JP2533647Y2 - バーフイーダ - Google Patents

バーフイーダ

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JP2533647Y2
JP2533647Y2 JP3144590U JP3144590U JP2533647Y2 JP 2533647 Y2 JP2533647 Y2 JP 2533647Y2 JP 3144590 U JP3144590 U JP 3144590U JP 3144590 U JP3144590 U JP 3144590U JP 2533647 Y2 JP2533647 Y2 JP 2533647Y2
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bar
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正道 伊藤
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オ−クマ株式会社
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はバー材の加工をする改良されたバーフイーダ
に関する。
従来の技術 バー材加工において、バーフイーダで長さの異なるバ
ー材を投入すると加工後の残材に長さの異なるものが発
生し、残材長が多く残り過ぎて残材処理に支障をきたし
動作不良となることがある。
また材料の無駄が多く、一番残材の長いときはチャッ
キング長さに加えて加工物1個分近くの長さとなる。こ
の場合長尺軸物部品加工では残材長さが長すぎるために
後方排出が不可能であり、前方に落とすには長すぎて機
械側に損傷を与えるという問題がある。このため従来使
用するバー材長さを全て揃えてバーフイーダに投入して
いた。
考案が解決しようとする課題 残材長を揃えるためには最初の加工時に所定長さとな
るように加工することが行われており、無駄な加工時間
で作業能率を悪くするという問題がある。また加工長を
少し短くすれば加工できるという残材長のものでも捨て
るので、材料の無駄で不経済となるという問題を有して
いた。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたもので、その目的とするところは投入されたバ
ー材の長さを正確に把握して残材長さを有効に利用でき
るよう残材で加工てきるものを選択し加工するバーフイ
ーダを提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上述の目的を達成するために本考案は、バーフイーダ
のフイードパイプ先端の現在位置を検出する第1検出手
段と、装置の先端部に設けられバー材通過を検出する第
2検出手段と、該第2検出手段の出力と前記第1検出手
段の出力とにもとづきバー材の長さを算出する第1演算
手段と、該第1演算手段により算出されたバー材長さよ
り加工長さを順次減算して残材長を算出する第2演算手
段と、残材長さを前記加工長さとチャック把持長さの和
と比較する比較手段と、前記加工長さとチャック把持長
さの和より残材長さが短くなったときチャック把持長さ
を考慮して加工できる前記加工長さより短い加工長さの
加工可能なプログラムを選択する手段とを含んでなるも
のである。
作用 駆動モータの駆動で長さが知られているフイードパイ
プが送られると第2検出手段(光電スイッチ)がバー材
の通過時を検出して信号を出力しこの信号出力時の第1
検出手段(エンコーダ)からバー材長さを読み取り、所
定の加工長さ分フイードパイプを送り常に残材長を算出
し、所定加工長さ分送れなくなったときの残材長さから
次加工可能なプログラムを選択して加工するものであ
る。
実施例 以下第1図にもとづき説明する。
周知のNC旋盤においてベッド1上に設けられた主軸台
2には前端にチャック3を嵌着した中空主軸4が回転可
能に軸承されている。この旋盤においてバー材を加工す
るため、旋盤の左側で主軸軸線上に送り中心を位置させ
たフイーダ6が設置されている。フイーダ6は台枠7の
上面に水平案内面が形成されており、水平案内面に移動
体8が載置されている。台枠7の前端部と後端部にスプ
ロケット9,10をそれぞれ有する水平軸が回転可能に軸承
されていて、スプロケット9,10にはチェーン11が掛けら
れ、チェーン11と移動体8とが連結されている。スプロ
ケット9の軸にはエンコーダ12が取付けられており移動
体の位置が検出されNC装置に出力される。またスプロケ
ット9の軸にはプーリが取付けられていて、台枠7に設
けたモータ13の出力軸に取付けられたプーリ14との間に
掛けられたベルトによりチェーン11が駆動されるように
なっている。
台枠7の上面数個所に、主軸4の中心軸線上に同心に
バー材を支持する受け台16a,16b,16cが設立されてい
る。この受け台16a,16b,16cは移動体8がバー材送りで
水平案内面上を移動するときに受け台が干渉しないよう
に設立されるとともに、バー材支持機構が移動体8の通
過時に開放して干渉しない構造につくられているもので
ある。
移動体8には先端にバー材端を保持する受金を有する
フイードパイプ17が主軸と同心に長手方向位置調整可能
に挿通されている。このフイードパイプ17は移動体8の
前進端近くで受金が主軸4の中心穴に挿通されチャック
3の爪手前まで達する長さを有する。また台枠7の主軸
側端にはバー材の通過を検出する発光器18a,受光器18b
でなる光電スイッチ18が設けられている。
第2図において、21はバー材受金にバー材を取り付け
バー材先端が発光器18aの光線を横切る光電スイッチの
信号出力によって光電スイッチ位置をバー材の長さ零と
したときのエンコーダ12の現在値Moを読み取る読み取り
