JP3154175B2 - 薬剤散布車 - Google Patents

薬剤散布車

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JP3154175B2 JP04258995A JP4258995A JP3154175B2 JP 3154175 B2 JP3154175 B2 JP 3154175B2 JP 04258995 A JP04258995 A JP 04258995A JP 4258995 A JP4258995 A JP 4258995A JP 3154175 B2 JP3154175 B2 JP 3154175B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、作物や樹木、芝等の
病害虫防除に用いる薬液定量供給機能を具えた薬剤散布
車に関する。
【0002】
【従来の技術】作物や樹木、芝などの病害虫防除に用い
る走行式防除機は、搭載しているタンクに水で希釈した
薬液を貯留して、その薬液をポンプで吸入、加圧し、ノ
ズルから噴霧する方式を採用している。
【0003】図4によつて従来のこの種薬剤散布装置の
一例を説明すると、この図において薬剤タンクaに別容
器で調剤した一次希釈薬液を投入し、更に水で500〜200
0倍に希釈した散布液を調合、充填する。この際、薬剤
が沈殿しないように攪拌装置bで攪拌を行なう。
【0004】また、エンジンcによつて駆動される往復
ポンプdは、ラインストレ−ナeを通して薬剤タンクa
内の薬液を吸入し、加圧された薬液は調圧弁fで所定の
圧力に昇圧され、噴霧ホ−スgにより、ノズル管hに導
かれ、ノズルiから対象作物に対して噴霧される。この
ノズルiからの噴霧停止は、三方コツクjにより行な
い、また部分噴霧、停止はコツクkで行なうのである。
なおこの図において、lはテンシヨンクラツチ、mはド
レンコツク、nは余水ホ−ス、oはバイパスホ−スをそ
れぞれ示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は次のような解決すべき課題が残されている。すなわ
ち、 1)別容器で調剤した、濃厚な一次希釈液を大型タンク
に投入する際、人体に付着したり、周囲に飛散したりす
る可能性がないとも云えない。 2)タンクが大きく入口が高所(特にブ−ムスプレ−ヤ
の場合)にあるので、一次希釈液のタンクへの投入が煩
わしい。 3)タンクには大容量の薬液が充填されているので、大
きな攪拌動力を要するほか、タンク形状に設計上の制限
がある。 4)防除作業終了後、タンク内残存農薬の廃棄処理方法
によつては、地下水や河川に入り環境が汚染される。 5)作業終了後、容量の大きなタンク内、配管、往復ポ
ンプ、ノズル等の通路に残留付着している農薬の洗浄に
手間がかかり煩わしい。
【0006】すなわち上記したところを要するに作業終
了後、タンク内残液廃棄処理の環境汚染問題や農薬調剤
をタンク投入時の人体への付着や、こぼれたりする可能
性や煩わしさがあつた。この発明の目的はこれらの課題
を解決して、使いやすく、人体への農薬付着や、環境汚
染が少なく、省力で防除効果が高く、減農薬による経済
効果の高い薬剤散布装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
発明は、(a)走行可能に駆動輪(37)を具える台車
(35)、(b)走行路に沿つた水源から水を常に供給
可能な第1のタンク(1)、(c)一次希釈液を貯める
第2のタンク(2)、(d)散布管(26)を具える散
布部(24)、(e)原動機(12)で駆動され前記第
1のタンク(1)内の液体を前記散布管(26)に送液
管路(17)を介して圧送する第1のポンプ(14)、
(f)前記送液管路(17)上にあつて前記第1のポン
プ(14)からの液体の圧力を調整する調圧弁(1
8)、(g)前記送液管路(17)上にあつて前記調圧
弁(18)と前記散布部(26)との間の前記第1のポ
ンプ(14)からの送液量を検知する流量センサ(2
0)、(h)電動機(33)で駆動され前記第2のタン
ク(2)からの液体を前記送液管路(17)上の前記流
量センサ(20)と前記散布部(24)との間に連通さ
せてなる第2のポンプ(32)、(i)前記流量センサ
(20)の信号を受けて前記電動機(33)の回転を制
御する制御装置(47)を具え、前記散布部(24)へ
の送液量に比例して前記一次希釈液を混入可能としてな
る薬剤散布車に関する。
【0008】請求項2記載の発明は、 (a)走行可能に駆動輪(37)を具える台車(3
