JP2532665B2 - 筬通し機における筬羽位置検出装置 - Google Patents

筬通し機における筬羽位置検出装置

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JP2532665B2 JP1150760A JP15076089A JP2532665B2 JP 2532665 B2 JP2532665 B2 JP 2532665B2 JP 1150760 A JP1150760 A JP 1150760A JP 15076089 A JP15076089 A JP 15076089A JP 2532665 B2 JP2532665 B2 JP 2532665B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は織布準備工程の一つとして筬通し機により筬
に経糸を引き通す際に筬羽の位置を正確に検出し、経糸
の引通しミスを防止する筬羽位置検出装置に関する。
(ロ)従来技術 筬通し機に使用する筬羽位置検出装置の従来構造のも
のとしては例えば特開昭61−75850号公報に記載された
ものがある。この公報に記載された装置は、経糸の引き
通しミスを発生させないために、同公報の第1図及び第
2図に示されるように、筬通し機の可動台の移動を案内
する軌道と平行にラックを並設すると共に、そのラック
上を駆転する大歯車をその軌道上を駆動する移動ローラ
と同軸に設け、その歯車の回転角を歯車装置を介してN
倍に増幅してその増膨した回転角をロータリエンコーダ
で計測し、その計測した値に応じた量的な移動信号を出
力させ、その移動信号をシキイ値設定器の出力するシキ
イ値と比較器により比較して誤動作を検出するようにな
っている。
しかしながら、この装置はラックおよび複数の歯車を
使用するものであるから、歯車のバックラッシュにより
誤差も歯車の数だけ加算され誤差が増大する問題があ
る。また筬羽の間隔は予め決められた公差の範囲内にな
るように造られてはいるものの、筬を繰り返し使用して
いる間に中間部が曲がり筬羽間の間隔が変化するもので
あるが、この装置は筬羽を直接検出するものでないから
これを考慮して調整することは不可能であり、可動台を
糸を引き通すのに最適な位置に位置決めすることが困難
となる問題がある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明が解決しようとする課題は、筬羽位置検出装置
において、筬羽を光学的に検出するセンサにより検出す
ると共に糸引き通し機構を動かす可動台の駆動源として
パルスモータを使用することによって筬羽の位置を正確
に検出して糸引通しミスを防止することである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、筬と平行に移動可能な可動台を有し、その
可動台に設けられた糸引き通し機により筬の筬羽間の隙
間に糸を引き通す筬通し機に使用するための筬羽位置検
出装置において、可動台にはパルスモータを取り付けて
該パルスモータにより該可動台を移動させるようにし、
該可動台には該筬羽を光学的に検出するセンサを取り付
け、該パルスモータ及び該センサには、該パルスモータ
へのパルス信号を発生するパルス信号発生器と、パルス
信号をカウントするカウンタと、該パルスモータが回転
し始めてからセンサで筬羽の位置を検出してパルスモー
タが止まるまでにそのパルスモータに送られたパルス信
号数と隣接する筬羽の規定ピッチによって予め決められ
あ設定値とを比較する比較器とを有する制御回路を、接
続して構成されている。
(ホ)作用 上記構成において、可動台を移動するときセンサで筬
羽の位置を検出しながら可動台をパルスモータにパルス
を送り移動させ、センサが筬羽の位置を検出したときパ
ルスモータへのパルス信号の供給を停止する。この可動
台が動きだして停止するまでにパルスモータに送られた
パルス数が、予め設定されたパルス数の範囲内ならば筬
通し機の動作を連続させ、範囲外になったとき動作を停
止させる。
(ヘ)実施例 以下図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図において、筬通し機1が概略的に示されてい
る。同図において、2は筬aと平行に配置固定されてい
るガイドレール、3はガイドレール2上を筬aの伸長方
向に沿って移動する可動台、4は筬aの上部において可
動台に取り付けられた糸通し機構である。
ガイドレール2の垂直壁21には二つの溝23及び24が互
いに平行にかつ全長にわたって形成され、水平壁22にも
溝25が全長にわたって形成されている。可動台3には本
発明による筬羽位置検出装置5の一部の機構要素を成し
かつ可動台の動力源ともなるパルスモータ51が固定さ
れ、そのパルスモータ51の回転軸には溝23内に入る駆動
ローラ52が固定されている。この駆動ローラ52は図示の
ように溝23の上側の壁に接触している。駆動ローラ53の
溝23の上側の壁とは滑りがあってはならないので、駆動
ローラ及びガイドレールの材質はそれらの間の摩擦係数
がなるべく大きくなるように選ぶ。可動台3にはまた溝
24内でその下側の壁に接触する弾圧ローラ31が回転自在
に取り付けられている。この弾圧ローラ31は公知の方法
で常時駆動ローラ52側に弾圧され、駆動ローラが常時一
