JP2532819B2 - 暗号化されたtv信号を復号する装置及び方法 - Google Patents

暗号化されたtv信号を復号する装置及び方法

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/16Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
    • H04N7/167Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
    • H04N7/169Systems operating in the time domain of the television signal
    • H04N7/1696Systems operating in the time domain of the television signal by changing or reversing the order of active picture signal portions

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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上分野】本発明は、テレビジョン信号の受信の分
野に関し、特に、暗号化されたテレビジョン信号の復号
を行なう装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号は、ライン走査法の結
果として生成され表示される。画像情報は、時間的に逐
次送出される一連の進行水平ラインを用いて走査され
る。送出される信号は、ラインの各点と対応する明るさ
の強さの連続するアナログ量である。このような信号は
図1に示されるが、同図から、一連の標準の走査ライン
において、2つの隣接するアクティブ・ライン期間(ビ
デオ情報が伝達される期間)がビデオ情報が送出されな
い期間により分離されることが判る。このビデオ情報が
送出されない期間は帰線消去期間として知られ、受信機
における走査装置を走査ライン開始位置ヘリセットさせ
るために導入される。
【0003】典型的なカラー・テレビジョン信号におい
ては、このアクティブ・ライン期間は、3つの独立的な
カラー成分の瞬時値を同時に表わす1つの信号を含んで
いる。3つのカラー成分を1つの信号に符号化する方法
は、北米、カナダ及び日本において標準化されている。
この方法はNTSC規格として知られる。PAL及びS
ECAMとして知られる別の規格が他の国で採用されて
きたが、これらの規格は各走査線における帰線消去期間
及びアクティブ・ライン期間を含むNTSC規格と同じ
基本フォーマットを有する。
【0004】特に衛星及びケーブルによる送信のため
の、現存する諸規格と比較して改良された画質をもたら
す他の形式のアナログ・ビデオ信号について現在研究が
進められている。これらの信号は、走査線のアクティブ
・ライン期間における3つの独立するカラー成分の時間
的な多重化に基いている。NTSC、PALまたはSE
CAM規格を用いて3つの成分を1つの信号に符号化す
る代わりに、これら成分を時間圧縮法を用いて逐次送出
する。この形式の信号の1つの変更例は、MAC(Ma
ltiplexed Analogue Compon
ets)として知られる。時間圧縮法により生成される
信号もまた、各走査ラインにおける帰線消去期間及びア
クティブ・ライン期間の存在を含むNTSC、PAL及
びSECAM規格と同じ基本フォーマットに固執するも
のである。MAC信号が用いられる場合、図2のa及び
図2のbにおける点線で示されるように、帰線消去期間
中にディジタル・データをも送出できることは注目すべ
きである。
【0005】NTSC規格におけるカラー・ビデオ信号
放送は、画像情報が2つの成分、即ち輝度即ち明るさ
と、クロミナンス即ち色差とに分けられることを必要と
する。図10は、輝度信号52とクロミナンス信号54
とからなる典型的なNTSC方式の複合カラー・テレビ
ジョン信号50を簡単に示す振幅と周波数の関係図であ
る(複合テレビジョン信号では、クロミナンス情報は副
搬送波に載せられる)。この信号は、画像搬送波56が
帯域の下限より1.25MHz上の6MHzの公称帯域
巾を占有する。輝度情報は、画像搬送波56に対して直
接変調されるが、クロミナンス情報は画像搬送波56の
変調に更に用いられる色副搬送波58に対して変調され
る。色副搬送波58は、NTSC方式により確立された
規格である3.579545MHzの周波数を有する。
音響情報は、帯域の上限に近い別の副搬送波40に載せ
られる。
【0006】図10においてラベルAで示される領域
は、輝度信号52とクロミナンス信号54との間の重な
りを表わす故に特に重要である。輝度とクロミナンスの
分離は周波数分離多重化信号を濾波することにより行な
われるため、2つの信号の間のAのような重なりはいく
つかの問題を招く。もし受信時に輝度とクロミナンスと
の間の完全な分離が求められるならば、必要な濾波操作
は両方の信号における情報の一部の喪失を生じることに
なる。一方、もし情報の喪失に耐えられないとすれば、
輝度信号とクロミナンス信号との間の干渉を受入れなれ
ばならない。更に、NTSC方式テレビジョン信号の各
部が異なる周波数で送出されるため、送信中に生じる位
相偏移がこれらに対して様々に影響を及ぼし、信号の劣
化を生じることになる。また、使用可能な色情報は許容
される小さな色帯域巾によって著しく制限される。
【0007】本願の出願人が1984年9月21日に出
