JP2532809Y2 - 四段同時伸縮ブーム部分の縮小同調装置 - Google Patents

四段同時伸縮ブーム部分の縮小同調装置

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JP2532809Y2 JP1292091U JP1292091U JP2532809Y2 JP 2532809 Y2 JP2532809 Y2 JP 2532809Y2 JP 1292091 U JP1292091 U JP 1292091U JP 1292091 U JP1292091 U JP 1292091U JP 2532809 Y2 JP2532809 Y2 JP 2532809Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、四段同時伸縮ブーム部
分の縮小同調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の四段同時伸縮ブーム部分の縮小同
調装置としては、例えば、図5から図9に示すものがあ
る。
【0003】このものにおいて、ブームの基端側の第1
ブームセクション1内へ順次先端側の第2,第3、第4
ブームセクション2,3,4を伸縮自在に嵌挿してお
り、これらの各ブームセクション2,3,4はいずれも
中空矩形断面形状に構成されている。
【0004】そして、第1ブームセクション1と第2ブ
ームセクション2との間には、第1ブームセクション1
に対して第2ブームセクション2およびその他の第3,
4ブームセクションを伸縮駆動するための伸縮用油圧シ
リンダ5が介装されている。
【0005】第2ブームセクション2は、油圧シリンダ
5のストロークで直接伸縮駆動されるが、第3,第4ブ
ームセクション3,4はそれぞれ伸張同調装置を介して
油圧シリンダ5で駆動されるようになっている。
【0006】第3ブームセクション3の伸張同調装置
は、ワイヤロープ6の一端を第1ブームセクション1の
前端部に止着するとともに他端を第3ブームセクション
3の後端部に止着し、このワイヤロープ6は第2ブーム
セクション2の前端部に保持させた滑車7に捲回して構
成してある。
【0007】そのため、前記油圧シリンダ5の伸張動作
に伴い、第2ブームセクション2が第1ブームセクショ
ン1に対して変位すると、その変位はワイヤロープ6に
より第3ブームセクション3に伝達され、第3ブームセ
クション3は第2ブームセクション2に対して同量の変
位を行なう。
【0008】また、第4ブームセクション4の伸張同調
装置は、第2および第3ブームセクション2,3の間を
連結するワイヤーロープ8と、第3ブームセクション3
の先端部に設置した滑車9とで構成されており、前記と
同様に第2ブームセクション2に対して第3ブームセク
ション3が変位すると、この変位がワイヤロープ8を介
して第4ブームセクション4に伝達され、第3ブームセ
クション3に対して同量の変位を行なう。
【0009】そして、このような四段同時伸縮ブーム部
分においては、前記油圧シリンダ5の縮小動作に際して
も、第1,第2,第3および第4ブームセクション1,
2,3,4が同時に同量宛縮小駆動されることが必要で
あり、このため次のような縮小同調装置が設けられてい
る。
【0010】すなわち、縮小同調装置は第1ブームセク
ション1に装着され先端滑車11を構成する,大径滑車
12および小径滑車13と、第2ブームセクション2に
装着したワイヤロープ折返し案内具14と、第2ブーム
セクション2の基端部に装着した一対の第2ブームセク
ション基端部滑車15,16と、ワイヤロープ17とに
より構成されている。
【0011】そして、ワイヤロープ17はその一端を第
4ブームセクション4の基端部一側に止着18し、そこ
から第2ブームセクション基端部滑車15,16の一方
の滑車15、第1ブームセクション先端滑車11の小径
滑車13、折返し案内具14、第1ブームセクション先
端滑車11の大径滑車12、第2ブームセクション基端
部滑車16の順に経過させた後、その他端を第4ブーム
セクション4の基端部他側に止着19している。
【0012】これによれば、ワイヤロープ17は、折返
し案内具14から第4ブームセクション4の基端部一側
