JP2533984Y2 - 可動鉄片形計器 - Google Patents

可動鉄片形計器

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JP2533984Y2
JP2533984Y2 JP3313891U JP3313891U JP2533984Y2 JP 2533984 Y2 JP2533984 Y2 JP 2533984Y2 JP 3313891 U JP3313891 U JP 3313891U JP 3313891 U JP3313891 U JP 3313891U JP 2533984 Y2 JP2533984 Y2 JP 2533984Y2
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勝一 窪田
優志 河井
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、反発固定鉄片の組立て
工数が削減出来て、安価にする事ができ、反発固定鉄片
の位置決め性が良好で、調整の容易な可動鉄片形計器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来より一般に使用されている
従来例の要部構成説明図である。例えば、実願昭63−
66420号、実開平1−168875号、「可動鉄片
計器」昭和63年5月20日出願に示されている。
【0003】図において、11はシリンダ、12はシリ
ンダの周面に取付けられた反発固定鉄片である。以上の
構成において、シリンダ11に反発固定鉄片12を取付
けるには、治具等を用いて、反発固定鉄片12をシリン
ダ11に接着する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、接着工数が多大となり、接着による
ため、反発固定鉄片12の位置決め精度も悪いという欠
点を有する。本考案は、この問題点を、解決するもので
ある。
【0005】本考案の目的は、反発固定鉄片の組立て工
数が削減出来て、安価にする事ができ、反発固定鉄片の
位置決め性が良好で、調整の容易な可動鉄片形計器を提
供するにある。特に、反発固定鉄片の位置決め性の良否
は、計器の安定した指示特性を得るための重要なポイン
トの一つである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案は、シリンダに反発固定鉄片が取付けられる
可動鉄片形計器計において、前記シリンダの内径と外径
が等しい断面C形状の筒状の反発固定鉄片と、該反発固
定鉄片の両端に設けられた係合用の凹部と、前記反発固
定鉄片が内径に接して設けられたシリンダと、該シリン
ダに設けられ前記反発固定鉄片を該シリンダに挿入する
ための2個の孔と、該孔部分の前記シリンダに設けられ
前記反発固定鉄片の端部を支持する支持部と、該それぞ
れの孔の縁に設けられ前記凹部と係合し該凹部と超音波
かしめされる突起とを具備してなる可動鉄片形計器を構
成したものである。
【0007】
【作用】以上の構成において、反発固定鉄片をシリンダ
―に取付けるには、反発固定鉄片の一方の端部を一方の
シリンダ―の孔から押込んでいき、他方のシリンダ―の
孔へ通す。更に、反発固定鉄片を押込むと、シリンダ―
の両方の孔から反発固定鉄片の両端が外に出た状態とな
る。反発固定鉄片の凹部をシリンダ―の突起にそれぞれ
係合させる。この状態で突起を超音波かしめする。以
下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例の要部構成説明図、
図2は図1の組立て工程説明図である。
【0009】図において、21は可動部で、図2に示す
如く、両端にピボット22が圧入された可動軸23と可
動軸23に取付けられたポインタ―24と可動鉄片25
と、ピボット22を支える軸受26を有する支持フレ―
ム27とよりなる。31は、シリンダ―部で、図2に示
す如く、シリンダ―32とシリンダ―32に固定された
反発固定鉄片33と入力に応じて回転可能な吸引固定鉄
片34とよりなる。
【0010】反発固定鉄片33は、図3に示す如く、シ
リンダ32の内径と外径が等しい断面C形状の筒状を成
している。反発固定鉄片33の両端には、図3に示す如
く、係合用の凹部35が設けられている。シリンダ32
には、図4に示す如く、反発固定鉄片33をシリンダに
挿入するための2個の孔36,37と、反発固定鉄片3
3の端部を支持する支持部38と、孔36,37の縁に
設けられ、凹部35と係合し、凹部35と超音波かしめ
される突起39が設けられている。
【0011】反発固定鉄片33は、図5,図6に示す如
く、リンダ―32の内径に接して取付けられている。4
1はボビンで、図2に示す如く、銅線42が巻線されて
いる。
【0012】以上の構成において、図2に示す如く、可
動部21、シリンダ―部31、ボビン41の順に組立て
られ1個の内器として組立てられる。
【0013】そして、ボビン41に巻線された銅線42
に入力電流が流されると、ボビン41内に磁界が発生
し、各々の鉄片25,33,34には、図7に示す如
く、電磁力が作用する。電流の大きさに応じて、可動鉄
片25は、固定鉄片33,34から反発吸引の力を受け
て、回転力を得る。これにより、ポインタ―24は、電
流の大きさに応じた回転角を示す事が出来る。
