JP2534166Y2 - 天井用空調空気吹き出し装置 - Google Patents

天井用空調空気吹き出し装置

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JP2534166Y2
JP2534166Y2 JP1990111122U JP11112290U JP2534166Y2 JP 2534166 Y2 JP2534166 Y2 JP 2534166Y2 JP 1990111122 U JP1990111122 U JP 1990111122U JP 11112290 U JP11112290 U JP 11112290U JP 2534166 Y2 JP2534166 Y2 JP 2534166Y2
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JP
Japan
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air
outlet
ceiling
duct
conditioning
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JP1990111122U
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JPH0468951U (ja
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里志 西脇
秀明 天満
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、天井に取り付けられる空調空気の吹き出し
装置に関する。
《従来の技術》 この種の空調空気吹き出し口としては、例えば、実公
昭62-18906号公報に開示されるものがあり、これは第3
図に示すように矩形状の吹き出し口1を持ったものが開
示されている。
上記吹き出し口1の矩形状本体の内側には、この本体
と略相似形をなす矩形状の整流板2,3が同心状に設けら
れると共に、その中心部に整流羽根4が設けられ、これ
ら整流板2,3および整流羽根4により吹き出し空気を周
縁部に案内するようになっている。
ところで、酷暑日に外から帰ってきた人には一時的に
強い空調空気が欲求されるが、このような場合には、前
記吹き出し口1から吹き出される風量を変化させること
が望ましい。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、かかる従来の天井用空調空気吹き出し
口1にあっては、この吹き出し口1から吹き出される空
調空気は、建物内に設けられた複数の吹き出し口1から
均等に吹き出されるため、特定の吹き出し口1ではその
吹き出し量の調節ができない構造となっている。
また、整流板2,3と整流羽根4とが上下方向に相対移
動して、空気の吹き出し方向を水平方向と垂直方向とで
適宜選択できるようになっているが、あくまでも吹き出
し口1自体は天井に固定されている。
従って、前記吹き出し口1から吹き出される空調空気
は、その吹き出し方向を垂直方向に調整したとしても、
天井と強い空調空気を欲求する人との間には距離があ
り、かつ、上述したように空気の吹き出し量は一定であ
るため、さほどの強い風を得ることができないものであ
った。
そこで、本考案はかかる従来の欲求に鑑みて、天井に
取り付けられた吹き出し口を降下させて、この吹き出し
口と人との距離を近接させることにより、強い風量を簡
単に得ることができる天井用空調空気吹き出し装置を提
供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 かかる目的を達成するために本考案は、天井内に配設
されるダクトと、このダクトに伸縮性ダクトを介して上
下方向に接続される吹き出し口と、この吹き出し口を昇
降可能に吊下する昇降装置とを備えることにより構成す
る。
また、前記吹き出し口は、天井に形成された収納部内
に収納可能とすることが望ましい。
《作用》 以上の構成により本考案の天井用空調空気吹き出し装
置にあっては、昇降装置により吹き出し口を下降させる
と、この吹き出し口は伸縮性ダクトを伸長しつつダクト
に接続された状態で降下される。
従って、前記吹き出し口は人に近接した状態で、ダク
トおよび伸縮ダクトを介して空調空気を吹き出すことが
でき、強い風量を得ることができる。
尚、通常では前記昇降装置により吹き出し口を上昇さ
せておくことにより、予め設定された適度な風量により
室内を空気調和することができる。
また、前記吹き出し口は、天井に形成された収納部内
に収納可能とすることにより、この吹き出し口の上昇位
置では天井部分での突出を無くして、外観を良くするこ
とができる。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図,第2図は本考案の一実施例を示す天井用空調
空気吹き出し装置(以下、単に吹き出し装置と称す
る。)10で、この吹き出し装置10は、天井12の裏側に配
設されるダクト14と、このダクト14に伸縮性ダクト16を
介して上下方向に接続される吹き出し口18と、この吹き
出し口18を昇降可能に吊下する昇降装置20とを備えるこ
とにより概略構成される。
前記吹き出し口18は、角錐台形状の外側ケース18aを
備え、この外側ケース18aの上端中央部には前記伸縮性
