JP2548628Y2 - 耳飾りの展示台 - Google Patents

耳飾りの展示台

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JP2548628Y2
JP2548628Y2 JP1990091721U JP9172190U JP2548628Y2 JP 2548628 Y2 JP2548628 Y2 JP 2548628Y2 JP 1990091721 U JP1990091721 U JP 1990091721U JP 9172190 U JP9172190 U JP 9172190U JP 2548628 Y2 JP2548628 Y2 JP 2548628Y2
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JP
Japan
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leg
display
earrings
streak
back surface
Prior art date
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JP1990091721U
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JPH0448864U (ja
Inventor
昌夫 山田
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TAMAPACK Co.,Ltd.
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TAMAPACK Co.,Ltd.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はピアス、イアリング等の耳飾りをショウウィ
ンドやショウケースなどに展示するための耳飾りの展示
台に関する。
〔従来の技術〕
貴金属や宝石あるいはこれらの類似品等により身体を
飾るアクセサリにおいて、イヤリング,ピアスなどは耳
朶に取り付けるものであるため他のアクセサリに比較す
ると小型である。従って、収納ケースに格納して蓋を開
けた状態や陳列棚にただ置いた状態では目立たず、陳列
効果も少ないため従来から陳列手段に各種工夫を凝らし
ていた。
これらショウウィンドウで陳列効果を挙げるためには
ディスプレイに費用を掛け、デラックスなものにすれば
よいがピアスは耳朶に孔を穿ち、この部分に取り付ける
ものであるから重いものを取り付けることができず、従
って小型軽量なものであり、またイヤリングも単にバネ
またはネジで耳朶を挟み付けるだけの方法で取り付ける
ものであるため、紛失し易く、重量があると特に外れ易
くなるのでピアスと同様に小型であり、ピアスよりも特
に誤って外れて紛失する可能性が高いものである。
このため、ピアスやイヤリングには一般には高価なも
のは用いられないが、アクセサリとしての効果、即ち人
目を引き易い点では指輪やブレスレットなどよりも抜群
に高い効果を有し、かつ安価であるので特に若年層の女
性や一部では男性など広い範囲で用いられている。
従って、各種アクセサリ中、ピアス、イヤリングは比
較的売れ筋の商品ではあるが一部高価なものを除いては
コストが低く、このためディスプレイに費用を掛けるこ
とができない。そこで従来は軽金属やプラスチックスな
どコストの低い手段によってディスプレイするようにし
ていた。
〔従来技術の問題点〕
このようにプチスチックス等で形成した展示台は、熱
可塑性樹脂を塑性成形したものであるため、貯蔵や運搬
にスペースを要し、且つコストも掛かり、またデザイン
が決まってから製品化するのに時間を要するなどの問題
点があった。
又、従来の展示台装着時は、装飾部のみが表出し、実
際の装着時の全体像をイメージしにくいという欠点があ
った。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来技術の問題点に鑑み、紙または紙に
準ずる他の素材を用いることによって組立てと解体とが
容易に行えて貯蔵や運搬にスペースを要さず、且つ低コ
ストであり、更にデザイン創成から製品化迄が短時間で
行えるようにし、又、人の耳朶に見立てデザインし、実
際の装着状態により近く、自然な感じでディスプレイで
きる耳飾りの展示台を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
上記目的は本考案によれば、紙または紙に準ずる折り
曲げ可能な素材を打ち抜き加工し、スジ押しにより表側
部分と裏側部分とに分け、表側部分は正面展示部と、該
正面展示部に引き続く正面と、底部スジ押しを介する底
面とを形成し、裏側部分は裏面と該裏面に引き続く脚部
とを形成し、該裏面と脚部との接続部には脚部の輪郭形
状に沿って延長される切り込みを形成し、正面展示部と
裏面とはスジ押しで折り曲げた際に相対する位置に取付
孔を設け、脚部端部と底面端部とは係合によって止めら
れてなることを特徴とする耳飾りの展示台を提供するこ
とにより達成される。
〔実施例〕
以下、本考案を図示した第1の実施例によって説明す
る。
第1図は本考案の第1の実施例の展開図、第2図は第
1図を使用状態に組み立てた左側面図である。
同図において、展示台1は正面1aに底部スジ押し1bを
介して底面1cが形成され、底部括れ部1dを経て鉤部1eが
形成されている。正面1aの上部には上部括れ部1f、正面
展示部1g、スジ押し1hが形成され、その上部には裏面1
i、脚部1jが形成され、該脚部1jと裏面1iとの間には切
り込み1k,1kが形成されている。また、脚1jには前記鉤
部1eが係合し得る孔1lが形成され、該孔1lは長辺1l1
短辺1l2を有し、更に正面展示部1g、裏面1iにはそれぞ
れ展示物即ちピアスを取り付ける取付孔1m,1nがそれぞ
れ2ヶ所宛都合4ヶ所設けられ、正面展示部1gと正面1a
との間にはスリット1oが形成される。展示台1は、使用
に際してはスジ押し1h,1bの処から両方とも同じ方向
に、つまり内側に一方のスジ押しを折り曲げれば、他方
のスジ押しも内側に折り曲げるようにし、鉤部1eを孔1l
にその長辺1l1に沿って挿し込み、底1eを短辺1l2に向け
て押し下げて括れ部1dを短辺1l2と嵌合させる。このよ
うにして組み立てられた展示台1の右側面の状態が第2
図に示される。
ピアスをこの展示台1で展示する場合、正面展示部1g