5)、 (b)走行路に沿った水源から水を常に供給可能な第1
のタンク(1)、 (c)一次希釈液を貯める第2のタンク(2)、 (d)散布管(26)を具える散布部(24)、 (e)原動機(12)で駆動され前記第1のタンク
(1)内の液体を前記散布管(26)に送液管路(1
7)を介して圧送する第1のポンプ(14)、 (f)前記送液管路(17)上にあって前記第1のポン
プ(14)からの液体の圧力を調整する調圧弁(1
8)、 (g)前記台車(35)の速度を検知可能な速度センサ
(45)、 (h)電動機(33)で駆動され前記第2のタンク
(2)からの液体を前記送液管路(17)上の流量セン
サ(20)と前記散布部(24)との間に連通させてな
る第2のポンプ(32)、 (i)前記速度センサ(45)の信号を受けて前記電動
機(33)の回転を制御する制御装置(47)を具え、
前記台車(35)の速度に比例して前記一次希釈液を混
入散布可能としてなる薬剤散布車に関する。
【0009】請求項3記載の発明は、前記請求項2記載
の発明において、前記速度センサ(45)が前記駆動輪
(37)に連なる動力伝達軸(40)の回転数を感知す
るようにしてなるものである。
【0010】請求項4記載の発明は、前記請求項2記載
の発明において、前記速度センサ(45)が、対地相対
速度を検知可能としてなるものである。
【0011】請求項5記載の発明は、前記請求項1記載
の発明において、前記第2のタンクには攪拌装置(9)
が配設されてなるものである。
【0012】請求項6記載の発明は、(a)走行可能に
駆動輪(37)を具える台車(35)、(b)走行路に
沿つた水源から水を常に供給可能な第1のタンク
(1)、(c)一次希釈液を貯める第2のタンク
(2)、(d)散布管(26)を具える散布部(2
4)、(e)原動機(12)で駆動され前記第1のタン
ク(1)内の液体を前記散布管(26)に送液管路(1
7)を介して圧送する第1のポンプ(14)、(f)前
記送液管路(17)上にあつて前記第1のポンプ(1
4)からの液体の圧力を調整する調圧弁(18)、
(g)前記送液管路(17)上にあつて前記調圧弁(1
8)と前記散布部(24)との間の前記第1のポンプ
(14)からの送液量を検知する流量センサ(20)、
(h)前記台車(35)の速度を検知可能な速度センサ
(45)、(i)電動機(35)で駆動され前記第2の
タンク(2)からの液体を前記送液管路(17)上の前
記流量センサ(20)と前記散布部(14)との間に連
通させてなる第2のポンプ(32)、(j)択一的に前
記流量センサ(20)もしくは前記速度センサ(45)
の信号を入力されそれぞれ水量もしくは速度に比例して
電動機(33)の回転を制御する制御装置(47)を具
えてなる薬剤散布車に関する。
【0013】
【作用】請求項1の薬剤散布車では、前記散布部(2
4)への送液量に比例して前記一時希釈液を混入可能と
している。
【0014】請求項2の薬剤散布車では、前記台車(3
5)の速度に比例して前記一時希釈液を混入可能として
いる。
【0015】請求項3の薬剤散布車では、請求項2記載
の前記速度センサ(45)が、前記駆動輪(37)に連
なる動力伝達軸(40)の回転数を感知するようにして
速度に応じて前記一次希釈液の混入量を変化させ、均等
に散布しようとする。
【0016】請求項4の薬剤散布車では、請求項2記載
の前記速度センサ(45)が、対地相対速度を検知可能
としている。薬剤散布車が所定の散布管(26)で作業
速度を頻繁に変更しなければならない場所での作業を確
実に行なえる。
【0017】請求項5の薬剤散布車では、請求項1記載
の前記第2のタンク(2)に攪拌装置(9)が配設され
ており、従来の大きな薬剤タンクの攪拌に比しはるかに
小さな動力で済み、省エネルギを達成できる。
【0018】請求項6記載の薬剤散布車では、択一的に
前記流量センサ(20)もしくは前記速度センサ(4
5)の信号を入力されそれぞれ水量もしくは速度に比例
して前記電動機(33)の回転を制御する制御装置(4
7)を具える。
【0019】各請求項の薬剤散布車では、走行路近くに
水路が用意されているときは、第1のタンクの容量を小
さなものとすることができ、全体として小型化が図れ
る。
【0020】
【実施例】図1において、1は水を貯める第1のタンク
であり、2は一次希釈水を貯める第2のタンクである。
蓋付き給水口3を有する前記第1のタンク1には適宜走
行路に沿つた水源4から給水ポンプ5によつて給水管6
から適時に水を補給しうるようになつている。
【0021】前記第2のタンク2には第1のタンク1か
