JPH0647840Y2 - カセット収納ケース - Google Patents

カセット収納ケース

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JPH0647840Y2
JPH0647840Y2 JP10184789U JP10184789U JPH0647840Y2 JP H0647840 Y2 JPH0647840 Y2 JP H0647840Y2 JP 10184789 U JP10184789 U JP 10184789U JP 10184789 U JP10184789 U JP 10184789U JP H0647840 Y2 JPH0647840 Y2 JP H0647840Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cassette
storage case
case
cassette storage
thickness increasing
Prior art date
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JP10184789U
Other languages
English (en)
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JPH0340998U (ja
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新悟 片桐
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は磁気テープカセット収納ケースに関し、特にオ
ーディオ等に用いられる磁気テープカセットを保管する
際に用いられている磁気テープカセット収納ケースの改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
オーディオ等に用いられている磁気テープカセットは、
通常その保管時において、プラスチックから成る磁気テ
ープカセット収納ケース(以下、単に「カセット収納ケ
ース」と言う)に収納される。前記カセット収納ケース
は、前記磁気テープカセット(以下「カセット」と言
う)が記録再生装置の磁気ヘッド等の挿入されるカセッ
ト前方開口部を備え、且つ該前方開口部を横切るように
装着された磁気テープを有しているので、該前方開口部
から塵埃がカセット内に侵入するのを防止すると共に、
該前方開口部に位置している前記磁気テープの保護およ
びカセット全体を保護する目的で用いられている。
第5図に従来のカセット収納ケースの基本的な構造を示
す。カセット収納ケース31はカセット20が挿入されるポ
ケット34を備えた蓋部32と、カセット20のシャフト挿入
孔22に入り込む一対の回転防止突起7を備えたケーシン
グ部35から成っている。そして、前記カセット収納ケー
ス31は前記ケーシング部35の左右内側に突設された支軸
とポケット34の左右側壁に透設された孔とが嵌合されて
いることにより、前記ケーシング部35と前記蓋部32とが
扉の如く開閉できる。そして、前記カセット収納ケース
31は前記カセット20の表裏面に対向する壁部33,36間の
間隔が、前記カセット20のカセット厚み増大部21の厚さ
に対応するような間隔に構成されているため、前記カセ
ット収納ケース31の厚さl1は、前記カセット厚み増大部
21以外のカセット厚みl2に比べてかなり大きく構成され
ている。従って、前記カセット20を前記カセット収納ケ
ース31に収納して保管すると、前記カセット20を裸で保
管した場合の保管スペースに比べてかなり大きな保管ス
ペースが必要となる。
このため、一般ユーザーが前記カセット20を限られたス
ペース内に保管するような場合、例えば、自動車内に出
来るだけ多く保管しようとした場合には、前記カセット
収納ケース31に収納しないこともあった。しかし、前記
カセット20を前記カセット収納ケース31に収納しないで
保管すると、塵埃がカセット内に侵入し易くなり、磁気
テープの記録再生特性の低下を助長する問題があった。
上記のような問題を解消すべく、本出願人は、先に薄型
のカセット収納ケースを提案した(実開昭60−163279
号、実開昭63−52782号各公報)。
この薄型のカセット収納ケースは、これまでのものとは
逆に、カセット前方開口部を該カセット収納ケースの開
閉先端側にてカセット厚み増大部を受容する凹部が形成
された構造である。
実開昭63−52782号公報に記載された改良型のカセット
収納ケースについて第4図を参照して説明すると、第4
図に示されたカセット収納ケース11は、ポケット14を有
する蓋部12と、ケーシング部15とが従来のカセット収納
ケースと同様に枢着されている。前記蓋部12にはカセッ
ト表裏面に広域的に対抗する壁部13に、カセット20のカ
セット前方開口部を構成しているカセット厚み増大部21
を受容する凹部18が形成されている。又、前記ケーシン
グ部15にはカセット表裏面に対向する壁部16にカセット
厚み増大部21を受容する凹部18とリールシャフト挿入孔
