JP2532899B2 - 生理活性ヘミセルロ―スの製造方法 - Google Patents
生理活性ヘミセルロ―スの製造方法Info
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- JP2532899B2 JP2532899B2 JP62312477A JP31247787A JP2532899B2 JP 2532899 B2 JP2532899 B2 JP 2532899B2 JP 62312477 A JP62312477 A JP 62312477A JP 31247787 A JP31247787 A JP 31247787A JP 2532899 B2 JP2532899 B2 JP 2532899B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は植物組織を原料とし、糸状菌の代謝を利用し
て生理活性を有するヘミセルロースを製造する方法に関
する。
て生理活性を有するヘミセルロースを製造する方法に関
する。
従来の技術 ヘミセルロースは植物体中のセルロースに伴って広く
存在する多糖類であるが、用途についてはあまり注目さ
れておらず、その利用は殆どなされていない。
存在する多糖類であるが、用途についてはあまり注目さ
れておらず、その利用は殆どなされていない。
近年、植物繊維の重要性が注目され、ゴボウやふすま
等のヘミセルロースが良好な植物繊維としてとりざたさ
れており、ヘミセルロースの有用性も徐々に明らかにさ
れつつある。
等のヘミセルロースが良好な植物繊維としてとりざたさ
れており、ヘミセルロースの有用性も徐々に明らかにさ
れつつある。
従来、ヘミセルロースは直物の組織を脱脂、脱リグニ
ンした後、アルカリで抽出することによって得られてお
り、難加水分解性が特徴の物質である。しかし、このよ
うにして得られたヘミセルロースは、通常アルカリ処理
により還元性末端基が変化することが知られており、極
だった生理活性は認められていない。
ンした後、アルカリで抽出することによって得られてお
り、難加水分解性が特徴の物質である。しかし、このよ
うにして得られたヘミセルロースは、通常アルカリ処理
により還元性末端基が変化することが知られており、極
だった生理活性は認められていない。
発明の構成 本発明者は自然界に多量に存在するヘミセルロースの
有効利用を目的として鋭意研究を重ね、ヘミセルロース
を希アルカリで安定した形で抽出した後、これを炭水化
物資化能力においてすぐれている糸状菌の対処を利用し
て資化したところ興味深い生理活性を示すヘミセルロー
スが得られることを見出し、本発明を完成した。
有効利用を目的として鋭意研究を重ね、ヘミセルロース
を希アルカリで安定した形で抽出した後、これを炭水化
物資化能力においてすぐれている糸状菌の対処を利用し
て資化したところ興味深い生理活性を示すヘミセルロー
スが得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は以下のヘミセルロースの製造方法
を提供する。
を提供する。
1)植物組織原料のデンプン質をグルコアミラーゼで加
水分解した後希アルカリ溶液で抽出し、この抽出液を中
和し沈殿せしめた後単離したヘミセルロースをアスペル
ギルス属またはバシディオマイセトス属である糸状菌の
培養液中で資化することを特徴とする免疫賦活作用を有
するヘミセルロースの製造方法。
水分解した後希アルカリ溶液で抽出し、この抽出液を中
和し沈殿せしめた後単離したヘミセルロースをアスペル
ギルス属またはバシディオマイセトス属である糸状菌の
培養液中で資化することを特徴とする免疫賦活作用を有
するヘミセルロースの製造方法。
2)植物組織原料が米糠、ふすま、稲わらまたはバガス
である前記1)に記載の製造方法。
である前記1)に記載の製造方法。
本発明においては、原料としての植物組織は自然界に
存在するあらゆるものを広く用い得るが、バイオマスの
高度利用と前処理の必要性が考えると、低脂質、低リグ
ニンのバイオマスである米糠、ふすま、稲わら、バガス
等が望ましい。
存在するあらゆるものを広く用い得るが、バイオマスの
高度利用と前処理の必要性が考えると、低脂質、低リグ
ニンのバイオマスである米糠、ふすま、稲わら、バガス
等が望ましい。
用いる糸状菌も種々あり、例としてアスペルギルス
(Aspergillus)属、ペニシリウム(Penicillium)属、
