JP2511343Y2 - 雨樋集水ます - Google Patents

雨樋集水ます

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JP2511343Y2
JP2511343Y2 JP7025790U JP7025790U JP2511343Y2 JP 2511343 Y2 JP2511343 Y2 JP 2511343Y2 JP 7025790 U JP7025790 U JP 7025790U JP 7025790 U JP7025790 U JP 7025790U JP 2511343 Y2 JP2511343 Y2 JP 2511343Y2
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英司 片又
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、雨水を集めて竪樋へと流下させ案内する雨
樋集水ますに関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、第6図に示す如く、集水ます本体(イ)の
上面開口部(ロ)に嵌着される蓋体(ハ)に複数の取付
け孔(ニ)を穿設してなる雨樋集水ますは知られてい
る。該雨樋集水ますは、玄関ポーチ等の屋根部(ホ)に
貫通垂設される落とし筒体(ヘ)に対応して、該屋根部
(ホ)の下面に固定されるものである。この場合、蓋体
(ハ)には落とし開口部(ト)が形成されていて、該落
とし開口部(ト)に前記落とし筒体(ヘ)が挿入される
ものであり、この状態で、同蓋体(ハ)は、その取付け
孔(ニ)に螺子釘(チ)が挿通され、該螺子釘(チ)に
よって屋根部(ホ)の下面に固定されるものである。該
固定された蓋体(ハ)に集水ます本体(イ)が嵌着固定
されるものであり、この場合、蓋体(ハ)の外周部分に
は、下方内方へと折曲した係止片部(リ)が形成されて
おり、又、集水ます本体(イ)の上縁部分には外方へ折
曲した係止鍔部(ヌ)が形成されていて、該係止鍔部
(ヌ)が前記係止片部(リ)に係合されることによっ
て、集水ます本体(イ)の上面開口部(ロ)が蓋体
(ハ)に嵌着固定されるものである。又、集水ます本体
(イ)の底部分には、落とし筒(ル)が垂設されてお
り、該落とし筒(ル)には竪樋(オ)の上端部が嵌合接
続されるものである。したがって、該雨樋集水ますにお
いては、屋根部(ホ)上の雨水が落とし筒体(ヘ)から
集水ます本体(イ)内へと流下案内され、該集水ます本
体(イ)内に集水された雨水は、その落とし筒(ル)か
ら竪樋(オ)へと流下案内されるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の雨樋集水ますは、屋根部
(ホ)の下面にしか施工できないものであり、該雨樋集
水ますを建屋外壁には固定することができず、軒樋から
の排水用としては使用できないものであった。
又、第7図に示す如く、建屋外壁(ワ)に固定され
て、軒樋からの排水用として使用される雨樋集水ます
(カ)は知られている。該雨樋集水ます(カ)において
は、その後部上縁部分に固定用孔(ヨ)が穿設されてお
り、該固定用孔(ヨ)に螺子釘(チ)が挿通され、該螺
子釘(チ)によって同雨樋集水ます(カ)は建屋外壁
(ワ)に固定されるものである。該雨樋集水ます(カ)
においては、軒樋より配管接続される呼び樋(タ)の水
下側端部に嵌合接続されるエルボ(レ)が、その上面開
口部(ロ)に入れ込まれており、又、該雨樋集水ます
(カ)の底部分には、落とし筒(ル)が垂設されてお
り、該落とし筒(ル)には竪樋(オ)の上端部が嵌合接
続されるものである。したがって、該雨樋集水ます
(カ)においては、軒樋の雨水が呼び樋(タ)、エルボ
(レ)を介して該雨樋集水ます(カ)内へと流下案内さ
れ、同雨樋集水ます(カ)内に集水された雨水は、その
落とし筒(ル)から竪樋(オ)へと流下案内されるもの
である。
しかしながら、該雨樋集水ます(カ)においては、上
記雨樋集水ますの如く、その上面開口部(ロ)に蓋体
(ハ)を嵌着して使用できないものであり、しかも、そ
