JPH0618485Y2 - 止め輪式装身具 - Google Patents
止め輪式装身具Info
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- JPH0618485Y2 JPH0618485Y2 JP1991018302U JP1830291U JPH0618485Y2 JP H0618485 Y2 JPH0618485 Y2 JP H0618485Y2 JP 1991018302 U JP1991018302 U JP 1991018302U JP 1830291 U JP1830291 U JP 1830291U JP H0618485 Y2 JPH0618485 Y2 JP H0618485Y2
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- JP
- Japan
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- retaining ring
- slip
- accessory
- cloth
- scarf
- Prior art date
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- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B99/00—Subject matter not provided for in other groups of this subclass
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44B—BUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
- A44B6/00—Retainers or tethers for neckties, cravats, neckerchiefs, or the like, e.g. tie-clips, spring clips with attached tie-tethers, woggles, pins with associated sheathing members tetherable to clothing
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C1/00—Brooches or clips in their decorative or ornamental aspect
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/44—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof
- Y10T24/44291—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof including pivoted gripping member
- Y10T24/44376—Spring or resiliently biased about pivot
- Y10T24/44385—Distinct spring
- Y10T24/44444—Distinct spring having specific surface material or irregularity on or along engaging face
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T24/44—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof
- Y10T24/44291—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof including pivoted gripping member
- Y10T24/44564—Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof including pivoted gripping member having specific surface material or irregularity on or along engaging face
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばアスコットタ
イ、スカーフ、ショール、ハンカチなど（以下布類とい
う）を所望の形に止めたり、或はバックの肩紐やベルト
の先端を止めるのに用いて好適な止め輪式装身具に関す
る。
イ、スカーフ、ショール、ハンカチなど（以下布類とい