願した米国特許第652,926号において論述される
ように、上記のMAC規格はNTSC規格と関連する諸
問題の克服のため開発されたものである。MAC方式カ
ラー・テレビジョン信号は第図11に示されるが、同図
は63.56μ秒の周期の単一のビデオ・ラインの振幅
と時間との関係図である。最初の10.9μ秒は水平帰
線消去期間(HBI)62内にあり、その間は画像情報
が送信されない。HBI62の後にはクロミナンス信号
64と輝度信号66があり、そのいずれか一方を時間圧
縮することができる。クロミナンス信号64と輝度信号
66間には0.28μ秒のガードバンド68があり、こ
の2つの信号間の干渉の阻止を助ける。
【0008】図11のMAC方式カラー・テレビジョン
信号は、従来の輝度信号とクロミナンス信号を生成する
ことにより(従来のNTSCその他の複合カラー・テレ
ビジョン信号を得るため行なわれるように)、次いでこ
れら信号を個々にサンプリング及び記憶させることによ
り得られる。輝度は輝度サンプリング周波数においてサ
ンプリングされ、輝度記憶装置に記憶され、クロミナン
スはクロミナンス・サンプリング周波数においてサンプ
リングされてクロミナンス記憶装置に記憶される。次い
で、輝度またはクロミナンスのサンプルは、これらをそ
の個々のサンプリング周波数で記憶装置に書込みかつこ
れらを記憶装置から更に高い周波数で読出すことにより
時間的に圧縮することができる。マルチプレクサは、輝
度記憶装置またはクロミナンス記憶装置のいずれかをア
クティブ・ライン期間中の適当な時点で読出しのため輝
度記憶装置またはクロミナンス記憶装置を選択し、これ
により図11のMAC信号を生成する。必要に応じて、
音響サンプルをHBI間に送信することもでき、これら
のサンプルはビデオ・サンプルと同様に多重化される
(圧縮することができる)。全てのサンプルが多重化M
AC信号において生じるサンプル速度はMACサンプリ
ング周波数と呼ばれる。
【0009】図11のMACフォーマットは図1及び図
10の複合テレビジョン信号の諸問題を克服するが、従
来技術においても、指定されたユーザのみが情報の復号
及び表示ができるようにビデオ信号の機密暗号化の必要
が存在する。典型的な暗号化システムにおいては、暗号
化される信号の1つ以上のパラメータが送信側で決定さ
れるパターンに従って変調される。このパターンは一般
に、徹底的な調査によりパターンを発見することがほと
んど起こり得ないように多数の種類の類似パターンの一
部である。暗号化のため使用されるパターンの正確な記
述は、元の情報を発見することができる指定された受信
機に対して送られる。このパターンの記述は、当技術に
おいては「暗号化キー」として知られ、暗号化キーを指
定されたユーザに通知するプロセスは「キーの配布」と
して知られる。
【0010】図1に関しては、当技術において周知の種
々の暗号化法について記述する。図1に示されるよう
に、アクティブ・ライン期間中のビデオ信号に下記によ
り表わすことができる。即ち、 y=f(t) 但し、y=振幅、t=時間である。
【0011】信号の振幅(y)及びこの信号が生じる時
間(t)を知ることは、ライン走査システムにおいてビ
デオ信号を正確に再生するために必要である。
【0012】暗号化法は下記の如く分類することができ
る。即ち、 (1) 予め定めたパターンに従って送信される信号の
振幅(y)を変調するもの。
【0013】y’=g(f) 但し、f=f(t) この手法の事例は無作為に選択されたラインの振幅の逆
数を含む。即ち、 y’=g(f)=−f (2) チャネルを介して信号を送信する時間を変調す
るもの、即ち y’=f(t’) この手法の事例は、予め定めたパターンによるテレビジ
ョン・ラインの並べ換えを含む。即ち、 y’=f(t−d) (3) 振幅及び送信時間の双方を変調するもの。
【0014】信号を送るチャネルが非線形であるとき、
第1のカテゴリ(振幅の偏差)からの暗号化法は歪みを
生じることが判った。この場合、振幅(y)は本例にお
いて使用されるスクランブル関数に従って種々の振幅に
よりスクランブルされたチャネルにおいて表わされる。
従って、チャネルの非線形性は、受信機におけるビデオ
情報の不完全な再生の原因となる。振幅の非線形性はよ
くあることであるため、最適な暗号化アルゴリズムは2
番目のカテゴリ、特に下記のサブセットから選択される
べきことが判った。即ち、 y’=f(t−d) 但し、dは各標準のラインにおいて一定である。この場
合、チャネルは歪められない信号を受け、信号が生じる
時間のみがスクランブルされる。ほとんど全てのチャネ
ルが実質的に「時間的に不定である」ため、この手法は
ほとんど歪みはを生じしない。このシステムはタイムベ
ース・スクランブリングとして知られる。
【0015】これまで使用されたタイムベース・スクラ
ンブリングの明瞭な方法は、画像内にテレビジョン・ラ
インを記録することである。前の式におけるdが整数本
のライン期間であるとき生じるこの方法は、受信機にお
ける画像の再生が多数のテレビジョン・ラインの記録を
必要とする故に複雑であり、高価であり、かつ構成が難
しい。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の全体
的な目的は、暗号化されたテレビジョン信号を復号する
ための装置及び方法を提供することにある。
【0017】本発明の特定の目的は、比較的簡単であり
構成が容易であるテレビジョン信号のタイムベース・デ
スクランブリングを行なうための装置及び方法を提供す
ることにある。
【0018】本発明の別の特定の目的は、低コストで構