の止着18に至る部分、および折返し案内具14から第
4ブームセクション4の基端部他側の止着19に至る部
分が、それぞれ第1ブームセクション先端滑車11と第
2ブームセクション基端部滑車15,16間で一往復し
ているので、第1ブームセクション1に対して、第2ブ
ームセクション2が縮小変位すると、この縮小変位量の
2倍の距離だけワイヤロープ17が第4ブームセクショ
ン4を第2ブームセクション2に対して縮小方向に引き
込む。
【0013】この引き込み動作の際、前記各伸張同調装
置はこの引き込み動作による各ブームセクションの縮小
変位量につれて変位し、各ブームセクションは前記縮小
同調装置と前記各伸張同調装置とのバランスを取りなが
らそれぞれ前記第1ブームセクション1に対する第2ブ
ームセクション2の縮小変位と同量の縮小変位を行な
う。
【0014】そして、かかる縮小同調装置の折返し案内
具14は、図7〜図9に示すように構成されている。
【0015】すなわち、折返し案内具14は、図7に示
すように平面視半円形に形成され、その周面の円弧状の
部分には、前記ワイヤロープ17を案内する,折返し案
内溝21が形成されている。
【0016】そして、前記折返し案内溝21は前記折返
し案内具14を装着する第2ブームセクション2の上側
板と平行な面内に形成されている(図8参照)。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】上記構造の縮小同調装
置において、四段同時伸縮ブーム部分を全伸張すると、
第1ブームセクション先端滑車11と、第2ブームセク
ションの基端部に配置した折返し案内具14ならびに第
2ブームセクション基端滑車15,16との間隔寸法が
小さくなる。
【0018】また、第1ブームセクション先端滑車11
と折返し案内具14はその設置高さが一致していないの
で、とくに、前記先端滑車11の小径滑車13と折返し
案内具14の間の部分でのワイヤロープ17のフリート
角Aが大きくなりがちである(図6参照)。
【0019】このフリート角Aが大きくなると、折返し
案内具14の折返し案内溝21からワイヤロープ17が
逸脱したり、前記案内溝21とワイヤロープ17が偏摩
耗するおそれが大きくなる。
【0020】これを防止するためには、折返し案内具1
4の取り付け高さを高くし、第1ブームセクション基端
先端滑車11の小径滑車14と略同一高さにすることが
考えられるが、このようにすると前記ワイヤロープ17
の前記第2ブームセクション基端滑車15と第1ブーム
セクション先端滑車11の小径滑車13間を経過する部
分と、前記折返し案内具14と第1ブームセクション先
端滑車11の大径滑車12間を経過する部分とが干渉す
るので、ワイヤロープ折返し案内具の取り付け高さを高
くすることはできない。
【0021】このような事情から、従来のこの種の四段
同時伸縮ブーム部分においては、前記フリート角Aが過
大となることを回避するために、前記先端滑車を装着す
る第1ブームセクション1と前記折返し案内具14を装
着する第2ブームセクション2との重なり長さLを十分
大きく確保することとしているので、ブームセクション
が長い割にブーム全伸張の長さが短いものとなってい
る。
【0022】この考案は、このような背景に基づいてな
されたもので、この種の縮小同調装置を備えた四段同時
伸縮ブーム部分において、先端滑車の小径滑車と折返し
案内具の間の部分でのワイヤロープのフリート角を過大
とせず、同時に、第1ブームセクションと第2ブームセ
クションとの重なり長さを短縮し、その分ブーム全伸張
の長さを長くすることを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の考案によれば、基端側の第1ブーム
セクション内に順次先端側の第2,第3,第4ブームセ
クションを伸縮自在に嵌挿し、第1ブームセクションと
第2ブームセクション間に油圧シリンダを介装するとと
もに、この油圧シリンダによる第1ブームセクションに
対する第2ブームセクションの伸縮変位量を滑車並びに
ワイヤロープを用いて構成した伸張同調装置と縮小同調
装置とで順次先端側の第3,第4ブームセクションに伝
達する四段同時伸縮ブーム部分であって、前記縮小同調
装置は、第4ブームセクションの両側部に両端を止着し