【0014】そして、反発固定鉄片33をシリンダ―3
2に取付けるには、反発固定鉄片33の一方の端部を一
方のシリンダ―の孔36から押込んでいき、他方のシリ
ンダ―の孔37へ通す。更に、反発固定鉄片33を押込
むと、シリンダ―32の両方の孔36,37から反発固
定鉄片33の両端が外に出た状態となる。反発固定鉄片
33の凹部35を、シリンダ―32の突起39にそれぞ
れ係合させる。この状態で突起を超音波かしめする。
【0015】この結果、反発固定鉄片33の外径は、シ
リンダ―32の内径で押えられ、反発固定鉄片33のシ
リンダ―32に対する上下左右の位置は、シリンダ―3
2の突起39と反発固定鉄片33の係合および超音波か
しめにより、位置が規制されると共にシリンダ―32に
取付け固定される。
【0016】したがって、 (1)反発固定鉄片33の取付け工数の大幅な削減 従来の取付けは、主に接着であったために取扱が難し
く、接着材が乾燥する時間も見込まなくてはならなかっ
たが、本考案では、反発固定鉄片33をシリンダ―32
に挿入し、超音波かしめするだけで良いので、大幅な工
数削減が可能となる。
【0017】(2)位置決め性の向上 反発固定鉄片33をシリンダ―32に挿入するだけで、
反発固定鉄片33の2辺と1面が規制されるので、位置
決め性が大幅に改善される。反発固定鉄片33の位置決
め精度は、個々のメ―タ内器の持つ出力特性に大きく影
響を及ぼす。したがって、位置決め性が良いことは、メ
―タ間の指示特性のバラツキを最小にすることができ、
目盛の調整の時間が少なくなり、大きな効果が得られ
る。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、シリン
ダに反発固定鉄片が取付けられる可動鉄片形計器計にお
いて、前記シリンダの内径と外径が等しい断面C形状の
筒状の反発固定鉄片と、該反発固定鉄片の両端に設けら
れた係合用の凹部と、前記反発固定鉄片が内径に接して
設けられたシリンダと、該シリンダに設けられ前記反発
固定鉄片を該シリンダに挿入するための2個の孔と、該
孔部分の前記シリンダに設けられ前記反発固定鉄片の端
部を支持する支持部と、該それぞれの孔の縁に設けられ
前記凹部と係合し該凹部と超音波かしめされる突起とを
具備してなる可動鉄片形計器を構成した。
【0019】この結果、反発固定鉄片の外径は、シリン
ダ―の内径で押えられ、反発固定鉄片のシリンダ―に対
する上下左右の位置は、シリンダ―の突起と反発固定鉄
片の係合および超音波かしめにより、位置が規制される
と共にシリンダ―に取付け固定される。
【0020】したがって、 (1)反発固定鉄片の取付け工数の大幅な削減 従来の取付けは、主に接着であったために取扱が難し
く、接着材が乾燥する時間も見込まなくてはならなかっ
たが、本考案では、反発固定鉄片をシリンダ―に挿入
し、超音波かしめするだけで良いので、大幅な工数削減
が可能となる。
【0021】(2)位置決め性の向上 反発固定鉄片をシリンダ―に挿入するだけで、反発固定
鉄片の2辺と1面が規制されるので、位置決め性が大幅
に改善される。反発固定鉄片の位置決め精度は、個々の
メ―タ内器の持つ出力特性に大きく影響を及ぼす。した
がって、位置決め性が良いことは、メ―タ間の指示特性
のバラツキを最小にすることができ、目盛の調整の時間
が少なくなり、大きな効果が得られる。
【0022】従って、本考案によれば、反発固定鉄片の
組立て工数が削減出来て、安価にする事ができ、反発固
定鉄片の位置決め性が良好で、調整の容易な可動鉄片形
計器を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の組立て工程説明図である。
【図3】反発固定鉄片33の説明図である。
【図4】シリンダ―部31の説明図である。
【図5】反発固定鉄片33とシリンダ―部31の組立て
説明図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
【図7】図1の動作説明図である。
【図8】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【符号の説明】
21…可動部 22…ピボット 23…可動軸部 24…ポインタ― 25…可動鉄片 26…軸受 27…支持フレ―ム 31…シリンダ部 32…シリンダ― 33…反発固定鉄片 34…吸引固定鉄片 35…凹部 36…孔 37…孔 38…支持部 39…突起 41…ボビン 42…銅線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダに反発固定鉄片が取付けられる可
    動鉄片形計器計において、前記シリンダの内径と外径が
    等しい断面C形状の筒状の反発固定鉄片と、該反発固定
    鉄片の両端に設けられた係合用の凹部と、前記反発固定
    鉄片が内径に接して設けられたシリンダと、該シリンダ
    に設けられ前記反発固定鉄片を該シリンダに挿入するた
    めの2個の孔と、該孔部分の前記シリンダに設けられ前
    記反発固定鉄片の端部を支持する支持部と、該それぞれ
    の孔の縁に設けられ前記凹部と係合し該凹部と超音波か
    しめされる突起とを具備してなる可動鉄片形計器。
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