う）を所望の形に止めたり、或はバックの肩紐やベルト
の先端を止めるのに用いて好適な止め輪式装身具に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】図４及び図５に従来技術によるこの種の
止め輪式装身具を示す。図において１は表面側が凹陥状
の装飾面１Ａになり、裏面が平坦な挟持面１Ｂになった
平面略楕円状の金属製装身具本体で、該装身具本体１の
装飾面１Ａ内には例えば天然或は人造の宝玉２が嵌着さ
れている。
止め輪式装身具を示す。図において１は表面側が凹陥状
の装飾面１Ａになり、裏面が平坦な挟持面１Ｂになった
平面略楕円状の金属製装身具本体で、該装身具本体１の
装飾面１Ａ内には例えば天然或は人造の宝玉２が嵌着さ
れている。
【０００３】３は前記装身具本体１に後述する止め輪５
を回動自在に取着するための金属製の取付部材を示す。
該取付部材３は断面略コ字状に形成された横長矩形状の
ばね収容部３Ａと、該ばね収容部３Ａの長手方向両端側
から側方に突出した一対の支持片３Ｂ、３Ｂと、該各支
持片３Ｂに形成された枢支孔３Ｃとから一体に形成され
ており、装身具本体１の挟持面１Ｂにロウ付されてい
る。
を回動自在に取着するための金属製の取付部材を示す。
該取付部材３は断面略コ字状に形成された横長矩形状の
ばね収容部３Ａと、該ばね収容部３Ａの長手方向両端側
から側方に突出した一対の支持片３Ｂ、３Ｂと、該各支
持片３Ｂに形成された枢支孔３Ｃとから一体に形成され
ており、装身具本体１の挟持面１Ｂにロウ付されてい
る。
【０００４】４は前記取付部材３のばね収容部３Ａ内に
設けられた板ばねで、該板ばね４は中央凹部が被押圧部
になった横断面略Ｍ状をなしており、後述する止め輪５
を装身具本体１側に常時付勢するためのものである。
設けられた板ばねで、該板ばね４は中央凹部が被押圧部
になった横断面略Ｍ状をなしており、後述する止め輪５
を装身具本体１側に常時付勢するためのものである。
【０００５】５は装身具本体１の挟持面１Ｂとの間に布
類としてのスカーフＡを挟持するための金属製の止め輪
を示す。６は該止め輪５を構成する横長板状の基部で、
該基部６の長手方向両端には前記取付部材３の枢支孔３
Ｃ、３Ｃに挿嵌される一対の嵌合突起６Ａ、６Ａが突出
している。７は装身具本体１の外周縁に沿って環体状に
形成され、内周側が布類挿通穴８になった止め輪本体
で、該止め輪本体７は基端部７Ａが前記基部６に対して
横断面略く字状に屈曲し、中間部７Ｂが装身具本体１の
挟持面１Ｂに対して凸湾曲状に屈曲し、先端側７Ｃが該
挟持面１Ｂに圧接すると共に、先端７Ｄが該挟持面１Ｂ
から離間する方向に屈曲することによって、全体として
縦断面略Ｓ字状をなしている。
類としてのスカーフＡを挟持するための金属製の止め輪
を示す。６は該止め輪５を構成する横長板状の基部で、
該基部６の長手方向両端には前記取付部材３の枢支孔３
Ｃ、３Ｃに挿嵌される一対の嵌合突起６Ａ、６Ａが突出
している。７は装身具本体１の外周縁に沿って環体状に
形成され、内周側が布類挿通穴８になった止め輪本体
で、該止め輪本体７は基端部７Ａが前記基部６に対して
横断面略く字状に屈曲し、中間部７Ｂが装身具本体１の
挟持面１Ｂに対して凸湾曲状に屈曲し、先端側７Ｃが該
挟持面１Ｂに圧接すると共に、先端７Ｄが該挟持面１Ｂ
から離間する方向に屈曲することによって、全体として
縦断面略Ｓ字状をなしている。
【０００６】更に、９は前記止め輪本体７の他側に位置
して基部６から突出した板ばね押圧部で、該板ばね押圧
部９は前記板ばね４の被押圧部を押動するようになって
いる。かくして、従来技術の止め輪５は一対の嵌合突起
６Ａ、６Ａを有する基部６と、止め輪本体７と、布類挿
通穴８と、板ばね押圧部９とから一体に形成されてい
る。
して基部６から突出した板ばね押圧部で、該板ばね押圧
部９は前記板ばね４の被押圧部を押動するようになって
いる。かくして、従来技術の止め輪５は一対の嵌合突起
６Ａ、６Ａを有する基部６と、止め輪本体７と、布類挿
通穴８と、板ばね押圧部９とから一体に形成されてい
る。
【０００７】従来技術の止め輪式装身具は上述の如く構
成されるが、次に該装身具をブローチとしてスカーフＡ
に使用する場合を例に挙げて、その使用方法を説明す
る。まず、板ばね４のばね力に抗して止め輪５を上方に
引き上げ、図４中一点鎖線で示すように装身具本体１に
対してほぼ直角の状態にする。次に、使用者は首、肩に
巻いたスカーフＡの両端側を一まとめの状態にして止め
輪５の布類挿通穴８に挿通した後、該スカーフの両端側
を下方に軽く引いた状態にして止め輪式装身具を所定の
位置まで上方に押上げ、止め輪本体７を板ばね４のばね
力に抗して装身具本体１側に押し倒す。
成されるが、次に該装身具をブローチとしてスカーフＡ
に使用する場合を例に挙げて、その使用方法を説明す
る。まず、板ばね４のばね力に抗して止め輪５を上方に