成ができると同時に動作が信頼できるテレビジョン信号
のタイムベース・デスクランブリングを行なう装置及び
方法を提供することにある。
【0019】本発明の更に別の目的は、非常に少ないテ
レビジョン・ラインしか受信機に記憶させることを必要
としないテレビジョン信号のタイムベース・デスクラン
ブリングを行なうための装置及び方法を提供することに
ある。
【0020】本発明の他の目的は、暗号化されたテレビ
ジョン信号を復号してテレビジョン受信機に表示するた
めの装置及び方法を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の上記及び他の目
的は、暗号化されたテレビジョン信号を復号することに
より達成される。暗号化されたMAC規格テレビジョン
信号は遠隔の受信機に対して送信される。本発明によれ
ば、受信機の側では、このMAC規格テレビジョン信号
を使用して例えばNTSC信号の如き暗号化の解除され
た信号を生成し、テレビ受信機に表示する。
【0022】例えば、MAC規格テレビジョン信号は、
輝度信号及び色差信号を個々にサンプリングして記憶す
ることにより送信機において生成される。輝度信号は輝
度サンプリング周波数においてサンプルされて輝度記憶
装置に記憶され、色差信号はクロミナンス・サンプリン
グ周波数においてサンプルされてクロミナンス記憶装置
に記憶される。輝度信号及び色差信号のサンプルは、こ
れらをその個々のサンプリング周波数で記憶装置に書込
み、これらをより高い周波数で記憶装置から読出すこと
により時間的に圧縮される。マルチプレクサは、読出し
のためビデオ・ラインのアクティブ・ライン期間中の適
当な時点で輝度記憶装置又はクロミナンス記憶装置のい
ずれかを選択し、これにより暗号化されたMAC規格テ
レビジョン信号を生成する。MAC規格テレビジョン信
号は、暗号化キーに従って輝度信号及び(又は)色差信
号がその記憶装置から読出される開始時間を変更するこ
とにより暗号化される。本発明によれば、遠隔側即ち受
信機側においては、復号された信号、例えばNTSC信
号を作り、テレビジョン送信機側で暗号化されたテレビ
ジョン信号を生成するため使用されるものと同じ方法及
び装置を用いてテレビジョン受信機に表示する。これ
は、入力する輝度信号及びクロミナンス信号を個々の記
憶装置に記憶させることによって達成される。これは信
号は、所要のフォーマット即ちNTSC規格と対応する
周波数で記憶装置から読出される。信号は、輝度信号及
び(又は)色差信号がそれらの各記憶装置から復号キー
に従って読出される開始時間を変更することにより復号
される。
【0023】こうした、遠隔受信機に対して暗号化テレ
ビジョン信号を生成して送信し、復号された信号を受信
機に表示するテレビジョン放送システムは、比較的少な
い構成部分を使用し、構造が比較的簡単でありかつ作動
の信頼性が更に大きく、コストが安い。
【0024】
【実施例】本発明の復号方法は、図2のa乃至cに示し
た如き変更可能な走査線の期間の偏差及び使用に基いて
いる。図2のaによれば、ラインN及びN+1のアクテ
ィブ・ビデオ成分の部分がラインN+1の帰線消去期間
と共に示されている。図2のaに示されるラインは標準
的な長さのもので、従って標準的帰線消去期間を含む。
前に述べたように、また図2のaに点線の輪郭線で示さ
れるように、帰線消去期間の代わりに、ディジタル・デ
ータの送信のための標準的な長さの期間がある。
【0025】最短長さのラインは図2のbに示され、標
準的な帰線消去期間またはディジタル・データ送信期間
を実質的に除去することにより得られる。
【0026】延長された長さのラインは図2のcに示さ
れ、標準的な帰線消去期間またはディジタル・データを
示す図2のcにおける点線である図2のaに示したディ
ジタル・データ送信の期間を増加することにより得られ
る。
【0027】図2のcに示される形式の延長された長さ
のラインは、帰線消去期間が図2のbの帰線消去期間の
2倍である場合に簡単なハードウェアにより得ることが
できる。実際に、図2のcの延長された長さのラインが
このようなラインであり、図2のaの標準的なラインの
帰線消去期間の2倍である。
【0028】暗号化は、最短の長さ及び延長された長さ
のラインを得るように、あるラインの帰線消去期間を変
更することにより達成される。従って、送信されるテレ
ビジョン信号は、暗号化キーによる全ての3つの異なる
長さのラインからなっている。
【0029】平均のライン長が標準的なライン長と等し
くなることが、ある指定された期間にわたって必要であ
る。即ち長いライン及び短いラインが相互に打消しある
いは均衡しなければならない。この期間は重要ではな
い。これは、例えば1フィールドまたは1フレームでよ
く、あるいは更に長い期間でもよい。しかし、この期間
が長くなれば、受信機が信号にロックするに要する時間
も長くなることになる。
【0030】図2のa乃至cは帰線消去期間が標準、零
及び標準の2倍である暗号化の態様を示しているが、標
準の2倍以上の帰線消去期間、標準の1と2倍の間の帰
線消去期間、又は、零と標準の間の帰線消去期間が使用
できる。また、標準より長い多数の異なる帰線消去期間
も存在し得る。しかし、一般には、標準の帰線消去期間
と2本以上置きの帰線消去期間との使用は、ハードウェ
アが更に複雑となるという犠牲の上でのみ可能である。
【0031】別の態様においては、標準の長さのライン
は用いられず、即ち全てのラインの帰線消去期間は長い
か短いかである。このため、テレビジョン信号は、帰線
消去期間に蓄積した偏差に等しい時間遅れを除き全ての