バシディオマイセトス(Basidiomycetes)属、カンディ
ダ(Candida)属等が挙げられるが、得られるヘミセル
ロースの活性及び安全性を考慮すると、Aspergillus属
やBasidiomycetes属を用いることが望ましい。
(Aspergillus)属、ペニシリウム(Penicillium)属、
バシディオマイセトス(Basidiomycetes)属、カンディ
ダ(Candida)属等が挙げられるが、得られるヘミセル
ロースの活性及び安全性を考慮すると、Aspergillus属
やBasidiomycetes属を用いることが望ましい。
本発明の方法では、植物組織原料を糸状菌で資化する
に際して、原料である植物組織を脱脂、脱リグニンした
後、低濃度アルカリで処理することにより、まず粗ヘミ
セルロースとし、これを用いて糸状菌を培養し、ヘミセ
ルロースを資化させ部分分解する。
に際して、原料である植物組織を脱脂、脱リグニンした
後、低濃度アルカリで処理することにより、まず粗ヘミ
セルロースとし、これを用いて糸状菌を培養し、ヘミセ
ルロースを資化させ部分分解する。
糸状菌は多彩な炭水化物資化能力を有しており、本発
明によれば用いる原料と糸状菌の組み合わせにより、種
々の生理活性を有するヘミセルロースが製造できる。
明によれば用いる原料と糸状菌の組み合わせにより、種
々の生理活性を有するヘミセルロースが製造できる。
具体的な生理活性としては、免疫賦活作用、マクロフ
ァージ活性化作用(グリコリシスの亢進)、抗ウィルス
作用、脂質代謝改善作用等が認められる。
ァージ活性化作用(グリコリシスの亢進)、抗ウィルス
作用、脂質代謝改善作用等が認められる。
発明の効果 これらの作用を総合すると、本発明により得られる生
理活性ヘミセルロースは、一種のBRM(Biologlcal Resp
onse Modifiers)と考えられるが、機能性食品素材とし
ての利用も考えられ、バイオマスの高度作用として、医
薬品及び食品へ有効利用できる優れたヘミセルロースと
いえる。
理活性ヘミセルロースは、一種のBRM(Biologlcal Resp
onse Modifiers)と考えられるが、機能性食品素材とし
ての利用も考えられ、バイオマスの高度作用として、医
薬品及び食品へ有効利用できる優れたヘミセルロースと
いえる。
実施例 米糠1000gに水5を加え、グルコアミラーゼででん
ぷんを加水分解する。加水分解後、苛性ソーダを加え2
%に調整し、30分間煮沸する。抽出液を冷却した後塩酸
を加え中和し、次いで硫酸アンモニウムを50%飽和とな
るように加えて沈澱を作出せしめる。得られた沈澱をろ
別して米糠粗ヘミセルロースを得る。
ぷんを加水分解する。加水分解後、苛性ソーダを加え2
%に調整し、30分間煮沸する。抽出液を冷却した後塩酸
を加え中和し、次いで硫酸アンモニウムを50%飽和とな
るように加えて沈澱を作出せしめる。得られた沈澱をろ
別して米糠粗ヘミセルロースを得る。
この米糠粗ヘミセルロースを用い、次の培養液及び培
養条件で(1)Asp.Oryzaeと(2)Basidiomacetes属の
一種であるP.Ostreatusをそれぞれ培養し、ヘミセルロ
ースを資化する。
養条件で(1)Asp.Oryzaeと(2)Basidiomacetes属の
一種であるP.Ostreatusをそれぞれ培養し、ヘミセルロ
ースを資化する。
(1)Asp.Oryzaeによるヘミセルロースの資化 培地組成: 米糠粗ヘミセルロース 100 g ペプトン 6 g KH2PO4 0.1g MgSO4・7H2O 0.1g NaCL 少量 CaCL2 少量 FeCL3 少量 水 1 培地pH:3.0 培養条件:30℃,15日間 (2)P.Ostreatusによるヘミセルロースの資化 培地組成: 米糠粗ヘミセルロース 100 g 酵母エキス 2.5g 酒石酸アンモン 2 g 水 1 培地pH:4.5 培養条件:20℃,15日間 培養終了後、菌体と培養ろ液を分離し、培養ろ液を減
圧濃縮し、2倍容のエタノールを加えて灰白色の沈澱を
形成させ、これをろ別乾燥する。これが生理活性ヘミセ
ルロースである。
圧濃縮し、2倍容のエタノールを加えて灰白色の沈澱を
形成させ、これをろ別乾燥する。これが生理活性ヘミセ
ルロースである。
Asp.Oryzaeによる生理活性ヘミセルロースを、以下米
糠ヘミセルロース−AOと呼び、P.Ostreatusによる生理
