JP2533221Y2 - 物品の反転整列装置 - Google Patents

物品の反転整列装置

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JP2533221Y2
JP2533221Y2 JP1215992U JP1215992U JP2533221Y2 JP 2533221 Y2 JP2533221 Y2 JP 2533221Y2 JP 1215992 U JP1215992 U JP 1215992U JP 1215992 U JP1215992 U JP 1215992U JP 2533221 Y2 JP2533221 Y2 JP 2533221Y2
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JP
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horizontal roller
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tile green
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JP1215992U
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Inventor
雄治 林
勉 高口
茂富 黒木
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株式会社イナックス
株式会社日吉インダストリーズ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、平置き状態の直方体状
の物品を反転させてその側面を下にして縦置きにし、こ
れを所定間隔ごとに整列して他の搬送手段へ自動的に移
載するようにした装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、押出成形されたタイル生素地
は、二枚のタイルの裏面どうしを向かい合せの状態でく
っつけたものであり、焼成後に分割して二枚の製品タイ
ルを得るようにしている。
【0003】而して、押出成形されたタイル生素地を焼
成するに際しては、焼成炉内での各タイル生素地の焼成
条件を等しくし、また各タイル生素地の全体において焼
成ムラが発生しないようにするために、タイル生素地の
側面を下にして縦置き状態で所定ピッチごとにセッター
上へ整列して焼成しなければならない。
【0004】従来において、前記押出成形されたタイル
の整列移載は、作業員が手作業で行っていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように、押出成形
されたタイル生素地を手作業により反転移載し、所定ピ
ッチごとに整列する作業は、前記タイル生素地が製品と
してのタイルの二枚分に相当するもとであり、且つ窯業
製品であるためタイル生素地自体の重量が極めて重く、
作業者に与える負担が大きいという欠点があった。
【0006】また生産性の観点からは、前記タイル生素
地の整列ピッチはできるだけ小さくして沢山詰め込んだ
状態で焼成した方がよく、通常は15mm程度になるよ
うに目視で設定している。しかも、施釉ラインから供給
されて来るタイル生素地の供給速度は1秒/1個の割合
である。そのため、これらの全てを前記整列ピッチに設
定しながら自動的に移載するようにするためにはかなり
の大掛りな装置が必要であり、現実に至らないのが実情
であった。それ故、従来では2〜3人の作業員が手作業
でタイル生素地を整列移載せざるを得ず、非能率的であ
った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来の前記課
題に鑑みてこれを改良除去したものであって、直方体状
の物品を反転させながら、順次移載することのできる装
置を提供せんとするものである。
【0008】而して、前記課題を解決するために本考案
が採用した手段は、直方体状の物品の側面支持体と下面
支持部とを備えたL字状の支持部材が周囲に複数個配設
された物品移載治具を、軸方向へ所定間隔ごとに配設し
て櫛状の間歇回動体を形成し、前記物品移載治具どうし
の間に、上部側に位置する支持部材の下面支持部と略々
同じ高さに設定された水平ローラを配設し、該水平ロー
ラを前記物品移載治具どうしの間で昇降自在にしたこと
を特徴とする物品の反転整列装置。
【0009】
【作用】直方体状の物品は、最も上方に位置する支持部
材の下面支持部へ平置き状態で搬入される。そして、物
品移載治具どうしの間に配設された水平ローラにより、
櫛状の間歇回動体の所定位置へ搬入される。
【0010】然る後は、水平ローラが下降動作し、これ
と同時に間歇回動体が所定角度だけ回動する。そのた
め、直方体状の物品は、その側面が支持部材の側面支持
部に当接するようになり、やがてこれに支持され、縦置
き状態となる。
【0011】次に、直方体状の物品は、前記縦置き状態
にされた位置で、例えばベルトコンベア等の搬出装置に
移載される。この搬出装置は、間歇運転されるようにな
っている。そのため、直方体状の物品は順次、所定間隔
ごとに整列されて搬出されることになる。
【0012】
【実施例】以下に、本考案の構成を、押出成形されたタ
イル生素地を整列移載する場合の実施例に基づいて、図
面を参照して説明すると次の通りである。
【0013】図1及び図2は、本考案の一実施例に係る
ものであり、図1は反転整列装置1の全体を示す側面
図、図2は同装置1の正面図である。同図に示すよう
に、反転整列装置1は、押出成形されたタイル生素地2
の下面2aを支持する下面支持部3と、タイル生素地2
の側面2bを支持する側面支持部4とを備えたL字状の
支持部材5を有している。この支持部材5は、四角形状
の枠体の周囲に合計4個が取り付けられており、物品の
移載治具6を形成している。またこの物品移載治具6
は、間歇回動軸7に所定間隔ごとに配設されて櫛状を成
している。
【0014】各物品移載治具6どうしの間には、一端側
をアーム8によって片持ち支持された水平ローラ9が、
タイル生素地2の搬入方向(図2の右側から左側へ向け
て)と直交する方向に設置されている。水平ローラ9
は、最も上方に位置する支持部材5の下面支持部3より
