JP2534345Y2 - ピアス台紙 - Google Patents

ピアス台紙

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JP2534345Y2
JP2534345Y2 JP1990080695U JP8069590U JP2534345Y2 JP 2534345 Y2 JP2534345 Y2 JP 2534345Y2 JP 1990080695 U JP1990080695 U JP 1990080695U JP 8069590 U JP8069590 U JP 8069590U JP 2534345 Y2 JP2534345 Y2 JP 2534345Y2
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昌夫 山田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はピアス等の小物装飾品を取り付けてある展示
用紙などを包装するに際し、この紙を固定するようにし
た台紙に関する。
〔従来技術とその問題点〕
ピアスとは、耳朶に孔を開け、この孔に一部を挿通し
て止め具で耳朶に保持させるようにした装飾品の一種で
ある。このピアスをショウウィンドウに展示し、あるい
はこの展示用紙に装着した状態で包装紙で包むなどして
従来は引き渡していた。
上記した展示用紙は例えば第2図で示したようにやや
厚手の展示用紙1にスジ押し1a,ピアス(図示せず)取
付用の小孔1b,1c,1d,1eを形成したもので、スジ押し1a
部から折り曲げると小孔1bと1d、小孔1cと1eが夫々対向
し、夫々の小孔にピアスを恰かも耳朶に取付けるように
挿通し、裏側から止め具で取付けて展示する。
この展示用紙1は定価表や品質(真珠,ルビー,18金,
22金等)表示ラベルを兼ねるようにしてあるのが通常で
ある。
上記したような包装の方法、即ちピアスを取付けた展
示用紙1をそのまま包装紙で包むなどの方法は、繊細で
高価な装飾品を包装するのに相応しくない等の考え方か
ら、展示用紙1を一旦台紙などに取り付け、この台紙を
包装用化粧ケース等に納めて顧客に手渡すなどの方法が
採られるようになった。
この従来用いられていた台紙は例えば第7図で示した
ように台紙2にはピアスの止め具(図示せず)の逃げ孔
2a,舌片2b,2cを形成し、該舌片2b,2cは夫々部分抜き2
b1,2c1によって形成され、スジ押し2b2,2c2によって
曲げ癖が付けられている。
この舌片2b,2cに前記展示用紙1(第2図)の両端部
を第8図で示したように挟持させて取り付け、第6図で
示した化粧ケース3に装着して顧客に引き渡していた。
第6図で示した化粧ケース3は、第4図で示したブラ
ンクを組立てて形成したもので、これを第4図乃至第6
図によって説明すると、第4図において3はスジ押し3a
〜3fによって曲げ癖をつけれられている展開状態の化粧
ケースで、該展開状態の化粧ケース3において3gはスジ
押し3aによって区画される糊代部、3h,3iはスジ押し3b,
3cによって区画される端面、3j,3kはスジ押し部3e,3fに
よって区画される外蓋部、3l,3mはスジ押し3dによって
相互を区画される胴部である。
第5図において、糊代3gに接着剤を塗布し、スジ押し
3a,3dで曲げて胴部3mの端部に接着させた状態が示して
いる。このあと、端面3h,3jをスジ押し3b,3eに沿って折
り曲げて中央部が膨らんだ形状の化粧ケース3が半ば形
成される。そこへ端面3c,3fの側から第8図で示した台
紙2を挿入し、端面3i,3fを端面3h,3jと同様に閉じて包
装を完了する。
以上の如き従来の台紙2によれば、舌部2b,2cに展示
用紙1を挟持させる作業が困難であった。即ち、展示用
紙1の両端部を挟持させる場合、一方の舌部が完全に折
れ易く、挟持の役に立たなくなることがあるなど、顧客
を待たさないで短時間に手際よく顧客の求めに応ずるに
は熟練を要した。
そこで、第9図で第2の実施例として示したように、
台紙4にピアスの止め具(図示せず)の逃げ孔4a,4b,抜
き部4c1で形成される舌部4cを設け、特にスジ押し加工
は施さないようにしたものが提案された。
この台紙4を第10図で示したように舌部4cで展示用紙
1の下端部を挟持させ、以後前記第1の従来例と同様に
化粧ケース3に収納する。
この第2の従来例の場合、展示用紙1を台紙4に装着
させることが、速やかにできるので問題はないが、台紙
4を加工する場合、コストが掛かり過ぎる問題点があっ
た。即ち、この種の紙製品は抜き型で抜き加工される
が、逃げ孔4a,4b,舌部4cなどのように抜き加工すべき対
象が3ヶ所ともなると抜き型の作成に手間が掛かり抜き
型の加工コストが上昇するほか、故障率も高くなり耐久
性が悪くなるなどの問題点があった。
そこで、第3の従来例の如く舌部とピアス止め具の逃
げ孔とを兼用するようにして一ケ所にまとめたものが提
案された。
これを第11図乃至第12図によって説明すると、同図に
おいて5は舌部5aを形成すると共にピアスの止め具(図
示せず)の逃げ部を兼ねる逃げ孔5bを設けられた台紙で
ある。
この第3の実施例の場合、操作性に問題点があった。
即ち、第12図で示したように、台紙5は舌部5aに展示用
紙1を挟持させる際、舌部5aが1ケ所しかなく、方向性
を有するので、ピアス(図示せず)を取付けた展示用紙
1を一方の手で持ち、他方の手に台紙5を持った場合、
台紙5の向きがアベコベであると舌部5a部に展示用紙1
を挟み込むことができない。このようなときには手に持
った台紙5を一旦下に置き、向きを変えて持ち直してか
ら改めて舌部5aに挟み込ませるようにする。売場が立て
