JP2534151Y2 - 雨樋集水ます - Google Patents
雨樋集水ますInfo
- Publication number
- JP2534151Y2 JP2534151Y2 JP1990070256U JP7025690U JP2534151Y2 JP 2534151 Y2 JP2534151 Y2 JP 2534151Y2 JP 1990070256 U JP1990070256 U JP 1990070256U JP 7025690 U JP7025690 U JP 7025690U JP 2534151 Y2 JP2534151 Y2 JP 2534151Y2
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- Japan
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- lid
- main body
- fitted
- water collecting
- rain gutter
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、屋根上の雨水を集めて竪樋へと流下させ案
内する雨樋集水ますに関するものである。
内する雨樋集水ますに関するものである。
従来から、第8図に示す如く、集水ます本体(イ)の
上面開口部(ロ)に嵌着される蓋体(ハ)に上下方向に
貫通した複数の固定用孔(ニ)を穿設してなる雨樋集水
ますは知られている。該雨樋集水ますは、玄関ポーチ等
の屋根部(ホ)に貫通垂設される落とし筒体(ヘ)に対
応して、該屋根部(ホ)の下面に固定されるものであ
る。この場合、蓋体(ハ)には落とし開口部(ト)が形
成されていて、該落とし開口部(ト)に前記落とし筒体
(ヘ)が挿入されるものであり、この状態で、同蓋体
(ヘ)は、その固定用孔(ニ)に螺子釘(チ)が挿通さ
れ、該螺子釘(チ)によって屋根部(ホ)の下面に固定
されるものである。該固定された蓋体(ハ)に集水ます
本体(イ)が嵌着固定されるものであり、この場合、蓋
体(ハ)の外周部分には、下方内方へと折曲した係止片
部(リ)が形成されており、又、集水ます本体(イ)の
上縁部分には外方へ折曲した係止鍔部(ヌ)が形成され
ていて、該係止鍔部(ヌ)が前記係止片部(リ)に係合
されることによって、集水ます本体(イ)の上面開口部
(ロ)が蓋体(ハ)に嵌着固定されるものである。又、
集水ます本体(イ)の底部分には、落とし筒(ル)が垂
設されており、該落とし筒(ル)には竪樋(オ)の上端
部が嵌合接続されるものである。したがって、該雨樋集
水ますにおいては、屋根部(ホ)上の雨水が落とし筒体
(ヘ)から集水ます本体(イ)内へと流下案内され、該
集水ます本体(イ)内に集水された雨水は、その落とし
筒(ル)から竪樋(オ)へと流下案内されるものであ
る。
上面開口部(ロ)に嵌着される蓋体(ハ)に上下方向に
貫通した複数の固定用孔(ニ)を穿設してなる雨樋集水
ますは知られている。該雨樋集水ますは、玄関ポーチ等
の屋根部(ホ)に貫通垂設される落とし筒体(ヘ)に対
応して、該屋根部(ホ)の下面に固定されるものであ
る。この場合、蓋体(ハ)には落とし開口部(ト)が形
成されていて、該落とし開口部(ト)に前記落とし筒体
(ヘ)が挿入されるものであり、この状態で、同蓋体
(ヘ)は、その固定用孔(ニ)に螺子釘(チ)が挿通さ
れ、該螺子釘(チ)によって屋根部(ホ)の下面に固定
されるものである。該固定された蓋体(ハ)に集水ます
本体(イ)が嵌着固定されるものであり、この場合、蓋
体(ハ)の外周部分には、下方内方へと折曲した係止片
部(リ)が形成されており、又、集水ます本体(イ)の
上縁部分には外方へ折曲した係止鍔部(ヌ)が形成され
ていて、該係止鍔部(ヌ)が前記係止片部(リ)に係合
されることによって、集水ます本体(イ)の上面開口部
(ロ)が蓋体(ハ)に嵌着固定されるものである。又、
集水ます本体(イ)の底部分には、落とし筒(ル)が垂
設されており、該落とし筒(ル)には竪樋(オ)の上端
部が嵌合接続されるものである。したがって、該雨樋集
水ますにおいては、屋根部(ホ)上の雨水が落とし筒体
(ヘ)から集水ます本体(イ)内へと流下案内され、該
集水ます本体(イ)内に集水された雨水は、その落とし
筒(ル)から竪樋(オ)へと流下案内されるものであ
る。
しかしながら、上記従来の雨樋集水ますは、屋根部