らコツク7を介在させた管路8によつて水が補給され
て、この第2のタンク2内の薬液を希釈して一次希釈液
とする。この第2のタンク2には攪拌装置9の攪拌用羽
根10が臨まされており、この攪拌用羽根10はバツテ
リ11を電源として回転するようになつている。
【0022】一方、同じく前記バツテリ11を電源とす
る原動機すなわちエンジン12はクラツチ13を介して
第1のポンプ14を回転駆動するものとし、この第1の
ポンプ14には、前記第1のタンク1からストレ−ナ1
5を具える吸水管16を介して吸水され、この第1のポ
ンプ14から導出される送液管路17は順次調圧弁1
8、三方コツク19、流量センサ20、混入ヘツド2
1、三方コツク22を経て噴霧ホ−ス23を含む散布部
24に至る。
【0023】前記散布部24において噴霧ホ−ス23は
それぞれコツク25a,25b,25cを備える分岐ホ
−スの末端に構成した散布管26の各ノズル管26a,
26b,26cに連通する。これらノズル管26a,2
6b,26cの数及び配置は任意である。
【0024】前記調圧弁18と三方コツク19からは、
前記第1のタンク1への余水管27と28が導出され、
また前記三方コツク22からは洗浄用ノズル29に至る
管路30が導出される。
【0025】前記第2のタンク2の底部に開口する吸液
ホ−ス31は第2のポンプすなわち定量吐出ポンプ32
に前記第2のタンク2内の一次希釈液を送給し、電動機
すなわちモ−タによる前記定量吐出ポンプ32の作動に
よつて前記一次希釈液は吐出ホ−ス34から前記混入ヘ
ツド21を介して前記送液管路17内に送り込まれる。
【0026】一方、前記各構成部分を搭載する台車35
は前輪36及び一対の後輪(駆動輪)37,37を具
え、これら後輪37,37は、前記エンジン12により
適宜伝動系を介して駆動されるHST(油圧式駆動装
置)39a及びミツシヨン39bからなる変速装置39
を経て駆動伝達軸すなわちプロペラシヤフト40、差動
装置41を介して回転駆動される。なお42は変速シフ
トレバ−、43はステアリングホイ−ルを略示するもの
で、これらに付随する機構及び作動態様は公知のものと
同様である。
【0027】前記プロペラシヤフト40にはマグネツト
片44が付設されており、このマグネツト片44と共働
する回転センサ(速度センサ)45により出力された電
流値又は電圧値はスイツチ46を介して制御装置47に
入力され、その値によつて前記モ−タ33の回転が制御
されるようになつている。なおこの制御装置47には薬
剤の混合割合を変更するための混入倍率ボリユ−ム48
が具えられており、また前記流量センサ20を通過する
流量及びプロペラシヤフト40の回転数はそれぞれこの
制御装置47に付設した流量表示器49及び回転数(走
行速度)表示器50に表示される。
【0028】図2は上記構成からなるこの発明の薬剤散
布車の要部の実体に近付けて示した図であつて、図1に
おいて説明した構成部分と同一又は同等の部分に同一符
号を付するにとどめ詳細な説明は省略する。
【0029】また図3は、この発明の薬剤散布車の全体
構成を例示する側面図である。
【0030】次に上記構成からなるこの発明の薬剤散布
車の作動を適宜符号を追加しつつ項分けにして説明す
る。 (1)第1のタンク1に前述した水源4から給水ポンプ
5によつて水が充填され、動力噴霧機14がクラツチ1
3を介してエンジン12で駆動されると、第1のタンク
1の水がストレ−ナ15を通つて第1のポンプ14に吸
入、吐出され、調圧弁18により所定圧に昇圧され、送
液管路17から噴霧ホ−ス23を経て、散布管26のノ
ズルを具えるノズル管26a,26b,26cに導かれ
るラインが形成される。
【0031】(2)前記送液管路17上に設置された流
量センサ20により出力された電流値又は電圧値から、
制御装置47により、モ−タ33の回転数が制御され、
定量吐出ポンプ32が駆動される。
【0032】(3)第2のタンク2にはコツク7を介し
て少量の水が第1のタンク1から導入され、数種類の薬
剤を投入され、攪拌装置9の羽根10により均一な一次
希釈液が調製されるようになつている。このときの倍率
は5〜10倍程度である。
【0033】(4)制御装置47により回転数を制御さ
れたモ−タ33により、定量吐出ポンプ32が駆動され
ると、第2のタンク2から一次希釈液が吸入、吐出さ
れ、吐出ホ−ス34から混入ヘツド21に導かれ、送液
管路17のラインの水に混入され、所定の希釈液となつ
て前記ノズル管26a,26b,26cのノズルから噴
霧されるのであつて、すなわち噴霧流量に比例して薬液