定の圧力で溝23の上側の壁に接触するようにしている。
可動台3には、更に、溝25内に入るガイドローラ32が回
転自在に取り付けられている。駆動ローラ52、弾圧ロー
ラ31及びガイドローラ32は可動台3をガイドレール2上
で安定した状態で移動させるようになっている。
糸引通し機構4は、この実施例では、筬aの隣接する
筬羽b間の間隙cに向って一端が開口するノズル孔42を
有するノズル本体41を備えてなる公知の構造のものであ
る。このノズル孔42は他端43が圧力空気源に接続され、
糸供給口44から入れられた糸をノズル孔42を通る空気の
流れによって筬aの間隙c内に通すようになっている。
可動台3には筬羽位置検出装置の光学的センサ53が筬
羽の下になるようにして固定されている。このセンサは
筬羽bを直接光学的に検知してその検知信号を電気的に
出力できる公知の構造のもでよい。しかしながら、その
取付け位置は、第2図に示されるように、ノズル本体41
のノズル孔42が隣接する筬羽b間の間隙と整合している
とき筰羽bを検出するように決められている。
上記パルスモータ51とセンサ53とは第3図に示される
ような制御回路55に接続されている。この制御回路は、
パルスモータへのパルス信号を発生するパルス信号発生
器56と、パルス信号をカウントするカウンタ57と、パル
スモータ51が回転し始めてからセンサ53で筬羽bの位置
を検出してパルスモータが止まるまでにそのパルスモー
タに送られたパルス信号数と隣接する筬羽bの規定ピッ
チによって予め決められた設定値とを比較する比較器58
とを備えている。
次に動作について説明する。
まず、制御回路55の比較器58には可動台3を筬羽の規
定ピッチ分だけ移動するためにパルスモータ51に送らな
ければならない設定値(パルス信号数)を予め設定して
おく。次にパルスモータ51にパルス信号を送ってパルス
モータを回転させると可動台3は筬aに関して、例えば
第2図で右方に移動する。そしてセンサ53が隣りの筬羽
bを検出した時点でそのパルスモータへのパルス信号の
供与を停止してパルスモータを停止させ、このようにし
て可動台3を1区間間欠移動させる。一方この一区間の
間欠移動のためにパルスモータに送られたパルス信号の
数はカウンタ57でカウントされその値が比較器58に送ら
れて設定値と比較される。そして差が予め決められた一
定の範囲内ならばノズル孔42は間隙cに関して適切に位
置決めされていることになるから、糸引き通し機構を介
してその間隙内に糸を通してもよいことになるので以下
同様にして順次可動台を送って行く。しかし差が一定を
越えた場合には間隙cに関するノズル孔42の位置ずれが
大きすぎるため異常が表示される。したがって筬通し機
の動作サイクルは停止される。この場合は手で調整して
糸の引通しを行った後にまた自動で上記操作を繰り返
す。
このように本発明では筬通し機の可動台の1区間ごと
の移動停止をセンアで筬羽自体を実際に検出して行な
い、そこを基準にして可動台の移動を開始するので筬羽
bに関する、したがって間隙cに関するノズル孔の位置
の適正、不適切を正確に判断できる。
上記の動作をブロック線図で表わせば第4図に示され
るようになる。
また、筬羽の面に例えばごみ、油等が付着してそれを
センサで検知できないで筬羽を飛び越して可動台が移動
する場合でも、パルスモータに送られたパルス信号数が
設定値を大きく越えることになるから、異常表示が行わ
れるので問題がない。
(ト)効果 本発明の筬羽位置検出装置によればセンサで筬羽を直
接検出し、そこを基準としてパルスモータにパルス信号
を送って可動台を送り、そのパルス信号数と設定値とを
比較するようにしたので筬羽に関する可動台の送りの異
常を確実に検出でき、糸の引通しミスを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による筬羽位置検出装置を使用している
筬通し機の一例を示す概略図、第2図は糸引通し機構と
センサとの位置関係を示す図、第3図は制御回路を示す
図、第4図は動作のプロック線図、第5図は筬の一部を
示す図である。 1:筬通し機 2:ガイドレール 3:可動台 4:糸引通し機構 5:筬羽位置検出装置 51:パルスモータ、55:制御回路 58:比較器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筬と平行に移動可能な可動台を有し、その
    可動台に設けられた糸引き通し機により筬の筬羽間の隙
    間に糸を引き通す筬通し機に使用するための筬羽位置検
    出装置において、可動台にはパルスモータを取り付けて
    該パルスモータにより該可動台を移動させるようにし、
    該可動台には該筬羽を光学的に検出するセンサを取り付
    け、該パルスモータ及び該センサには、該パルスモータ
    へのパルス信号を発生するパルス信号発生器と、パルス
    信号をカウントするカウンタと、該パルスモータが回転
    し始めてからセンサで筬羽の位置を検出してパルスモー
    タが止まるまでにそのパルスモータに送られたパルス信
    号数と隣接する筬羽の規定ピッチによって予め決められ
    た設定値とを比較する比較器とを有する制御回路を、接
    続したことを特徴とする。
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