JP3025567U - ショルダーベルト保持具 - Google Patents

ショルダーベルト保持具

Info

Publication number
JP3025567U
JP3025567U JP1995006067U JP606795U JP3025567U JP 3025567 U JP3025567 U JP 3025567U JP 1995006067 U JP1995006067 U JP 1995006067U JP 606795 U JP606795 U JP 606795U JP 3025567 U JP3025567 U JP 3025567U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
shoulder belt
narrowing
shoulder
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995006067U
Other languages
English (en)
Inventor
眞巳 三輪
千映子 臼井
徳子 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitoms Inc
Original Assignee
Nitoms Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitoms Inc filed Critical Nitoms Inc
Priority to JP1995006067U priority Critical patent/JP3025567U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3025567U publication Critical patent/JP3025567U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 様々な形態のショルダーベルトに対して汎用
性が得られるとともに、良好な外観性が得られるショル
ダーベルト保持具を提供する。 【構成】 髪止めの本体11にヒンジを介して連結した
狭着部材13と、狭着部材13が貫通する保持部材14
とを備える。保持部材14は、表面が高摩擦係数および
弾性を有し、狭着部材13に対して着脱可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はショルダーベルト保持具に係り、さらに詳しく言えば、様々な形態の ショルダーベルトに対して汎用性が得られるとともに、良好な外観性が得られる ショルダーベルト保持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ショルダーバッグは、使用者の体型,体格,動作等によりショルダーベルトが 肩からずり落ちる虞れがある。 このため、使用者の肩にショルダーベルトを保持するための提案が各種されて いて、例えば、ショルダーベルトを挟み込むクリップ形式の止め具に滑り止め用 の突起を形成した肩ベルト用止め具(実開昭60−160724号公報:従来例 1),楕円形のパットにベルトを介してショルダーベルトを接続するショルダー バッグの安定パット(実開昭61−43415号公報:従来例2),への字状に 形成された肩当本体にショルダーベルトを挿通させる鞄・袋物等に於ける肩紐用 肩当(実開昭62−78118号公報:従来例3),細かく縦長の刻み目を付け た非滑性膜をショルダーベルトに貼り付けるベルト滑り止め(実開平4−128 621号公報:従来例4),首方向に向かって下がる傾斜面にショルダーベルト を載置するショルダバンドずり落ち防止ホルダ(実開平5−29423号公報: 従来例5)およびショルダーベルトを水平に保持するバンド支持面を面状ファス ナによりショルダーベルトに接続するショルダバンド保持具(実開平6−552 4号公報:従来例6)等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来例1〜6は以下のような問題がある。 すなわち、従来例1では、その構造上、一定以上の幅寸法を有するショルダー ベルト以外に適用できない。 また、従来例2および従来例3では、パット本体あるいは肩当本体がショルダ ーベルトの幅寸法よりも大きいため、外観性を阻害する。特に、従来例3では、 使用にあたってショルダーベルトを肩当本体に挿通させる必要があるため、ショ ルダーバッグから着脱可能なショルダーベルト以外に適用できない。
【0004】 一方、従来例4では、ベルト滑り止めをショルダーベルトに貼付するため、例 えば高価なショルダーバッグに使用するには抵抗感が生ずるとともに、粘着材の 劣化によりショルダーベルトから脱落する虞れがある。 そして、従来例5および従来例6では、使用者の体型,体格,動作等により、 ショルダーベルトを載置する面を必ずしも首方向に向かって下がる傾斜面とする ことができない。
【0005】 以上のような問題は、前述した従来例1〜6を例えばカメラ等に取り付けられ るストラップと呼ばれるショルダーベルトに適用した場合にも生じている。 本考案は、これらのような従来の問題を解決するためになされたもので、その 目的は、様々な形態のショルダーベルトに対して汎用性が得られるとともに、良 好な外観性が得られるショルダーベルト保持具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案の請求項1に記載した考案は、本体にヒン ジを介して連結され、前記本体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材 と、前記狭着部材に着脱可能に貫通されるとともに表面が高摩擦係数を有する保 持部材とを備えていることを特徴としている。 この場合、保持部材としては、本体の平面形状よりも小さく形成しておけばよ く、同一面上に狭着部材が挿通し、かつ、突出する貫通孔を設けておけばよい。
【0007】 また、本考案の請求項2に記載した考案は、本体にヒンジを介して連結され、 前記本体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材と、前記狭着部材に着 脱可能に貫通されるとともに表面が高摩擦係数を有する保持部材とを備え、前記 本体および前記狭着部材が頭髪を挟み込む髪留めであることを特徴としている。 この髪留めとしては、俗にバレッタと呼ばれる形式の髪止めが採用できる。
【0008】 さらに、本考案の請求項3に記載した考案は、本体にヒンジを介して連結され 、前記本体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材と、前記狭着部材に 着脱可能に貫通されるとともに表面が高摩擦係数および弾性を有する保持部材と を備え、前記本体および前記狭着部材が頭髪を挟み込む髪留めであることを特徴 としている。 この場合、保持部材としては、表面が高摩擦係数および弾性を有する適宜な材 質で形成しておけばよい。