活性ヘミセルロースを、以下米糠ヘミセルロース−POと
呼ぶ。
糠ヘミセルロース−AOと呼び、P.Ostreatusによる生理
活性ヘミセルロースを、以下米糠ヘミセルロース−POと
呼ぶ。
米糠ヘミセルロース−AO及び米糠ヘミセルロース−PO
の理化学的性質を下記の表に示す。
の理化学的性質を下記の表に示す。
生理活性として免疫賦活作用、抗ウイルス作用、脂質
代謝改善作用を調べた。
代謝改善作用を調べた。
1.免疫賦活作用 (1)マクロファージ走化性 ボイデンチャンバ(Boyden's chamber)の下質(Lowe
r chamber)の培地に、米糠ヘミセルロース−AO及び米
糠ヘミセルロース−POを個別に、それぞれ濃度を変えて
500μg/mlまで加え、上室(Upper chamber)にはチオグ
リコール酸を用いてマウスC57BL/6から得た腹腔浸出液
を入れて、37℃で3時間培養し、chamberを隔てるフィ
ルタ(Pore membrane,pore size 5μm)の小孔を通り
抜けて下面に遊走してきたマクロファージをギームザ
(Giemza)染色し、顕微鏡にて数えた。10視野あたりの
遊走してきたマクロファージの数を第1図に示す。
r chamber)の培地に、米糠ヘミセルロース−AO及び米
糠ヘミセルロース−POを個別に、それぞれ濃度を変えて
500μg/mlまで加え、上室(Upper chamber)にはチオグ
リコール酸を用いてマウスC57BL/6から得た腹腔浸出液
を入れて、37℃で3時間培養し、chamberを隔てるフィ
ルタ(Pore membrane,pore size 5μm)の小孔を通り
抜けて下面に遊走してきたマクロファージをギームザ
(Giemza)染色し、顕微鏡にて数えた。10視野あたりの
遊走してきたマクロファージの数を第1図に示す。
第1図から明らかなように米糠ヘミセルロース−AO及
び米糠ヘミセルロース−POはいずれも10μg/ml、100μg
/mlでマイクロファージの走化活性を示した。
び米糠ヘミセルロース−POはいずれも10μg/ml、100μg
/mlでマイクロファージの走化活性を示した。
(2)マクロファージの活性化(グリコリシスの亢進) マクロファヘジの活性化の最初の段階でグリコリシス
が亢進することが知られている。
が亢進することが知られている。
本発明による米糠ヘミセルロースのマクロファージ活
性能を測定した。結果は対照に対するグルコース消費量
の増加として評価し、活性化指数(S.I.%)として表示
した。
性能を測定した。結果は対照に対するグルコース消費量
の増加として評価し、活性化指数(S.I.%)として表示
した。
マクロファージの調整: ddyマウス♂6〜8週分の腹腔内に10%チオグリコー
ル酸培地を1ml注入し、マクロファージを誘導する。4
日後屠殺し、腹腔内に生理食塩水を約5ml注入した後腹
腔内より細胞を含む溶液を吸い出し、細胞を洗浄し.PRM
I1640培地で1時間培養した後上清を吸い出し、非付着
性の細胞を除く。
ル酸培地を1ml注入し、マクロファージを誘導する。4
日後屠殺し、腹腔内に生理食塩水を約5ml注入した後腹
腔内より細胞を含む溶液を吸い出し、細胞を洗浄し.PRM
I1640培地で1時間培養した後上清を吸い出し、非付着
性の細胞を除く。
グリコリシス測定: 試料とともにマイクロプレート上で48時間培養した
後、培養上清中の残存グリコール量をグルコースオキシ
ダーゼ法により比色定量した。測定は505μmの吸光度
(A505)で行なった。
後、培養上清中の残存グリコール量をグルコースオキシ
ダーゼ法により比色定量した。測定は505μmの吸光度
(A505)で行なった。
活性化指数(S.I.)の算出法 結果は第2図に示したように、米糠ヘミセルロース−
AO及び米糠ヘミセルロース−POいずれも10μg/ml以上で
マクロファージのグリコリシスを亢進した。
AO及び米糠ヘミセルロース−POいずれも10μg/ml以上で
マクロファージのグリコリシスを亢進した。
2.抗ウイルス作用 (1)カブモザイクウィルス(TuMV) TuMV感染ダイコン葉を磨砕して、ろ過し、生重の100
倍水溶液をウイルス液とした。検定植物として、キアノ
(C.amaranticolor)を用いた。米糠ヘミセルロースAO
及び米糠ヘミセルロース−POの100ppm〜1000ppm水溶液
にTuMV100倍希釈液を等量混合し、葉に接種した。ま