アクティブ・ビデオ・ラインが変更されずに送信される
信号を生じるように、暗号化キーに従って修正される。
更に、暗号化キーによって決定されるように、あるライ
ンは帰線消去期間を変更しないままであり、他のライン
の帰線消去期間は延長され、更に他のラインの帰線消去
期間は短縮される。暗号化されたテレビジョン信号は、
これらのラインの全てからなり、暗号化キーはどのライ
ンが標準のラインであり、どのラインが長いラインであ
り、どのラインが短いラインであるかを示しているの
で、受信信号の復号が可能になる。
【0032】別の1つの条件が低コストの受信機を保証
するため要求される。この条件は、帰線消去期間の累積
した変化量が如何なる時も0乃至1ラインの範囲内に止
まるべきであるということである。この制約により、受
信機に達するラインは元の信号即ち暗号化前の信号の再
現に用いられる前に1ライン以上の遅れを必要としな
い。しかし、これは本発明の制約ではないことを理解す
べきである。もしある時点の帰線消去期間における累積
変化量が1ライン以上であるならば、累積変化量を記憶
し得る装置が使用できることを確保することが必要であ
る。この要件は単純にコストの上昇及び複雑さの増加を
もたらす。
【0033】帰線消去期間のうちには完全にあるいは部
分的に除去されるものがあるので、受信機において帰線
消去信号波形を再生することが必要である。これは、単
に電子メモリーを使用して達成することができる。更
に、例えばNTSC方式信号の場合には、帰線消去期間
の再生はライン同期信号及びカラー・バースト信号の再
生が必要となる。しかし、これは従来技術を用いて行な
うことができ、本発明の一部をなすものではない。本発
明においては、暗号化キーと同じものである復号キーを
用いてアクティブ・ビデオ成分を相互にその適正な時間
関係で復元すると、ビデオ信号に対し正しく調時された
同期信号及びバースト信号を既知の手段により容易に加
えることができる。
【0034】ディジタル・データが帰線消去期間となる
期間に存在する場合には、ディジタル・データが本発明
の実施により失われることが図2のbから判る。しか
し、このデータは失われるのではなく、例えば図2のc
に示されるように、標準のディジタル・データ期間より
長い間送出される。
【0035】上記の暗号化と本発明に係る復号とは、公
知の手法、装置及び構成素子を用いて多くの方法で実現
することができる。このため、例えば図3によれば、T
Vカメラにより生じるテレビジョン信号は、ライン記憶
装置14に対してそのディジタル出力が与えられる任意
のアナログ−デジタル・コンバータ(ADC)13に対
して与えられる。ライン記憶装置14の出力は任意のデ
ィジタル−アナログ・コンバータ(DAC)に対して与
えられ、アナログ形式の暗号化されたテレビジョン信号
である該コンバータの出力は送信機16へ供給され、例
えばサテライトに対して放送される。ライン記憶装置1
4におけるテレビジョン信号を暗号化するための暗号化
キーは、テレビジョン信号の帰線消去期間を変化させる
符号化・タイミング回路18に対し与えられる。
【0036】暗号化された信号は、ケーブル・ヘッド端
部の受信機19により受信されて任意のADC20に供
給され、そのディジタル出力はライン記憶装置21に与
えられる。ライン記憶装置21の出力は任意のDAC2
2に対して与えられる。DAC22の出力は、カメラ1
2の出力側に得られるものとあらゆる点から同じ復号さ
れたTV信号であり、ケーブル加入者に対してケーブル
を介して与えられる。ライン記憶装置21におけるテレ
ビジョン信号を復号するための、暗号化キーと同じであ
る復号キーは、短縮され又は延長された帰線消去期間を
図2のaに示される標準長さに復元する復号・タイミン
グ回路23に対して送られる。
【0037】テレビジョン信号が例えばNTSC方式信
号である場合には、ライン及びフィールド同期信号及び
カラー・バースト信号を復元することが必要となる。こ
の機能は、帰線消去期間再生回路24によって行なわれ
る。
【0038】テレビジョン信号は、アナログまたはディ
ジタルのいずれかの形式で処理することができる。ライ
ン記憶装置14及び21は、信号のフォーマットに依存
することになる。このため、もしテレビジョン信号がア
ナログ形式であるならば、ライン記憶装置14及び21
は所謂バケット・ブリゲード・デバイスでよいが、もし
TV信号がディジタル形式であるならば、ライン記憶装
置14及び21はシフトレジスタ、少なくとも1それに
ラインの記憶容量を有するRAMあるいはCCD記憶装
置でよい。
【0039】図8は、暗号化されたテレビジョン信号を
復号するための本発明に係るシステムを更に詳細に示し
ている。
【0040】図9は、復号(または暗号化)キーがライ
ン長を変化させるためにどのように使用されるかを示し
ている。この復号キー(図示した実施例においては、1
フレームに1回更新される)は、疑似乱数生成回路に対
する始動ベクトルとして使用される。この回路は、(N
TSC規格の場合)復号キーに基く一連の525の乱数
を生じる。次に、これらの乱数は、線種選択回路におい
て、ライン毎に1回増分されるカウンタから得られる情
報と組合される。この回路は、次のラインに対する線種
を選択する(即ち帰線消去期間の長さを決定する)。こ
の情報は、次にライン長さ制御装置に対して送られる。
この装置は、その時のフレームの開始時を基準にしてラ
イン長の総合偏差値を監視し、この特定の実施例におい
ては下記の2つの条件が満たされることを保証する。
【0041】(1) 総合偏差値が1つの完全なビデオ
・ラインを越えない(NTSC方式信号の場合は63.
