この案内板22の先端部が外径の小さくなった
掃上ブラシ5周面に接触する位置で、再びボルト34を
締め付けてダートシュー13の側板14にスライド部材
31を位置決め締着する。その後、清掃作業が完了する
と、油圧シリンダを作動してチェーン7を引き上げ左右
の支持アーム3,3を上方へ揺動させ、掃上ブラシ5と
共にダートシュー13が上方の格納位置Bに向かって持
ち上げられる。すると、枠体21は、その腕部26が支
持軸32を中心に旋回しながら格納位置Bに持ち上げら
れる。
【0010】以上のように本実施例の掃上装置では、掃
上ブラシ5に付着して掃上ブラシ5後方に運ばれた塵埃
等を防塵フラップ19及び案内板22により再び掃上ブ
ラシ5で前方に掃き上げるようにしたので、掃上ブラシ
5が通過した清掃直後の路面上に砂塵等の塵埃類が飛散
したり、落下して掃き残しとなることはない。また、掃
上ブラシ5の摩耗により掃上ブラシ5の外径が小さくな
るとき、従来のように一対の腕部と連結腕とを操作する
ことなく、腕部のみを操作するだけで案内板22の先端
部を外径変化した掃上ブラシ5の周面に接触させること
ができる。また、従来のようにボルトを完全に抜き取る
必要がなく、ボルト34を緩めてスライド部材31をス
ライドさせるだけの簡易な調整作業で、案内板22の先
端部を外径変化した掃上ブラシ5の周面に接触させるこ
とができる。また、長孔33を介してスライド部材31
の位置調整を行うようにしたので、掃上ブラシ5の外径
変化にきめ細かく対応できる。さらに、清掃位置Aに位
置する掃上ブラシ5を格納位置Bまで持ち上げるとき、
ダートシュー13とともに枠体21及び案内板22も格
納位置Bに持ち上げられるので、路面清掃車は安全に回
送される。尚、前記実施例では、スライド部材13には
長孔33を形成したが、この長孔33を複数の取付孔と
してもよい。
【0011】
【発明の効果】以上より請求項1では、枠体の左右端部
に前方に伸びる腕部を設け、この腕部の先端部をスライ
ド部材に枢着し、このスライド部材をダートシューの側
板に前後方向に位置調整自在に取付けたので、掃上ブラ
シが摩耗しても、従来のように作業性が悪く煩雑な調整
作業を必要とすることなく、この摩耗に応じて案内板を
掃上ブラシ中心に近づけることができ、常に案内板を掃
上ブラシ周面に接触させて良好な塵埃の回収作業を行う
ことができる。また、請求項2では、腕部の先端部を、
前後方向に伸びる長孔を形成したスライド部材に枢着
し、このスライド部材の長孔を介してダートシューの側
板に締着具を締め付け、スライド部材をダートシューの
側板に前後方向に位置調整自在に締着したので、掃上ブ
ラシ5の外径変化にきめ細かく対応して、案内板を掃上
ブラシ周面に接触させて良好な塵埃の回収作業を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】路面清掃車の掃上装置の要部部分断面図であ
る。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2の平面図である。
【符号の説明】
5 掃上ブラシ、 13 ダートシュー、 14 側
板、19 防塵フラップ、 21 枠体、 22 案内
板、 26 腕部 31 スライド部材、 33 長孔、 34 ボルト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地自在な掃上ブラシと、この掃上げブ
    ラシの側方に配設されたダートシューとを備え、掃上げ
    ブラシの後方を覆う可撓性の防塵フラップを車体に吊設
    し、この防塵フラップの下部に、掃上ブラシに接触させ
    る案内板を備えた枠体を取付けて成る路面清掃車の掃上
    装置において、枠体の左右端部に前方に伸びる腕部を設
    け、この腕部の先端部をスライド部材に枢着し、このス
    ライド部材をダートシューの側板に前後方向に位置調整
    自在に取付けたことを特徴とする路面清掃車の掃上装
    置。
  2. 【請求項2】 腕部の先端部を、前後方向に伸びる長孔
    を形成したスライド部材に枢着し、このスライド部材の
    長孔を介してダートシューの側板に締着具を締め付け、
    スライド部材をダートシューの側板に前後方向に位置調
    整自在に締着したことを特徴とする請求項1記載の路面
    清掃車の掃上装置。
JP22587994A 1994-08-25 1994-08-25 路面清掃車の掃上装置 Expired - Lifetime JP3428601B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22587994A JP3428601B2 (ja) 1994-08-25 1994-08-25 路面清掃車の掃上装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22587994A JP3428601B2 (ja) 1994-08-25 1994-08-25 路面清掃車の掃上装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0860630A JPH0860630A (ja) 1996-03-05
JP3428601B2 true JP3428601B2 (ja) 2003-07-22

Family

ID=16836302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22587994A Expired - Lifetime JP3428601B2 (ja) 1994-08-25 1994-08-25 路面清掃車の掃上装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3428601B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0860630A (ja) 1996-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4173052A (en) Riding sweeper
US5884359A (en) Surface cleaning apparatus
EP0982437B1 (en) Sweeping machine with movable recirculation flap
JP3428601B2 (ja) 路面清掃車の掃上装置
JPH10178895A (ja) 芝生面清掃機
JPH0860629A (ja) 路面清掃車の掃上装置
AU9226398A (en) Belt edge scraper
JP3871319B2 (ja) 床材剥がし方法
JP3189938B2 (ja) 路面清掃車
US6449800B1 (en) Blower apparatus with brush for scavenging surface
JP2771835B2 (ja) 路面清掃車
JPH0860628A (ja) 路面清掃車の掃上装置
JP4205253B2 (ja) 除雪機
JP2540007Y2 (ja) 床材剥捲機
JP3450723B2 (ja) レーストラック用清掃車
JP2534645Y2 (ja) 移動農機のバンパー
JP2549848B2 (ja) 整畦機
JP2004073147A (ja) 農作業機
JPH0748020Y2 (ja) エッジャの安全カバー
JPH0718135B2 (ja) 移動路面清掃機
JP3453749B2 (ja) 空気流清掃車におけるピックアップヘッドのダートシュー装置
JP3428608B2 (ja) 路面清掃車
JPS6218549Y2 (ja)
JPH0642557U (ja) 履帯式走行装置における異物除去装置
JP2542030Y2 (ja) ロータリ作業機のエプロン枢着部カバー装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140516

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term