JP3428608B2 - 路面清掃車 - Google Patents

路面清掃車

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JP3428608B2
JP3428608B2 JP02842296A JP2842296A JP3428608B2 JP 3428608 B2 JP3428608 B2 JP 3428608B2 JP 02842296 A JP02842296 A JP 02842296A JP 2842296 A JP2842296 A JP 2842296A JP 3428608 B2 JP3428608 B2 JP 3428608B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、メインブラシの回転
によって路面上のゴミを掃き上げた後斜上後方へ飛ばし
てホッパーに入れるようにしてある路面清掃車に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の路面清掃車として、特開昭59−
35421号公報に開示されたものがあり、これは、ゴ
ミをホッパー内の奥深くに飛ばすように、メインブラシ
で掃きあげられたゴミを回転するエレベータパドルでは
ねとばすように構成されたものであったが、この路面清
掃車ではエレベータパドルを付設する分だけ構造が複雑
で、かつ、大型になってしまうといった問題があった。
【0003】そこで、この問題を解決する路面清掃車と
して、メインブラシの外周前部に接触する制御フラップ
を、その下端を車体に支持させて上部を自由端としてメ
インブラシの前方に配設し、メインブラシの回転によっ
て前方へ掃き上げられた路面上のゴミを、メインブラシ
と制御フラップとの間に引き上げ、その後、メインブラ
シと制御フラップとの接触が離れる位置でそのゴミを斜
上後方へはねとばしてホッパー内の奥深くに回収するよ
うにしたものがあった(特開平2−243810号、
特願平7−184736号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術において、制御フラップとメインブラシとの接
触点下側のくさび状空間部分の高さ位置は路面近くに設
定されるほど、掃きあげられたゴミが直ちに制御フラッ
プとメインブラシとの間に挟まれ、土砂や小石等のゴミ
清掃能力が向上することとなるが、従来技術ではこのく
さび状空間部分が制御フラップの下端取付位置より必ず
上方に位置しており、また、制御フラップの下端取付位
置と路面との間には大きなゴミが通過し得る隙間が設定
されているため、くさび状空間部分が路面より相当遠く
なっており、その結果、そのようなくさび状空間部分ま
で確実にゴミを掃き上げて十分なゴミ清掃能力を得るた
めにメインブラシの回転数を上げる必要があった。
【0005】また、上記従来の技術では、メインブラ
シの前方に可動ブラケットを上下揺動自在に支持し、こ
の可動ブラケットに、制御フラップ及び路面に摺接する
摺接フラップとを設けると共に、制御フラップをメイン
ブラシ側に押え込むためのガイド金具を設け、路面上に
大きなゴミがある場合には、そのゴミが可動ブラケット
に干渉して可動ブラケットが持ち上げられ、その隙間を
通ってゴミがメインブラシの前方へ位置し、上述のよう
にメインブラシで掃きあげられホッパー内に回収される
ように構成されていたが、大きなゴミによって可動ブラ
ケットが持ち上げられる際、可動ブラケット先端とメイ
ンブラシとの間に摺接フラップが巻き込まれ、この摺接
フラップは、メインブラシの回転による引上げ力とガイ
ド金具による押込み力とによって元の摺接位置に戻らず
清掃不能となってしまう問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願では、制御フラップ
を、その下部に路面との間に所定の隙間を有するループ
状のたるみ部が形成されるようにメインブラシの前方に
配設した。従って、大きなゴミも何ら不都合なく清掃す
ることができ、しかも、ゴミ清掃能力が高く、簡易構成
の路面清掃車を提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本願では、走行可能な車体に、ゴ
ミ回収用のホッパーと、ゴミ掃き上げ用のメインブラシ