た、対照組葉にTuMVの100倍希釈液のみを接種した。20
℃で72時間インキュベーションした後、対照区に対する
試験区の局部病班(Local Lesion)形成阻止率を求め
た。その結果は第1表に示すとおりであり、いずれも強
い抗TuMV活性を示した。
倍水溶液をウイルス液とした。検定植物として、キアノ
(C.amaranticolor)を用いた。米糠ヘミセルロースAO
及び米糠ヘミセルロース−POの100ppm〜1000ppm水溶液
にTuMV100倍希釈液を等量混合し、葉に接種した。ま
た、対照組葉にTuMVの100倍希釈液のみを接種した。20
℃で72時間インキュベーションした後、対照区に対する
試験区の局部病班(Local Lesion)形成阻止率を求め
た。その結果は第1表に示すとおりであり、いずれも強
い抗TuMV活性を示した。
(2)インフルエンザフィルス 豚の腎臓細胞に対するインフルエンザA型の感染防止
効果を検定した。培地に各濃度の米糠ヘミセルロース−
AO及びヘミセルロース−POを添加し、豚の腎臓細胞を培
養し、インフルエンザA2型を接種し、37℃で2日間培養
した後、ニワトリ赤血球凝集価(HA価)を求めた。その
結果は第2表に示すとおりであり、いずれも強い抗イン
フルエンザウィルス活性を有していた。
効果を検定した。培地に各濃度の米糠ヘミセルロース−
AO及びヘミセルロース−POを添加し、豚の腎臓細胞を培
養し、インフルエンザA2型を接種し、37℃で2日間培養
した後、ニワトリ赤血球凝集価(HA価)を求めた。その
結果は第2表に示すとおりであり、いずれも強い抗イン
フルエンザウィルス活性を有していた。
3.脂質代謝改善作用 高コレステロール食を与えたラットに対し、米糠ヘミ
セルロース−AO及び米糠ヘミセルロース−POにコレステ
ロールの上昇を抑制する作用があるかを検討した。
セルロース−AO及び米糠ヘミセルロース−POにコレステ
ロールの上昇を抑制する作用があるかを検討した。
Wister系雄ラット5週令を対照区と試験区に分け、第
3表に示す飼料で2週間飼育し、飼育期間終了後1夜絶
食させ、断首、採血し、肝臓はすみやかに摘出し、血液
は血清とし、肝臓はそのまま分析時まで凍結保存した。
3表に示す飼料で2週間飼育し、飼育期間終了後1夜絶
食させ、断首、採血し、肝臓はすみやかに摘出し、血液
は血清とし、肝臓はそのまま分析時まで凍結保存した。
血清コレステロールの定量はザトキス(Zakts)の方
法、血清トリグリセライドは、Van Handel and Zilvers
mitの方法で行なった。肝臓はアセトン:エタノール混
液(1:1)で磨砕して脂質を抽出し、定量した。その結
果を第4表に示す。
法、血清トリグリセライドは、Van Handel and Zilvers
mitの方法で行なった。肝臓はアセトン:エタノール混
液(1:1)で磨砕して脂質を抽出し、定量した。その結
果を第4表に示す。
米糠ヘミセルロース−AO及び米糠ヘミセルロース−PO
はいずれも飼料に対して1%添加することにより、血清
コレステロールの上昇を抑制した。肝コレステロール及
びトリグリセライドに対しては影響を及ぼさなかった。
これらの作用は食物繊維の作用と類似しており、コレス
テロールの再吸収阻害作用があると思われる。
はいずれも飼料に対して1%添加することにより、血清
コレステロールの上昇を抑制した。肝コレステロール及
びトリグリセライドに対しては影響を及ぼさなかった。
これらの作用は食物繊維の作用と類似しており、コレス
テロールの再吸収阻害作用があると思われる。
第1図は、本発明により得られたヘミセルロースのマク
ロファージ走化性(マクロファージ遊走数)に対する作
用を示すグラフであり、 第2図は、同じく本発明により得られたヘミセルロース
のマクロファージグリコリシス(グルコース消費量)に
対する作用を示すグラフである。
ロファージ走化性(マクロファージ遊走数)に対する作
用を示すグラフであり、 第2図は、同じく本発明により得られたヘミセルロース
のマクロファージグリコリシス(グルコース消費量)に
対する作用を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】植物組織原料のデンプン質をグルコアミラ
ーゼで加水分解した後希アルカリ溶液で抽出し、この抽
出液を中和し沈殿せしめた後単離したヘミセルロースを
アスペルギルス属またはバシディオマイセトス属である