が混入されるようになつているのである。
【0034】(5)上記散布部24を搭載して作業する
台車35は、エンジン12により変速装置39が駆動さ
れ、その油圧動力をプロペラシヤフト40から差動装置
41を介して後輪37,37に伝達され走行する。変速
は変速装置39の油量操作を前記変速シフトレバ−42
で行なうことによつてなされる。
【0035】(6)台車35のプロペラシヤフト40に
は前述のようにマグネツト片44が付設されており、回
転センサ45により出力された電流値又は電圧値にもと
づき、制御装置47によつてモ−タ33が回転され、す
なわち台車35の走行速度に比例して、薬液が混入され
ることになる。
【0036】(7)前記スイツチ46及び流量センサ2
0と制御装置47との間に介設されるスイツチ51によ
り、噴霧量を、流量に比例して薬液を混入する方式と、
走行速度に比例して薬液を混入する方式とに、作業環境
に応じて選択できるようにしてある。
【0037】(8)前記混入倍率ボリユ−ム48によ
り、流量センサ20、回転センサ45の出力を増減し
て、薬液の混入倍率を対流量、対走行速度において変更
することが可能である。
【0038】(9)流量センサ20の流量及びプロペラ
シヤフト40の回転数は前述したように流量表示器4
9、回転数(走行速度)表示器50に表示される。
【0039】(10)第1のポンプ14を運転状態にし
て、スイツチ52でモ−タ33を停止することにより、
薬液の混合は停止し、送液管路17、流量センサ20、
噴霧ホ−ス23、コツク25a,25b,25c、ノズ
ルを具えるノズル管26a,26b,26c内の残存薬
剤は洗浄されるようになる。
【0040】(11)散布管26のノズル管26a,2
6b,26cが図示のように複数に分割されている場
合、前記コツク25a,25b,25cをそれぞれ操作
し、噴霧を開始、停止した場合にあつても、それに対す
る流量は流量センサ20により出力され、制御装置47
により定量吐出ポンプ32の吐出量が変更されるので、
噴霧量に含まれる薬剤量は一定になる。
【0041】(12)防除作業が終了したとき、第2の
タンク2内の薬液は、コツク53から排出させ別容器に
回収し、保管することができ、またその後、コツク7か
ら第1のポンプ1の水を導入し、攪拌装置9の羽根1
0、第2のタンク2内の洗浄並びに定量吐出ポンプ32
及び送液管路17の洗浄を行なうことができる。
【0042】(13)前記吸水管16中に設けたコツク
54を開放することにより、作業の途中で手などに付着
した薬剤を水で洗い流すことができる。
【0043】(14)第1のポンプ14を前記(10)
項の水洗浄状態にして三方コツク22を洗浄用ノズル2
9の通路にすることにより、洗浄用ノズル29を用いて
機体装置に付着している薬剤等の汚れや草などを洗い流
すことができる。
【0044】従来、攪拌を要する大容量の1個の薬剤タ
ンクに代え、攪拌不要な貯水用大容量タンク(第1のタ
ンク(1))と、攪拌を要する一次希釈液用小容量タン
ク(第2のタンク(2))とに分けることで、攪拌のた
めの動力の節減を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】
(1)走行路に沿つた水源から水を常に供給可能としつ
つ所望の倍率で希釈した薬液を散布できるので、水タン
クとして第1のタンクの小型化が図れ、散布車全体の重
量を軽減でき、圃場の地面の固化を緩和することができ
る。 (2)流量センサを通過する水の量に対して一次希釈液
の混入量をコントロ−ルすることで、ノズル群の任意の
選択に対して薬剤の混入倍率が変化するおそれがない。 (3)一次希釈液の混合量を流量のみのパラメ−タとす
るのみならず、速度センサを具えることで台車の走行速
度と前記流量とのパラメ−タとすることが可能である。 (4)攪拌動力が従来に比し小さくて済み、エネルギ節
減効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1に示す構成の要部の実体に近付けた配置図
である。
【図3】この発明の薬剤散布車の全体構成を例示する側
面図である。
【図4】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 第1のタンク 2 第2のタンク 9 攪拌装置 14 第1のポンプ 17 送液管路 18 調圧弁 20 流量センサ 24 散布部 26 散布管 32 第2のポンプ(定量吐出ポンプ) 37 駆動輪(後輪) 45 回転センサ(速度センサ) 47 制御装置