56μ秒)こと。
【0042】(2) フレームの終わりにおける総合偏
差値は零であること。
【0043】従って、ライン長さ制御装置は、水平カウ
ンタ及びその関連するデコーダに対して情報を提供す
る。これにより、カウンタ及びデコーダはその時のライ
ンに対する正しいライン記憶制御信号を生成することが
できる。
【0044】前に指摘したように、テレビジョン信号の
送信のためのMAC規格の使用は、NTSC規格と関連
する諸問題の多くを除去する。図12は、輝度信号及び
クロミナンス信号を圧縮しまたは圧縮解除してMAC規
格テレビジョン信号を生じるため使用することができる
ライン記憶装置のブロック図である。この記憶装置は、
輝度信号又はクロミナンス信号即ち色差信号を受取る共
通の入力35と結合された1対の記憶素子33、34か
らなる。記憶素子33及び34は、当該技術において周
知の多数の記憶素子から選択することができ、図12に
おいてはCCD記憶素子として示されている。記憶素子
33及び34は、各クロック信号30、31及びセレク
タ・スイッチ36に結合されている。スイッチ36は、
2極単投(DPST)型の機能を有する当技術において
は周知の電子スイッチまたはマルチプレクサである。記
憶素子33、34の各出力線はスイッチ36に結合され
ており、出力選択信号32によって制御されて出力線3
7に対して選択的に接続される。
【0045】図12のライン記憶装置は信号の圧縮及び
圧縮解除の両方に使用することができるが、この装置は
以下本文においては圧縮を行なうものとして記述する。
信号、例えば輝度信号が入力35に生じると、クロック
信号30は予め定めた入力サンプリング周波数で記憶素
子33に対して予め定めた数の輝度サンプルを書込ませ
る。適当なサンプル数は750であること、また例えば
NTSC規格による輝度信号の場合の適当な入力サンプ
リング周波数は、14.32MHzであることが判っ
た。記憶素子33が入力する輝度信号を記憶しつつある
のと同時に、クロック信号31は記憶素子34の内容
(前の走査ラインからの輝度信号)を予め定めた出力サ
ンプリング周波数でスイッチ36を介して出力線37へ
読出させる。適当な出力サンプリング周波数は21.4
8MHzであることが判った。次の走査ラインの期間
に、750の輝度サンプルが14.32MHzの入力サ
ンプリング周波数のクロック信号31により記憶素子3
4に対して書込まれる。同時に、記憶素子33に記憶さ
れる輝度サンプルは、21.48MHzの出力サンプリ
ング周波数でクロック信号30により出力線37に対し
読出される。1対の記憶素子を有する別のライン記憶装
置が色差信号(即ち、クロミナンス信号)の圧縮のため
使用され、同様に作動する。
【0046】図13は、記憶素子33、34と、その動
作を制御するため用いられるクロック信号とのブロック
図である。
【0047】図14は、上記の暗号化のために使用する
ことができるエンコーダのブロック図で、輝度信号及び
クロミナンス信号を記憶し、次いで読出すための図12
に示されるライン記憶装置を含む。図示の如く、3つの
カラー・テレビジョン信号即ち輝度信号(Y)及び2つ
の色差信号(R−Y及びB−Y)がテレビジョン信号源
から得られ、それぞれ低域フィルタ100a、100b
及び100cにおいて濾波される。濾波された信号は、
次いでA−Dコンバータ102a、102b、102c
において適当な入力サンプリング周波数でサンプリング
される。
【0048】垂直フィルタ104及び106は、それぞ
れ色差のディジタル信号(R−Y)及び(B−Y)の垂
直方向の補間を行ない、その後これらの信号はマルチプ
レクサ108により交互に選択されて送出される。MA
Cテレビジョン信号を作るためには、この2つの色差信
号の一方のみをラインにおいてクロミナンス信号として
送る必要がある。
【0049】ディジタル輝度信号及びクロミナンス信号
が次に上記の如く圧縮される。輝度データが輝度記憶装
置38aに対し書込まれ、これから読出される。クロミ
ナンス・データはクロミナンス記憶装置38bに対して
書込まれ、これから読出される。
【0050】マルチプレクサ118は、4組の信号、即
ち輝度、クロミナンス、音響及び同期の信号を受取る。
次いでマルチプレクサ118はこれらの信号をMACビ
デオ・ラインに含ませるため適当な時点において選択す
ることにより、これらの信号を組合せる。多重化操作の
後、信号はD−Aコンバータ120においてアナログ信
号に復元され、低域フィルタ122において濾波され、
MACカラー・テレビジョン信号として出力される。
【0051】図15は、暗号化されたMACテレビジョ
ン信号を本発明により復号することができる、図12に
示されるライン記憶装置を含むデコーダのブロック図で
ある。入力されたテレビジョン信号は最初にデマルチプ
レクサ300に入り、このデマルチプレクサはこれから
の輝度信号及びクロミナンス信号、音響信号及び同期信
号を分離する。輝度信号は、輝度記憶装置38aへ送ら
れ、ここで圧縮解除され、次いで低域フィルタ304へ
送られてここで濾波される。次いでアナログ輝度信号は