と、メインブラシの外周面前部に接触する可撓性の制御
フラップと、メインブラシの前後左右を囲み路面に摺接
する摺接フラップとを備え、メインブラシの回転によっ
て前方へ掃き上げられた路面上のゴミを、メインブラシ
と制御フラップとの間で案内して後方へ飛ばしホッパー
内へ入れるようにしてある路面清掃車において、前記制
御フラップを、その下部に路面との間に所定の隙間を有
するループ状のたるみ部が形成されるようにメインブラ
シの前方に配設して構成した。従って、路面上に大きな
ゴミがある場合には、このゴミはたるみ部と路面との間
の隙間を通って、あるいは、摺接フラップと共に制御フ
ラップを撓ませてメインブラシ前方に容易に入り込みこ
のゴミを何ら不都合なく清掃することができ、また、た
るみ部によりくさび状空間部分が低い位置に設定され、
ゴミ清掃能力を向上させ得る。
【0008】また、たるみ部のブラシ対向側面がメイン
ブラシ周面に接触するように制御フラップを位置保持す
るガイドフラップを設けて構成すれば、ゴミ回収限界位
置をより低い位置に設定でき、さらにゴミ清掃能力を高
めることができる。
【0009】また、ガイドフラップを制御フラップのた
るみ部内に配設して構成すれば、路面上にある大きなゴ
ミが摺接フラップと共に制御フラップ及びガイドフラッ
プを撓ませた際、摺接フラップが制御フラップとメイン
ブラシとの間に巻き込まれても、ガイドフラップの復元
力によって、摺接フラップは巻き込みが解除され元の位
置に戻ることができる。
【0010】さらに、メインブラシ前方の摺接フラップ
と制御フラップとガイドフラップの車体への取付位置を
一致させ、これらの3つのフラップを共通の取付部材で
一体に取付けて構成すれば、各フラップの車体への取付
作業を容易に行うことができ、取付部材の使用数を減ら
すことができる。
【0011】
【実施例】次に、図面において路面清掃車1の実施例に
ついて説明する。先ず、図1において、車体2には、周
知構成の駆動輪3、従動車4、ハンドル5、前後進レバ
ー6、運転席7等が設けられている。また、車体2の下
部に設けてあるゴミ掃き上げ室9と車体2の後部に設け
てあるゴミ回収室10とは開口8を介して連通されてい
る。上記ゴミ回収室10の下側部分はホッパー11で構
成してあり、このホッパー11は周知のように車体2に
一体的に又は着脱自在に取り付けられている。また、図
2に示すように、車体2には支持アーム13の一端が支
持点14を中心として上下揺動自在に支持され、この支
持アーム13の他端にはメインブラシ15が回転自在に
支持され、このメインブラシ15は上記掃き上げ室9内
で上下動自在となっている。メインブラシ15を路面上
に降ろすと図示しない駆動機構により矢印方向へ回転さ
れ、メインブラシ15を路面上から持ち上げるとその回
転が停止されるようになっている。
【0012】次に、図2に示すように、メインブラシ1
5の前方において車体2には固定ブラケット17が取付
けられている。この固定ブラケット17の前面には摺接
フラップ18の上端部が、また、固定ブラケット17の
後面には制御フラップ19の下端部及びガイドフラップ
20の一端部が夫々の取付位置を一致させ、取付部材と
して例示する取付ねじ21及び取付ナット22によって
一体に取り付けられている。1組の取付ねじ21と取付
ナット22は機幅方向に沿って5箇所設けられている。
上記摺接フラップ18は、メインブラシ15幅と略同じ
幅に設定されると共に、その下端部が路面に摺接し、か
つ、図4に示すように、後述の隙間Sより小さなゴミB
によって撓んだときには先端がメインブラシ15外周に
接触しない長さに設定されている。
【0013】また、制御フラップ19の上端部はメイン
ブラシ15直上において車体2の案内板24に取り付け
られている。制御フラップ19は、その下部に路面との
間に所定の隙間Sを有する下方へたるんだループ状のた
るみ部25が形成される状態でメインブラシ15の外周
前部に接触する長さに設定されると共に、前記摺接フラ
ップ18と同様にしてメインブラシ15幅と略同じ幅に
設定されている。そして、制御フラップ19とメインブ
ラシ15との接触点の下側のくさび状空間部分P(図2
に示す)の高さ位置は、制御フラップ19の下端取付位
置より下方であって従来より路面に近い高さ位置となっ
ており、ゴミ回収能力の高い物となっている。
【0014】また、制御フラップ19のたるみ部25内