の後部上縁部分に上方へ突設される突片部分に固定用孔
(ヨ)が穿設されており、同突片部分が雨樋集水ます
(カ)の本体部分の肉厚と同一厚みに形成されているた
め、該雨樋集水ます(カ)は建屋外壁(ワ)に確実強固
には固定されないものであった。
本考案は、上記従来の技術における問題を解決するた
めに考案されたものであり、すなわちその課題は、建屋
外壁に確実強固に固定して施工することができ、しか
も、この場合、その上面開口部に蓋体を嵌着して使用す
ることができる雨樋集水ますを提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の雨樋集水ますは、集水ます本体の上縁部付近
に厚肉部を形成し、該厚肉部に固定用孔を穿設し、同集
水ます本体の上面開口部に嵌着される蓋体の周壁部に前
記厚肉部が納まる切欠部を形成してなるものであり、こ
の構成により上記課題が解決されたものである。
〔作用〕
本考案の雨樋集水ますにおいては、集水ます本体の上
縁部付近に厚肉部が形成され、該厚肉部に固定用孔が穿
設されているため、該固定用孔の周辺は補強されて高強
度となっており、該固定用孔に螺子釘、打ち込み等の固
定具を挿通して、該固定具によって集水ます本体を建屋
外壁に確実強固に固定することができ、しかも、同集水
ます本体の上面開口部に嵌着される蓋体の周壁部に前記
厚肉部が納まる切欠部が形成されているため、厚肉部が
切欠部に納められて、蓋体は支障なく集水ます本体の上
面開口部に嵌着されるものである。
〔実施例〕
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図に示す雨樋集水ますは、本考案の一実施例で、
集水ます本体1の上縁部付近に厚肉部2を形成し、該厚
肉部2に固定用孔3を穿設し、同集水ます本体1の上面
開口部4に嵌着される蓋体5の周壁部6に前記厚肉部2
が納まる切欠部7を形成してなるものである。集水ます
本体1は、合成樹脂にて一体に形成されたものであり、
その底部分には、落とし筒8が一体に垂設されている。
又、該集水ます本体1の上縁部分には、その全周に亘っ
て段状周壁部9が形成されており、該段状周壁部9の後
部両側に厚肉部2が形成されている。該両厚肉部2には
各々、上下方向に長い長孔状の固定用孔3が形成されて
いる。蓋体5は、合成樹脂にて一体に形成されたもので
あり、その周壁部6の下端には、内方へ折曲した係止片
部10が形成されている。該蓋体5は、その周壁部6が前
記集水ます本体1の段状周壁部9の外側に嵌合され、前
記係止片部10が同段状周壁部9の下縁部分に係止される
ことによって、集水ます本体1の上面開口部4に嵌着係
止されるものである。又、同蓋体5の周壁部6の後壁部
分の両側には、前記厚肉部2に対応した形状の切欠部7
が形成されている。又、同蓋体5の四角部分付近には、
各々円形厚肉部11が設けられており、該円形厚肉部11に
各々支持用孔12が形成されている。又、同蓋体5の中程
には、貫通垂下した落とし筒部13が一体に垂設されてい
る。
したがって、該雨樋集水ますにおいては、第2図に示
す如く、建屋外壁14に固定されて軒樋からの排水用とし
て使用され得るものである。その際、集水ます本体1の
固定用孔3に螺子釘15が挿通され、該螺子釘15によって
同集水ます本体1は建屋外壁14に固定されるものであ
が、この場合、固定用孔3は厚肉部2に穿設されてお
り、該固定用孔3の周辺が補強されて高強度となってい
るため、集水ます本体1は建屋外壁14に確実強固に固定
されるものである。又、この状態では、集水ます本体1
の落とし筒8に竪樋16の上端部が嵌合接続され、軒樋よ
り配管接続される呼び樋17の水下側端部に嵌合接続され
るエルボ18が、集水ます本体1の上面開口部4に入れ込
まれており、軒樋の雨水が呼び樋17、エルボ18を介して
集水ます本体1内へと流下案内され、集水ます本体1内
に集水された雨水は、その落とし筒8から竪樋16へと流
下案内されるものである。又、該雨樋集水ますにおいて
は、集水ます本体1の段状周壁部9の下縁部分に水切り
用垂下片部19が一体に形成されているため、上述の如き