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)走行可能に駆動輪(37)を具え
    る台車(35)、(b)走行路に沿つた水源から水を常
    に供給可能な第1のタンク(1)、(c)一次希釈液を
    貯める第2のタンク(2)、(d)散布管(26)を具
    える散布部(24)、(e)原動機(12)で駆動され
    前記第1のタンク(1)内の液体を前記散布管(26)
    に送液管路(17)を介して圧送する第1のポンプ(1
    4)、(f)前記送液管路(17)上にあつて前記第1
    のポンプ(14)からの液体の圧力を調整する調圧弁
    (18)、(g)前記送液管路(17)上にあつて前記
    調圧弁(18)と前記散布部(26)との間の前記第1
    のポンプ(14)からの送液量を検知する流量センサ
    (20)、(h)電動機(33)で駆動され前記第2の
    タンク(2)からの液体を前記送液管路(17)上の前
    記流量センサ(20)と前記散布部(24)との間に連
    通させてなる第2のポンプ(32)、(i)前記流量セ
    ンサ(20)の信号を受けて前記電動機(33)の回転
    を制御する制御装置(47)を具え、前記散布部(2
    4)への送液量に比例して前記一次希釈液を混入可能と
    してなる薬剤散布車。
  2. 【請求項2】 (a)走行可能に駆動輪(37)を具え
    る台車(35)、 (b)走行路に沿った水源から水を常に供給可能な第1
    のタンク(1)、 (c)一次希釈液を貯める第2のタンク(2)、 (d)散布管(26)を具える散布部(24)、 (e)原動機(12)で駆動され前記第1のタンク
    (1)内の液体を前記散布管(26)に送液管路(1
    7)を介して圧送する第1のポンプ(14)、 (f)前記送液管路(17)上にあって前記第1のポン
    プ(14)からの液体の圧力を調整する調圧弁(1
    8)、 (g)前記台車(35)の速度を検知可能な速度センサ
    (45)、 (h)電動機(33)で駆動され前記第2のタンク
    (2)からの液体を前記送液管路(17)上の流量セン
    サ(20)と前記散布部(24)との間に連通させてな
    る第2のポンプ(32)、 (i)前記速度センサ(45)の信号を受けて前記電動
    機(33)の回転を制御する制御装置(47)を具え、 前記台車(35)の速度に比例して前記一次希釈液を混
    入散布可能としてなる薬剤散布車。
  3. 【請求項3】 前記速度センサ(45)は、前記駆動輪
    (37)に連なる動力伝達軸(40)の回転数を感知す
    るようにしてなる請求項2記載の薬剤散布車。
  4. 【請求項4】 前記速度センサ(45)は、対地相対速
    度を検知可能としてなる請求項2記載の薬剤散布車。
  5. 【請求項5】 前記第2のタンク(2)には攪拌装置
    (9)が配設されてなる請求項1記載の薬剤散布車。
  6. 【請求項6】 (a)走行可能に駆動輪(37)を具え
    る台車(35)、(b)走行路に沿つた水源から水を常
    に供給可能な第1のタンク(1)、(c)一次希釈液を
    貯める第2のタンク(2)、(d)散布管(26)を具
    える散布部(24)、(e)原動機(12)で駆動され
    前記第1のタンク(1)内の液体を前記散布管(26)
    に送液管路(17)を介して圧送する第1のポンプ(1
    4)、(f)前記送液管路(17)上にあつて前記第1
    のポンプ(14)からの液体の圧力を調整する調圧弁
    (18)、(g)前記送液管路(17)上にあつて前記
    調圧弁(18)と前記散布部(24)との間の前記第1
    のポンプ(14)からの送液量を検知する流量センサ
    (20)、(h)前記台車(35)の速度を検知可能な
    速度センサ(45)、(i)電動機(35)で駆動され
    前記第2のタンク(2)からの液体を前記送液管路(1
    7)上の前記流量センサ(20)と前記散布部(14)
    との間に連通させてなる第2のポンプ(32)、(j)
    択一的に前記流量センサ(20)もしくは前記速度セン
    サ(45)の信号を入力されそれぞれ水量もしくは速度
    に比例して電動機(33)の回転を制御する制御装置
    (47)を具えてなる薬剤散布車。
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