JPS5941302A - 多糖の製造方法 - Google Patents

多糖の製造方法

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JPS5941302A
JPS5941302A JP15227082A JP15227082A JPS5941302A JP S5941302 A JPS5941302 A JP S5941302A JP 15227082 A JP15227082 A JP 15227082A JP 15227082 A JP15227082 A JP 15227082A JP S5941302 A JPS5941302 A JP S5941302A
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JP
Japan
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polysaccharide
extracted
crude enzyme
enzyme solution
mycelium
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Pending
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JP15227082A
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English (en)
Inventor
Chiyokichi Iizuka
飯塚 千代吉
Hiroaki Maeda
浩明 前田
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NODA SHIYOKUKIN KOGYO KK
Original Assignee
NODA SHIYOKUKIN KOGYO KK
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  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この弁明は制がんf1用および抗ウィルス作用等の(娶
れた生理活性を有する多糖のjI!1造方法に関づるも
のである。
担子菌類に属する4111W等の菌糸体がヒル臼−ス等
の腹水化物を分解するカルボヒドラ−14(Car1+
obyd+・ase )およびリグニン分解鼾索、更に
はでの他一般的に植物繊維と称される物質を分解する^
イ豫の生産に優れていることは良く知られているどころ
である。
また、一方バガス(砂糖きびの搾り粕)、どうもろこし
、麦わら、米糠等の植物繊維質成分に富む物質中に多糖
が含まイ1、これら物質中に含有されている多糖が制が
ん作用おにび抗ウィルス作用を右することも多く報告さ
れている。
然して、従来このJ:つな植物繊維から多糖を抽111
Jる抽出手段としては、熱水抽出によるのが一般的であ
るが、このようイT抽出手段によって得られた多糖には
殆ど/l 11!活性を示さないか、あるいは比較的低
いため、制がん作用J5よび抗ウィルス作用に劣るl〔
め、上2のJ:うイi抽出手段にJ、って得られた抽出
液を用いて制が7υ剤あるいは抗−フィルス剤どして工
業的に実施Jることは従来全く考えられていなかった。
この発明はこのよう4I:点に46みイfされIこ・b
ので、多糖を含有している抽出液中に、」−記のごとき
菌糸体から抽出した粗酵素液を添加lしめ、この粗酵素
液の分解酵素により多糖を加水分解せしめ、これにより
優れた生理活性を有りる多糖を製造Jることを目的とJ
るものである。
1ズ下この発明の詳細な説明する。
この発明において使用さ゛れる出発物質としては、バカ
ス、米糠、とうもろこし、麦わら等が用いられ、これら
は極めて植物繊維質成分に富むどともに、これらの物質
には多糖の含有され(いることIJ公知である。しかし
、これらの出ブを物質から多糖を抽出Jるには前処理と
して多糖を含んだ抽出液を3Flる必要がある。
その抽出液の抽出手段には種々<r手段が挙げられるか
、熱水、または酸、塩基を含む水系溶媒から抽出するこ
とが可能である。
また、上記のごとき抽出液には担子菌類に属Jる菌糸体
から抽出した粗酵素液を添加づるが、この発明はこの粗
酵素液を添加する点に最す大きな特徴がある。然して、
この粗酵素液を添加口しめる理由は、この粗酵県液が含
有しているカルボヒドラ−1により多糖を加水分解し、
これにより優れた生理活性を有する多糖を抽出Jるbの
である、。
担子菌類に属Jる菌糸体の生産−りるカルボヒドラ−」
tの調整と性質は次の通りである。
(1)調整方法 (a )深部培養ろ液から調整づる場合菌糸体をガーゼ
ろ過して除ぎ、ろ液を遠心分離して上清を100%硫安
飽和し遠心分離する。得られた沈澱を適当量の水に溶解
し透析して粗酵素液とJる。
(b)固体培養基から調整覆る場合 バガス等を主材とする固体培#を基にて椎茸等の担子菌
類に属する菌糸体を培養した後、菌糸体のまん延した培
養基を砕ぎ、これに低濃度の緩衝液を加え−(低温で撹
拌し、ろ過して抽出液を得る。
その後この抽出液に40%程度の低濃度の硫宥で飽和し
、沈澱を除さ、清澄した後100%硫安飽和により沈澱
を得、適当量の水に溶解した後透析して粗酵素液と1−
る。
(2)性質 担子菌類(BAS ID IOMYCETES>。
同担子菌亜綱(I」oo+obasidiae )’ 
、菌じん類(1−1y11− emomycetes 
)のまった番ノ「l (A graricales)ニ
ツイテ、ひらたC−ノp 、 ostreatus  
(F I’ ) 、 Lいた1Jl−、edodes 
(3erk ) S ing 、ひだなしに番ノ目Ap
l+yllophoralesについて、こうlc番ツ
ノ5arcdon     aspratus  (1
3erk   )   、   や に lこ 1ノ 
 l  5hnoderlna  resinosum
  ([r ) Karst、 5(担子菌亜m He
tcrobasidiae  L ;うきくらげ目下r
em ella  ruciformis  Rerk
の5柚類の担子菌のイ1産りるカルボヒドラ−げの性質
を比較した。その結果(L下f’l+jの通りである。
nptpH0llt −r enll)  酵素の種類
?Pεr、Iフ3,4 5,3  35℃ム、Jも1り
  3,5   5,5    35℃     α 
−グLコLダーt゛こう1.rり  3.5   5.