引き上げ、図４中一点鎖線で示すように装身具本体１に
対してほぼ直角の状態にする。次に、使用者は首、肩に
巻いたスカーフＡの両端側を一まとめの状態にして止め
輪５の布類挿通穴８に挿通した後、該スカーフの両端側
を下方に軽く引いた状態にして止め輪式装身具を所定の
位置まで上方に押上げ、止め輪本体７を板ばね４のばね
力に抗して装身具本体１側に押し倒す。
【０００８】この結果、止め輪式装身具は装身具本体１
と止め輪本体７との間にスカーフＡを挟持した状態にな
り、該スカーフＡの途中に固定することができる。
と止め輪本体７との間にスカーフＡを挟持した状態にな
り、該スカーフＡの途中に固定することができる。
【０００９】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来技術の
止め輪式装身具にあっては、金属製の装身具本体１と金
属製の止め輪５との間にスカーフＡを挟持するようにな
っているため、該スカーフＡに対して止め輪式装身具が
極めて滑り易いという欠点がある。
止め輪式装身具にあっては、金属製の装身具本体１と金
属製の止め輪５との間にスカーフＡを挟持するようにな
っているため、該スカーフＡに対して止め輪式装身具が
極めて滑り易いという欠点がある。
【００１０】しかも、止め輪５を指先で引き起こし易い
ように、その中間部位を装身具本体１の挟持面１Ｂから
離間させた形状になっている。このため、止め輪５の挟
持力は止め輪本体７の先端側７Ｃにのみ作用することに
なり、装身具本体１との間でスカーフＡを確実に挟持で
きないという欠点がある。このため、止め輪式装身具が
スカーフＡから滑り落ちて紛失してしまうという問題
や、首、肩に巻付けたスカーフＡが使用中に緩んで型崩
れしてしまうという問題がある。特に、スカーフＡの両
端側は先端に行くに従って次第に薄手になるから、当該
先端側に止め輪式装身具を取付ようとしても殆ど挟持力
が働かないことになる。従って、使用者がスカーフＡを
自分の好みの型に巻装し、該スカーフＡの先端側をブロ
ーチで固定するような楽しみ方はできないという不都合
がある。
ように、その中間部位を装身具本体１の挟持面１Ｂから
離間させた形状になっている。このため、止め輪５の挟
持力は止め輪本体７の先端側７Ｃにのみ作用することに
なり、装身具本体１との間でスカーフＡを確実に挟持で
きないという欠点がある。このため、止め輪式装身具が
スカーフＡから滑り落ちて紛失してしまうという問題
や、首、肩に巻付けたスカーフＡが使用中に緩んで型崩
れしてしまうという問題がある。特に、スカーフＡの両
端側は先端に行くに従って次第に薄手になるから、当該
先端側に止め輪式装身具を取付ようとしても殆ど挟持力
が働かないことになる。従って、使用者がスカーフＡを
自分の好みの型に巻装し、該スカーフＡの先端側をブロ
ーチで固定するような楽しみ方はできないという不都合
がある。
【００１１】また、従来の止め輪式装身具は保持力が弱
いから、例えばバックの肩紐止め或はバンドの先端止め
等として使用することができず、用途も限られるという
欠点がある。
いから、例えばバックの肩紐止め或はバンドの先端止め
等として使用することができず、用途も限られるという
欠点がある。
【００１２】本考案は上述した従来技術の欠点等に鑑み
てなされたもので、ハンカチの様な薄手のものからベル
トの様な厚手のものまで確実に挟持でき、また位置ずれ
することなく保持できるようにした止め輪式装身具を提
供するものである。
てなされたもので、ハンカチの様な薄手のものからベル
トの様な厚手のものまで確実に挟持でき、また位置ずれ
することなく保持できるようにした止め輪式装身具を提
供するものである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された本考案の手段の特徴は、装身具本体の
挟持面には滑止め片を固着し、止め輪には該滑止め片に
対向する下側滑止め面を有する滑止め被覆体を被着し、
かつ、該滑止め被覆体には前記止め輪の布類挿通穴の口
径よりも大径の被覆体開口部を形成することにより、該
滑止め被覆体の内周側に前記止め輪の内周縁が所定の幅
だけ露出するように構成したことにある。そして、滑止
め片には滑止め被覆体の被覆体開口部に向けて突出する
膨出部を形成するとよい。
ために構成された本考案の手段の特徴は、装身具本体の
挟持面には滑止め片を固着し、止め輪には該滑止め片に
対向する下側滑止め面を有する滑止め被覆体を被着し、
かつ、該滑止め被覆体には前記止め輪の布類挿通穴の口
径よりも大径の被覆体開口部を形成することにより、該
滑止め被覆体の内周側に前記止め輪の内周縁が所定の幅
だけ露出するように構成したことにある。そして、滑止
め片には滑止め被覆体の被覆体開口部に向けて突出する
膨出部を形成するとよい。
【００１４】
【作用】摩擦係数の高い滑止め片と滑止め被覆体とによ