22が嵌入する従来と同様の一対の回転防止突起7が形成
されている。
前記両凹部18は向い合うようにケース内側に形成されて
おり、その形状は前記カセット厚み増大部21を受容する
形状、すなわち、前記蓋部12と前記ケーシング部15との
開閉回転軸線に対して外方に拡がるような、例えば台形
状に構成されている。
又、前記ケーシング部15の左右側壁19と、該側壁19に対
抗する前記ポケット14の左右側壁との対抗面には、図示
しないが、前記カセット収納ケース11の閉蓋時に相互に
嵌合する凹凸部が形成されており、カセット保管時にお
いて不測に開動しないようになされている。
前記カセット収納ケース11が開蓋されているときの前記
壁部13と前記壁部16との間隔は、前記カセット20のカッ
ト厚み増大部21以外の厚さl2よりも極僅か大きくなされ
ていると共に、前記両凹部18間の間隔はカセット厚み増
大部21の厚さl5よりも極僅か大きく構成されている。
従って、第4図に示した改良型のカセット収納ケース11
はそれ以前のケースに比べてかなり薄型となり、保管ス
ペースの削減ができ、かつ携帯用としての使い勝手が大
きく改善された。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記薄型のカセット収納ケース11の開口
側においては、前記カセット20が前記カセット収納ケー
ス11内に納められた場合、第3図に示すように前記両・
凹部18間の間隔がカセット厚み増大部の厚さl5に対して
薄型であるが故にそれほど余裕のない寸法に構成されて
いるため、輸送或いは持ち運びをした時に、振動などに
よりカセット厚み増大部21が揺れて凹部18に当接して擦
れ傷が発生し易かった。この擦れ傷は、特に前記凹部18
の縁部18a(前方側壁10寄りの縁部)と前記前記カセッ
ト厚み増大部21の前縁21aにおける擦れによる擦れ粉が
発生し易く、この擦れ粉は前記カセット厚み増大部21に
よって構成された開口より侵入して、該粉末がテープ表
面に付着し、ドロップアウトとなる懸念があった。
本考案の目的は上記欠点を解消し、上記のような擦れ傷
を発生させないように改善されたカセット収納ケースを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の上記目的は、ポケットを有する蓋部と回転防止
突起を有するケーシング部とが開閉自在に枢着され、カ
セット前方開口部のカセット厚み増大部を受容する凹部
がケース開放側に形成されたカセット収納ケースにおい
て、少なくとも前記ケーシンク部に設けられた前記凹部
に該凹部底面よりケース厚み方向に盛り上った凸部が設
けられ、該凸部の少なくとも上面が梨地面に構成された
ことを特徴とするカセット収納ケースによって達成され
る。
〔実施態様〕
以下、図面に例示した本考案の一実施態様のカセット収
納ケースについて詳細に説明する。但し本考案は本実施
例のみに限られるものではないことは勿論である。
第1図は本実施態様のカセット収納ケースにカセットを
収納する途中の斜視図であり、第2図はその側面図であ
る。
第1図及び第2図に示したカセット収納ケース11は、そ
の基本構造は実開昭63−52782号公報に記載されたカセ
ット収納ケースと同様である。即ち、第1図に示された
カセット収納ケース11は、ポケット14を有する蓋部12
と、ケーシング部15とが枢着され、更に、前記蓋部12に
はカセット表裏面に広域的に対抗する壁部13に、カセッ
ト20のカセット前方開口部を構成しているカセット厚み
増大部21を受容する凹部18が形成されている。又、前記
ケーシング部15にはカセット表裏面に対向する壁部16に
カセット厚み増大部21を受容する凹部18とリールシャフ
ト挿入孔22が嵌入する一対の回転防止突起7が形成され
ている。
前記両凹部18はケース開放側の位置において向い合うよ
うにケース内側に形成されており、その形状は前記カセ
ット厚み増大部21を受容する台形状に構成されている。
本実施態様における特徴は、第1図及び第2図に示すよ
うに前記蓋部12及び前記ケーシング部15の両凹部18に凹
部底面より盛り上った凸部1が設けられ、該凸部1の上
面が梨地面に形成された構成にある。そして、例えば前
記凸部1は商品名の文字形状として形成することができ
る。
この構成によって、前記カセット20が前記カセット収納
ケース11は、前記カセット厚み増大部21が前記凸部1に
接し、梨地面による比較的大きな摩擦力によりガタツキ
をある程度抑えると共に、前記凹部18の縁部18aと前記
前記カセット厚み増大部21の前縁21aとの強い擦れを抑
えることができる。従って、従来のような擦れによる削
れ粉の発生がなくなり、削れ粉の磁気テープへの付着の
問題が解消され、さらに、薄肉部分である前記凹部18へ
の前記カセット20の強い当接が回避できるので、ケース
のクラックも防止できるだけでなく、前記凹部18の傷が
抑えられるので、良好な外観を長期にわたって保ことが
できる。
前記実施態様においては、前記凹部1を前記各凹部18に
夫々設けたが、本考案においてはこのような形態にかぎ