7    32℃     α −ガラ2Fシク゛二t
“?に九け3.3  5,4   34℃   β−)
L−7りl−1−2°゛−乞°。
L3沢ら+7”3.!i  5,6  308Co p
 [p b :最適P t−1 optHen+ρ:R適濤痘 五4買に水溶性澱粉を用いて検討した結果、何れの一担
子菌にもほぼ同じ最適温度、最適)〕Hを右Jるカルボ
ヒドラーゼが存在し、カラムク【コマ[・により分画し
て検討した結果、PI−13,5近くに最適P Hを有
する酵素はα−ガラクトシダーゼ(Galactosi
dase)活111を示し、PH5,5近くに最適P1
−1を有りる酵素4Jα−グルコシダー1?(Gluc
osidase) d3cJ、びβ−h−フク1〜シダ
ー17(FllctO5idase)の活性を示した。
こねは深部培養ろ液、固体培養基何れから得たものも1
司じてあった。
図面に示−4−6のは培養ろ液から抽出した椎U1菌糸
体の粗酵素液をセフ10−ス−6Bにより分画したグラ
フであり、このグラフによっても明らかな如く、本相酵
素欣にα−グル」シダーげ、α−ガラク1−シダ=げお
J、びα−11フク1〜シダーゼの含有されていること
が明らかである。
本発明方法にJ:す1!7られた多糖は極め−で!1理
活性に田み、特に制がん作用および抗ウィルス作用にお
いて優れた効果のあることが判明した。
以下本発明の実施例を詳、IIIに説明する。
粉砕したバガス300 gに加水し、煮沸してろ過袋を
介し、残渣を分離して多糖を含んだ抽出液1.000c
cを1ηる。
然して、ぞの抽出液を冷7JI後、Fll醗緩絢液等で
1)11を5−6に調整し、上記固体培養基から調整さ
れた111. ’l−1菌糸体の相酔素液100ccを
加え、30″C〜40°Cにて1〜5時間緩かにインギ
コベートする。イfaり、この1)l15〜6で反応す
る酵素はα−グル」シダーぜJ5よびフクトシダ−6−
cあることが1!l!解C′きるであろう。次いでPI
−1を2.5〜4に調整し、同じく1〜5時間緩かに撹
拌しつつインキュベ−1〜′1Jる。なおこの1)11
で反応Jる酵素はカラクトシダーゼあることが理解でき
るであろう。
−I−Ill!の如< kA適P Hおよび最適)品1
真下においてカルボにドラ−Uの各M水液が最も効率良
く反応し、これにより抽出液中の多糖を加水分解し、嶋
れた生理活性を有する多糖を得ることができるのである
一1記のごどき手段により多糖を加水分解した1!2、
遠心分離してト清を晴縮し、2〜3倍溶のアルコール、
アレトン等の有機溶媒を加える。その後沈澱を分離し、
乾燥υしめて多糖の粉末体約6gを得る。なお、有機溶
媒沈澱操作は前後しても良く、例えば抽出液と残渣を分
離した後、イJ′機溶媒を加えて沈澱させ、沈澱を適当
量の緩衝液に溶解した後、酵素反応を行ない史に+=i
機溶媒で沈澱さμτも良い。
また、多糖を含^7だ1111出液を得るに際しτ上記
実施例では残渣を予め分離したが、この段階においては
特に分離J−ることなく、反応終了後、残渣と分離して
も良い。
次に上記の如くして得られた多糖を用いて、次のにうな
実験を行なブた。
(1)本発明により15ノられIこ多軸(酵素反応後)
の糖組成および生理活性の例をバがス、米IJiについ
て天然物(酵素反応ri:+ )と比較Jるど次の如く
であっIc。
リドつ1ビバガスおよび米糠の糖組成 (Wei(7tH%) す゛ 1・ ウ キ じ ハ ノJ ス       
       米 糠灰応前  反応後  反応前  
反応1(ΔI゛a   11,0   19.1   
24,6   37.4X yl   4.1241.
