JP2534021Y2 - テープカセット収納ケース - Google Patents

テープカセット収納ケース

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JP2534021Y2
JP2534021Y2 JP3346192U JP3346192U JP2534021Y2 JP 2534021 Y2 JP2534021 Y2 JP 2534021Y2 JP 3346192 U JP3346192 U JP 3346192U JP 3346192 U JP3346192 U JP 3346192U JP 2534021 Y2 JP2534021 Y2 JP 2534021Y2
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JP
Japan
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tape cassette
storage case
lid
cassette storage
main body
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP3346192U
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JPH0584679U (ja
Inventor
重泰 西村
政司 大坂
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、テープカセット収納ケ
ースに関し、特に、収納したテープカセットが内部で遊
動しないように固定するとともに、テープカセットの外
観および性能を損わないように、テープカセットと収納
ケース側押え部との接触による傷や白粉の発生を防止す
ることができるテープカセット収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例に係るテープカセット収納
ケースの正面図、図6は図5のZ−Z線断面図である。
テープカセット収納ケース11は、箱状をなすとともに
開口を有する本体12と、この本体12の開口を開閉自
在に覆う蓋13とからなり、ビデオカメラ等の磁気記録
再生装置に用いるテープカセット14をインデクスカー
ド等の印刷物15とともに収納する。テープカセット1
4と収納ケース11との間には隙間があるので、テープ
カセット14を収納ケース11に収納したまま輸送した
場合にはテープカセット14が収納ケース11内で遊動
し、テープカセット14には収納ケース11との接触部
において傷や摩擦粉が発生する。その結果、テープカセ
ット14の外観および性能を損うことがある。これを防
止するために、収納ケース11の本体周壁の内側に対向
して突出するサイドリブ12a…をテープカセット14
の出し入れ方向に沿って形成し(例えば、実願平3−1
5791号公報)、このサイドリブ12a…の間にテー
プカセット14を挟み込むことにより固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂成
形でなる収納ケース11の周壁およびサイドリブ12a
…は、成形金型の抜き勾配によって開口側と奥側との寸
法(図5のL1とL2、図6のM1とM2)が異なり、
したがって、サイドリブ12a…の突出寸法の大きい奥
側のみがテープカセット14を拘束し、一方の開口側に
は隙間が生じるので、テープカセット14の一方側は遊
動が避けられない。その他に、テープカセット全体を固
定する方法として、インデクスカード等の印刷物を隙間
に詰めたり、あるいは、蓋の内側に隙間寸法Nの高さの
突出部を設け、この突出部によってテープカセットを押
し付けたりする方法が考えられるが、印刷物の厚さが隙
間に適合する保証はなく、また、蓋の内側の突出部は、
テープカセットとの接触部に傷や摩擦粉を生じ、テープ
カセットの外観および性能を損う原因となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、テープカセット収納ケースの蓋には、その蓋が閉じ
られた場合にテープカセットの誤消去防止用の耐摩耗性
樹脂でなるスライドシャッタ部を押圧する突状の押圧部
を形成した。
【0005】
【作用】テープカセット収納ケースの蓋に形成した突状
の押圧部は、蓋が閉じられた場合にテープカセットの誤
消去防止用の耐摩耗性樹脂でなるスライドシャッタ部を
押圧し、テープカセットはその被押圧部に傷や摩擦粉を
生じることなく固定される。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。
【0007】図1は本考案の実施例に係るテープカセッ
ト収納ケースの正面図、図2は同上面図、図3は図2の
X−X線断面図、図4は図2のY−Y線断面図である。
【0008】テープカセット収納ケース1は、箱状をな
すとともに開口を有する本体2と、この本体2の開口を
開閉自在に覆う蓋3とからなり、磁気記録再生装置に用
いる誤消去防止切り替えが可能なテープカセット4をイ
ンデクスカード等の印刷物5とともに収納する。
【0009】誤消去防止切り替えが可能なテープカセッ
ト4にあっては、任意に誤消去防止を切り替えるための
図2に示すスライドシャッタ4aを備える。このスライ