出力インターフェース306へ進む。輝度信号の圧縮解
除に必要なサンプリング信号はタイミング発生器308
において生成され、2つのクロック・ドライバ310に
よって輝度記憶装置38aに対して送られる。
【0052】デマルチプレクサ300からのクロミナン
ス信号もまたクロミナンス記憶装置38bにおいて圧縮
解除される。別個の出力から2つの色差信号が出力さ
れ、これらの色差信号は2つの低域フィルタ314にお
いて濾波され、次いで出力インターフェース306に対
して与えられる。必要なサンプリング信号がタイミング
発生器308から3つのクロック・ドライバ310を経
てクロミナンス記憶装置38bに対し与えられる。
【0053】輝度信号又はクロミナンス信号を構成しな
い信号も、デマルチプレクサ300によって入力テレビ
ジョン信号から分離される。出力インターフェース30
6は、輝度信号を低域フィルタ304から、クロミナン
ス信号を低域フィルタ314から、またタイミング信号
をタイミング発生器308から受取る。その出力は標準
的なNTSC方式のカラー・テレビジョン信号である。
【0054】以上のように、図12のライン記憶装置
は、MAC信号を生成する間に送信機においてテレビジ
ョン信号を暗号化するため、及び、生成されたテレビジ
ョン信号を受信機において復号して表示するために本発
明において使用することができる。つまり、図12のラ
イン記憶装置は、記憶装置14に対して暗号化された信
号を生成し、記憶装置21に対して復号された信号を生
成するため、図3に示された記憶装置14、21を置換
するため使用することもできる。図9に示されるよう
に、復号キー(又は暗号化キー)は、ライン記憶装置に
対する制御信号の生成を制御する回路23に対して与え
られる。これらの信号は、クロック信号30、31及び
出力選択信号32を含む。ライン記憶装置内の記憶素子
として使用されるメモリーの種類に応じて、制御信号は
読出し信号、書込み信号及びメモリー・リフレッシュ信
号を含むことができる。
【0055】図16のa及びbは、図12のライン記憶
装置に入力され、そこから出力される信号を示す図であ
る。図の内容及び説明を簡単にするため、ライン記憶装
置は輝度信号を圧縮するため使用され、標準的な走査ラ
インの長さは64μ秒であり、水平帰線消去期間の長さ
は12μ秒とする。このため、走査ラインのアクティブ
・ライン部分またはビデオ部分の長さは54μ秒とな
る。図16のaは記憶素子33の、図16のbは記憶素
子34の動作を夫々示している。
【0056】図16のaに示されるように、輝度のサン
プルは走査線の52μ秒にわたる14.32MHzのサ
ンプリング周波数において生じ、記憶素子33に記憶さ
れる。暗号化キーによる遅れの後、これらのサンプルは
21.48MHzのサンプリング周波数において読出さ
れる。サンプリング周波数が高くなる程、サンプルは読
込まれたよりも遥かに速く読出され、即ち入力するサン
プルは読込みに52μ秒を要したが、読出しには僅かに
34μ秒しか要さない。従って、入力する輝度信号の圧
縮が達成され、これによりMAC規格の信号の輝度部分
を生じる。サンプルの読出しが暗号化キーに従って遅延
されるため、MAC信号もまた同時に暗号化される。図
16のaから判るように、記憶されたサンプルを読出す
前の遅れの長さは0乃至32μ秒の範囲で変化し得る。
32μ秒より長い遅れは、記憶のため新たな走査ライン
の到着前にサンプルを完全に読出すことを許さないこと
になる。
【0057】1つの記憶素子が輝度サンプルを読込みつ
つあり、他の記憶素子がMAC規格フォーマットから輝
度サンプルを読出しつつある間、記憶素子33及び34
は並列状に動作する。このため、各記憶素子は交互の走
査ライン上で動作する。
【0058】同様に、図12のライン記憶装置は、受信
機において信号の圧縮解除中に信号を復号するために使
用することができる。この場合、輝度信号はライン記憶
装置に対し、21.48MHzで読込まれ、信号の圧縮
解除のため、14.32MHzで読出されることにな
る。この読出し時間は、信号を同時に復号するため復号
キーに従って制御することができる。
【0059】復号後のテレビジョン信号のケーブル分配
は本発明特有のものでないことは理解されよう。図4
は、ユーザの場所例えば家庭におけるアンテナ26によ
り暗号化された信号が受取られ、この場所において復号
されてTV受信機25に対して与えられる構成を開示し
ている。
【0060】図6は、暗号化されたテレビジョン信号を
復号するための本発明による復号システムの一形態を示
す。この場合のライン記憶装置21は1ラインのRAM
である。構成素子27及び28は単なる低域フィルタで
ある。図6のシステムにおいては、読出し及び書込みの
サイクルは各ラインにおいて独立的に生じる。
【0061】暗号化されたテレビジョン信号を復号する
ための本発明による他の形態の復号システムが図7に示
され、この場合の記憶装置は多数のシフトレジスタであ
る。第7図のシステムの場合は、読込み及び読出しサイ
クルが異なるラインにおいて生じる。図7のシステムも
またCCD手法を用いて実現することができる。
