JP3045812U - ピアス用キャッチ - Google Patents

ピアス用キャッチ

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JP3045812U
JP3045812U JP1997006732U JP673297U JP3045812U JP 3045812 U JP3045812 U JP 3045812U JP 1997006732 U JP1997006732 U JP 1997006732U JP 673297 U JP673297 U JP 673297U JP 3045812 U JP3045812 U JP 3045812U
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JP
Japan
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catch
metal cover
piercing
catch body
pin
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JP1997006732U
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Inventor
満男 飯野
Original Assignee
株式会社アルファジュエリー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピアス本体のピンを確実に挟持するのは勿論
のこと、ピアス用キャッチを製造する際の作業工程を簡
略化すると共に品質の均一性を保ち、また装飾性の高い
ピアス用キャッチを提供できるようにする。 【解決手段】 シリコーン樹脂等の弾性体からなるキャ
ッチ本体9と、このキャッチ本体9の外側面13を被覆
する金属カバー10とで構成され、前記キャッチ本体1
0の耳たぶに当たる内側面11の周縁に前記金属カバー
10の端部に設けた係止部14を係止させて両者を一体
にすると共に、キャッチ本体9及び金属カバー10にピ
ン挿通孔12,12aを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ピアスイヤリングに用いられるピアス用キャッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のピアス用キャッチとして、例えば板バネの中心にピン挿通孔を設けると 共に板バネの両端を円形状に湾曲させ、この板バネのバネ力を利用してピンを挟 持するタイプのものがあった。しかし、この種のピアス用キャッチは、ピアスの 使用頻度が高まると板バネのピン挟持力が弱まり、使用中に耳たぶからピアスが 外れてしまう等の問題がある。これを解決するものとして、例えば図6に示した ように、球状に形成した金属製のキャッチ本体1の内部に空洞を形成し、この空 洞にシリコーン樹脂等の弾性体2を充填して固化させてから、弾性体2の中心に ピン挿通孔3を形成し、弾性体2の弾性力によってピン4を挟持したもの(実開 昭61−13615号)、又はシリコーン樹脂等の弾性体2のみで構成したピア ス用キャッチが知られている。いずれのピアス用キャッチも、シリコーン樹脂等 の弾性体2がピン4の全長にわたって挟持するため、板バネの場合に比べてより 確実にピン4を挟持することが可能となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の上記ピアス用キャッチにあっては、前者の場合は流動性 のシリコーン樹脂を注射器等の注入手段により1つずつ充填して固化させなけれ ばならないため、作業が面倒であると共に、固化した後の弾性体2の品質を均一 に保つのが困難であった。一方、後者の場合は弾性体2のみで構成されるために 装飾性に欠けるといった問題があった。
【0004】 そこで、本考案は、ピンを確実に挟持するのは勿論のこと、作業工程の簡略化 を図るとともに品質の均一性を保ち、また装飾性の高いピアス用キャッチを提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するために、本考案の請求項1に係るピアス用キャ ッチは、シリコーン樹脂等の弾性体からなるキャッチ本体と、このキャッチ本体 の外側面を被覆する金属カバーとで構成され、前記キャッチ本体の耳たぶに当た る内側面の周縁に前記金属カバーの端部に設けた係止部を係止させて両者を一体 にすると共に、キャッチ本体及び金属カバーにピン挿通孔を設けたことを特徴と する。
【0006】 また、本考案の請求項2に係るピアス用キャッチは、前記金属カバーが、前記 キャッチ本体の外側面と同一形状にプレス成形によって絞り加工されると共に、 前記金属カバーの端部がプレス成形によって曲げ加工されキャッチ本体の内側面 に係止されることを特徴とする。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本考案に係るピアス用キャッチを詳細に説明する 。図1は、本考案に係るピアス用キャッチ5と、このピアス用キャッチ5に止着 されるピアス本体6とを示したものである。ピアス用キャッチ5は、シリコーン 樹脂等の弾性体からなる半球状のキャッチ本体9と、このキャッチ本体9の外側 面を被覆する金属カバー10とで一体に構成されている。また、ピアス本体6は 、球体形状の装飾体7とその先端から延びるピン8とで構成されるが、装飾体7 が図1に示したような球体形状に限定されないのは勿論である。
【0008】 上記キャッチ本体9は、図2に示したように、断面略半円形状に形成されてお り、その上面に形成された平滑の内側面11の中心から半球体の頂部に向かって 内部を貫通するピン挿通孔12が設けられている。このキャッチ本体9は、シリ コーン樹脂を射出成形することによって形成される。なお、この実施例における キャッチ本体9の形状は半球体であるが、形状や大きさ等は特に限定されるもの ではない。
【0009】 金属カバー10は、キャッチ本体9の外側面13の形状とほぼ一致した形状に プレス成形される。また、金属カバー10の上端部には、キャッチ本体9の内側 面11の外周縁に沿って折り曲げられた係止部14が形成されている。なお、金 属カバー10の材質には、装飾性を考えて金やプラチナ、又はそれらの合金等が 用いられる。