【0009】 そして、本考案の請求項4に記載した考案は、本体にヒンジを介して連結され 、前記本体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材と、前記狭着部材に 着脱可能に貫通されるとともに表面が高摩擦係数を有する保持部材とを備え、前 記本体および前記狭着部材が頭髪を挟み込む髪留めであるとともに、前記保持部 材が弾性を有する内包材と、前記内包材を被覆する外装材とを有していることを 特徴としている。 この場合、内包材としては、例えばウレタンフォームにより略座布団形状等に 形成しておけばよい。 また、外装材としては例えばウレタン系合成皮革等が採用でき、狭着部材が挿 通可能なスリットを適宜な箇所に設けておけばよい。
【0010】
【作用】
このような本考案の請求項1に記載した考案においては、表面が高摩擦係数を 有する保持部材がショルダーベルトとともに本体と狭着部材との間に狭着されて いるため、肩からずり落ちるショルダーベルトを保持できることになる。 また、本体と狭着部材とによるショルダーベルトの狭着を解除すれば、狭着部 材に貫通されている保持部材もショルダーベルトから分離されるため、他のショ ルダーベルトにも適用でき汎用性が得られることになる。 そして、保持部材が本体の表面形状よりも小さく形成されていれば、外観性を 阻害しないことになる。
【0011】 さらに、本考案の請求項2に記載した考案においては、本体および狭着部材が 例えば俗にバレッタと呼ばれる形式の頭髪を挟み込む髪留めであるため、様々な 装飾が施された髪止めを採用することにより良好な外観性,装飾性,意匠性が得 られることになる。 また、本考案の請求項3に記載した考案においては、保持部材が弾性を有して いるため、肩に作用する荷重を緩和できることになる。 そして、本考案の請求項4に記載した考案においては、保持部材が内包材およ び外装材により構成されているため、内包材および外装材の材質を適宜選択する ことにより、高摩擦係数および弾性が高次元で両立することになり、これらによ り前記目的が達成される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1には、本考案に係る一実施例が示されている。本実施例におけるショルダ ーベルト保持具10は、図示しないショルダーバッグのショルダーベルトを使用 者の肩に保持するためのものであり、本体11にヒンジ12を介して連結され、 本体11との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材13と、狭着部材13 に着脱可能に貫通される保持部材14とを備えている。
【0013】 本体11および狭着部材13は、俗にバレッタと呼ばれる頭髪を挟み込むため の髪止めとされ、本体11に装飾部材15が設けられている。 図2に示すように、保持部材14は、内包材16と、基材17を介して内包材 16を被覆する外装材18とを有し、装飾部材15の平面形状よりも小さく形成 されている。
【0014】 内包材16は、弾性を有する例えばウレタンフォーム製とされ、略座布団形状 等に形成されている。 一方、外装材18は、表面が高摩擦係数を有する例えばウレタン系合成皮革製 とされ、その周縁18Aを高周波溶着することにより内包材16が被覆されてい る。この外装材18は、狭着部材13を貫通させるための一対のスリット19, 19が設けられている。これらのスリット19,19は、狭着部材13の幅寸法 に対応するとともに、内包材18の同一面上において互いに並行に設けられてい る。 したがって、図1に示すように、保持部材14は、狭着部材13が一方のスリ ット19から外装材18の裏面に挿通され、次いで他方のスリット19から外装 材18の表面に露出するように貫通される。
【0015】 次に、本実施例におけるショルダーベルト保持具10の使用方法を説明する。 まず、狭着部材13の先端を順次スリット19,19に挿通させることにより 、保持部材14も狭着部材13を貫通させる。 次に、ヒンジ12を介して狭着部材13を回動させることにより、保持部材1 4を介してショルダーベルトを本体11と狭着部材13との間に狭着し、図3に 示すように、保持部材14を介してショルダーベルトSを使用者の肩に掛ける。 このショルダーベルト保持具10は、狭着部材13によるショルダーベルトS の狭着を解除することにより、保持部材14がショルダーベルトSから分離され 、これにより他のショルダーベルトにも使用可能なっている。 また、本体11および狭着部材13を構成するバレッタを選択的に用いて、狭 着部材13を保持部材14に貫通させることにより様々に組み合わせられる。
【0016】 本実施例のショルダーベルト保持具10によれば、ショルダーベルトSが表面 が高摩擦係数を有する保持部材14を介して使用者の肩に掛けられるため、肩か らずり落ちる虞れが少なく、従来より各種提案されているショルダーベルト保持 具と同様な効果が得られる。 一方、本実施例のショルダーベルト保持具10によれば、保持部材14が狭着 部材13に貫通されているため、本体11および狭着部材13によるショルダー ベルトの狭着を解除すれば、保持部材14もショルダーベルトSから分離される ため、他のショルダーベルトにも適用できるという汎用性が得られる。 また、保持部材14が本体11に設けられた装飾部材15の平面形状よりも小 さく形成されているため、装飾部材15に覆われて目立つことがなく、外観性を 阻害しない。
【0017】 さらに、本体11および狭着部材13がバレッタと呼ばれる髪留めであるため 、様々な装飾が施された髪止めを適宜選択的に採用することにより、良好な外観 性,装飾性,意匠性が得られる。 また、保持部材14が弾性を有しているため、使用者の肩に作用するショルダ ーバッグの荷重を緩和でき、使用感を良好にできる。 そして、保持部材14が内包材16および外装材18により構成されているた め、高い摩擦係数と弾性という異なる機能を高い次元で両立させることができる 。
【0018】 なお、本考案は前述した実施例に限定されるものではなく、本考案を達成でき る範囲での改良,変形等は任意であり、例えば本体および狭着部材を構成するバ レッタや保持部材の材質,形状,寸法,形態,数,配置個所等の相違も本考案に 含まれるものである。
【0019】
【考案の効果】
本考案の請求項1に記載した考案によれば、様々な形態のショルダーベルトに 対して汎用性が得られるとともに、良好な外観性が得られる。 また、本考案の請求項2に記載した考案によれば、一層良好な外観性,装飾性 ,意匠性が得られる。 さらに、本考案の請求項3に記載した考案によれば肩に作用する荷重を緩和で き、本考案の請求項4に記載した考案によれば高摩擦係数および弾性を高次元で 両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】保持部材を示す断面図である。
【図3】使用状態を示す模式図である。
【符号の説明】
10 ショルダーベルト保持具 11 本体 12 ヒンジ 13 狭着部材 14 保持部材 16 内包材 18 外装材 S ショルダーベルト