(ホ)の下面にしか施工できないものであり、該雨樋集
水ますを建屋外壁には固定することができず、軒樋から
の排水用としては使用できないものであった。
(ホ)の下面にしか施工できないものであり、該雨樋集
水ますを建屋外壁には固定することができず、軒樋から
の排水用としては使用できないものであった。
又、第9図に示す如く、建屋外壁(ワ)に固定され
て、軒樋からの排水用として使用される受けます(カ)
は知られている。該受けます(カ)においては、その後
部上縁部分から水平方向に貫通した支持用孔(ヨ)が穿
設されており、該支持用孔(ヨ)に螺子釘(チ)が挿通
され、該螺子釘(チ)によって同受けます(カ)は建屋
外壁(ワ)に固定されるものである。該受けます(カ)
においては、軒樋より配管接続される呼び樋(タ)の水
下側端部に嵌合接続されるエルボ(レ)が、その上面開
口部(ロ)に入れ込まれており、又、該受けます(カ)
の底部分には、落とし筒(ル)が垂設されており、該落
とし筒(ル)には竪樋(オ)の上端部が嵌合接続される
ものである。したがって、該受けます(カ)において
は、軒樋の雨水が呼び樋(タ)、エルボ(レ)を介して
該受けます(カ)内へと流下案内され、同受けます
(カ)内に集水された雨水は、その落とし筒(ル)から
竪樋(オ)へと流下案内されるものである。
て、軒樋からの排水用として使用される受けます(カ)
は知られている。該受けます(カ)においては、その後
部上縁部分から水平方向に貫通した支持用孔(ヨ)が穿
設されており、該支持用孔(ヨ)に螺子釘(チ)が挿通
され、該螺子釘(チ)によって同受けます(カ)は建屋
外壁(ワ)に固定されるものである。該受けます(カ)
においては、軒樋より配管接続される呼び樋(タ)の水
下側端部に嵌合接続されるエルボ(レ)が、その上面開
口部(ロ)に入れ込まれており、又、該受けます(カ)
の底部分には、落とし筒(ル)が垂設されており、該落
とし筒(ル)には竪樋(オ)の上端部が嵌合接続される
ものである。したがって、該受けます(カ)において
は、軒樋の雨水が呼び樋(タ)、エルボ(レ)を介して
該受けます(カ)内へと流下案内され、同受けます
(カ)内に集水された雨水は、その落とし筒(ル)から
竪樋(オ)へと流下案内されるものである。
しかしながら、該受けます(カ)は、上記雨樋集水ま
すの如く、屋根部(ホ)の下面に固定して使用すること
ができないものであり、又、該受けます(カ)は、建屋
外壁(ワ)に螺子釘(チ)によって直接に固定されるも
のであるため、上記雨樋集水ますの如く、蓋体(ハ)を
採用することができず、その固定作業が困難なものであ
った。
すの如く、屋根部(ホ)の下面に固定して使用すること
ができないものであり、又、該受けます(カ)は、建屋
外壁(ワ)に螺子釘(チ)によって直接に固定されるも
のであるため、上記雨樋集水ますの如く、蓋体(ハ)を
採用することができず、その固定作業が困難なものであ
った。
本考案は、上記従来の技術における問題を解決するた
めに考案されたものであり、すなわちその課題は、玄関
ポーチ等の屋根部の下面にも、建屋外壁にも、簡単に固
定して施工することができ、しかも、建屋外壁に施工さ
れる場合でも、蓋体が採用される雨樋集水ますを提供す
ることである。
めに考案されたものであり、すなわちその課題は、玄関
ポーチ等の屋根部の下面にも、建屋外壁にも、簡単に固
定して施工することができ、しかも、建屋外壁に施工さ
れる場合でも、蓋体が採用される雨樋集水ますを提供す
ることである。
本考案の雨樋集水ますは、集水ます本体の上面開口部
に嵌着される蓋体に上下方向に貫通した複数の固定用孔
を穿設すると共に、同蓋体の後縁部に後方へ突出した凸
壁部を形成し、該凸壁部に水平方向に貫通した複数の支
持用孔を穿設してなるものであり、この構成により上記
課題が解決されたものである。
に嵌着される蓋体に上下方向に貫通した複数の固定用孔
を穿設すると共に、同蓋体の後縁部に後方へ突出した凸
壁部を形成し、該凸壁部に水平方向に貫通した複数の支
持用孔を穿設してなるものであり、この構成により上記
課題が解決されたものである。
本考案の雨樋集水ますにおいては、集水ます本体の上
面開口部に嵌着される蓋体に上下方向に貫通した複数の
固定用孔が穿設されているため、該固定用孔に螺子釘、
打ち込み釘等の固定具を挿通して、該固定具によって蓋
体を屋根部の下面に固定することができ、又、同蓋体の
後縁部に後方へ突出した凸壁部が形成され、該凸壁部に