も若干高くなるようにその高さが設定されている。水平
ローラ9の後端側の途中には、タイル生素地2の搬入方
向と同方向に配設された回転軸10との間に跨って八の
字状にベルト11が架け渡されている。また前記アーム
8は、回転軸10に揺動自在に枢支されており、他端側
には揺動シリンダ12が連結されている。従って、水平
ローラ9は、揺動シリンダ12の突出退入動作に伴っ
て、各物品移載治具6どうしの間で昇降するようになっ
ている。
【0015】最も上方に位置する各支持部材5の延長線
上の位置には、図2で最も良く表されているように、搬
入手段としてのベルトコンベア13が設置されている。
また図1に示すように、上方の位置から90度間歇回動
した状態の側面支持部4よりも若干上方の位置で、しか
も前記ベルトコンベア13とは直交する方向には、搬出
手段としてのベルトコンベア14が設置されている。こ
のベルトコンベア14は、両端側の移載治具6どうしの
間の下方に二つ設置されており、それぞれのものは同期
して間歇駆動するようになされている。なお、図2にお
いて、15は搬入されたタイル生素地2の位置を規制す
るストッパー、16は搬入用のベルトコンベア13と、
反転装置1との間に配設されたアイドルローラである。
【0016】次に、上述の如く構成された反転整列装置
1の動作態様を説明する。搬入用のベルトコンベア13
上に載置されたタイル生素地2は、その下面2aがコン
ベアと接触するように平置きの状態で、しかも搬送方向
と同方向へ長手方向が揃えられて搬入される。そして、
ベルトコンベア13の終端側で、タイル生素地2はその
先端側がアイドルローラ16に乗り移り、続いて水平ロ
ーラ9に達する。この水平ローラ9は、ベルト11によ
って回動駆動がなされている。そのため、タイル生素地
2は各水平ローラ9によって順次奥の方へ搬送され、先
端側がストッパー15に当接して停止する。
【0017】然る後は、揺動シリンダ12が突出動作を
し、アーム8を介して各水平ローラ9を図1の反時計方
向へ回動させるようになる。これにより、水平ローラ9
の上端面が、支持部材5の下面支持部3よりも所定寸法
だけ低くなり、水平ローラ9にその下面2aを載置され
ていたタイル生素地2は、支持部材5の下面支持部3に
支持されるようになる。また水平ローラ9の回動と同時
に、間歇回動軸7が90度だけ図1の反時計方向へ回動
するようになる。この回動に連れて、タイル生素地2
は、その左側の側面2bが支持部材5の側面支持部4に
当接するようになり、その下面2aは下面支持部3から
離れるようになる。つまり、、タイル生素地2は、搬入
側のベルトコンベア13の搬送方向と直交する方向の横
方向へ90度回転させられて反転し、平置き状態から縦
置き状態にその置き方の姿勢が変更されるようになる。
なお、水平ローラ9の下降動作は、タイル生素地2を回
動させる場合に、両者の干渉を避けるためでもある。
【0018】姿勢が反転したタイル生素地2は、今度は
前記間歇回動動作の終端側において、搬出側のベルトコ
ンベア14上に移載される。このベルトコンベア14
は、タイル生素地2が移載されたことを赤外線センサー
等の非接触式検知手段により検知し、所定ストローク
(例えば15mm)だけ前進するように設定されてい
る。つまり、ベルトコンベア14は、間歇駆動するよう
に成されており、ベルトコンベア14上のタイル生素地
2を所定ピッチごとに整列する。然る後は、ベルトコン
ベア14上の所定数のタイル生素地2を、その小口側の
両端面を挟持し、例えば焼成台(セッター)の上へ段積
み等すればよい。
【0019】ところで、本考案は上述した実施例に限定
されるものではなく、箱状の物品であれば立方体であっ
ても可能である。また水平ローラ9は、強制的に駆動さ
れるものでなくても、フリーローラであってもよい。更
に、物品移載治具6を櫛状に配設した間歇回動体の回転
角度は、支持部材5の設置数等に応じて適宜決定すれば
よい。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように本考案にあっては、
直方体状の物品を横方向へ反転させて平置き状態から縦
置き状態にして自動的に整列移載することが可能であ
る。従って、従来のように作業員が手作業で行う必要が
なく、作業性の向上と、著しい生産性の向上とが図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る反転整列装置を示す側
面図である。
【図2】本考案の一実施例に係る反転整列装置を示す正
面図である。
【符号の説明】
1…反転整列装置 2…タイル生素地 3…下面支持部 4…側面支持部 5…支持部材 6…物品移載治具 9…水平ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 黒木 茂富 愛知県安城市和泉町大海古2−9 株式 会社日吉インダストリーズ安城工場内 (56)参考文献 特公 昭61−56121(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直方体状の物品の側面支持部と下面支持部
    とを備えたL字状の支持部材が周囲に複数個配設された
    物品移載治具を、軸方向へ所定間隔ごとに配設して櫛状
    の間歇回動体を形成し、前記物品移載治具どうしの間
    に、上部側に位置する支持部材の下面支持部と略々同じ
    高さに設定された水平ローラを配設し、該水平ローラを
    前記物品移載治具どうしの間で昇降自在にしたことを特
    徴とする物品の反転整列装置。
JP1215992U 1992-01-27 1992-01-27 物品の反転整列装置 Expired - Lifetime JP2533221Y2 (ja)

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JP1215992U JP2533221Y2 (ja) 1992-01-27 1992-01-27 物品の反転整列装置

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JPH0561121U JPH0561121U (ja) 1993-08-10
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