に位置するガイドフラップ20先端がたるみ部25の内
側面に接触することによって、たるみ部25は、そのブ
ラシ対向側面25aの上部がメインブラシ15外周に接
触するように位置保持され、くさび状空間部分Pはさら
に路面近くに位置設定されることとなる。さらに、図3
に示すように、路面上に隙間Sより大きなゴミCがある
とき、このゴミCによって摺接フラップ18と共に制御
フラップ19及びガイドフラップ20が撓み、摺接フラ
ップ18は、その先端が制御フラップ19とメインブラ
シ15との間に巻き込まれることとなるが、ガイドフラ
ップ20の復元力によって摺接フラップ18と共に制御
フラップ19は元の位置に戻されるようになっている。
【0015】さらに、メインブラシ15が図2に示すよ
うに新品のときと同様にして、図5に示すように大量に
摩耗したときにも、制御フラップ19は自体の弾力によ
ってメインブラシ15の外周前部と接触した状態を保
ち、また、制御フラップ19のたるみ部25と前記支持
アーム13の支持点14とは前後方向に略同じ位置に配
設されているので、メインブラシ15の摩耗により支持
アーム13が下方に揺動しても、たるみ部25は、その
形状がほとんど変化せず、ガイドフラップ20にガイド
されて安定した位置に保持され続けるようになってい
る。
【0016】次に、上記メインブラシ15の後方におい
て車体2には可動ブラケット27が前後位置調整自在に
取り付けられ、この可動ブラケット27には摺接フラッ
プ28の上端部が取り付けられている。この摺接フラッ
プ28はその下端部が路面と摺接する長さに設定される
と共に、メインブラシ15幅と略同じ幅に設定されてい
る。また、メインブラシ15の後方において車体2には
戻しフラップ29の上端部が取り付けられている。この
戻しフラップ29はその下端が路面近くまで伸びる自由
端になっている。さらに、戻しフラップ29の下部は、
前記可動ブラケット27に取り付けられた押し部材30
によってメインブラシ15側に押され、メインブラシ1
5外周後部に接触するようになっている。
【0017】尚、図1中31は周知のフィルター、32
は同じくブロアーを示し、33は、メインブラシ15の
幅方向両側において車体2に取り付けられた摺接フラッ
プである。上記各摺接フラップ18,28,33は厚さ
1.6mm、制御フラップ19は厚さ1.0mm、さらに、
ガイドフラップ20は厚さ3.2mmのウレタンゴムで構
成されているが、これに限定されることなく、比較的軽
量な紙くずや落葉等のかさばったゴミや空き缶等大きな
ゴミが、各フラップ18,28…を容易に撓ませる程度
の可撓性を備えた材質であれば良い。
【0018】次に、以上のように構成された路面清掃車
の作用について説明する。エンジンを作動させるとブロ
アー32が作動してゴミ回収室内10の空気をフィルタ
ー31を介して吸引し、その結果メインブラシ15付近
の空気を開口8からゴミ回収室内10へ吸引する。従っ
て、後述するようにメインブラシ15が回転したとき発
生する埃をゴミ回収室内10に吸引でき、外部へ埃が大
量に飛散することを防止することができる。
【0019】そして、メインブラシ15を路面上に降ろ
すと矢印方向に回転され、この状態で作業者がハンドル
5及び前後進レバー6を操作して路面清掃車1を前進さ
せる。すると、図2に示すように、路面上の土砂や小石
等の小さなゴミAが摺接フラップ18と路面との間を通
ってメインブラシ15に到り、これらのゴミAはメイン
ブラシ15の回転によって前方に掃きあげられ、メイン
ブラシ15と制御フラップ19との間に入れられる。そ
して、メインブラシ15と制御フラップ19との間に入
ったゴミAはメインブラシ15によってさらに上方に引
き上げられ、その後、メインブラシ15と制御フラップ
19との接触が離れる上側の位置で、メインブラシ15
の外周面の接線方向へ飛ばされる。
【0020】そして、接線方向に飛ばされたゴミAは、
案内板24に沿ってゴミ回収室10の奥深くに飛散さ
れ、これによりホッパー11内の奥の方からゴミAを収
容できてホッパー11の口元からゴミAがこぼれるのを
防止でき、ゴミAをホッパー11内に効率良く回収する
ことができる。また、接線方向に飛ばされたゴミAのう
ちホッパー11とメインブラシ15との間に入り込むゴ
ミAは、メインブラシ15と戻しフラップ29との間に