部、22はバーフイーダのフイードパイプを送り、先端の
バー材受金に既知寸法aの短いバー材を取付けた端面で
光線を横切り光電スイッチ18が作用したときのエンコー
ダの読みMaより既知寸法aを減じたMa−a=M1をフイー
ドパイプ長として現在値MoよりM1を減算Mo−M1して投入
されたバー材長Loを算出するバー材長演算部、23は算出
されたバー材長Lo若しくは後述の残材長Liを記憶する記
憶部、24は加工終了信号によりバー材長Lo若しくは残材
長Liから工作物加工長lを減算して加工後の残材長Li
を算出する残材長演算部、25はバー材長Lo若しくは残材
長Liを加工長lとチャッキング長mの和lとを比較
する比較部、26は加工長l,l,Nの指令の通りバー材
を送り出す送り出し駆動部、27は加工終了信号のあると
きはインバータ28の反転でアンド条件を欠き作用せず、
第1回の送りのときは加工終了信号がないのでアンド条
件を満たし、残材の演算の必要がないので記憶値Loを比
較部25に送るアンドゲート、29はモータ13の駆動で移動
体8が送られバー材先端の通過による光電スイッチ18の
信号でMD1,テープ等で入力されている光電スイッチと突
切り位置間の距離N量分を送り出し駆動部26に作用させ
るアンドゲート、30は比較部25においてl>Liのとき
他の加工可能な部品加工のプログラムを見出すプログラ
ム選択部で見出された加工長l量分送り出し駆動部26
を作用させる。そして加工できる加工長l,l…liが
li>Liで加工できるプログラムが見出さなければ残材長
を短くする切り落としをして加工完了となる。
次いで第3図のフローを示す図にもとづき説明する。
受け台16a,16b,16c上にバー材が投入される。チャッ
ク3が開かれる。ステップS1において、送りモータ13が
オンされチェーン11を駆動し移動体8,フイードパイプ17
が前進し受金がバー材を押す。ステップS2においてバー
材先端が光電スイッチ18の発光器18aの光線を横切り受
光器18bが信号を出力する。ステップS3aで受光器の立上
がり信号でエンコーダ12の現在値Moを読み取り部21で読
み取る。同時にステップS3bで送り出し駆動部にはN量
送り分モータ13を駆動しバー材は開いたチャック3の爪
を通り突切り位置迄前進させる。ステップS4においてバ
ー材長演算部22はMoからフイードパイプ長M1を減算して
投入されたバー材長Loを算出する。ステップS5において
記憶部23にバー材長Loを記憶する。ステップS6におい
て、加工終了でない信号で記憶値Loを残材長演算部24を
通さずに送られたバー材長さLoが比較部25で加工長l
とチャッキング長mとの和lより大きいかを判断す
る。NOであればバー材を取り替える。YESであればステ
ップS7において送り出し駆動部がl量分モータ13を駆
動する。ステップS8においてNC旋盤はバイトにより切
削,切断の加工を行う。ステップS9において加工終了信
号により残材長演算部24はバー材長Loより加工長l
減算して残材長Liを算出し、ステップS10において記憶
部23に記憶する。ステップS11において残材長Li>l
かを判断し、YESであればステップS7に戻り、NOになる
迄繰り返す。NOであればステップS12において加工でき
る他の部品の加工プログラムを選択する。加工長l
選択されたとする。ステップS13において加工長l
分送り出し駆動部26がモータ13を駆動する。ステップS1
4において切削、切断の加工を行う。残材を必要により
短く切断する残材処理を行い加工を終了するものであ
る。
効果 上述のように構成されているので、本考案は以下の効
果を奏する。
長短バー材の混合使用が可能になり材料管理の手間が
削減できる。
またバー材の残材長を調整するように加工するトップ
カットサイクルと言った無駄な加工が不要となる。
残材の無駄が極力少なくなり経済性が向上する。
同一素材より多種類工作物長さの異なったスケジュー
ル加工が可能となる。
またバー材長とバー材先端位置を知ることができバー
フイーダ自身で送り出し量の制御ができ刃物台取付けの
ストッパ類が不要となる。
さらに押付方式に対し必要量の送り出しのみで済み、
工作物押し出し,時間短縮を計る事ができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバーフイーダの説明図、第2図は制御
線図、第3図は制御のフローを示す図、第4図は一般の
バーフイーダを示す図である。 3…チャック、4…主軸 8…移動体、11…チェーン 12…エンコーダ、13…モータ 17…フイードパイプ 18…光電スイッチ、21…読み取り部 22…バー材長演算部、23…記憶部 24…残材長演算部、25…比較部 30…プログラム選択部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーフイーダのフイードパイプ先端の現在
    位置を検出する第1検出手段と、装置の先端部に設けら
    れバー材通過を検出する第2検出手段と、該第2検出手
    段の出力と前記第1検出手段の出力とにもとづきバー材
    の長さを算出する第1演算手段と、該第1演算手段によ
    り算出されたバー材長さより加工長さを順次減算して残
    材長を算出する第2演算手段と、残材長さを前記加工長
    さとチャック把持長さの和と比較する比較手段と、前記
    加工長さとチャック把持長さの和より残材長さが短くな
    ったときチャック把持長さを考慮して加工できる前記加
    工長さより短い加工長さの加工可能なプログラムを選択
    する手段とを含んでなることを特徴とするバーフイー
    ダ。
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