JP3797591B2 - ピアスイヤリング用キャッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はピアスイヤリング用キャッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ピアスイヤリング用キャッチの一般的なものとして、正面基板とこの両端部からのびる湾曲片とからなる形状のものがあり、正面基板の中心にピン孔が形成され、挿入されるピアスピンは湾曲片によって挟持される構造となっている。このキャッチはピアスピンの挟持力は強いが、ピアスピンに形成した凹部と湾曲片との位置関係がずれると挟着力はごく弱いものとなってしまう。又、ピアスピンとキャッチはいずれも金属製であるため接触感に違和感があるとする人もいる。
【0003】
この欠点を解消するためシリコンゴム製のピアスイヤリング用キャッチが提案されている。このシリコンゴム製のキャッチは全体が柔らかでピアスピンの外周全体にシリコンゴムが接触するため、その挟持力もあるが前記の金属製のキャッチほど強力なものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は金属製のキャッチとシリコンゴム製キャッチの各々の欠点を改善したものであり、新たな構造のピアスイヤリング用キャッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、中央にピアスピン挿通孔を備えた基板と、この両側よりのびる湾曲部とからなる金属製キャッチ基体に対し、基板の正面のみを露呈させて全体をゴム弾性体にて覆い、かつ前記湾曲部内にもゴム弾性体を充満し、当該基板の中心から湾曲部間を通ってその後方のゴム弾性体にピン挿通孔を形成したことを特徴とするピアスイヤリング用キャッチにかかるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明のピアスイヤリング用キャッチにあって、ピン挿通孔に挿入されるピアスピンは金属部位である湾曲部によって確実に弾発挟持されると共に、湾曲部内にもゴム弾性体を充満してこれを補強したもので、ピアスピンの他の外周面はゴム弾性体と弾発性をもって接触することからその挟持力は優れたものとなり、金属同士の接触以外にゴム弾性体との接触面積も多く違和感を与えない構造としたものである。
【0007】
又、ピアスイヤリング用キャッチの外表面がゴム弾性体で形成されているため、その外形はゴム弾性体用の型によって任意に選択できることとなり意匠上も優れたものとなる。特に外観はゴム弾性体であって金属製のものとは異なり温かみのある感じを与えると共に、金属製キャッチ基体を内蔵していることからキャッチピンの挟持力は優れたものとなる。
【0008】
ここで本発明の製法の一例について言えば、金属製プレ−トより基板とこの両側にのびる舌片をプレス加工にて打ち抜く第1工程、舌片を一側に湾曲させる第2工程、ゴム弾性体用型内に基板を下向きとして挿入する第3工程、型内に未架橋ゴム弾性体を注入する第4工程、前記未架橋ゴム弾性体を架橋する第5工程、型内より架橋物を取り出す第6工程からなり、好ましくは、第4工程の前に中子ピンを湾曲部間を通して基板の中央に穿孔したピン孔内に通す工程、この中子ピンにて基板を押圧して型に形成した孔より基板の正面を露呈させた工程、別例としては第3工程として、ゴム弾性体用型内に立設した中子ピンに基板の中央に穿孔した孔を通す工程よりなる製法にかかるものであり、金属製キャッチ基体がその基板部を除いてゴム弾性体内に埋設されている構造であってその一体化は完全となる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明を実施例をもって更に詳細に説明する。
図1は本発明のピアスイヤリング用キャッチの正面図、図2は図1のA−A線での断面図、図3はピアスピンとかかるキャッチとの関係を示す断面図である。図中、符号1は金属製キャッチ基体であり、2は基板、3はその両側よりのびる片である。この基板2の中央にはピン孔4が形成されている。又、両側の片3、3はその先端が基板2の裏側に向かって曲げられて湾曲部5、5が形成される。そして基板2の正面を残して金属製キャッチ基体1全体を円盤状のシリコンゴム10にて覆ってなるものである。前記の両側片3、3によって構成される湾曲部5、5はその腹部でピアスピン20に形成した凹部21に嵌め込まれ挟持することとなる。
【0010】
かかるシリコンゴム10には基板2の中央に形成されたピン孔4と直線状にピン挿入孔11が形成されており、このピン挿入孔11の径を挿入されるピアスピン20の径よりもやや小さくしておくことによって、ピアスピン20の外周面を弾発的に挟持することが可能となったものである。そして、かかるシリコンゴム10は両側片3によって構成される湾曲部5の内部にも侵入して充満(12)されるものであり、湾曲部5の弾発性が弱まる場合であっても、かかるシリコンゴム12の存在により弾発性が弱まることがないという優れた点を備えている。尚、シリコンゴム12の存在は、逆に言えば湾曲部5、5の動きを規制する作用をなす。