【0010】 キャッチ本体9と金属カバー10とを一体にする場合には、先ず図3(a)に 示したように、碗状にプレス成形された金属カバー10にキャッチ本体9を嵌め 入れ、次いで図3(b)に示したように、キャッチ本体9の内側面11より上方 に伸ばした金属カバー10の上端部15を全周にわたって内側に折り曲げ、キャ ッチ本体9の内側面11の周囲に断面円弧状の係止部14を形成することで、キ ャッチ本体9と金属カバー10とを一体にしている。この時、キャッチ本体9の ピン挿通孔12を、金属カバー10に底部に設けられているピン挿通12aに合 わせる。なお、予め係止部14が形成してある金属カバー10にキャッチ本体9 を嵌め入れて両者を一体にしてもよい。
【0011】 なお、上記金属カバー10は、プレス成形によって形成されるが、先ず最初の プレス工程では抜き型を使用して、板材から円形材料を抜き取る。次に、絞り型 を使用したプレス成形によって、抜き取った円形材料を金属カバー10の形状に ほぼ近い形状に絞り加工する。最後に、打刻型及び穴明型を使用したプレス成形 によって金属カバー10の下面にピン挿通用の孔明け加工が行なわれる。また、 上記金属カバー10の係止部14の形成時にも、曲げ型を使用したプレス成形に よって金属カバー10の上端部15を金属カバー10内側に曲げ加工する。なお 、キャッチ本体9と金属カバー10とを一体にした後で、金属カバー10に種々 の飾りを付けて装飾効果を高めることができる。
【0012】 図4は、本考案に係るピアス用キャッチ5の使用状態を示す断面図である。ピ アス本体6のピン8を耳たぶ16の前側から耳たぶ16に設けた孔に挿通し、耳 たぶ16の後側でピアス用キャッチ5のピン挿通孔12に差し込む。このピン挿 通孔12をピン8の直径よりも若干小さくしておくことで、ピン8がピン挿通孔 12を押し広げながら挿入されると同時にキャッチ本体9の弾性力によってピン 8が挟持される。キャッチ本体9はピン8が挿入されると、弾性変形して外側に 膨らもうとするが、外側面13が金属カバー10によって被覆されているため、 膨らみが抑えられると同時にその反力がピン8に作用して、より一層ピン8を挟 持する力が増す。このため、キャッチ本体9のみの場合に比べ金属カバー10を 外側面13に設けることにより、より確実にピン7を挟持することができる。
【0013】 また、この実施例ではキャッチ本体9の内側面11の全体が耳たぶ16に当た るとともに、内側面11の周囲を金属カバー10の係止部14が取り囲んでいる ために、耳たぶ16の後側からキャッチ本体9が見えるといったことがなく、金 属カバー10による装飾効果が期待できる。また、この内側面11の周囲に形成 された金属カバー10の係止部14は、断面円弧状に形成されているために、係 止部14が耳たぶ16に当たっても違和感がなく、むしろ心地よい感蝕が得られ ることになる。さらに、金属カバー10は、絞り加工によって全体が滑らかな曲 面で形成されているために、装飾体としての効果が発揮される。
【0014】 図5は、金属カバー10からキャッチ本体9を取り外して、新しいものに取り 替える場合を示したものである。取り外し方としては、例えば金属カバー10の 係止部14の内側部分からキャッチ本体9を上から押さえるようにして棒材17 を差し込み、棒材17の先端部分を回転させるようにしてキャッチ本体9を金属 カバー10の係止部14から外して取出す。一方、新しいキャッチ本体9は、金 属カバー10内に上から押え込むようにして嵌め入れることで、内側面11の周 囲を係止部14に引っ掛けることができる。このようなキャッチ本体9の取り替 えは、ピアス用キャッチ5の使用頻度が高くてキャッチ本体9が劣化したような 場合に行なう。
【0015】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案に係るピアス用キャッチによれば、キャッチ本体 と金属カバーとを係止部によって一体としただけの構成なので、製造工程が極め て簡単になると共に、品質の均一性を保つことができる。また、キャッチ本体の 外側面を金属カバーで覆っているので、装飾効果が高いものとなる。
【0016】 また、金属カバーは、プレス成形による絞り加工で全体形状が形成され、プレ ス成形による曲げ加工で金属カバーの端部に係止部を形成したので、金属カバー 全体形状及び表面を滑らかな曲面で形成することが可能となり、装飾的効果の高 いキャッチを簡易に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピアス用キャッチとピアス本体を
示す斜視図である。
【図2】本考案に係るピアス用キャッチの断面図であ
る。
【図3】本考案に係るピアス用キャッチの概略の製造工
程を示す図である。
【図4】本考案に係るピアス用キャッチの使用態様を示
す断面図である。
【図5】キャッチ本体の取替え方法を示す断面図であ
る。
【図6】従来のピアス用キャッチの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
5 ピアス用キャッチ 9 キヤッチ本体 10 金属カバー 11 内側面 13 外側面 14 係止部 15 上端部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコーン樹脂等の弾性体からなるキャ
    ッチ本体と、このキャッチ本体の外側面を被覆する金属
    カバーとで構成され、前記キャッチ本体の耳たぶに当た
    る内側面の周縁に前記金属カバーの端部に設けた係止部
    を係止させて両者を一体にすると共に、キャッチ本体及
    び金属カバーにピン挿通孔を設けてなるピアス用キャッ
    チ。
  2. 【請求項2】 前記金属カバーは、前記キャッチ本体の
    外側面と同一形状にプレス成形によって絞り加工される
    と共に、前記金属カバーの端部がプレス成形によって曲
    げ加工されキャッチ本体の内側面に係止されることを特
    徴とする請求項1記載のピアス用キャッチ。
JP1997006732U 1997-07-31 1997-07-31 ピアス用キャッチ Expired - Lifetime JP3045812U (ja)

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