水平方向に貫通した複数の支持用孔が穿設されているた
め、該支持用孔に螺子釘、打ち込み釘等の固定具を挿通
して、該固定具によって蓋体を建屋外壁に固定すること
ができるものであり、いずれの場合にも、蓋体を固定し
た後に、該蓋体に集水ます本体を嵌着して取り付けるこ
とができて、簡単に施工することができるものである。
面開口部に嵌着される蓋体に上下方向に貫通した複数の
固定用孔が穿設されているため、該固定用孔に螺子釘、
打ち込み釘等の固定具を挿通して、該固定具によって蓋
体を屋根部の下面に固定することができ、又、同蓋体の
後縁部に後方へ突出した凸壁部が形成され、該凸壁部に
水平方向に貫通した複数の支持用孔が穿設されているた
め、該支持用孔に螺子釘、打ち込み釘等の固定具を挿通
して、該固定具によって蓋体を建屋外壁に固定すること
ができるものであり、いずれの場合にも、蓋体を固定し
た後に、該蓋体に集水ます本体を嵌着して取り付けるこ
とができて、簡単に施工することができるものである。
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図に示す雨樋集水ますは、本考案の一実施例で、
集水ます本体1の上面開口部2に嵌着される蓋体3に上
下方向に貫通した複数の固定用孔4を穿設すると共に、
同蓋体3の後縁部5に後方へ突出した凸壁部15を形成
し、該凸壁部15に水平方向に貫通した複数の支持用孔6
を穿設してなるものである。集水ます本体1は、合成樹
脂にて一体に形成されたものであり、その底部分には、
落とし筒7が一体に垂設されている。又、集水ます本体
1の後部を除く上縁部分には、外方へ突出した係止鍔部
8が一体に形成されている。蓋体3は、合成樹脂にて一
体に形成されたものであり、第2図、第3図、第4図に
示す如く、その相対向する両側縁の一方の側縁には、内
方へ突出した係止凸部9が、他方の側縁には、下方内方
へと折曲した係止片部10が各々形成されている。該係止
凸部9及び係止片部10に対応する位置において同蓋体3
には、成形時に金型が抜けるように、貫通孔11が設けら
れている。又、該係止凸部9と係止片部10が前記係止鍔
部8に各々係止されることによって、蓋体3は集水ます
本体1の上面開口部2が嵌着されるものである。その
際、係止凸部9に係止鍔部8を先に係止させ、この状態
で、係止片部10に係止鍔部8を弾性的に係止させて、蓋
体3に集水ます本体1が嵌着されるものである。この場
合、係止片部10が弾性変形され易くなるように、該係止
片部10の両側には切溝12が設けられている。又、蓋体3
の四角部分付近には、各々円形厚肉部13が設けられてお
り、該円形厚肉部13に各々固定用孔4が形成されてい
る。同蓋体3の後縁部5の両側角部分には垂下片部4が
形成され、該両垂下片部14には各々外方へ凸曲した凸壁
部15が設けられていて、該両凸壁部15に各々下方へ開放
された切溝状の支持用孔6が形成されている。この場合
は、後縁部5に二つの凸壁部15が形成されて、該両凸壁
部15に二つの支持用孔6が穿設されることになる。又、
同蓋体3の中程には、貫通垂下した落とし筒部16が一体
に垂設されている。
集水ます本体1の上面開口部2に嵌着される蓋体3に上
下方向に貫通した複数の固定用孔4を穿設すると共に、
同蓋体3の後縁部5に後方へ突出した凸壁部15を形成
し、該凸壁部15に水平方向に貫通した複数の支持用孔6
を穿設してなるものである。集水ます本体1は、合成樹
脂にて一体に形成されたものであり、その底部分には、
落とし筒7が一体に垂設されている。又、集水ます本体
1の後部を除く上縁部分には、外方へ突出した係止鍔部
8が一体に形成されている。蓋体3は、合成樹脂にて一
体に形成されたものであり、第2図、第3図、第4図に
示す如く、その相対向する両側縁の一方の側縁には、内
方へ突出した係止凸部9が、他方の側縁には、下方内方
へと折曲した係止片部10が各々形成されている。該係止
凸部9及び係止片部10に対応する位置において同蓋体3
には、成形時に金型が抜けるように、貫通孔11が設けら
れている。又、該係止凸部9と係止片部10が前記係止鍔
部8に各々係止されることによって、蓋体3は集水ます
本体1の上面開口部2が嵌着されるものである。その
際、係止凸部9に係止鍔部8を先に係止させ、この状態
で、係止片部10に係止鍔部8を弾性的に係止させて、蓋
体3に集水ます本体1が嵌着されるものである。この場