ダクト16が結合される空気取入口18bが形成されると共
に、この外側ケース18aの下端外周縁部にはフランジ部1
8cが形成されている。
また、前記外側ケース18aの内側には、この外側ケー
ス18aと略相似形となる角錐台形状の整流板18d,18eが同
心状に取り付けられると共に、その中心部には遮蔽板18
fが配置される。
前記昇降装置20は、前記吹き出し口18の外側に略点対
称として配置される複数の巻取装置20aと、この巻取装
置20aを駆動するモータ20bとで構成され、巻取装置20a
に巻回されるロープ20cの下端が前記外側ケース18aのフ
ランジ部18cに取り付けられて、このロープ20cに吹き出
し口18が吊下されている。
そして、前記ロープ20cが巻取装置20aから繰り出され
ることにより、前記吹き出し口18は自重により下降さ
れ、かつ、このロープ20cが巻き取られることにより、
吹き出し口18は上昇されるようになっている。
尚、前記複数の巻取装置20aは図外の連動機構を介し
て互いに同期して回転されるようになっており、前記モ
ータ20bでそれぞれ巻き取り,巻き戻しが行われる。
ところで、前記天井12には前記外側ケース18a形状に
略沿った収納部22が形成され、前記吹き出し口18が上昇
位置にある時、この吹き出し口18はこの収納部22内に収
納されるようになっている。
以上の構成により本実施例の天井用空調空気吹き出し
装置10では、通常の使用状態では第1図に示したように
吹き出し口18は昇降装置20に巻き取られて上昇位置にあ
り、この吹き出し口18は収納部22内に収納されている。
そして、この状態ではダクト14および伸縮ダクト16を
介して吹き出し口18に導入された空調空気は、外側ケー
ス12a内側および整流板18d,18eに案内されて拡散しつつ
吹き出され、室全体に空調空気が行き渡る。
尚、前記伸縮ダクト16としては、図示したように弾性
部材で形成される蛇腹状ダクトに限ることなく、テレス
コピックダクト,ベローズ等も使用することができる。
次に、前記昇降装置20を駆動して巻取装置20aのロー
プ20cを巻き戻すと、第2図に示したように吹き出し口1
8は伸縮ダクト16を伸長しつつ降下し、このように下降
された状態で空調空気は吹き出し口18から吹き出され
る。
従って、このように吹き出し口18が天井12から下降さ
れることにより、この吹き出し口18は図外の人に近接
し、より強い風量を得ることができる。
尚、前記昇降装置20は吹き出し口18が最適な下降位置
となるように、ロープ18cの巻き戻し量が予め決定され
るが、このロープ18cの巻き戻し量は、モータ18bの回転
数を制御することにより任意に調節することができる。
以上の構成により本実施例の天井用空調空気吹き出し
装置10にあっては、吹き出し口18が昇降装置20を介して
昇降可能に取り付けられたので、この吹き出し口18を下
降して人により近接させた状態で使用することにより、
強い風量を得ることができ、扇風機としての機能を兼ね
ることができる。
また、通常の使用状態では吹き出し口18を上昇させ
て、天井12の収納部22内に収納しておくことにより、こ
の吹き出し口18が天井12から突出されるのを防止して、
外観上の見栄えを良くすることができる。
ところで、前記吹き出し口18は角錐台形状として説明
したが、これに限ることなく円錐台形状としても良いこ
とはいうまでもない。
《考案の効果》 以上説明したように本考案の請求項1に示す天井用空
調空気吹き出し装置にあっては、吹き出し口を伸縮性ダ
クトを介してダクトに接続し、この吹き出し口を昇降装
置により昇降可能としたので、この昇降装置を介して吹
き出し口を下降させることにより扇風機として用いるこ
とができ、より強い風量を得ることができる。
また、本考案の請求項2にあっては、前記吹き出し口
を天井に形成された収納部内に収納可能としたので、通
常の使用状態となる吹き出し口の上昇位置では、この吹
き出し口を収納部内に収納して天井からの突出を無く
し、外観を良くすることができるという各種優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる天井用空調空気吹き出し装置の
一実施例を示す断面図、第2図は第1図に示す天井用空
調空気吹き出し装置の作動状態を示す断面図、第3図は
従来の天井用空調空気吹き出し装置を示す斜視図であ
る。 10……天井用空調空気吹き出し装置 12……天井 14……ダクト 16……伸縮性ダクト 18……吹き出し口 20……昇降装置 22……収納部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井内に配設されるダクトと、このダクト
    に伸縮性ダクトを介して上下方向に接続される吹き出し
    口と、この吹き出し口を昇降可能に吊下する昇降装置と
    を備えたことを特徴とする天井用空調空気吹き出し装
    置。
  2. 【請求項2】吹き出し口は、天井に形成された収納部内
    に収納可能としたことを特徴とする請求項1に記載の天
    井用空調空気吹き出し装置。
JP1990111122U 1990-10-25 1990-10-25 天井用空調空気吹き出し装置 Expired - Lifetime JP2534166Y2 (ja)

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