【0062】図6の復号システムと類似するタイプの暗
号化システムが図5に示されている。明らかなように、
図7の復号システムと類似する暗号化システムもまた図
5に示されるものと同様に使用することができるが、そ
の記憶装置14は図7に示される如く複数のシフトレジ
スタである。
【0063】本発明の望ましい実施態様について本文に
機能し示したが、当業者は文尾の請求の範囲に記載の如
き本発明の主旨及び範囲から逸脱することなく変更及び
修正が可能であることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】標準的なNTSC方式テレビジョン信号を示す
図。
【図2】a〜cは、本発明において復号されるテレビジ
ョン信号の暗号化法を説明するための図。
【図3】本発明に係る復号システムと、それに対応する
暗号化システムとを全体的に示す図。
【図4】図3の暗号化システムとは別の暗号化システム
を示す図。
【図5】図3の暗号化システムとは更に別の暗号化シス
テムを示す図。
【図6】暗号化されたテレビジョン信号を復号するため
の本発明による係る復号システムを示す図。
【図7】暗号化されたテレビジョン信号を復号するため
の本発明に係る別の復号システムを示す図。
【図8】暗号化されたテレビジョン信号を復号するため
の本発明に係る復号システム及びその周囲の装置を示す
図。
【図9】ビデオ信号を暗号化するために、及び、本発明
により復号のために使用することができる装置を示す
図。
【図10】典型的なNTSC方式カラー・テレビジョン
信号を簡単な形態で示す振幅対周波数の関係図。
【図11】典型的なMAC方式カラー・テレビジョン信
号の1つのテレビジョン・ラインを示す振幅対時間の関
係図。
【図12】テレビジョンの走査ラインの圧縮または圧縮
解除のため使用することができるライン記憶装置を示す
ブロック図。
【図13】図12に示したライン記憶装置を制御するた
め使用されるクロック信号を示すブロック図。
【図14】暗号化のために使用することができるエンコ
ーダのブロック図。
【図15】暗号化されたテレビジョン信号を本発明にお
いて復号するのに使用することができるデコーダのブロ
ック図。
【図16】a〜cは、図12のライン記憶装置に関して
入出する信号を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルーカス,ケイス カナダ国オンタリオ州エル0ジー・1テ ィー0,オーク・リッジス,ビューフォ ート・ヒルズ・ロード 41

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化されたMAC規格テレビジョン信
    号を復号し、暗号化を解除されたNTSCテレビジョン
    信号を生成するためのNTSC装置において、 輝度情報と色差情報とを前記暗号化されたMAC規格テ
    レビジョン信号から選択的に分離するデマルチプレクサ
    装置と、 前記デマルチプレクサ装置に結合され、第1の記憶装置
    と第2の記憶装置とを備え、1ラインの前記輝度情報を
    記憶する輝度記憶装置と、 前記デマルチプレクサ装置に結合され、第3の記憶装置
    と第4の記憶装置とを備え、1ラインの前記色差情報を
    記憶するクロミナンス記憶装置と、 前記輝度記憶装置に記憶された輝度情報と前記クロミナ
    ンス記憶装置に記憶された色差情報とを組み合わせて前
    記NTSC規格テレビジョン信号を生成する出力インタ
    ーフェース装置と、 前記第1の記憶装置に結合された第1のクロック信号装
    置と、 前記第2の記憶装置に結合された第2のクロック信号装
    置と、 前記第3の記憶装置に結合された第3のクロック信号装
    置と、 前記第4の記憶装置に結合された第4のクロック信号装
    置と、を具備し、 前記第1のクロック信号装置は、前記第2のクロック信
    号装置が前記第2の記憶装置に記憶された輝度情報を前
    記出力インターフェース装置へ出力させるときに前記第
    1の記憶装置に現在の輝度情報を記憶させるようになさ
    れ、 前記第2のクロック信号装置は、前記第1のクロック信
    号装置が前記第1の記憶装置に記憶された輝度情報を前
    記出力インターフェース装置へ出力させるときに前記第
    2の記憶装置に現在の輝度情報を記憶させるようになさ
    れており、 前記第1のクロック信号装置と前記第2のクロック信号
    装置とはそれぞれ、所定の第1の数のサンプルの前記輝
    度情報を所定の第1の周波数で前記第1の記憶装置と前
    記第2の記憶装置とに記憶させ、記憶された輝度情報を
    所定の第2の周波数で前記出力インターフェース装置へ
    出力させるようになされており、 前記第1のクロック信号装置と前記第2のクロック信号
    装置とは、前記第1の記憶装置と前記第2の記憶装置と
    に記憶された輝度情報の前記出力インターフェース装置
    への出力を復号キーにしたがって遅延させるように動作
    し、 前記第3のクロック信号装置は、前記第4のクロック信