って布類を確実に挟持する。しかも、被覆体開口部の内
周側には止め輪の内周縁が露出しており、布類挿通穴に
挿通された布類は円滑に摺動することができる。また、
滑止め片の膨出部が被覆体開口部に嵌合するようにして
布類を挟持するから、布類に対する接触面積を広くでき
る。
って布類を確実に挟持する。しかも、被覆体開口部の内
周側には止め輪の内周縁が露出しており、布類挿通穴に
挿通された布類は円滑に摺動することができる。また、
滑止め片の膨出部が被覆体開口部に嵌合するようにして
布類を挟持するから、布類に対する接触面積を広くでき
る。
【００１５】
【実施例】以下、本考案の実施例を図１ないし図３に基
づき詳述する。なお、前述した従来技術の構成要素と同
一の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
づき詳述する。なお、前述した従来技術の構成要素と同
一の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【００１６】図において、１１は本実施例による金属製
の止め輪を示す。１２は該止め輪１１を構成する基板
で、該基板１２は外縁が略Ｕ字状に形成された挟持部１
２Ａと、該挟持部１２Ａの上端側から略く字状に斜めに
屈曲して突出した連結部１２Ｂと、該連結部１２Ｂの幅
方向両端から外側に突出した左、右一対の嵌合突起１２
Ｃ、１２Ｃと、前記連結部１２Ｂの先端縁中間に突出形
成された板ばね押圧部１２Ｄとから一体に形成されてい
る。一方、１３は前記基板１２の挟持部１２Ａ中央に位
置して開口形成された口径Ｒ1 からなる布類挿通穴で、
略縦長楕円状をなしている。
の止め輪を示す。１２は該止め輪１１を構成する基板
で、該基板１２は外縁が略Ｕ字状に形成された挟持部１
２Ａと、該挟持部１２Ａの上端側から略く字状に斜めに
屈曲して突出した連結部１２Ｂと、該連結部１２Ｂの幅
方向両端から外側に突出した左、右一対の嵌合突起１２
Ｃ、１２Ｃと、前記連結部１２Ｂの先端縁中間に突出形
成された板ばね押圧部１２Ｄとから一体に形成されてい
る。一方、１３は前記基板１２の挟持部１２Ａ中央に位
置して開口形成された口径Ｒ1 からなる布類挿通穴で、
略縦長楕円状をなしている。
【００１７】かくして、止め輪１１は基板１２と該基板
１２に開口形成された布類挿通穴１３とからなってお
り、各嵌合突起１２Ｃ、１２Ｃを取付部材３の枢支孔３
Ｃ、３Ｃに回動可能に挿嵌することによって、止め輪１
１は装身具本体１に対して起伏可能に取付けられてい
る。
１２に開口形成された布類挿通穴１３とからなってお
り、各嵌合突起１２Ｃ、１２Ｃを取付部材３の枢支孔３
Ｃ、３Ｃに回動可能に挿嵌することによって、止め輪１
１は装身具本体１に対して起伏可能に取付けられてい
る。
【００１８】１４は摩擦係数の大きい部材、例えばゴム
からなる半楕円状のゴムシートで、該ゴムシート１４は
装身具本体１の挟持面１Ｂに取付部材３の部分を除いて
貼着されている。そして、該ゴムシート１４は中央が肉
厚に形成され、止め輪１１側に突出する膨出部１４Ａに
なると共に、ゴムシート１４の全面には多数の突起１４
Ｂ、１４Ｂ、・・・が突出形成されている。
からなる半楕円状のゴムシートで、該ゴムシート１４は
装身具本体１の挟持面１Ｂに取付部材３の部分を除いて
貼着されている。そして、該ゴムシート１４は中央が肉
厚に形成され、止め輪１１側に突出する膨出部１４Ａに
なると共に、ゴムシート１４の全面には多数の突起１４
Ｂ、１４Ｂ、・・・が突出形成されている。
【００１９】一方、１５は止め輪１１の外側に被着され
たゴムなどの摩擦係数の大きい部材からなる滑止め被覆
体を示す。該滑止め片被覆体１５は屋根形に形成された
一側端面１５Ａと、他端側に隆起面１５Ｂを有する上側
滑止め面１５Ｃと、前記ゴムシート１４と対抗する下側
滑止め面１５Ｄと、平面略凸湾曲状をなし、該下側滑止
め面１５Ｄよりも上側滑止め面１５Ｃ側が外側に張り出
すように傾斜させて形成した指掛け面１５Ｅと、前記一
側端面１５Ａから指掛け面１５Ｅ側に向けて開口形成さ
れたスリット状の挟持部挿入孔１５Ｆとから一体に形成
されている。
たゴムなどの摩擦係数の大きい部材からなる滑止め被覆
体を示す。該滑止め片被覆体１５は屋根形に形成された
一側端面１５Ａと、他端側に隆起面１５Ｂを有する上側
滑止め面１５Ｃと、前記ゴムシート１４と対抗する下側
滑止め面１５Ｄと、平面略凸湾曲状をなし、該下側滑止
め面１５Ｄよりも上側滑止め面１５Ｃ側が外側に張り出
すように傾斜させて形成した指掛け面１５Ｅと、前記一
側端面１５Ａから指掛け面１５Ｅ側に向けて開口形成さ
れたスリット状の挟持部挿入孔１５Ｆとから一体に形成
されている。
【００２０】また、上側滑止め面１５Ｃ及び下側滑止め
面１５Ｄには、後述する被覆体開口部１６の外周に約１
ｍｍ幅の帯状部分を残して多数の突起１５Ｇ、１５Ｇ、