入り込み、戻しフラップ29によってゴミAが路面上に
落下しないうちにメインブラシ15と路面間に食い込ま
れ、再びメインブラシ15によって前方へ掃きあげら
れ、ゴミAが路面上に掃き残されるのを防止できる。
【0021】次に、路面上にある空き缶や紙くず等がか
さばった大きなゴミを清掃する場合において、図4に示
すように、そのゴミBがたるみ部の隙間Sより小さなと
きには、路面清掃車1の前進により、ゴミBは、摺接フ
ラップ18を撓ませ隙間Sを通ってメインブラシ15に
到り、上記清掃作用と同様にしてメインブラシ15の回
転によって前方へ掃きあげられた後ホッパー11内に回
収される。また、ゴミBとの接触によって撓んだ摺接フ
ラップ18の下端はメインブラシ15と接触せず、この
摺接フラップ18はゴミBとの接触が離れると自体の復
元力によって元の位置に戻り、引き続き清掃作業を行う
こととなる。
【0022】また、図3に示すように、路面上にあるゴ
ミCが隙間Sより大きなときには、路面清掃車1の前進
により、ゴミCは、先ず摺接フラップ18を撓ませ、次
いで摺接フラップ18と共に制御フラップ19及びガイ
ドフラップ20を撓ませ、メインブラシ15に到り、上
記清掃作用と同様にしてメインブラシ15の回転によっ
て前方へ掃きあげられ後ホッパー11内に回収される。
また、ゴミCとの接触によって撓んだ摺接フラップ18
の下端部は制御フラップ19とメインブラシ15との間
に巻き込まれることがあるが、この場合、摺接フラップ
18とゴミCとの接触が離れると、ガイドフラップ20
の復元力によって摺接フラップ18は制御フラップ19
と共にメインブラシ15の引上げ力に抗して元の位置に
戻り、引き続き清掃作業を行うこととなる。
【0023】次に、路面清掃車1の長期使用によりメイ
ンブラシ15が摩耗したときの作用について説明する。
図5に示すようにメインブラシ15の摩耗によりその外
径が小さくなった場合でも、制御フラップ19は自体の
弾力によってメインブラシ15側へ移動して外周前部に
接触した状態を続ける。また、メインブラシ15の外径
が小さくなって、支持アーム13が支持点14を中心に
して下方に揺動移動しても、たるみ部25は、メインブ
ラシ15新品時の形状をほとんど変化させることなく、
ガイドフラップ20によって安定した位置に保持される
ようになっている。その結果、メインブラシ15が摩耗
してもメインブラシ15新品時の作用と同様にして、ゴ
ミをホッパー11内に奥の方から回収することができ
る。尚、メインブラシ15の外径が小さくなったとき、
戻しフラップ29は押し部材30の弾力によってメイン
ブラシ15の外周後部に接触し続けるが、確実に接触さ
せるには、図5に示すように可動ブラケット27の取付
位置をメインブラシ15側へ移動させると良い。
【0024】以上のように本実施例では、メインブラシ
15の前方にメインブラシ15外周前部に接触する制御
フラップ19を設けるだけで、メインブラシ15で掃き
あげられたゴミをホッパー11内の奥深くに飛ばして確
実に回収することができ、従来のように可動式のエレベ
ータパドルや可動ブラケットを設ける必要がなく、簡易
構成で小型な路面清掃車1を提供することができる。ま
た、上記実施例では、空き缶等の大きなゴミB,Cによ
って摺接フラップ18と共に制御フラップ19及びガイ
ドフラップ20が容易に撓むようになっているので、大
きなゴミB,Cも土砂や小石等の小さなゴミAと同様に
して清掃することができ、かつ、制御フラップ19の下
端取付位置より下方に向かってループするたるみ部25
を設けたので、くさび状空間部分Pは、制御ラップ19
の下端取付位置より下方であって従来より路面近い高さ
位置に設定されることとなり、メインブラシ15の回転
数をあげることなくゴミ清掃能力の高い路面清掃車1を
提供することができる。
【0025】また、上記実施例では、ガイドフラップ2
0によってたるみ部25をメインブラシ15側へガイド
しているので、くさび状空間部分Pがより路面近くに設
定されており、さらにゴミ清掃能力の高い路面清掃車1
となっている。また、路面上にある大きなゴミCによっ
て、摺接フラップ18と共に制御フラップ19及びガイ
ドフラップ20が撓まれた際、制御フラップ19とメイ
ンブラシ15との間に摺接フラップ18が巻き込まれて
も、ガイドフラップ20の復元力によって摺接フラップ
18が元の位置に戻ることができ、いちいちメインブラ