7   1(1,836,81yl all   3,
4   12,4   3,4   5.3Gal  
 18,0   11,8   9.6   6,9G
 Ic   63,5   13.!j    53,
8   13.6分析はJOnQS等の/J払に従いガ
スクn7トグラフイーで同定、定量を行なった。
△ra:〕Iラビノ〜ス  xy+:4ニジ[]−スt
vjan:マンンース  Gal:ガラク1〜−スQl
cニゲル丁1−ズ 上記のごとき実験結果から明らかな如く、反応前と反応
後においてはその生理活性に顕著イに差異が認められた
(2)制がん効果 △5cites  hepatoma  41 II 
 l) onryt+系卸ウッ1〜 投つ方法:各物¥1を0.9%段塩水に溶解し、Al1
414移植前日から1日おき4回、腹こう内投与し腹水
中のA)+414の11″i殖抑制率で効果を判定。
G roup     cells / n+Ix 1
0− ’  3 r%非投与群       1.62
二iI 0808  100反応前八ガへ多@’i 5
0111(11,61j 0.34  1001001
11(11,23:t: 0.15  76反応後バガ
ス多糖50 m g  0.87 :!: 0 、22
   !i 4100mg     O,34二i: 
  (1,0!l      21反応前米ぬか多糖!
i0nrg  1.63 :!、: 0.20  10
0100mg   1.32−1: 0.14  82
反応後米ぬか多糖5011jl  1.08±0.33
  67100mg   O,71:LO,1944S
r :非投与群の細胞数を100どしIc時の伯投与量
:体重1kg当り 上記の如き実験結果から明らかな如く、本発明方法によ
り得られた多糖の投りiffはH2応前のJρ与群に比
しA I−1414の増殖に対して1&!れた抑fhl
j効果のあることが判明した。
(3)抗ウィルス効果 ウィルス:シバ−1モ1fイクウイルス(TMV)検定
植物: N 1cotiana  G 1utinos
e試験方1ム:各物質の水溶液とTMVを11〜合し、
力−ボフンタムを用いてN 、 (]ILItillO
3eに接種し。
対照榮に対Jる局部病斑(l ocal  l−esi
on )の成形附1に率で抗ウィルス作用を判定。
G  roup       LocaI Les、o
s仮(9#q4)mlrti止傘(% )対照    
   296− 反応前バガス多糖200ppnl  219    2
6100ppm  266    10 1シ応後バガス多糖200ppm   0   10(
1100ppm   41    8G 反応前米ぬか多糖200pp+n  252    1
!+1100pp  275    7 反応後米ぬか多糖200旧1111  .0   01
0100ppII171    76 −1記の如き実験結束から明らか<’L如く、本発明り
法により得られた投与群は反応前の投与群に比し、渋れ
た荊成阻止率を得るこ、どがでさた。
【図面の簡単な説明】
図面は培養ろ液から抽出した椎茸菌糸体の粗酵素液をセ
ノアロース6Bににり分画したグラフである。 特許出願人 野FT1食菌二U業株式会ネl “1′11”、Yi“

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多糖を含イ1ηる植物繊維から多糖成分を仙1[
    IJる]二線ど、十記工稈により得られた抽出液に](
    !了菌力′1に属Jる菌糸体から抽出した粗酵素液を添
    加J−る上程と、ト記■稈により得られた粗酵素液を多
    糖成分を含有覆る十記仙出液に添加uしめて、最適1)
     l−1、最適?品度の下に反応せしめるI程とJ、り
    なる多糖の製造方法。
JP15227082A 1982-09-01 1982-09-01 多糖の製造方法 Pending JPS5941302A (ja)

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