JP2533257Y2 - 自走式噴霧機の走行速度切換装置 - Google Patents

自走式噴霧機の走行速度切換装置

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JP2533257Y2
JP2533257Y2 JP10197490U JP10197490U JP2533257Y2 JP 2533257 Y2 JP2533257 Y2 JP 2533257Y2 JP 10197490 U JP10197490 U JP 10197490U JP 10197490 U JP10197490 U JP 10197490U JP 2533257 Y2 JP2533257 Y2 JP 2533257Y2
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全喜 乾
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はハウス内等において往復散布を行う自走式の
散布機の走行速度を切り換えるための装置に関するもの
である。
(ロ)従来技術 従来からハウス内の畝間を散布作業を行いながら往復
走行する自走式の噴霧機は公知となっているのである。
このような自走式の噴霧の走行速度は一定速度に設定さ
れており、変速装置は備えていなかったのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、作物の種類や薬剤の種類により、畝間を往復
散布して多量の薬剤を散布したり、片道のみ散布して散
布量を減らして散布する二者選択して散布を行なえるよ
うにしているのである。この片道散布の場合、往路の散
布速度は従来のままでよいが、復路の場合は散布作業を
行わないにもかかわらず散布速度で走行するために、時
間がかかり能率が悪くなっていたのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点を解消するために、次の如く構
成したものである。
機体フレーム1の前端と後端にセンサーを設けて畝間
を前後進して散布作業を行う自走式噴霧機において、噴
霧ホースの水圧を検知し、該圧力に応じてモーター6か
らの動力を散布速度と走行速度に切り換えるべく構成し
たものである。
(ホ)考案の実施例 本考案が解決しようとする問題点、解決するための手
段は以上の如くであり、添付の図面に示した実施例の構
成を説明すると。
第1図は自走式噴霧機全体側面図、第2図はベルトテ
ンション式の速度切換装置側面図、第3図は摺動歯車式
の速度切換装置スケルトン図、第4図は液圧回路及び制
御ブロック図、第5図は同じく他の実施例を示すブロッ
ク図、第6図は液圧及び速度と時間の関係を示す図、第
7図はフローチャートである。
第1図において自走式噴霧機の全体構成から説明する
と、機体フレーム1の前後に車軸を横架して前輪2と後
輪3により支持し、それぞれの車軸はベルト又はチェー
ン4・5を介してモーター6により駆動されるものであ
る。
前記機体フレーム1中央上にはホース7を巻き取るた
めの巻取リール8が載置され、該巻取リール8は前記チ
ェーン5からスプロケット、チェーン9を介して駆動さ
れ、ホース7の他端は動力噴霧機Aと連通され、巻取リ
ール8の回転軸からはホース10を介して圧力センサー1
1、分流弁、電磁バルブ12、噴霧ノズル13と接続され、
該噴霧ノズル13から薬液が噴霧されるのである。
機体フレーム1前端には前記噴霧ノズル13が上方へ立
設され、下部前端には接触センサーよりなる前センサー
15、後端には後センサー16が配設され、畝端に立設した
杭等に当接するとモーター6を停止し、或いは逆転させ
るように構成している。そして、機体フレーム1前部上
にバッテリー17が載置され、該バッテリー17や巻取リー
ル8等がカバー19にて覆われ、該カバー19後部上には制
御ボックス20が設けられてコントローラ45を内装し、該
制御ボックス20上には操作パネルが配設され、片道散布
・往復散布切換スイッチ23が設けられ、更にハンドル21
が後方へ突出され、該ハンドル21上に操作ボックス22が
配設されている。該操作ボックス22上に作業スイッチ2
4、停止スイッチ等が配設されている。
前記モーター6の駆動軸と車軸の間には速度切換装置
が設けられており、第2図に示すように、モーター6の
駆動軸6a上に大小二つのプーリー25・26を固設し、カウ
ンター軸27上にもプーリー28・29を固設し、それぞれベ
ルト30・31を巻回し、それぞれのベルト30・31にテンシ
ョンプーリー32・33が配設され、該テンションプーリー
32・33をソレノイドやシリンダー34・35等で引っ張るこ