側からピアス(不図示)の支持ピンを取付孔1mに挿入
し、裏面1i側の取付孔1nから突き出た支持ピンを止め部
材によって押さえる。
耳朶に孔を開けないタイプのイヤリング(不図示)を
展示台1で展示する場合、正面展示部1g,裏面1iはほぼ
耳朶状に形成されているので、イヤリングと耳朶との固
定部分はスリット1oの部分を通って取付孔1m,1nの近辺
で止められる。装飾部分が極端に大きいイヤリングの場
合、耳朶への取付部分と装飾部分とは別構造になってい
るため、スリット1o程度の大きさの隙間であっても何ら
支障なく取り付けられる。
イヤリングの場合、耳朶への取付方法として、ネジ止
めによるものと、バネで止めるものとがある。何れの場
合でも実際に装着するときは耳朶に圧着することによっ
て取り付けられ、展示する場合でも展示台に圧着して展
示される。本実施例の展示台1に対してイヤリングを取
り付ける場合でも、正面展示部1gと裏面1iとを両面から
挟み付けるようにするが、その際切込1k,1kによって脚
部1jのスパンが充分長くされ、このため撓み(この状態
を第2図に2点鎖線で示す)を脚1jに生じさせ、また正
面展示部1gと裏面1iとの間に弾性反発力を生じさせてイ
ヤリングを取付状態に保持する。
尚、この第1の実施例に代えて、正面1aと正面展示部
1gとの間に形成されたスリット1oをなくし、脚部1jに相
当する部分を正面に形成するようにしてもよい。
このようにした本考案の第2の実施例を第3図乃至第
4図で示す。
第3図は本考案の第2の実施例の展開図、第4図は第
3図の使用状態に組み立てた左側面図である。
同図において、展示台2はスジ押し2aを境として正面
展示部2bに引き続く正面2cと、更に底部スジ押し2dを介
して底面2eが形成され、底面2eには切欠2fが形成されて
いる。スジ押し2aを介してその上部には裏面2g、脚部2h
が設けられ、裏面2gには脚部2hの輪郭に沿って切欠2i,2
iが施されている。該脚部2hの先端部には抜止2jと括れ2
kとが形成され、また展示部2b、裏面2gにはそれぞれ取
付孔2l,2l,2m,2mが設けられている。
第3図の状態から、スジ押し2a,底部2dをそれぞれ同
一方向に押し曲げると、括れ部2kが切欠2fに向かい合う
から、この切欠2fに対して括れ部2kを挿入すると第4図
で示した状態に組み立てられる。
第4図で側面を示した組立状態において、展示台2に
ピアス(不図示)を取り付ける場合、正面展示部2bの方
から取付孔2mにピアスの取付ピン部先端を挿入し、裏面
2gの取付孔2lを貫いて突き出た先端を止め具で止める。
イヤリング(不図示)を展示台2で展示する場合に
は、正面展示部2b,裏面2gを耳朶に見立ててイヤリング
を取り付けるが、この場合でも第1の実施例で示したの
と同様に正面展示部2b,裏面2gを挟み付けるようにして
イヤリングで押圧する。その際、切込2i,2iによって脚
部2hの実質的な長さが延長されているため、第4図の2
点鎖線で示したようにイヤリングの止め具の圧力が加わ
ったときに脚部2hが撓い、その復元力によって正面展示
部2bと裏面2gとの間に弾力性を生じ、イヤリングを展示
状態に保持する。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば素材が紙もしくは紙に準
ずる折り曲げ加工が可能なものであるため、収納や運搬
時には展開することにより平面状態になり、破損を気に
せずに小さいスペースに納めることができる。
また、本考案によれば加工が容易であるためコストが
低く、デザインが決まってから量産に移行する迄の期間
が短く、商機を的確に掴むことができる。
さらに、本考案によれば、正面展示部や裏面と底面と
の間には耳飾りを吊下するスペースがスリットなどのよ
うに設けられているため、ピアスのみではなくイヤリン
グなどを含めた耳飾り類を実際の装着状態により近く展
示することができる。
特に、本考案によれば裏面には脚部の輪郭形状に沿っ
て切込みが形成され、実質的な脚部の長さが延長される
ため脚部の可撓性による裏面の正面展示部に対する弾力
性が大きくなり、イヤリングなどを取り付ける場合、耳
朶に相当する弾力性が得られるため、しっかりとイヤリ
ングを取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例の展開図、 第2図は第1図の組立状態の左側面図、 第3図は本考案の第2の実施例の展開図、 第4図は第3図の組立状態の左側面図である。 1……展示台、1a……正面、1b……底部スジ押し、1c…
…底面、1d……括れ部、1e……鉤部、1f……上部括れ
部、1g……正面展示部、1h……スジ押し、1i……裏面、
1j……脚部、1k……切込、1l……孔、1l1……長辺、1l2
……短辺、1m,1n……取付孔、1o……スリット.

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙または紙に準ずる折り曲げ可能な素材を
    打ち抜き加工し、 スジ押しにより表側部分と裏側部分とに分け、 表側部分は正面展示部と、該正面展示部に引き続く正面
    と、該正面に底部スジ押しを介して底面とを形成し、 裏側部分は裏面と該裏面に引き続く脚部とを形成し、該
    裏面と脚部との接続部には脚部の輪郭形状に沿って延長
    される切り込みを形成し、 正面展示部と裏面とはスジ押しで折り曲げた際に相対す
    る位置に取付孔を設け、 脚部端部と底面端部とは係合によって止められてなるこ
    とを特徴とする耳飾りの展示台。
JP1990091721U 1990-08-31 1990-08-31 耳飾りの展示台 Expired - Lifetime JP2548628Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0448864U JPH0448864U (ja) 1992-04-24
JP2548628Y2 true JP2548628Y2 (ja) 1997-09-24

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ID=31827603

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH029729Y2 (ja) * 1986-02-25 1990-03-12

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