JP3077897U - ピアステスター - Google Patents

ピアステスター

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重孝 原口
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株式会社原口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛生上の問題がなく、ピアスを気軽に試着で
き、装着イメージを明瞭に実感し得るピアステスターを
提供する。 【解決手段】 下部に試着者Bが持つ把持部1を備え、
上部に試着者Bの耳たぶB1に当てがう耳当て部2を備
えるテスター本体Aと、このテスター本体Aの耳当て部
2の適所に配備されるピアス固定手段3とから成ること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ピアス試着用具であって、購入者がピアス装着イメージを実感す るために使用するピアステスターに関する。
【0002】
【従来の技術】
ピアスは、裏面側に針部を突設した飾り具本体と、この飾り具本体とは別体で 、針部の進入を弾発力で固定する留め具とから構成される。
【0003】 ピアス装着に際しては、飾り具本体と、留め具とを分離させ、飾り具本体の針 部を装着者の耳たぶの貫通孔に挿通する。そして、針部の挿通先端部に留め具を 係合させることで、耳たぶを介して飾り具本体と留め具とを固定する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ピアスは、人の耳たぶを飾り装着するものであるため、その形態は非常に小さ い。従って、手指でピアスを把持すると手指間に埋もれ状となって隠れてしまい 、ピアスの全体を外観できない。
【0005】 つまり、ピアスを手指で把持し、且つ耳たぶに当てた状態で鏡に映した場合、 ピアスの装着イメージ(「似合っているか否か」)を確認することが殆ど不可能 である。
【0006】 この為、購買者は「試着」を強く要望する。ところが、宝石店側では、衛生上 の観点から、ピアスの試着を拒む店が多い。この場合、装着イメージを具体的に 掴むことができず、需要者は購買意欲を無くする結果となる。
【0007】 一方、購買意欲の低下を防止するため、試着を許容する宝石店では、予め消毒 薬と脱脂綿とを用意し、試着の度にピアスを消毒している。この作業が、店側に とって非常に煩わしい許かりでなく、需要者にとっても気軽に試着を依頼できな い等の不利があった。
【0008】 この考案は、以上のような課題を解消させ、衛生上の問題が全くなく、ピアス を気軽に試着でき、装着イメージを明瞭に実感し得るピアステスターを提供する ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案のピアステスターは、次のような構成 としている。 ピアステスターは、下部に試着者が持つ把持部を備え、上部に試着者の耳たぶ にあてがう耳当て部を備えるテスター本体と、このテスター本体の耳当て部の適 所に配備されるピアス固定手段とから成ることを特徴としている。
【0010】 例えば、テスター本体は、一定幅長さを有する透明プラスチック製の平板に形 成され、その下方を把持部とし、上方を耳当て部に設定される。そして、耳当て 部の面内に設けられるピアス固定手段は、例えば小径の貫通孔で構成される。
【0011】 試着に際しては、飾り具本体の針部をテスター耳当て部の貫通孔に挿通し、こ の針部の挿通先端に対し留め具を止着し固定する。
【0012】 この状態で、試着者が把持部を手指で持ち、ピアスの飾り具本体側を表面側に した状態で、耳当て部(飾り具本体)を試着者の耳たぶに当て、鏡で装着イメー ジを確認する。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案に係るピアステスターの具体的な実施の形態を説明 する。
【0014】 図2は、実施の形態のピアステスターを示す全体斜視図である。 ピアステスターは、下部に試着者Bが持つ把持部1を備え、上部に試着者Bの耳 たぶB1にあてがう耳当て部2を備えるテスター本体Aと、このテスター本体A の耳当て部2の適所に配備されるピアス固定手段3とから構成される。