・・・が形成されている。
面１５Ｄには、後述する被覆体開口部１６の外周に約１
ｍｍ幅の帯状部分を残して多数の突起１５Ｇ、１５Ｇ、
・・・が形成されている。
【００２１】１６は布類を挿通するため前記滑止め被覆
体１５に設けられた被覆体開口部で、該被覆体開口部１
６は滑止め被覆体１５の上側滑止め面１５Ｃから下側滑
止め面１５Ｄに貫通して布類挿通穴１３と同軸状に開口
している。ここで、該被覆体開口部１６の口径Ｒ2 は布
類挿通穴１３の口径Ｒ1 より若干大径に設定してあり、
滑止め被覆体１５を止め輪１１に被着した時、被覆体開
口部１６の内周側には止め輪１１の内周縁１１Ａが所定
の幅で露出するようになっている。そして、上述の如く
被覆体開口部１６が設けられた滑止め被覆体１５は止め
輪１１の挟持部１２Ａを挟持部挿入孔１５Ｆに挿嵌した
状態で接着剤によって止め輪に固着されている。
体１５に設けられた被覆体開口部で、該被覆体開口部１
６は滑止め被覆体１５の上側滑止め面１５Ｃから下側滑
止め面１５Ｄに貫通して布類挿通穴１３と同軸状に開口
している。ここで、該被覆体開口部１６の口径Ｒ2 は布
類挿通穴１３の口径Ｒ1 より若干大径に設定してあり、
滑止め被覆体１５を止め輪１１に被着した時、被覆体開
口部１６の内周側には止め輪１１の内周縁１１Ａが所定
の幅で露出するようになっている。そして、上述の如く
被覆体開口部１６が設けられた滑止め被覆体１５は止め
輪１１の挟持部１２Ａを挟持部挿入孔１５Ｆに挿嵌した
状態で接着剤によって止め輪に固着されている。
【００２２】本実施例は上述の如く構成されており、止
め輪１１の布類挿通穴１３に挿通したスカーフＡ、その
他アスコットタイ、ハンカチ等を該止め輪１１と装身具
本体１との間に挟持する基本的な使用方法は従来技術に
よるものと異なるところはない。
め輪１１の布類挿通穴１３に挿通したスカーフＡ、その
他アスコットタイ、ハンカチ等を該止め輪１１と装身具
本体１との間に挟持する基本的な使用方法は従来技術に
よるものと異なるところはない。
【００２３】しかしながら、本実施例によれば、装身具
本体１の挟持面１Ｂに貼着したゴムシート１４と止め輪
１１に被着した滑止め被覆体１５との間にスカーフＡを
挟持するようにしたから、従来技術に比較して遥かに高
い非摺動性を持つことができる。従って、止め輪式装身
具はばね力の強い板ばねだけに頼らずに従来技術以上の
保持力を発揮できるから、薄手のハンカチでも布地を傷
めずに確実に挟持でき、使用中に滑り落ちたりすること
がないし、スカーフＡが緩んで型崩れするのを防止でき
る。
本体１の挟持面１Ｂに貼着したゴムシート１４と止め輪
１１に被着した滑止め被覆体１５との間にスカーフＡを
挟持するようにしたから、従来技術に比較して遥かに高
い非摺動性を持つことができる。従って、止め輪式装身
具はばね力の強い板ばねだけに頼らずに従来技術以上の
保持力を発揮できるから、薄手のハンカチでも布地を傷
めずに確実に挟持でき、使用中に滑り落ちたりすること
がないし、スカーフＡが緩んで型崩れするのを防止でき
る。
【００２４】また、スカーフＡの薄手になる先端側も確
実に挟持できるから、使用者は好みに合った自由な型に
整えることができる。一方、バッグの肩紐止めとして使
用する場合にも、保持力が強いから肩紐から外れること
がないし、滑止め被覆体１５の上側滑止め面１５Ｃがコ
ート等に摺動不能に接触するから、装身具がずり落ちる
ことがない。
実に挟持できるから、使用者は好みに合った自由な型に
整えることができる。一方、バッグの肩紐止めとして使
用する場合にも、保持力が強いから肩紐から外れること
がないし、滑止め被覆体１５の上側滑止め面１５Ｃがコ
ート等に摺動不能に接触するから、装身具がずり落ちる
ことがない。
【００２５】しかも、本実施例によれば、ゴムシート１
４の中央部には滑止め被覆体１５に向けて膨出部１４Ａ
を設け、スカーフＡに対する接触面積が多くなるように
したから、より一層確実な保持力を持つことができる。
４の中央部には滑止め被覆体１５に向けて膨出部１４Ａ
を設け、スカーフＡに対する接触面積が多くなるように
したから、より一層確実な保持力を持つことができる。
【００２６】また、被覆体開口部１６の口径Ｒ2 を布類
挿通穴１３の口径Ｒ1 より大きく設定し、被覆体開口部
１６の内周側に止め輪１１の内周縁１１Ａが所定の幅で
露出するように構成してある。この結果、布類挿通穴１
３に挿通したスカーフＡを摩擦係数の低い金属製の止め
輪１１に直接接触させることができ、摩擦係数の高い滑
止め被覆体１５と接触しない状態にできるから、スカー
フＡと止め輪式装身具を互いに極めて円滑に摺動させる
ことができると共に、スカーフＡに無理な力が掛らない
からスカーフＡを傷めることも防止できる。
挿通穴１３の口径Ｒ1 より大きく設定し、被覆体開口部
１６の内周側に止め輪１１の内周縁１１Ａが所定の幅で