るものではなく、少なくとも前記ケーシング部15に形成
するだけでも良い。この理由は、カセット保管時におい
ては、前記ケーシング部15が下側になることが多いだけ
でなく、前記蓋部12には前記壁部13の所にて折り返すよ
うに折り曲げられたインデックスカード等が挿入され、
前記カセット20は前記インデックスカード等の弾性力に
より、前記蓋部12から離れるて前記ケーシング部15方向
に押されるので、前記凸部1をケーシング部側に設ける
ことによりその効果を十分に発揮することができる。
本考案における底面より盛り上った前記凸部1は、幾何
学模様,文字,リブ等いかなる形状で盛り上げてもよい
が、少なくとも前記カセット20に対向する上面が摩擦係
数の高い梨地面で構成されていればよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のカセット収納ケースは、蓋
部とケーシング部とが開閉自在に枢着されてカセット前
方開口部のカセット厚み増大部を受容する凹部が形成さ
れ、更に、この凹部の底面にケース内方に突出した凸部
が形成され且つこの凸部の上面が梨地面に構成されたの
で、前記凹部による前記カセット厚み増大部の受容によ
りケース厚みが小さくできるだけでなく、前記凸部とカ
セットとの接触によってカセット収納ケース内のカセッ
トの動きが止められ、前記凹部の縁部と前記前記カセッ
ト厚み増大部の前縁との強い擦れを抑えることができ、
従来のような擦れによる削れ粉の発生がなくなり、削れ
粉の磁気テープへの付着の問題が解消される。さらに、
前記カセットの強い当接が回避できるので、ケースのク
ラックも防止できるだけでなく、前記凹部の傷が抑えら
れるので、良好な外観を長期にわたって保ことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカセット収納ケースの一実施例の斜視
図、第2図はカセットを入れたカセット収納ケースの部
分側面断面図、第3図は従来のカセット収納ケースにカ
セットを入れた状態の部分側面断面図、第4図及び第5
図は夫々従来のカセット収納ケースの斜視図である。 (図中符号) 1……凸部、 7……回転防止突起、 10……前方側壁 11,31……カセット収納ケース、 12,32……蓋部、 13,16,33,36……壁部、 14,34……ポケット、 15,35……ケーシング部、 18……凹部、 18a……縁部、 19……側壁、 20……磁気テープカセット、 21……カセット厚み増大部、 21a……前縁、 22……リールシャフト挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポケットを有する蓋部と回転防止突起を有
    するケーシング部とが開閉自在に枢着され、カセット前
    方開口部のカセット厚み増大部を受容する凹部がケース
    開放側に形成されたカセット収納ケースにおいて、少な
    くとも前記ケーシンク部に設けられた前記凹部に該凹部
    底面よりケース厚み方向に盛り上った凸部が設けられ、
    該凸部の少なくとも上面が梨地面に構成されたことを特
    徴とするカセット収納ケース。
JP10184789U 1989-09-01 1989-09-01 カセット収納ケース Expired - Lifetime JPH0647840Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10184789U JPH0647840Y2 (ja) 1989-09-01 1989-09-01 カセット収納ケース
US07/555,685 US5097952A (en) 1989-09-01 1990-07-23 Case for cassette

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10184789U JPH0647840Y2 (ja) 1989-09-01 1989-09-01 カセット収納ケース

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Publication Number Publication Date
JPH0340998U JPH0340998U (ja) 1991-04-19
JPH0647840Y2 true JPH0647840Y2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=31650773

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JP10184789U Expired - Lifetime JPH0647840Y2 (ja) 1989-09-01 1989-09-01 カセット収納ケース

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JPH0340998U (ja) 1991-04-19

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