【0011】
図4は本発明のピアスイヤリング用キャッチ1の製法の概念図である。第1工程にあってはキャッチ基体1を金属プレ−トPより打ち抜くものであり、基板2と両側片3、3と基板2の中央にピン孔4とが一度の工程にて打ち抜かれる。
【0012】
第2工程では両側片3、3を湾曲に曲げるものであり、この湾曲部5、5の腹部にてピン20の凹部21をとらえて挟持に供されることとなる。
【0013】
第3工程では第2工程にて得られたキャッチ基体1を下型30内にセットする工程があり、この例えば型30の底面に円形の穴31を形成し、ここにキャッチ基体1の基板2が嵌め込まれる。
【0014】
第4工程では上型40に立設された中子ピン41が湾曲部5、5の間を通って基板2の中央に開けられたピン孔4に挿入され、かかる中子ピン41によってキャッチ基体1を押圧し、基板2が前記円形の穴31内に完全にセットされ固定される。
【0015】
第5工程では、この状態を維持して内部に未架橋シリコンゴム10aを充填し、これを架橋しその後型内より取り出すことによって図1に示す如きピアスイヤリング用キャッチが製造されることとなる。
【0016】
第1工程で打ち抜かれた前記金属製キャッチ基体1は、このままの形状でもキャッチとして使用することが可能ではあるが、本発明にあってはこの周囲をゴム弾性体10にて覆ってしまうため、打ち抜きの際のバリを完全に取り除く必要がなくなるという製造上のメリットもある。即ち、打ち抜きの際のバリ取りをせずにそのままシリコンゴム10内に埋設することとなるため、この面での省力化も可能となったものである。
【0017】
図5は前記第3工程の改良を示す図であり、下型30の中央穴部31の周囲には先端が内向きの傾斜(円弧)面をなす支持部32が形成されており、この支持部32によってキャッチ基体1の基板2が支持される。この支持部32は両側の湾曲部5、5をその傾斜面にて支えることとなるため、キャッチ基体1は傾かずに維持される。従って、その後の工程にて中子ピン41が湾曲部5、5の間を通って基板2の中央に開けられたピン孔4に挿入又は閉鎖し、かかる中子ピン41によってキャッチ基体1を平らに維持しつつ押圧し、基板2が前記円形の穴31内に完全にセットされ固定され、この状態を維持して内部に未架橋シリコンゴム10aを充填し、これを架橋しその後型内より取り出すことによって基板2が傾かずにシリコンゴム中に埋設されたピアスイヤリング用キャッチが製造されることとなる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、金属製キャッチとゴム製キャッチの特徴を生かしつつ更に違和感の少ない優れたキャッチを提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1におけるピヤスイヤリング用キャッチの正面図である。
【図2】図2は図1のA−A線切断図である。
【図3】図3は本発明のキャッチとピアスピンとの関係を示す切断面である。
【図4】図4は本発明の第1におけるピアスイヤリング用キャッチの製法を示す概念図である。
【図5】図5はピアスイヤリング用キャッチの別の製法を示す図である。
【符号の説明】
1‥金属製キャッチ基体、
2‥基板、
3‥両側片、
4‥基板の中央のピン孔、
5‥湾曲部、
10‥ゴム弾性体(シリコンゴム)、
10a‥未架橋シリコンゴム10a、
11‥ピン挿入孔、
12‥湾曲部内部のゴム弾性体、
20‥ピアスピン、
21‥ピアスピンの凹部、
30‥下型、
31‥下型の底面の穴、
32‥筒状支持部材、
40‥上型、
41‥上型に立設された中子ピン。

Claims (2)

  1. 中央部にピアスピン挿通孔を備えた基板と、この基板の両側よりのびる湾曲部とからなる金属性のキャッチ基体に対し、前記基板の正面のみを露呈させて全体をゴム弾性体にて覆い、かつ前記湾曲部内にもゴム弾性体を充満し、当該基板の中心から湾曲部間を通ってその後方のゴム弾性体にピン挿通孔を形成したことを特徴とするピアスイヤリング用キャッチ。
  2. 中央部にピアスピン挿通孔を備えた基板と、この基板の両側よりのびる湾曲部とからなる金属性のキャッチ基体と、この金属性のキャッチ基体の湾曲部を嵌め込む窪み部と、この窪み部の側面より前記湾曲部内部に向かって形成された膨満部と、前記窪み部の中央より後方に伸びる小径の貫通孔とよりなるゴム弾性体とからなり、前記窪み部内に金属性のキャッチ基体の湾曲部を嵌め込み、湾曲部内に前記膨満部を嵌合させることを特徴とするピアスイヤリング用キャッチ。
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