露出するように構成してある。この結果、布類挿通穴１
３に挿通したスカーフＡを摩擦係数の低い金属製の止め
輪１１に直接接触させることができ、摩擦係数の高い滑
止め被覆体１５と接触しない状態にできるから、スカー
フＡと止め輪式装身具を互いに極めて円滑に摺動させる
ことができると共に、スカーフＡに無理な力が掛らない
からスカーフＡを傷めることも防止できる。
【００２７】なお、実施例では止め輪式装身具をブロー
チとしてスカーフＡに使用する場合を例に挙げたが、本
考案の止め輪式装身具はバッグの肩紐止め、アスコット
タイ止め、ネクタイ止め、婦人用ベルト止め、リボンや
ポケットチーフの形止め或は木綿ハンカチの襟状止め等
の止め具として用いることができる。また、ブローチと
して用いることは勿論、装身具本体１と止め輪１１との
間に鎖を挿通し、取付部材３に掛け止めすることによっ
てペンダントとしても用いることができるのであって従
来技術では不可能であった種々の用い方が実現できる。
チとしてスカーフＡに使用する場合を例に挙げたが、本
考案の止め輪式装身具はバッグの肩紐止め、アスコット
タイ止め、ネクタイ止め、婦人用ベルト止め、リボンや
ポケットチーフの形止め或は木綿ハンカチの襟状止め等
の止め具として用いることができる。また、ブローチと
して用いることは勿論、装身具本体１と止め輪１１との
間に鎖を挿通し、取付部材３に掛け止めすることによっ
てペンダントとしても用いることができるのであって従
来技術では不可能であった種々の用い方が実現できる。
【００２８】また、実施例では被覆体開口部１６を円形
の穴状に形成したが、例えば一部が開放した平面略Ｕ字
状、ハート形状、菱形状等の開口部に形成してもよい。
の穴状に形成したが、例えば一部が開放した平面略Ｕ字
状、ハート形状、菱形状等の開口部に形成してもよい。
【００２９】
【考案の効果】本考案は以上詳述した如くであって、装
身具本体側に固着した滑止め片と止め輪側に被着した滑
止め被覆体との間で布類を挟持するように構成したか
ら、従来技術に比較して強い保持力を持つことができ
る。従って、装身具自体が布類から滑り落ちて紛失した
り、布類が緩んで型崩れしたりするのを確実に防止でき
るし、布類の先端側のように薄手の部位でも確実に挟持
できるから、使用者はスカーフ等を自由な型に形作るこ
とができると共に、多様な使い方ができる。 しかも、滑止め被覆体の内周側には止め輪の内周縁が環
状に露出しており、布類と装身具は円滑に摺動すること
ができるから、使用者は布類の装着、整形を容易に行う
ことができ、布地を傷めることも防止できる。 また、滑止め片の中央に膨出部を設けることにより、布
類に対する接触面積を増大することができるから、保持
力が極めて高い止め輪式装身具にできる。
身具本体側に固着した滑止め片と止め輪側に被着した滑
止め被覆体との間で布類を挟持するように構成したか
ら、従来技術に比較して強い保持力を持つことができ
る。従って、装身具自体が布類から滑り落ちて紛失した
り、布類が緩んで型崩れしたりするのを確実に防止でき
るし、布類の先端側のように薄手の部位でも確実に挟持
できるから、使用者はスカーフ等を自由な型に形作るこ
とができると共に、多様な使い方ができる。 しかも、滑止め被覆体の内周側には止め輪の内周縁が環
状に露出しており、布類と装身具は円滑に摺動すること
ができるから、使用者は布類の装着、整形を容易に行う
ことができ、布地を傷めることも防止できる。 また、滑止め片の中央に膨出部を設けることにより、布
類に対する接触面積を増大することができるから、保持
力が極めて高い止め輪式装身具にできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施例に係る止め輪式装身具の平面図。
【図２】止め輪を引き起こした状態の断面図。
【図３】止め輪の平面図。
【図４】従来技術に係る止め輪式ブローチの平面図。
【図５】図４のＶ−Ｖ矢示方向断面図である。
１ 装身具本体 １Ａ 装飾面 １Ｂ 挟持面 ３ 取付部材 ４ 板ばね １１ 止め輪 １１Ａ 内周縁 １３ 布類挿通穴 １４ ゴムシート １４Ａ 膨出部 １５ 滑止め被覆体 １６ 被覆体開口部
Claims (2)
- 【請求項１】 表面が装飾面になり、裏面が挟持面にな
った装身具本体と、内側に布類挿通穴を有し、該装身具
本体の挟持面側に取付部材を介して起伏可能なように枢
支された止め輪と、前記取付部材に設けられ、該止め輪
を前記装身具本体の挟持面側に常時付勢しているばねと
からなる止め輪式装身具において、前記装身具本体の挟
持面には滑止め片を固着し、前記止め輪には該滑止め片
に対向する下側滑止め面を有する滑止め被覆体を被着
し、かつ、該滑止め被覆体には前記布類挿通穴の口径よ
りも大径の被覆体開口部を形成することにより、該滑止
め被覆体の内周側に前記止め輪の内周縁が所定の幅だけ