【0015】 図2で示すように、テスター本体Aは、実施の形態では、硬質透明プラスチッ ク材、例えばポリエチレン、塩化ビニル、アクリル樹脂などの成型品で、所定幅 、厚み、長さを有する平板状に形成される。
【0016】 テスター本体Aの長さは、試着者Bが下方の把持部1を手指で把持し、試着者 Bの顎下方(首)B2に位置させたとき、上方の耳当て部2が試着者Bの耳たぶ B1に対応位置するような長さに設定してある。
【0017】 更に、この状態で、テスター本体Aの長さ中央部1aが、装着イメージの障害 とならないように、具体的には把持部1を外向きに屈曲させ、耳当て部2を内向 きに屈曲させている。
【0018】 この屈曲設定により、試着者Bが把持部1を握った状態で耳当て部2を耳たぶ B1に当てると、耳当て部2の下方、つまり長さ中央部1aが試着者Bの耳たぶ B1より後ろ方向へ後退するように弯曲する。従って、長さ中央部1aが装着イ メージを邪魔することがないように設定されている。
【0019】 上記ピアス固定手段3は、実施の形態では、耳当て部2の先端部面内に開設し た貫通孔3で構成される。この貫通孔3は、ピアス4の針部42を挿通させるた めの小径孔である。
【0020】 このような構成を有するピアステスターでは、図3で示すように、テスター本 体Aにピアス4を固定する。 まず、ピアス4の飾り具本体41と留め具43とを分離させる。次に、飾り具 本体41の針部42を耳当て部2の貫通孔3に挿通し、この針部42の挿通先端 42aに対し留め具43を止着し固定する。
【0021】 この状態で、試着者Bが把持部1を手指で持ち、ピアス4の飾り具本体41側 を表面側にした状態で、耳当て部2を試着者Bの耳たぶB1に当てるとき、飾り 具本体41が耳たぶB1の表面に適正位置し、あたかも実際にピアスを装着した と等価状態が得られ、鏡で装着イメージを確認できる(図1参照)。
【0022】 このとき、耳当て部2から下方、つまり長さ中央部1aは、試着者Bの顔面よ り後方へ後退するように弯曲しているから、把持部1及び長さ中央部1aが、ピ アス装着イメージの障害となることがない。
【0023】 図4は、ピアス固定手段3の他の実施の形態を示す斜視図である。 先の実施の形態(図3)では、貫通孔3に対しピアス針部42を挿通させる例を 示したが、この実施の形態のピアス固定手段3aは、耳当て部2に切欠き溝を設 けた例を示している。この切欠き溝3aは、耳当て部2の先端部の上辺から下方 向(面内方向)へ一定長さスリットを形成して構成されている。
【0024】 この実施の形態によれば、径の小さい孔(貫通孔3)に対し、径の小さい針部 42を挿通させるのではなく、テスター本体(耳当て部2)Aの厚みに対し、針 部42を直交状とした状態で、溝上開口31から溝底部32へ落とし込み状に嵌 入させる。そして、図5で示すように、留め具43と飾り具本体41とで耳当て 部2を挟着し、ピアス4を固定する。
【0025】 従って、この実施の形態のピアス固定手段3aでは、ピアス4の固定に際し、 飾り具本体41と留め具43とを完全分離させる必要がない許かりでなく、針部 42を貫通孔3に挿入する際に飾り具本体41表面を傷つける虞れもなく、ピア ス4の固定作業が極めて安全容易である。
【0026】 図6及び図7は、ピアス固定手段の更に他の実施の形態を示す斜視図である。 図6は、ピアス4を固定する前段階の全体斜視図、図7はピアス4を固定した状 態を示す要部拡大斜視図である。 このピアス固定手段3bは、バネクリップで構成されている。
【0027】 バネクリップ3bは、棒状(例えば、径の細い角柱状、円柱状など)テスター 本体Aの耳当て部2の上端部に設けられている。 バネクリック3bは、耳当て部2の先端面に固定される固定挟み板34と、軸 を支点に回動する可動挟み板33と、重合状の軸承板33a、34aに軸承され る枢支軸35と、枢支軸35に巻回配備されるバネ36とから成る。
【0028】 ピアス4の固定に際しては、可動挟み板33を軸35を支点に回動させる。こ れにより、可動挟み板33と固定挟み板34との接合間が開く。図7で示すよう に、ピアス4の留め具43を可動挟み板33と固定挟み板34との対向間に挟着 固定する。