たワイヤーロープと、第2ブームセクションの基端部内
側両側に取り付けた左右一対の第2ブームセクション基
端滑車と、第1ブームセクションの先端中央部で第2ブ
ームセクションの上側板との間の位置に,その回転面を
第2ブームセクションの上側板と略平行とした大径滑車
と小径滑車とを第1ブームセクションの先端側からブー
ムの軸方向に順に配設して構成した第1ブームセクショ
ン先端滑車と、第2ブームセクションの基端部上側板上
で前記第1ブームセクション先端滑車の基端側の位置に
取り付けられワイヤロープ折返し案内溝を有するワイヤ
ロープ折返し案内具とを有し、前記ワイヤーロープをそ
の一方の止着端から、概ねブームの軸方向に延在させ
て、前記止着端と同側に配置された一方の前記第2ブー
ムセクション基端滑車を経過させた後、このワイヤロー
プを、前記第1ブームセクション先端滑車の小径滑車、
前記折返し案内具、前記第1ブームセクション先端滑車
の大径滑車の順に経過させ、この後、他方の第2ブーム
セクション基端滑車を経て他方の止着端に到達させた四
段同時伸縮ブーム部分の縮小同調装置において、前記折
返し案内具と第1ブームセクション先端滑車の大径滑車
間を経過するワイヤロープを傾斜状態にするように、前
記ワイヤロープ折返し案内具の折返し案内溝の前記大径
滑車側を低く位置させるとともに、前記第1ブームセク
ション先端滑車の小径滑車と前記折返し案内具間を経過
するワイヤロープを略水平状態にするように、前記折返
し案内溝の前記小径滑車側を高く位置させて前記折返し
案内溝を傾斜して配置したことを特徴とする。
【0024】
【作用】請求項1記載の考案によれば、この種の四段同
時伸縮ブーム部分のワイヤロープ折返し案内具の折返し
案内溝を、第1ブームセクション先端滑車の大径滑車側
を低く,小径滑車側を高く位置させて傾斜させてある。
【0025】したがって、折返し案内具との間隔距離の
短い小径滑車との間を経過するワイヤロープの傾斜を小
さすることができ、ブームを全伸張状態とした場合のこ
の部分のワイヤロープのフリート角の大きさは小さくな
る。
【0026】また、折返し案内具との間隔距離の長い大
径滑車との間を経過するワイヤロープの傾斜は従来より
大きくなるが、間隔距離が大きいのでブームを全伸張状
態とした場合にこの部分でワイヤロープのフリート角が
過大となることはない。
【0027】そのため、許容しうるフリート角の大きさ
を一定とすれば、折返し案内具と小径滑車との間隔距離
を従来より短縮することができる。
【0028】したがって、先端滑車の小径滑車と折返し
案内具の間の部分でのワイヤロープのフリート角を過大
とせず、同時に、第1ブームセクションと第2ブームセ
クションとの重なり長さを短縮し、その分ブーム全伸張
の長さを長くすることができる。
【0029】
【実施例】以下、図面に示す実施例によりこの考案を説
明するが、この考案は前記のように構成された四段同時
伸縮ブーム部分の縮小同調装置に関し、その縮小同調装
置を構成する折返し案内具に関するものであるので、縮
小同調装置以外の構成は前記従来の技術として説明した
ものと同様である。
【0030】したがって、以下の説明においては、それ
らの部分については、前記従来技術と同一の参照番号を
用いて説明を行い、それぞれの詳細は繰り返さない。
【0031】図1において、1は第1ブームセクショ
ン、2は第2ブームセクションを示し、31は第1ブー
ムセクション先端滑車で前記従来例の四段同時伸縮ブー
ム部分と同様の位置に設置されている(図中矢印Fはブ
ーム先端側を示す)。
【0032】この先端滑車31は、これを第1ブームセ
クション1に固定する固定ブラケット32を有するとと
もに、大径滑車12と小径滑車13を回動自在に保持す
るホルダ33とを有し、これらの固定プレート32とホ
ルダ33との間には前記大径滑車12および小径滑車1
3の位置をブームの軸方向に調節する位置調整装置34
が構成されており、前記大径滑車12の回転中心軸Pと
前記小径滑車13の回転中心軸Qはブームの中心軸C上
に配置されている(図2参照)。
【0033】この実施例の位置調整装置34は、引きボ
ルト35と、ブームの幅方向に2列に形成された長穴3
6および固定ボルト37で構成されたものである。