合、係止片部10が弾性変形され易くなるように、該係止
片部10の両側には切溝12が設けられている。又、蓋体3
の四角部分付近には、各々円形厚肉部13が設けられてお
り、該円形厚肉部13に各々固定用孔4が形成されてい
る。同蓋体3の後縁部5の両側角部分には垂下片部4が
形成され、該両垂下片部14には各々外方へ凸曲した凸壁
部15が設けられていて、該両凸壁部15に各々下方へ開放
された切溝状の支持用孔6が形成されている。この場合
は、後縁部5に二つの凸壁部15が形成されて、該両凸壁
部15に二つの支持用孔6が穿設されることになる。又、
同蓋体3の中程には、貫通垂下した落とし筒部16が一体
に垂設されている。
したがって、該雨樋集水ますにおいては、第5図に示
す如く、玄関ポーチ等の屋根部17に貫通垂設される落と
し筒体18に対応して、該屋根部17の下面に固定され得る
ものである。この場合、蓋体3の落とし筒部16に前記落
とし筒体18が挿入されるものであり、この状態で、同蓋
体3は、その固定用孔4に螺子釘19が挿通され、該螺子
釘19によって屋根部17の下面に固定されるものである。
該固定された蓋体3に集水ます本体1が簡単に嵌着固定
されるものである。該集水ます本体1の落とし筒7には
竪樋20の上端部が嵌合接続されるものである。この場
合、屋根部17上の雨水が落とし筒体18から集水ます本体
1内へと流下案内され、該集水ます本体1内に集水され
た雨水は、その落とし筒7から竪樋20へと流下案内され
るものである。又、該雨樋集水ますにおいては、第6図
に示す如く、建屋外壁21に固定されて、軒樋からの排水
用としても使用され得るものである。その際には、蓋体
3の支持用孔6に螺子釘19が挿通され、該螺子釘19によ
って同蓋体3は建屋外壁21に固定されるものである。該
固定された蓋体3に集水ます本体1が簡単に嵌着固定さ
れるものである。該集水ます本体1の落とし筒7には竪
樋20の上端部が嵌合接続されるものである。又、この場
合、軒樋より配管接続される呼び樋22の水下側端部に嵌
合接続されるエルボ23が、蓋体3の落とし筒部16に振れ
動かないように挿入嵌合されており、軒樋の雨水が呼び
樋22、エルボ23を介して集水ます本体1内へと流下案内
され、集水ます本体1内に集水された雨水は、その落と
し筒7から竪樋20へと流下案内されるものである。又、
該雨樋集水ますにおいては、その集水ます本体1の上縁
付近の周壁部分に水切り用段部24が形成されているた
め、上述の如き使用状態において、集水ます本体1の外
壁面に雨水が伝わり難く、該外壁面が汚れ難いものであ
る。
す如く、玄関ポーチ等の屋根部17に貫通垂設される落と
し筒体18に対応して、該屋根部17の下面に固定され得る
ものである。この場合、蓋体3の落とし筒部16に前記落
とし筒体18が挿入されるものであり、この状態で、同蓋
体3は、その固定用孔4に螺子釘19が挿通され、該螺子
釘19によって屋根部17の下面に固定されるものである。
該固定された蓋体3に集水ます本体1が簡単に嵌着固定
されるものである。該集水ます本体1の落とし筒7には
竪樋20の上端部が嵌合接続されるものである。この場
合、屋根部17上の雨水が落とし筒体18から集水ます本体
1内へと流下案内され、該集水ます本体1内に集水され
た雨水は、その落とし筒7から竪樋20へと流下案内され
るものである。又、該雨樋集水ますにおいては、第6図
に示す如く、建屋外壁21に固定されて、軒樋からの排水
用としても使用され得るものである。その際には、蓋体
3の支持用孔6に螺子釘19が挿通され、該螺子釘19によ
って同蓋体3は建屋外壁21に固定されるものである。該
固定された蓋体3に集水ます本体1が簡単に嵌着固定さ
れるものである。該集水ます本体1の落とし筒7には竪
樋20の上端部が嵌合接続されるものである。又、この場
合、軒樋より配管接続される呼び樋22の水下側端部に嵌
合接続されるエルボ23が、蓋体3の落とし筒部16に振れ
動かないように挿入嵌合されており、軒樋の雨水が呼び
樋22、エルボ23を介して集水ます本体1内へと流下案内
され、集水ます本体1内に集水された雨水は、その落と
し筒7から竪樋20へと流下案内されるものである。又、
該雨樋集水ますにおいては、その集水ます本体1の上縁
付近の周壁部分に水切り用段部24が形成されているた
め、上述の如き使用状態において、集水ます本体1の外
壁面に雨水が伝わり難く、該外壁面が汚れ難いものであ
る。