【0029】 このピアス固定手段3bによれば、ピアス4の留め具43自体を固着する構成 である。従って、ピアス4の固定に際し、飾り具本体41と留め具43とを分離 させる必要が全くない許りでなく、針部42で飾り具本体41表面を傷つける虞 れもなく、固定作業が頗る安全且つ容易である。
【0030】 図8は、図6で示すクリップを簡易構造とし、且つピアスの針部42を両挟み 板33、34で挟着する方式のクリップを示す説明斜視図である。 このピアス固定手段(クリップ)3cは、両挟み板33、34間に撓み可能な 薄肉の縦板状連結板37を介在させて連結している。つまり、両挟み板33、3 4と縦板状連結板37とがプラスチックの一体成型品で構成されている。
【0031】 この実施の形態によれば、上側の可動挟み板33の後端部を押圧すると、縦板 状連結板37が撓む(弯曲する)ことで、両挟み板33、34の接合間が開き、 針部42の挟着が可能となる。可動挟み板33に対する押圧を解除すると、可動 挟み板33は縦板状連結板37の資材の復元力(弾発力)で、接合方向へ復帰し て針部42を挟着する。
【0032】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、テスター本体の耳当て部にピアスを固定するピ アス固定手段を備えることとしたから、ピアスはテスターに着脱可能に容易に固 定される。従って、ピアスを固定した状態でテスター本体の耳当て部を試着者の 耳たぶにあてがい、鏡に映すことで装着と同様のイメージを確認し得る。 また、試着に際し、従来のようにピアスの針部を試着者の耳たぶ孔に挿通させ ないから、衛生上の問題が全くない。従って、宝石店では従来のように試着によ る商品イメージ低下の心配がない許かりでなく、消毒剤、脱脂綿などを用意する 煩わしさが解消され得る。 更に、単に固定手段によりピアスを固定し、耳たぶに当てがうだけであるから 、何人も極めて容易に且つ気兼ねなく試着できる。 また、装着イメージがリアルに認識でき、購買意欲を向上させ得る等、発明目 的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のピアステスターを使用して試着す
る状態を示す斜視図である。
【図2】実施の形態のピアステスターを示す斜視図であ
る。
【図3】実施の形態のピアステスターにピアスを固定し
た状態を示す要部説明図である。
【図4】ピアス固定手段の他の実施の形態を示す要部説
明斜視図である。
【図5】ピアスを固定した状態を示す要部説明斜視図で
ある。
【図6】ピアス固定手段の更に他の実施の形態を示す斜
視図である。
【図7】他の実施の形態のピアス固定手段でピアスを固
定する状態を示す要部拡大斜視図である。
【図8】他の実施の形態のピアス固定手段を示す要部説
明斜視図である。
【符号の説明】
1 把持部 2 耳当て部 3 ピアス固定手段 4 ピアス 3a ピアス固定手段 31 溝上開口 32 溝底部 3b ピアス固定手段 33 可動挟み板 34 固定挟み板 35 枢支軸 36 バネ 3c ピアス固定手段 37 縦板状連結板 41 飾り具本体 42 針部 43 留め具 A テスター本体

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に試着者が持つ把持部を備え、上部
    に試着者の耳たぶにあてがう耳当て部を備えるテスター
    本体と、このテスター本体の耳当て部の適所に配備され
    るピアス固定手段とから成るピアステスター。
  2. 【請求項2】 ピアス固定手段は、透明平板状テスター
    本体の耳当て部の面内にピアス針部が挿脱する貫通孔を
    設けたものであることを特徴とする請求項1記載のピア
    ステスター。
  3. 【請求項3】 ピアス固定手段は、耳当て部の適所にピ
    アス針部を上方から落とし込み状に嵌入させる切欠き溝
    を設けたものであることを特徴とする請求項1記載のピ
    アステスター。
  4. 【請求項4】 ピアス固定手段は、棒状テスター本体の
    耳当て部の適所に設けられピアスを脱着するクリップで
    あることを特徴とする請求項1記載のピアステスター。
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