露出するように構成したことを特徴とする止め輪式装身
具。 - 【請求項２】 前記滑止め片には前記滑止め被覆体の被
覆体開口部に向けて突出する膨出部を形成してある請求
項１記載の止め輪式装身具。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991018302U JPH0618485Y2 (ja) | 1991-03-02 | 1991-03-02 | 止め輪式装身具 |
| US07/727,019 US5085060A (en) | 1991-03-02 | 1991-07-08 | Clip ring type ornamental clasp |
| KR1019910012291A KR930008624B1 (ko) | 1991-03-02 | 1991-07-19 | 클립링식 장신구 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991018302U JPH0618485Y2 (ja) | 1991-03-02 | 1991-03-02 | 止め輪式装身具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107611U JPH04107611U (ja) | 1992-09-17 |
| JPH0618485Y2 true JPH0618485Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=11967820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991018302U Expired - Lifetime JPH0618485Y2 (ja) | 1991-03-02 | 1991-03-02 | 止め輪式装身具 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5085060A (ja) |
| JP (1) | JPH0618485Y2 (ja) |
| KR (1) | KR930008624B1 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US5135488A (en) * | 1989-03-17 | 1992-08-04 | Merit Medical Systems, Inc. | System and method for monitoring, displaying and recording balloon catheter inflation data |
| US5449344A (en) | 1992-06-18 | 1995-09-12 | Merit Medical Systems, Inc. | Syringe apparatus with pressure gauge and detachable timer |
| US5259838A (en) * | 1992-06-18 | 1993-11-09 | Merit Medical Systems, Inc. | Syringe apparatus with attached pressure gauge and timer |
| DE29501095U1 (de) * | 1995-01-24 | 1995-03-02 | Canavate Riera, Gertraud, 83395 Freilassing | Broschen- und/oder Halskettenschmuck, Schalclip o.dgl. |
| DE29604760U1 (de) * | 1996-03-14 | 1996-05-09 | Meister & Co. Ag, Wollerau | Clip, insbesondere Schmuckklammer |
| US5992176A (en) * | 1998-01-22 | 1999-11-30 | Arbogast; Gina M. R. | Shoulder clutch |
| US5933922A (en) * | 1998-04-28 | 1999-08-10 | Drip Clip, Inc. | Wearable multi-purpose clamp carrying a ring support |
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| US20060021631A1 (en) * | 2004-07-29 | 2006-02-02 | Lafauci Mary | Non-slip layer for hair accessories |
| US20060162049A1 (en) * | 2005-01-21 | 2006-07-27 | Guerriero Charles P | Scarf holder for garments |