なお、本考案の雨樋集水ますにおいては、第7図に示
す実施例の如きであっても良いものである。すなわち、
該実施例の雨樋集水ますにおいては、集水ます本体1及
び蓋体3が円形状に形成されている。又、集水ます本体
1の上縁部分には、内方へ折曲した係止鍔状片25が一体
に形成されていて、該係止鍔状片25には切欠開口部26が
二箇所設けられている。又、蓋体3の周縁部分付近の下
面には、下方外方へと折曲した係止片27が二個垂設され
ており、該両係止片27が前記欠如開口部26に挿入され、
この状態で、集水ます本体1が回動されて、同両係止片
27に前記係止鍔状片25が係止されるものであり、このよ
うにして、蓋体3に集水ます本体1の上面開口部2が嵌
着されるものである。又、蓋体3の前縁部分には突起片
28が前方へ突設されており、該突起片28に前方へ開放さ
れた切溝状の固定用孔4が形成されており、同蓋体3の
後縁部分には後方へ突出した固定用片29と該固定用片29
の後端部に下方へ折曲した支持片部30とが形成されてい
て、該固定片部29に円形状の固定用孔4が穿設され、該
支持片部30に円形状の支持用孔6が二個穿設されてい
る。この場合、同支持片部30が蓋体3の後縁部5に後方
へ突出するように形成される凸壁部となり、該凸壁部と
なる一つの支持片部30に二つの支持用孔6が穿設される
ことになる。又、同蓋体3の中程には、上記実施例にお
ける落とし筒部16に相当する落とし開口部31が穿設され
ている。
す実施例の如きであっても良いものである。すなわち、
該実施例の雨樋集水ますにおいては、集水ます本体1及
び蓋体3が円形状に形成されている。又、集水ます本体
1の上縁部分には、内方へ折曲した係止鍔状片25が一体
に形成されていて、該係止鍔状片25には切欠開口部26が
二箇所設けられている。又、蓋体3の周縁部分付近の下
面には、下方外方へと折曲した係止片27が二個垂設され
ており、該両係止片27が前記欠如開口部26に挿入され、
この状態で、集水ます本体1が回動されて、同両係止片
27に前記係止鍔状片25が係止されるものであり、このよ
うにして、蓋体3に集水ます本体1の上面開口部2が嵌
着されるものである。又、蓋体3の前縁部分には突起片
28が前方へ突設されており、該突起片28に前方へ開放さ
れた切溝状の固定用孔4が形成されており、同蓋体3の
後縁部分には後方へ突出した固定用片29と該固定用片29
の後端部に下方へ折曲した支持片部30とが形成されてい
て、該固定片部29に円形状の固定用孔4が穿設され、該
支持片部30に円形状の支持用孔6が二個穿設されてい
る。この場合、同支持片部30が蓋体3の後縁部5に後方
へ突出するように形成される凸壁部となり、該凸壁部と
なる一つの支持片部30に二つの支持用孔6が穿設される
ことになる。又、同蓋体3の中程には、上記実施例にお
ける落とし筒部16に相当する落とし開口部31が穿設され
ている。
上述の如く、本考案の雨樋集水ますにおいては、集水
ます本体の上面開口部に嵌着される蓋体に上下方向に貫
通した複数の固定用孔が穿設されているため、該固定用
孔に螺子釘、打ち込み釘等の固定具を挿通して、該固定
具によって蓋体を屋根部の下面に固定することができ、
又、同蓋体の後縁部に後方へ突出した凸壁部が形成さ
れ、該凸壁部に水平方向に貫通した複数の支持用孔が穿
設されているため、該支持用孔に螺子釘、打ち込み釘等
の固定具を挿通して、該固定具によって蓋体を建屋外壁
に固定することができるものであり、いずれの場合に
も、蓋体を固定した後に、該蓋体に集水ます本体を嵌着
して取り付けることができて、簡単に施工することがで
きるものである。
ます本体の上面開口部に嵌着される蓋体に上下方向に貫
通した複数の固定用孔が穿設されているため、該固定用
孔に螺子釘、打ち込み釘等の固定具を挿通して、該固定
具によって蓋体を屋根部の下面に固定することができ、
又、同蓋体の後縁部に後方へ突出した凸壁部が形成さ
れ、該凸壁部に水平方向に貫通した複数の支持用孔が穿
設されているため、該支持用孔に螺子釘、打ち込み釘等
の固定具を挿通して、該固定具によって蓋体を建屋外壁
に固定することができるものであり、いずれの場合に
も、蓋体を固定した後に、該蓋体に集水ます本体を嵌着
して取り付けることができて、簡単に施工することがで
きるものである。
第1図は本考案の一実施例である雨樋集水ますを示す分
解斜視図、第2図は同実施例における蓋体を示す平面
図、第3図は第2図におけるX−X断面図、第4図は同