とにより、ベルト30或いはベルト31を緊張させ、いずれ
か一方のプーリーに動力を伝えてカウンター軸27を介し
て車軸に動力を伝え、速度を変更できるようにしている
のである。
第3図は駆動軸6a上に大小の歯車36・37を固設し、該
歯車36・37とカウンター軸40上にスプライン嵌合した摺
動歯車39a・39bとを噛合可能として、該摺動歯車39をソ
レノイド41にて摺動させることにより歯車36・37と摺動
歯車39a・39bのそれぞれの一方とを噛合させて速度を切
り換えられるようにしているのである。
第5図はモーター6への供給電圧を変更すること(又
は誘導モーターの周波数を変更する等)によりモーター
の回転数を変更すべく構成したものであり、コントロー
ラ45とモーター6の間に電圧切換回路46を配置して速度
変更を可能とするように構成した実施例を示している。
第4図に於けるAは動力噴霧機を示しており、51はフ
ィルター、52はポンプ、53はリリーフバルブ、54はアキ
ュムレーター、55は水圧計、56はコックである。
(ヘ)考案の作用 このような構成において、第6図、第7図にて作用を
説明すると、畝端に自走式噴霧機を配置して、メインス
イッチをONし、動力噴霧機が作動して作業水圧P1に達す
ると、スタンバイの状態となり、作業スイッチ24をONす
ることにより噴霧作業が行なえるのである。尚、作業に
入る前にもオペレーターが押すことなく自走式噴霧機を
モーターにて自走可能であり、このときは散布速度v2
り速い移動速度v1で走行させることになる。
作業スイッチ24をONすると、電磁バルブ12が開かれて
水圧はP1から一定圧低下してP2位まで低下して散布が始
まり、モーター6が駆動され、このとき第2図の実施例
においてはシリンダー34が作動してテンションプーリー
32を引っ張り、第3図の実施例ではソレノイド41が作動
して摺動歯車39を引き、第5図の実施例ではモーター6
への供給電圧を下げてモーター6からの回転数を下げ
て、散布速度にて走行させるようにしている。
そして、前センサー15が畝端の杭に当接するとモータ
ー6は停止し、片道散布か往復散布か、切換スイッチ23
にてチェックして、往復散布であれば、モーター6を逆
転して往路と同じく散布速度v2にて走行し、始端側の杭
に後センサー16が当接すると電磁バルブをOFFとして噴
霧を停止し、同時にモーターを停止して走行を停止する
のである。
また、片道散布であると、前センサー15がONしてから
電磁バルブをOFFとして散布を停止し、水圧が上がれば
モーター6を逆転して移動速度v1で後進させ、始端側の
杭に後センサー16が当接するとモーターを停止して走行
を停止するのである。
(ト)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
即ち、従来は作業を行わない通常走行においても作業
時と同じ速度で走行していたので大変遅かったのである
が、本考案においては、通常走行と作業走行においてそ
れぞれに適した速度に変更可能となり、また、片道散布
においては散布を行わない復路は走行速度が速くなって
早く戻ってくるようになり、効率良く作業を行うことが
できるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は自走式噴霧機全体側面図、第2図はベルトテン
ション式の速度切換装置側面図、第3図は摺動歯車式の
速度切換装置スケルトン図、第4図は液圧回路及び制御
ブロック図、第5図は同じく他の実施例を示すブロック
図、第6図は液圧及び速度と時間の関係を示す図、第7
図はフローチャートである。 1……機体フレーム 6……モーター 11……圧力センサー 15……前センサー 16……後センサー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体フレーム1の前端と後端にセンサーを
    設けて畝間を前後進して散布作業を行う自走式噴霧機に
    おいて、噴霧ホースの水圧を検知し、該圧力に応じてモ
    ーター6からの動力を散布速度と走行速度に切り換える
    べく構成したことを特徴とする自走式噴霧機の走行速度
    切換装置。
JP10197490U 1990-09-27 1990-09-27 自走式噴霧機の走行速度切換装置 Expired - Lifetime JP2533257Y2 (ja)

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JPH0460069U JPH0460069U (ja) 1992-05-22
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