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| JP3163776U (ja) * | 2010-08-20 | 2010-10-28 | 有限会社ファイブ | 装飾品用留め具、及び当該装飾品用留め具を備えた装飾品、コサージュ |
| GB201203225D0 (en) * | 2012-02-24 | 2012-04-11 | Elevate Group Pty The Ltd | Spectacle holder |
| US11490694B2 (en) | 2018-05-11 | 2022-11-08 | Pandora A/S | Flat bracelet clip |
| US11234498B2 (en) | 2019-09-05 | 2022-02-01 | Pandora A/S | Jewelry clips |
| US11565852B2 (en) * | 2019-10-09 | 2023-01-31 | William Buck | Garbage can retaining clip apparatus |
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| US2140594A (en) * | 1937-03-12 | 1938-12-20 | Cohn & Rosenberger Inc | Ornamental device |
| JPS5536867B2 (ja) * | 1975-05-22 | 1980-09-24 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US1864523A (en) * | 1932-03-11 | 1932-06-28 | George F Berkander | Ornament |
| US1908469A (en) * | 1932-09-03 | 1933-05-09 | F H Noble & Co | Spring fastener for brooches and the like |
| FR788761A (fr) * | 1934-07-23 | 1935-10-16 | Cfcmug | Perfectionnements aux systèmes amplificateurs comprenant une cellule photo-électrique |
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| US2763999A (en) * | 1953-11-27 | 1956-09-25 | Frances P Norman | Earring pads with expansible opening for attaching to earring |
| FR1136518A (fr) * | 1955-11-16 | 1957-05-15 | Charley Ets | Clip formant broche |
| AT214681B (de) * | 1960-03-08 | 1961-04-25 | Johann Harrer | Als Schmuckstück ausgebildeter Klips |
| JPS5536867U (ja) * | 1978-09-01 | 1980-03-10 |
-
1991
- 1991-03-02 JP JP1991018302U patent/JPH0618485Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-07-08 US US07/727,019 patent/US5085060A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-07-19 KR KR1019910012291A patent/KR930008624B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5536867B2 (ja) * | 1975-05-22 | 1980-09-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR920017598A (ko) | 1992-10-21 |
| KR930008624B1 (ko) | 1993-09-11 |
| JPH04107611U (ja) | 1992-09-17 |
| US5085060A (en) | 1992-02-04 |
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