実施例における蓋体を示す側面図、第5図、第6図は同
実施例の各々異なる施工状態を示す断面図、第7図は別
の実施例である雨樋集水ますを示す分解斜視図、第8
図、第9図は本考案の各々別の従来例の施工状態を示す
断面図である。 図において、1は集水ます本体、2は上面開口部、3は
蓋体、4は固定用孔、5は後縁部、6は支持用孔であ
る。
解斜視図、第2図は同実施例における蓋体を示す平面
図、第3図は第2図におけるX−X断面図、第4図は同
実施例における蓋体を示す側面図、第5図、第6図は同
実施例の各々異なる施工状態を示す断面図、第7図は別
の実施例である雨樋集水ますを示す分解斜視図、第8
図、第9図は本考案の各々別の従来例の施工状態を示す
断面図である。 図において、1は集水ます本体、2は上面開口部、3は
蓋体、4は固定用孔、5は後縁部、6は支持用孔であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】集水ます本体の上面開口部に嵌着される蓋
体に上下方向に貫通した複数の固定用孔を穿設すると共
に、同蓋体の後縁部に後方へ突出した凸壁部を形成し、
該凸壁部に水平方向に貫通した複数の支持用孔を穿設し
てなる雨樋集水ます。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990070256U JP2534151Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 雨樋集水ます |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990070256U JP2534151Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 雨樋集水ます |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428538U JPH0428538U (ja) | 1992-03-06 |
JP2534151Y2 true JP2534151Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31606262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990070256U Expired - Lifetime JP2534151Y2 (ja) | 1990-06-29 | 1990-06-29 | 雨樋集水ます |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534151Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172400A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Panasonic Corp | アンテナ付き竪樋 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100332A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 集水用角ますの壁面取付け構造 |
JP2007100331A (ja) * | 2005-10-03 | 2007-04-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 雨樋集水ます |
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-06-29 JP JP1990070256U patent/JP2534151Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012172400A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Panasonic Corp | アンテナ付き竪樋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0428538U (ja) | 1992-03-06 |
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