糸状菌の培養液中で資化することを特徴とする免疫賦活
作用を有するヘミセルロースの製造方法。 - 【請求項2】植物組織原料が米糠、ふすま、稲わらまた
はバガスである特許請求の範囲第1項に記載の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62312477A JP2532899B2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 生理活性ヘミセルロ―スの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62312477A JP2532899B2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 生理活性ヘミセルロ―スの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01153701A JPH01153701A (ja) | 1989-06-15 |
JP2532899B2 true JP2532899B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=18029677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62312477A Expired - Lifetime JP2532899B2 (ja) | 1987-12-10 | 1987-12-10 | 生理活性ヘミセルロ―スの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532899B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5560914A (en) | 1995-07-12 | 1996-10-01 | Daiwa Pharmaceutical Co., Ltd. | Immunopotentiator and method of manufacturing the same |
WO2006082647A1 (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-10 | Daiwa Pharmaceutical Co., Ltd. | 免疫力増強物質 |
JP5192215B2 (ja) * | 2007-11-06 | 2013-05-08 | 日清ファルマ株式会社 | 免疫賦活組成物 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534769A (en) * | 1978-09-04 | 1980-03-11 | Mitsubishi Electric Corp | Alarm circuit in monitor and control device |
JPS5841824A (ja) * | 1981-09-07 | 1983-03-11 | Nippon Shokuhin Kako Kk | 血清コレステロ−ル上昇抑制物質 |
JPS591687A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-07 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | 鉄酸化物の除去方法 |
JPS5941302A (ja) * | 1982-09-01 | 1984-03-07 | Noda Shiyokukin Kogyo Kk | 多糖の製造方法 |
JPS6236009A (ja) * | 1985-08-05 | 1987-02-17 | Hitachi Metals Ltd | 熱分解型窒化硼素 |
-
1987
- 1987-12-10 JP JP62312477A patent/JP2532899B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01153701A (ja) | 1989-06-15 |
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Legal Events
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