【0034】そして、かかる先端滑車31に対して基端
側となる第2ブームセクション2の上側板上には、前記
従来例と同様に前記先端滑車31から離間して折返し案
内具38が設置されており、この折返し案内具38の折
返し案内溝39にはワイヤロープ17が捲回されてい
る。
【0035】なお、図1〜図4において、17aはワイ
ヤロープ17の第2ブームセクション基端部滑車15に
至る部分を示し、17bと17cは折返し案内具38に
至る部分、17dは第2ブームセクション基端部滑車1
6に至る部分を示す。
【0036】前記折返し案内具38は、図3に略図で示
すように、前記大径滑車12側からブームの中心軸Cと
平行に延びる17bと前記小径滑車13側からブームの
中心軸Cと平行に延びる部分17cとが、前記折返し案
内具38の折返し案内溝39の両端部にいずれも接線的
に捲回されるように、その寸法が選定されている。
【0037】したがって、この折返し案内具38におい
て、円弧状を描く折返し案内溝39の中心Rの位置は、
前記大径滑車12の回転中心軸Pおよび小径滑車13の
回転中心軸Qが位置するブーム中心軸Cから側方に変位
させてあり、これによってブームの伸縮変位にかかわら
ず、ワイヤロープ17の折返し案内具38への巻掛け角
度を常に一定に維持することができる。
【0038】そして、この実施例の前記折返し案内具3
8においても、従来例と同様に、先端滑車31より低い
高さに設置されており、17cで示した部分において間
隔寸法が最も小さいので、第1ブームセクション1と第
2ブームセクション2の重なり長さLの短い,ブームの
全伸張状態において、とくにこの部分でワイヤロープ1
7のフリート角Aが大幅に増大するおそれがある。
【0039】これに対し、本願実施例の折返し案内具3
8でワイヤロープ17の捲回される折返し案内溝39に
おいては、前記小径滑車13に至る17c部分側を高く
位置させ,前記大径滑車12側に至る17b側を低く位
置させるように、傾斜させて形成してある(図4参
照)。
【0040】したがって、この17c部分での小径滑車
13と折返し案内溝39との間の高低差がその分小さく
なり、ブームが全伸張状態となった場合に、小径滑車1
3と折返し案内具38との間隔寸法が小さくなっても従
来ほど大きなフリート角Aとなることを防止できる。
【0041】これは、許容するフリート角Aを一定とす
れば、小径滑車13と折返し案内具38とが接近し得る
間隔距離が短くできることを意味する。
【0042】したがって、この種の縮小同調装置を備え
た四段同時伸縮ブーム部分にあっては、第1ブームセク
ション1と第2ブームセクション2との間において確保
すべき最小の重なり長さLの寸法を短縮することがで
き、従来のこの種の四段同時伸縮ブーム部分よりブーム
の全伸張の長さを長くすることができる。
【0043】以上説明した実施例においては、折返し案
内具38を固定部品として形成したものを説明したが、
これに限らず、滑車を用いて前記17c側を高くするよ
うに傾斜させて設置することとしてもよい。
【0044】また、位置調整装置34においては、大径
滑車12と小径滑車13の双方を同時に移動させるもの
を示したが、大径滑車12または小径滑車13のいずれ
か一方のみを移動させるものとして実施してもよい。
【0045】さらに、本願考案は、四段同時伸縮ブーム
にそのまま適用することのほか、多段ブーム中の四段同
時伸縮ブーム部分に適用できることはいうまでもない。
【0046】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1記載の考
案によれば、この種の四段同時伸縮ブーム部分のワイヤ
ロープ折返し案内具の折返し案内溝を、第1ブームセク
ション先端滑車の大径滑車側を低く,小径滑車側を高く
位置させて傾斜させてある。
【0047】したがって、折返し案内具との間隔距離の
短い小径滑車との間を経過するワイヤロープの傾斜を小
さすることができ、ブームを全伸張状態とした場合のこ
の部分のワイヤロープのフリート角の大きさは小さくな
る。
【0048】また、折返し案内具との間隔距離の長い大
径滑車との間を経過するワイヤロープの傾斜は従来より
大きくなるが、間隔距離が大きいのでブームを全伸張状
態とした場合にこの部分のワイヤロープのフリート角が