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体にヒンジを介して連結され、前記本
    体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材と、
    前記狭着部材に着脱可能に貫通されるとともに表面が高
    摩擦係数を有する保持部材とを備えていることを特徴と
    するショルダーベルト保持具。
  2. 【請求項2】 本体にヒンジを介して連結され、前記本
    体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材と、
    前記狭着部材に着脱可能に貫通されるとともに表面が高
    摩擦係数を有する保持部材とを備え、前記本体および前
    記狭着部材が頭髪を挟み込む髪留めであることを特徴と
    するショルダーベルト保持具。
  3. 【請求項3】 本体にヒンジを介して連結され、前記本
    体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材と、
    前記狭着部材に着脱可能に貫通されるとともに表面が高
    摩擦係数および弾性を有する保持部材とを備え、前記本
    体および前記狭着部材が頭髪を挟み込む髪留めであるこ
    とを特徴とするショルダーベルト保持具。
  4. 【請求項4】 本体にヒンジを介して連結され、前記本
    体との間にショルダーベルトを狭着可能な狭着部材と、
    前記狭着部材に着脱可能に貫通されるとともに表面が高
    摩擦係数を有する保持部材とを備え、前記本体および前
    記狭着部材が頭髪を挟み込む髪留めであるとともに、前
    記保持部材が弾性を有する内包材と、前記内包材を被覆
    する外装材とを有していることを特徴とするショルダー
    ベルト保持具。
JP1995006067U 1995-05-24 1995-05-24 ショルダーベルト保持具 Expired - Lifetime JP3025567U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006067U JP3025567U (ja) 1995-05-24 1995-05-24 ショルダーベルト保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995006067U JP3025567U (ja) 1995-05-24 1995-05-24 ショルダーベルト保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3025567U true JP3025567U (ja) 1996-06-21

Family

ID=43160757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995006067U Expired - Lifetime JP3025567U (ja) 1995-05-24 1995-05-24 ショルダーベルト保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3025567U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6311699B1 (en) Ponytail holder
US4575874A (en) Pad for a shoulder strap
US5487582A (en) Detachable shopping bag handle
US5743500A (en) Method and apparatus for holding bottles
US5085060A (en) Clip ring type ornamental clasp
US5787904A (en) Adjustable hair holder and method for retaining hair
US6135852A (en) Foundation garment strap retainer
CN114206164A (zh) 垫子
US8485202B1 (en) Hair holder device
JP3025567U (ja) ショルダーベルト保持具
US6105586A (en) Concealed attaching clip for headwear
US20060011688A1 (en) Hands free device holder
US3934317A (en) Means for detachable support of keys within a pocket of an article of clothing
JP2002067811A (ja) 買い物袋を固定する補助具
JP3017590U (ja) 衣服用ベルト
JPH0737532Y2 (ja) 抱き具の機能を具えたリュックサック
JP2934758B2 (ja) 背負い鞄の肩掛けベルト上端取付具
JP2711990B2 (ja) スキーケース
JP3081856U (ja) 携帯電話保持クリップ
CN211408452U (zh) 趴枕
US6929164B1 (en) Neck wrap/brace for holding items and belt article holder for same
US3127651A (en) Fastener
JP3034257U (ja) 滑り止め具及び滑り止め具付装飾体
JP2001017211A (ja) イヤリング用止金具
JPH08332110A (ja) 装飾体の止めクリップ