混んでいるときなど忙しい時にはこの操作性の悪さが顧
客を待たせ、売上げを低下させるなどの問題点があっ
た。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の短所に鑑み、抜き加工部分が一ケ
所でよく、且つ台紙を手で取り上げる位置が方向性がな
く、正逆何れの位置で手に取っても展示用紙を挟み込む
ことができるようにしたピアス台紙を提供することを目
的とする。
〔考案の要点〕
上記目的は本考案によれば、ピアス取付用紙を保持す
るための舌部と、ピアス取付用止め具の逃げ孔とを有
し、上記舌部を形成するための孔部は上記逃げ孔と共通
に形成されると共に、該舌部を上下対称に形成してなる
ことを特徴とするピアス台紙を提供することにより達成
される。
〔実施例〕
以下、本考案を図示した実施例によって説明する。
第1図は本考案の実施例の正面図である。
同図において、6は舌部6aに対向する舌部6b,該舌部6
a,6bを形成すると共にピアスの止め具(図示せず)の逃
げ部を形成している逃げ孔6cを形成した台紙である。
第2図で示したピアスの展示用紙1をスジ押し1aの部
分で折り曲げると小孔1bと1cとが対向し、小孔1cと1eと
が対向する位置になる。この状態の展示用紙1に対し、
一対の内の一方のピアス(図示せず)の金属棒状部分
(耳朶に明けたピアス取付用小孔に挿通させる部分)を
展示用紙の小孔1b,1dに挿通させ、外部から止め具で止
め、他方の小孔1c,1eに対しても他方のピアスによって
同様にする。この状態で展示用紙1を真横から観察する
と恰かも大文字の英字“A"に似た形状となる。
上記したように、不図示のピアスを取付けた展示用紙
1を台紙6に取付けた状態を第3図に示す。
同図において舌部6a,6bは特にスジ押し等を施してい
ないが、台紙6は可撓性があるのでスジ押しは不要であ
る。舌部6bをやや反らせ、台紙6の厚さ方向に僅かな隙
間を作り、この隙間に展示用紙1の折り曲げ側、即ちス
ジ押し1aの側を挿し込んで台紙6自体の可撓性で挟持さ
れる。舌部6aの付根部分に迄展示用紙1を押し込むこと
により、展示用紙1に取り付けられているピアスの止め
具(図示せず)が逃げ孔6cに対向する位置に納まる。従
って、展示用紙1は台紙6との間に止め具が挟まって浮
き上がるようなこともなく、密着した状態で台紙6に取
り付けられる。
台紙6は逃げ孔6cによってその上下に対向するよう
に、即ち、上下何れの方向でも舌部6aあるいは舌部6bが
同じ状態であるように形成されているから、台紙6を手
に持って展示用紙1を台紙6に取り付けるのに際し、台
紙6の上下何れの側を手に取ってもそのまま持ち換える
ことなく展示用紙1を舌部6a,6bの何れかで挟み付ける
ことができる。
以後、化粧ケース3に台紙6を収納して顧客に引き渡
すが、その際台紙6の外周部の輪郭形状は、組み立てた
状態の化粧ケース3(第6図)の輪郭形状に沿うように
形成されているので、台紙6をケース3に収納すると、
ケース3の内部に台紙6がガタや偏寄りを生じることな
く安定した保持がされる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、以上の如くピアスを取付けた展示用
紙を台紙に取付ける為に、該台紙にピアス止め具の逃げ
と展示用紙を挟持する舌部とを1ケ所の逃げ孔で形成す
るものであるから、抜き加工用の型作成の費用が低く、
従って台紙の加工コストが低減される。
さらに本考案によれば、台紙を挟持するための舌部が
逃げ孔の上辺と下辺とにそれぞれ対向して設けられてい
る為、展示用紙を台紙に取付けるに際し台紙を持ち替え
る必要がなく、台紙を手に取るなり素早くセットでき、
顧客を待たせずにサービスできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、 第2図は展示用紙の展開図、 第3図は折畳んだ展示用紙を台紙に取付けた状態を示す
組立図、 第4図は本考案の台紙を収納するケースの展開図、 第5図は第4図の中間組立図、 第6図は第5図を完全に組立て、台紙を収納した状態を
示すケース、 第7図は第1の従来例の正面図、 第8図は第7図に展示用紙を取付けた状態を示す組立
図、 第9図は第2の従来例の正面図、 第10図は第9図に展示用紙を取付けた状態を示す組立
図、 第11図は第3の従来例の正面図、 第12図は第11図に展示用紙を取付けた状態を示す組立図
である。 6……台紙、6a,6b……舌部、6c……逃げ孔.

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピアス取付用紙を保持するための舌部と、 ピアス取付用止め具の逃げ孔とを有し、 上記舌部を形成するための孔部は上記逃げ孔と共通に形
    成されると共に、該舌部を上下対称に形成してなること
    を特徴とするピアス台紙。
JP1990080695U 1990-07-31 1990-07-31 ピアス台紙 Expired - Lifetime JP2534345Y2 (ja)

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JP1990080695U JP2534345Y2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31 ピアス台紙

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JPH0438755U JPH0438755U (ja) 1992-04-02
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