過大となることはない。
【0049】そのため、許容しうるフリート角の大きさ
を一定とすれば、折返し案内具と小径滑車との間隔距離
を従来より短縮することができる。
【0050】したがって、先端滑車の小径滑車と折返し
案内具の間の部分でのワイヤロープのフリート角を過大
とせず、同時に、第1ブームセクションと第2ブームセ
クションとの重なり長さを短縮し、その分ブーム全伸張
の長さを長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における縮小同調装置の全体概略図であ
る。
【図2】実施例における先端滑車の上面図である。
【図3】実施例における先端滑車に対する折返し案内具
の配置説明略図である。
【図4】図1におけるC矢視による折返し案内具の正面
図である。
【図5】従来例の四段同時伸縮ブーム部分の全体概略上
面図である。
【図6】図5のX−X線に沿う断面図である。
【図7】従来例の折返し案内具の上面図である。
【図8】従来例の折返し案内具の背面図である。
【図9】従来例の折返し案内具の側面図である。
【符号の説明】
1 第1ブームセクション 2 第2ブームセクション 3 第3ブームセクション 4 第4ブームセクション 5 油圧シリンダ 6 ワイヤロープ 7 滑車 8 ワイヤロープ 9 滑車 12 大径滑車 13 小径滑車 15 基端部滑車 16 基端部滑車 17 ワイヤロープ 31 先端滑車 38 折返し案内具 39 折返し案内溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側の第1ブームセクション内に順次
    先端側の第2,第3,第4ブームセクションを伸縮自在
    に嵌挿し、第1ブームセクションと第2ブームセクショ
    ン間に油圧シリンダを介装するとともに、この油圧シリ
    ンダによる第1ブームセクションに対する第2ブームセ
    クションの伸縮変位量を滑車並びにワイヤロープを用い
    て構成した伸張同調装置と縮小同調装置とで順次先端側
    の第3,第4ブームセクションに伝達する四段同時伸縮
    ブーム部分であって、前記縮小同調装置は、第4ブーム
    セクションの両側部に両端を止着したワイヤーロープ
    と、第2ブームセクションの基端部内側両側に取り付け
    た左右一対の第2ブームセクション基端滑車と、第1ブ
    ームセクションの先端中央部で第2ブームセクションの
    上側板との間の位置に,その回転面を第2ブームセクシ
    ョンの上側板と略平行とした大径滑車と小径滑車とを第
    1ブームセクションの先端側からブームの軸方向に順に
    配設して構成した第1ブームセクション先端滑車と、第
    2ブームセクションの基端部上側板上で前記第1ブーム
    セクション先端滑車の基端側の位置に取り付けられワイ
    ヤロープ折返し案内溝を有するワイヤロープ折返し案内
    具とを有し、前記ワイヤーロープをその一方の止着端か
    ら、概ねブームの軸方向に延在させて、前記止着端と同
    側に配置された一方の前記第2ブームセクション基端滑
    車を経過させた後、このワイヤロープを、前記第1ブー
    ムセクション先端滑車の小径滑車、前記折返し案内具、
    前記第1ブームセクション先端滑車の大径滑車の順に経
    過させ、この後、他方の第2ブームセクション基端滑車
    を経て他方の止着端に到達させた四段同時伸縮ブーム部
    分の縮小同調装置において、前記折返し案内具と第1ブ
    ームセクション先端滑車の大径滑車間を経過するワイヤ
    ロープを傾斜状態にするように、前記ワイヤロープ折返
    し案内具の折返し案内溝の前記大径滑車側を低く位置さ
    せるとともに、前記第1ブームセクション先端滑車の小
    径滑車と前記折返し案内具間を経過するワイヤロープを
    略水平状態にするように、前記折返し案内溝の前記小径
    滑車側を高く位置させて前記折返し案内溝を傾斜して配
    置したことを特徴とする四段同時伸縮ブーム部分の縮小
    同調装置。
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