    号装置が前記第4の記憶装置に記憶された色差情報を前
    記出力インターフェース装置へ出力させるときに前記第
    3の記憶装置に現在の色差情報を記憶させるようになさ
    れ、 前記第4のクロック信号装置は、前記第3のクロック信
    号装置が前記第3の記憶装置に記憶された色差情報を前
    記出力インターフェース装置へ出力させるときに前記第
    4の記憶装置に現在の色差情報を記憶させるようになさ
    れており、 前記第3のクロック信号装置と前記第4のクロック信号
    装置とは、前記第3の記憶装置と前記第4の記憶装置と
    に記憶された色差情報の前記出力インターフェース装置
    への出力を前記復号キーにしたがって遅延させるように
    動作することを特徴とするNTSC装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のNTSC装置であって、
    前記第3のクロック信号装置と前記第4のクロック信号
    装置とは、所定の第2の数のサンプルの前記色差情報を
    所定の第3の周波数で前記第3の記憶装置と前記第4の
    記憶装置とに記憶させ、記憶された色差度情報を所定の
    第4の周波数で前記出力インターフェース装置へ出力さ
    せるようになされていることを特徴とするNTSC装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のNTSC装置であって、
    前記所定の第1の数が750であり、前記所定の第1の
    周波数が14.32MHzであり、前記所定の第2の周
    波数が21.48MHzであることを特徴とするNTS
    C装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のNTSC装置であって、
    前記所定の第2の数が750であり、前記所定の第3の
    周波数が14.32MHzであり、前記所定の第4の周
    波数が21.48MHzであることを特徴とするNTS
    C装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のNTSC装置であって、
    前記第1〜第4の記憶装置がそれぞれRAMメモリを備
    えることを特徴とするNTSC装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のNTSC装置であって、
    前記第1〜第4の記憶装置がそれぞれ複数のシフトレジ
    スタを備えることを特徴とするNTSC装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のNTSC装置であって、
    前記第1〜第4の記憶装置がそれぞれ複数のCCD素子
    を備えることを特徴とするNTSC装置。
  8. 【請求項8】 暗号化されたMAC規格テレビジョン信
    号を復号する装置において該MAC規格テレビジョン信
    号を復号し、暗号化を解除された標準NTSCテレビジ
    ョン信号を生成する方法であって、 前記暗号化されたMAC規格テレビジョン信号から輝度
    情報と色差情報とを分離するステップと、 1ラインの前記輝度情報を所定の第1のサンプリング周
    波数でライン記憶装置に記憶させるステップと、 1ラインの前記色差情報を前記所定の第1のサンプリン
    グ周波数で別のライン記憶装置に記憶させるステップ
    と、 復号キーによって決定された時間遅延の後に、前記ライ
    ン記憶装置からそこに記憶された輝度情報を所定の第2
    の周波数で出力インターフェースへ出力するステップ
    と、 前記復号キーによって決定された時間遅延の後に、前記
    別のライン記憶装置からそこに記憶された色差情報を前
    記所定の第2の周波数で前記出力インターフェースへ出
    力するステップと、 前記出力インターフェースにおいて前記輝度情報と前記
    色差情報とを組み合わせて、前記暗号化を解除された標
    準NTSCテレビジョン信号を生成するステップと、を
    含むことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法であって、1ライン
    の前記輝度情報が750個のサンプルからなることを特
    徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の方法であって、1ライ
    ンの前記色差情報が750個のサンプルを含むことを特
    徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の方法であって、前記所
    定の第1のサンプリング周波数が21.48Hzであ
    り、前記所定の所定の第2のサンプリング周波数が1
    4.32MHzであることを特徴とする方法。
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