ドシャッタ4aは、耐摩耗性、剛性、摺動性に優れるポ
リアセタール樹脂(POM樹脂)によって成形され、A
BS樹脂でなるテープカセット4の本体に対してスライ
ド自在に設けられており、指先操作等により「記録可」
または「記録不可」の位置が選択される。
【0010】上記蓋3は、図3に示すテープカセット収
納ケース1の本体2上部の両側面に回動自在に係合する
回動軸3d,3dを備え、少なくとも開放位置Dまで回
動されてテープカセット4の出し入れを可能にする。
【0011】上記蓋3には、この蓋3が閉じられた時に
テープカセット4のスライドシャッタ4a部を押圧する
ことが可能な突状の押圧部3aまたは同様の押圧部3b
の少なくとも一方を備える。これら押圧部3a,3b
は、スライドシャッタ4aの「記録可」および「記録不
可」の位置にそれぞれ対応し、図1に示す上下方向Bに
ついてテープカセット4の遊動を規制する。
【0012】テープカセット4のスライドシャッタ4a
部は耐摩耗性に優れているので、ABS樹脂でなるテー
プカセット4の押圧部3aまたは押圧部3bが接触して
も傷や摩擦粉が発生せず、また、スライドシャッタ4a
部の表面の摺動性によって押圧部3aまたは押圧部3b
側の傷や摩擦粉の発生も防がれる。
【0013】また、上記蓋3は回動軸3d,3dの近傍
のコーナー部に張り出すコーナーリブ3c,3cを備え
る。このコーナーリブ3c,3cは、コーナー部に張り
出して図2に示すテープカセット4上部の角部の一点を
押さえ、前後方向Cおよび左右方向Aについてテープカ
セット4および印刷物5の遊動を規制する。
【0014】蓋3の周縁と本体2開口の周縁との当接部
は、詳しくは図3に示す正面部E、後面部F、および図
4に示す側面部Gにおいて、蓋3側または本体2側の一
方または双方に、他方の当接が可能な屈曲部を形成して
なる屈曲当接構造をなす。
【0015】この屈曲当接構造は防塵性に優れ、蓋3と
本体2との当接部に仕上り寸法の差や表面の反りによっ
て隙間を生じた場合でも、隙間は屈曲して形成されるの
で、塵埃の侵入を困難にする。
【0016】2aは図1に示すテープカセット4の左右
方向Aの遊動を規制するサイドリブであり、GPPS樹
脂でなるテープカセット収納ケース1の本体2と一体に
成形される。
【0017】このように、テープカセット収納ケースの
蓋に、テープカセットの誤消去防止用のスライドシャッ
タ部を押圧することが可能な突状の押圧部を形成したこ
とにより、テープカセットは傷や摩擦粉を生じることな
く上下方向が規制され、また、テープカセット収納ケー
スの蓋に、テープカセットの角部を点接触によって押圧
することが可能なコーナーリブを設けたことにより、テ
ープカセット上部は角部の点接触によって前後および左
右方向が規制され、したがって、テープカセットの外観
および性能を損うことなく、テープカセットをテープカ
セット収納ケース内に固定することができる。
【0018】さらに、テープカセット収納ケースの蓋の
周縁全周にわたる屈曲当接構造により、本体と蓋との当
接部の仕上り寸法の差や表面の反りに拘わらずに防塵性
を維持することができる。
【0019】
【考案の効果】以上に説明したごとく本考案によれば、
蓋が閉じられた場合にテープカセットの誤消去防止用の
スライドシャッタ部を押圧することが可能な突状の押圧
部をテープカセット収納ケースの蓋に形成したことによ
り、蓋が閉じられた場合にスライドシャッタ部が押圧さ
れ、テープカセットは上下方向の遊動が規制される。
【0020】したがって、テープカセットは傷や摩擦粉
を生じることなく上下方向が規制され、テープカセット
収納ケースに収納したまま輸送した場合等の上下方向の
振動を受けても、テープカセットの外観および性能が損
われることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るテープカセット収納ケー
スの正面図
【図2】同上面図
【図3】図2のX−X線断面図
【図4】図2のY−Y線断面図
【図5】従来例に係るテープカセット収納ケースの正面
【図6】図5のZ−Z線断面図
【符号の説明】
1…テープカセット収納ケース、2…本体、3…蓋、3
a…押圧部、3b…押圧部、3c…コーナーリブ、4…
テープカセット、E…屈曲当接構造、F…屈曲当接構
造、G…屈曲当接構造。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録再生装置に用いるテープカセッ
    トを収容するための箱状をなす本体と、この本体の開口
    部を開閉自在に覆う蓋とからなるテープカセット収納ケ
    ースにおいて、前記テープカセット収納ケースの蓋に
    は、その蓋が閉じられた場合にテープカセットの誤消去
    防止用の耐摩耗性樹脂でなるスライドシャッタ部を押圧
    する突状の押圧部を形成したことを特徴とするテープカ
    セット収納ケース。
JP3346192U 1992-04-21 1992-04-21 テープカセット収納ケース Expired - Lifetime JP2534021Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0584679U JPH0584679U (ja) 1993-11-16
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