使用状態において、集水ます本体1の外壁面に雨水が伝
わり難く、該外壁面が汚れ難いものである。又、この建
屋外壁14に固定された状態で、第3図に示す如く、集水
ます本体1の上面開口部4に蓋体5を嵌着して使用する
ことができるものである。この場合、上記厚肉部2は切
欠部7に納められるため、蓋体5は支障なく集水ます本
体1の上面開口部4に嵌着されるものである。又、この
場合、軒樋より配管接続される呼び樋17の水下側端部に
嵌合接続されるエルボ18が、蓋体5の落とし筒部13に振
れ動かないように挿入嵌合されるものである。又、該雨
樋集水ますにおいては、第4図に示す如く、玄関ポーチ
等の屋根部20の下面に固定して施工することもできるも
のである。この場合、屋根部20に貫通垂設される落とし
筒体21に対応して、該屋根部20の下面に固定されるもの
であり、その際、蓋体5の落とし筒部13に前記落とし筒
体21が挿入されるものであり、この状態で、同蓋体5
は、その支持用孔12に螺子釘15が挿通され、該螺子釘15
によって屋根部20の下面に固定されるものである。該固
定された蓋体5に集水ます本体1が簡単に嵌着固定され
るものである。該集水ます本体1の落とし筒8にも竪樋
16の上端部が嵌合接続されるものであり、屋根部20上の
雨水が落とし筒体21から集水ます本体1内へと流下案内
され、該集水ます本体1内に集水された雨水は、その落
とし筒8から竪樋16へと流下案内されるものである。
なお、本考案の雨樋集水ますにおいては、第5図に示
す実施例の如きであっても良いものである。すなわち、
該実施例の雨樋集水ますにおいては、集水ます本体1及
び蓋体5が円形状に形成されている。又、集水ます本体
1の上縁部分には、その全周に亘って外方へ突出した係
止鍔部22が形成されており、同上縁部分の後部には、単
一の厚肉部2が形成されている。該厚肉部2には上下方
向に二個の固定用孔3が並設して形成されている。又、
蓋体5は、その周壁部6が前記集水ます本体1の係止鍔
部22の外側に嵌合され、該周壁部6の下端の係止片部10
が同係止鍔部22の下縁部分に係止されることによって、
集水ます本体1の上面開口部4に嵌着係止されるもので
ある。又、同蓋体5の周壁部6の後壁部分には、前記厚
肉部2に対応した形状の単一の切欠部7が形成されてい
る。又、同蓋体5の中程には、上記実施例における落と
し筒部13に相当する落とし開口部23が穿設されている。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案の雨樋集水ますにおいては、集水
ます本体の上縁部付近に厚肉部が形成され、該厚肉部に
固定用孔が穿設されているため、該固定用孔の周辺は補
強されて高強度となっており、該固定用孔に螺子釘、打
ち込み釘等の固定具を挿通して、該固定具によって集水
ます本体を建屋外壁に確実強固に固定して施工すること
ができ、しかも、同集水ます本体の上面開口部に嵌着さ
れる蓋体の周壁部に前記厚肉部が納まる切欠部が形成さ
れているため、厚肉部が切欠部に納められて、蓋体は支
障なく集水ます本体の上面開口部に嵌着され、該蓋体を
嵌着した状態で使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である雨樋集水ますを示す分
解斜視図、第2図、第3図、第4図は同実施例の各々異
なる施工状態を示す断面図、第5図は別の実施例である
雨樋集水ますを示す分解斜視図、第6図、第7図は本考
案の各々別の従来例の施工状態を示す断面図である。 図において、1は集水ます本体、2は厚肉部、3は固定
用孔、4は上面開口部、5は蓋体、6は周壁部、7は切
欠部である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集水ます本体の上縁部付近に厚肉部を形成
    し、該厚肉部に固定用孔を穿設し、同集水ます本体の上
    面開口部に嵌着される蓋体の周壁部に前記厚肉部が納ま
    る切欠部を形成してなる雨樋集水ます。
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