シ15の回転を停止させる必要はない。また、摺接フラ
ップ18、制御フラップ19及びガイドフラップ20を
取付ねじ21と取付ナット22によって固定ブラケット
17に一体に取り付けるようにしたので、各フラップ1
8,19…の取付作業を容易に行うことができると共
に、取付ねじ21やナット22の使用数を減らすことが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本願では、走行可能な車体
に、ゴミ回収用のホッパーと、ゴミ掃き上げ用のメイン
ブラシと、メインブラシの外周面前部に接触する可撓性
の制御フラップと、メインブラシの前後左右を囲み路面
に摺接する摺接フラップとを備え、メインブラシの回転
によって前方へ掃き上げられた路面上のゴミを、メイン
ブラシと制御フラップとの間で案内して後方へ飛ばしホ
ッパー内へ入れるようにしてある路面清掃車において、
前記制御フラップを、その下部に路面との間に所定の隙
間を有するループ状のたるみ部が形成されるようにメイ
ンブラシの前方に配設したので、空き缶等の大きなゴミ
も土砂や小石等の小さなゴミと同様にして清掃すること
ができ、かつ、ゴミ清掃能力の高い路面清掃車を提供す
ることができる。
【0027】また、たるみ部のブラシ対向側面がメイン
ブラシ周面に接触するように制御フラップを位置保持す
る可撓製のガイドフラップを設ければ、さらにゴミ清掃
能力を向上させることができる。
【0028】また、ガイドフラップを制御フラップのた
るみ部内に配設すれば、大きなゴミ清掃時に、制御フラ
ップとメインブラシとの間に巻き込まれた摺接フラップ
を自動的に元の位置に戻すことができる。
【0029】さらに、メインブラシ前方の摺接フラップ
と制御フラップとガイドフラップの車体への取付位置を
一致させ、これらの3つのフラップを取付部材で一体に
取付ければ、各フラップの取付作業を容易に行うことが
できると共に、取付部材の使用数を減らすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を断面とした路面清掃車の側面図である。
【図2】図1の要部拡大図であり、小さなゴミ清掃時の
作用説明図である。
【図3】大きなゴミ清掃時の作用説明図である。
【図4】大きなゴミ清掃時の作用説明図である。
【図5】メインブラシ摩耗時の作用説明図である。
【符号の説明】
1 路面清掃車、 2 車体、 11 ホッパー、15
メインブラシ、 18,28,33 摺接フラップ、
19 制御フラップ、 20 ガイドフラップ、 21
取付ねじ、22 取付ナット、 25 たるみ部、
25a ブラシ対向側面、S 隙間

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行可能な車体に、ゴミ回収用のホッパ
    ーと、ゴミ掃き上げ用のメインブラシと、メインブラシ
    の外周面前部に接触する可撓性の制御フラップと、メイ
    ンブラシの前後左右を囲み路面に摺接する摺接フラップ
    とを備え、メインブラシの回転によって前方へ掃き上げ
    られた路面上のゴミを、メインブラシと制御フラップと
    の間で案内して後方へ飛ばしホッパー内へ入れるように
    してある路面清掃車において、前記制御フラップを、そ
    の下部に路面との間に所定の隙間を有するループ状のた
    るみ部が形成されるようにメインブラシの前方に配設し
    たことを特徴とする路面清掃車。
  2. 【請求項2】 前記たるみ部のブラシ対向側面がメイン
    ブラシ周面に接触するように制御フラップを位置保持す
    る可撓製のガイドフラップを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の路面清掃車。
  3. 【請求項3】 前記ガイドフラップを制御フラップのた
    るみ部内に配設したことを特徴とする請求項2記載の路
    面清掃車。
  4. 【請求項4】 メインブラシ前方の摺接フラップと制御
    フラップとガイドフラップの車体への取付位置を一致さ
    せ、これらの3つのフラップを取付部材で一体に取付け
    たことを特徴とする請求項2又は3記載の路面清掃車。
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